集中力ないもので...
あと僕は定期的に投稿は無理だなぁと思い始めました。どうすればいいんですか⁉
ぎゃあああああああ!
人の気配の少ない学校の中、波は全力で階段を駆け上がっていた。
アイは波の首に手をまわし、静かな廊下や教室、階段の踊り場に張り付けてあるポスターや何かのコンクールの作品などを見ていた。
普段、あまり早く来ないアイにとって話し声のしない静かな学校の風景は新鮮なものだった。
3階までの階段を駆け上がり、後は教室までの廊下を駆け抜けるだけ、その時にはもう波の呼吸は乱れていた。
(あと...あともう少しで教室につく...)
そんな息の乱れた波にアイは不安そうに質問を投げかける。
「...重い?」
「そ!そんなこと!な!ないよ~!」
「ほんとに?でも辛そうだよ?」
「全然!辛くなんか!...ないから~!」
(辛いのはアイちゃんが重いんじゃなくて、全力で階段を上ったからなんだぁあああ)
「あ、教室ついたね!」
「...教室...ついた...」
久々の全力疾走でくたくたになっている時に、後ろから肩をたたかれる。
「水野?1つ聞いていいか?」
「え?...いいけど....ちょ、ちょっと...待って」
「星野さんとはどういう関係なんだ?」
「...ど、どういう関係?昨日初めて話したからまだ関係なんてものは」
「あるよ♥」
「やっぱそうだったのか...抱き合ったりふつうしないよな...付き合ってるならまだしも、『友達』の関係で異性とそんなことしたら周りから『何してんの?』って目で見られるからな。ちなみに付き合ってどのくらいたってるんだ?」
「まだ付き」
「えーっとねー、波くんのノート見ればわかるよ!1回降りていい?」
アイは波の腕から床に足をつけると、波にニコッと微笑む。
「ノート、見せて?」
見ているこちらの頬が緩んでしまいそうな可愛い笑顔。
しかし、他人を意のままにする恐ろしい笑顔でもある。
「見せるの...恥ずかしい」
「でも前見せてくれたじゃん」
「あれは見せたんじゃなくて見られたんだけどなぁ~ははは」
「あはは!そうだね...見せて?」
「お願い!」
顔の前で合掌しながらアイは上目遣いで波をじーっと見つめる。
「う゛...わ、わかった...これで最後...だからね」
鞄からノートを取り出し、アイに手渡す。
ノートを受け取るとアイは「ありがとう」と幼さを感じさせる可愛らしい笑顔を波へ向ける。
「かわいすぎ~!...あ、言っちゃった」
「ん?今なんて言った?」
「水野お前、思ってること口に出しちゃうタイプか?星野さん今コイツ」
「あ゙あ゙あ゙ー!」
「わかった言わない言わない」
「ほんとそういうのやめ」
「かわいすぎ~って言ってました」
「ねぇ゛ー!」
「私が可愛いのは知ってたけど、彼氏に言われたらなんか嬉しくなっちゃうな~」
「水野...やったな!」
「何が⁉」
(え!?彼氏!?え!うぉおおおおお!)
「ぜってぇー内心喜んでんだろ」
「そんなことー...ないよ?」
「あるな。まぁとにかく、ノート見ようぜ」
メルトの言葉にアイは「そうだね」と返し、ノートを開く。
「...水野、やっぱ俺はお前がすごいと再認識した」
「私も~!だってこれ見開き10ページ以上あるよ?」
「よくこんな書けるよな~」
「まじまじと2人にノートを見られている。
(...いざ見られるとなるとめっちゃ恥ずかしい...顔あっつーい!)
1人で恥ずかしくなり1人で公開している波にいきなりアイはド直球な言葉を投げかける。
「今思ったんだけどさ...波くん私のおっぱい大好きだね!」
「それは...」
「あと結構Mだよね?私に迫れれるの好きみたいだしー、お風呂でもいろいろしてるし、学校でもしてるしね...私、波くんから見たらビッチなの?」
「違う!違う!」
「そうかな~?でもたくさんエッチしてるよ?」
「それは...その、なんていうか...」
波は目をキョロキョロしながら何か考えている。
「...?なんていうか...なに?」
「そのぉ...僕が...アイちゃんとシたかっただけです。でも自分で『アイちゃん、シよっか...』って書くの恥ずかしかったから...いろいろ考えた結果...そうなりました」
「ふぅ~ん、つまりどっちにしろ私とシたかった訳だ。私は別にいいけど、近いうちに予定空けて二人で」
「ちょちょちょっと待って!今別にいいって言った...?」
「え?うん...だって結婚するんだから」
「結婚⁉」
「子供とかも欲しいじゃん?」
「子供⁉」
波の脳内はアイの言葉により大混乱状態に陥っていた。
「ででででも、いいい今の年じゃ、ままままだはや、はやいんじゃないかなぁ?」
「でもノートの中ではもうヤってるよ?」
「アワワワワワ....」
終わりそうにない会話にメルトが止めに入る。
「ストップ!ストーップ!とりあえず教室入って落ち着こう」
「そうだね~」
「アワワワワワ....」
フリーズしている波の腕を掴みながらメルトは教室に入れる。
そしてこの時、メルトからはアイがいつもよりニコニコと笑っていて楽しそうに見えた。
「...水野の席は...」
「波くんの席はここだよ」
アイは教室に入りすぐそばにある席を指さす。
「へぜ~、水野1番前だったのか」
「そうなんだよね~、だから授業中はノート書いてないんだよ?」
「じゃあそのノートは」
「休み時間に書いてるね、家でも書いてるのかな?」
「書いてー...ないんじゃないか?勉強してると思う」
メルトは以前数学の授業の際、出題された問題がわからず周りでわかりそうな人を探していた際、波がぼっーとしていることに気づき、教えてもらいに行ったことがある。
まぁ、その時波はしっかり解けていたものの、メルトに話しかけられるとパニくって会話が成立しなかったが...
「それなら勉強は波くんに教えてもらおー!」
「...それいいな!」
(今なら前みたいにパニくることもないしな、たぶん)
メルトは波に勉強面での意味としてきちんと受け取っているが、
アイは『勉強教えてもらう』という口実で波と話すのが目的である。
「波くん起きなさそうだしノートでも読んでよっか」
「最初からじっくり読めるのは今くらいしかない!読もう!」
「おー!」
何分経過しただろうか
「...あれ?まだまだあるね」
「これ見開き10ページってレベルじゃねえぞ...」
波が起きるまでに全部読む気でいた二人だが
「アワワワワワ...ハッ!.....二人ともまだ読んでたの?読みすぎじゃない?」
「「(水野)波くんが書きすぎなんだよ!?」」
読み終わることはできなかった。
学校とか家とかで書いてます。(紙に書いてPCで打ち込んでる感じ)
ときどき塾の自習室でも....ははは
またぼちぼち投稿します。読んでくれる人のおかげで承認欲求満たされます
あと個人的な話ですが、カニカマにも読んでほしいです。