吾輩はルビコニアンデスお兄さん!人とコーラルの行く末を真に憂う者である!   作:ポポァ

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遅かったな …初投稿は不要か…


ドグマ2が落ち着いたので初投稿です。テレポ10000Gは高い。
2周目特典で永久石ぐらいくれよなー 倉庫が狭かったり、ダークアリズンより劣化してる要素多いの酷ない?きちんと面白いゲームなのに要らない不便さが多くて不評なのも否定できないゾ


「捕虜救出」

 コーラルリリース計画。

 コーラルは1カ所でたくさん増え過ぎると、なんやかんや一気に増える性質があり、真空中だとさらに倍率ドン(浅い理解)とのことで。

 惑星内のコーラルを技研の遺産使ってかき集めて、それを宇宙にぶちまけて銀河規模でコーラルまみれにしてやろうぜ! その際にコーラルと意思疎通できる強化人間をハブにして、怪コー波で全人類を無限の闘争に叩き込むことで最高効率で人類の進化を探求しようぜ! という計画らしい(ふんわりとした解釈)。

 セリアがきちんと理解しているから適当でいいと思われたのか、オールマインドによる説明はそこそこアバウトであり、暗躍部隊員A兼C端子の俺は、コーラルへのハブ機能を既に必要十分有しているため、基本的には激レアな脳みそをロストしなければいいとのこと。

 

 

「脳みそさえあればいいって言うけど、どうするの? 人格とか一式データにして引っこ抜くの?」

 

『その通りです。コーラル変異波形セリアとコンタクトが取れたのは僥倖でしたが、それだけでは我々のコーラルリリース計画は為しえません。重要なのはコーラルとの交信能力を持つ特殊な脳波の人間を我々オールマインドに取り込むこと。外部の意思を加えない無作為なコーラルリリース現象では、コーラルに呑まれた人類がどうなるのか予想がつきません』

 

「あっどちらにせよ俺は脳みそからリリースされて電子化されるのね。別にいいか……肉体があると色々面倒も多いし」

 

『軽い気持ちで受けいれるのね……実質一回死ねって言われてるのと変わらないのに』

 

 

 人格のデータ化なんてAC業界では2作目からやってたし、前作のACVDではオペ子が人格データ化し敵として襲い掛かってきた。今更人格引っこ抜かせてねと言われても不思議な感慨深さがあるくらいだ。遂に俺もそっち側かぁ……! みたいな。カットペーストじゃなくてコピーペーストなら生俺とサイバー俺でタッグも組めるし。

 コーラルリリース計画も特に反対する理由は無い。要は全人類にACの対戦を義務化するようなもので、そこにコーラルが絡んでみんなハッピー! どうせほっといても人類は滅びるまで争い、生き残りが頑張って復興したあと余裕が出来たらまた争うのだ。いっしょいっしょ。

 

 

「それで最終目標は分かったけど、具体的な行動方針はどうするの? 技研の遺産とやらの場所は把握しているっぽいけど、俺たちで運用して何とかできるのか?」

 

『要となる技研の遺産……バスキュラープラントは中央氷原の東、惑星封鎖機構の巨大地下施設"ウォッチポイント・アルファ"を越えた地下空間に存在します。そしてそここそが、企業が探し求めるこの惑星最大のコーラル集積点であり、コーラル技術研究の中枢である技研都市が眠る場所なのです』

 

「つまり、自分たちでやろうとしたら封鎖機構と全企業を敵に回すと」

 

『加えて言うと、バスキュラープラントはルビコンの火の影響で都市ごと地盤沈下で落下しています。焼かれて落ちて壊れているだろう設備を復旧するには莫大な資材と人材、金銭が必要です。よって、一旦アーキバス又はベイラムにルビコンの勝者になってもらい、企業の力でプラントを修復してもらいます。プラントは地底のコーラルを汲み上げる専用の巨大設備であり、全コーラルの星外への持ち出しを狙う企業ならば、確実に修復し利用しようとするでしょう』

 

「なるほど。じゃあ俺はこれから何を?」

 

『今は特別やることはありません。現在はアーキバス勢力がやや優勢ですが、封鎖機構が健在である以上今後の勢力図はどうなるか分かりません。いずれはどこかに傾くでしょうが、それまでは我々の戦力を強化するくらいでしょうか。適当な依頼を受けて、経験を積み重ねるのがいいでしょう』

 

『封鎖機構が勝利してしまいそうになったら、私たちの手でアルファにある封鎖機構の指令中枢を破壊することになるわ。普通に負けるだろう解放戦線の依頼で、やり過ぎない程度に企業の相手して腕を磨けばいいんじゃないかしら? 一応まだ解放戦線所属みたいなものだし、どちらかの企業に味方するのは今後困っちゃうかもしれないしね』

 

「そうか……おっアーシルに生存報告がてら依頼あるか聞いてみたら即レスきた」

 

 

 依頼内容は汚染市街に作られたベイラム製インスタント監獄で捕まってる解放戦線メンバーの救出らしい。帥父ドルマヤンを救出するチャンスだ!みたいに書いてあるが本命は最近捕まったツィイーだろう。帥父捕まったの結構前だし。アーシルがツィイー贔屓なのは下っ端連中の間でも有名だ。

 そして頼りになる戦力は輸送ヘリ、以上! どう考えても独断である。帥叔フラットウェルさんの許可は貰ってないのだろう。

 帥父ドルマヤンは年でやる気がなくなったのか、最近の若いモンはと愚痴をこぼしながら若いフレディのモンとホモ活するだけの邪魔なジジイと化してるのに、解放戦線の思想的支柱として古参と脳死な若者から慕われている。フラットウェルさんは脳死でウララーしてハラショーしてしまう連中が嫌いで、きちんと統率された部隊でコスパのいい勝利を積みたいタイプなので、あほあほテロリストを増やすが死なれても困るドルマヤンは捕まったままでいて欲しいだろうからだ。

 でもまぁ……俺には関係ないな! 解放戦線大勝利ルートなんて古代兵器でも発掘しない限りまず無いだろうし、最悪ミッション失敗してヘリが撃墜されても助けるまでも無いメンバーが死ぬだけ。それでベイラムと戦えるならおいしい依頼と言える。

 壁越え失敗の影響で弱ってるベイラムなら大した敵が居ないかもしれないのがマイナスだろうか。

 久々の実戦、大型アップデートを遂げ、インテ(ryを無限周回して鍛えた俺の力を見せてやろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ナイル隊長!!敵AC、止められません!!」

 

「俺が着くまで待て。……小出しにするな、まとめて掛かるぞ」

 

 

 壁越えの大敗の処理が残る中、臨時収容所からの緊急の呼び出しに応じて出撃してみれば、なんと敵は輸送ヘリと護衛のAC単機だという。

 ふざけている。本社の愚かな作戦でヴォルタを失ったことも、イグアスが強化人間手術の副作用で精神が不安定になっていることも、たった一機のACに防衛部隊が蹴散らされていることも。何もかもが上手くいっていない。

 

 

「ミシガンのライガーテイルさえ完成すれば……」

 

「隊長?」

 

「何でもない。揃ったな……ACを狙え、蛮勇の代償は支払って貰う」

 

 

 輸送ヘリを先に落とせばACは逃げるだろう。ここまでやれる敵を始末する機会を逃さない為にも、ヘリは生きたまま足止めし続ける必要がある。

 部隊の一部を敵輸送ヘリの正面方向から回り込ませ離脱を阻止しつつ、タイミングを合わせ前後から挟み撃ちの形で襲撃をかける。

 敵機の姿を視認でき……巨大な銃身が光……

 

 

「輸送機はMT部隊をパージしろ!!」

 

「は……」

 

 

 放たれた強大なプラズマ砲がマウントされたMTごと輸送機を消し飛ばす。それを確認せず輸送機からパージし回避動作に移っていた機体を一気にアサルトブーストで敵機に突撃させる。

 

 

「俺が先に行って奴を止める。MT部隊は各自で追いついてこい。正面に回った部隊は2機だけヘリの正面に残し、逃げようとしたら軽く撃って止めろ」

 

「おお!あっはっはっは!ランク7が出てきてくれるとは嬉しいな!防衛部隊だけじゃ退屈だったんだ……」

 

「……ランク外傭兵だと?これがイグアスの報告にあった貧乏機体の雑魚?あいつには報告書の書き方から教え直してやらなくてはいけないのか」

 

 

 全身オールマインド製フレームに見たことのない大型のENライフル。配布のださいエンブレムは付けている奴を見るのは初めてだ。元の機体は全損し、オールマインドのテスターにでもなったのか?

 敵機がENライフルの排熱を済ませると同時、こちらの4連装ハンドミサイル、12連装垂直ミサイル、2連装高誘導ミサイルが火を噴き敵機に殺到する。

 迫るミサイルに対して敵機は、大型ENライフルの銃口を揺らし、正面から向かって来るミサイル6発を全て撃ち落とした。

 

 

「なんだと……?」

 

 

 続く真上からの12連装垂直ミサイルも容易く避けられ、回避の硬直を狙って放ったリニアライフルは瞬間的に展開されたパルスシールドで防がれた。

 この僅かな時間だけでも容易い相手ではないのを理解させられる。もしもミサイルを撃ち落としたのが偶然でなく、何度でも再現できるというのならミサイルに特化した俺のディープダウンではリニアライフルしか通用する武装が無いということになる。

 パルスシールドを備えた相手にライフル1丁では勝ち目がない。相手にはまだレーザーダガーとレーザーオービットがあるのだ。打開策を探す必要がある。

 精度の確認の為にハンドミサイルをロックせずに撃ち、高誘導ミサイルをロックし撃ったところ、一度クイックブーストを噴かし直後に高誘導ミサイルのみ撃ち抜かれた。さらに垂直ミサイルをACに体を向けたままヘリに向かって撃ったところ、即座に後退。こちらにプラズマ弾を放ちつつ、肩のオービットを展開し上空からヘリに落ちるミサイルを的確に撃墜した。

 

 

「馬鹿な……そのオービットは自動でロックした相手に追従して撃つだけの機能しかなかったはずだ」

 

「こいつの制御系は神経工学由来だ。だったら工学的に神経に直結すれば好きに動かせるのも道理だろう?」

 

 

 後退した勢いのまま左腕部のレーザーダガーを背部に向けて展開、振り向くこともせず後ろ向きに、ヘリの確保に回していた2機を切り捨てた。

 

 

「逃げるつもりなどもとよりない……俺は残ってお前らを全滅させるさ。その為だけにここに来たんだ」

 

 

 動き出したヘリの進路を守るようにパルスプロテクションを設置。こちらの攻撃をあしらいつつもオービットとENライフルで飛行部隊を一掃。……この段階で既にヘリを落とせるのは俺だけになった。

 落とすべきはこのAC。ヘリは逃がそうが所詮中身は貧弱な戦士気取り共と気力の尽きた置物だ。ベイラムの障害には成りえない。

 撃ち合いでは勝てない。凄まじいまでの思考速度と精密操作による守りの堅さ、賭けにでなければ順当に削りきられて負けるだろう。

 狙うはミサイルの迎撃が間に合わない至近距離での一息の決着。明らかに重量過多な大型ENライフルの取り回しの悪さを狙う。

 後続のMT部隊に建物を壁にしながら牽制射撃をばら撒くよう指示を出し、垂直ミサイルの発射と同時にアサルトブーストで一気に接近。相手の回避行動の先に慣性を乗せたミサイルを叩き込もうとした瞬間、横に回避したはずの敵機が目の前にいた。

 

 凄まじい衝撃が機体を襲い、混乱した頭が状況を把握する前に腕が勝手にパルスアーマーを起動する。

 何だ? 何をされた? 大量のエラーをモニターが映し出し、現在の自機が背部に大ダメージを受けた上で、両足を切られて仰向けに倒れていることを理解する。

 パルスアーマーが途切れ、正面には漏れ出たエネルギーで青く輝く巨大なライフル。

 

 

「……パルスシールドが過負荷で壊れているな。ミサイルを撃つ瞬間のハッチにシールドを合わせて誘爆させたのか」

 

「冷静だな。流石はレッドガンの副長……あとでアリーナで復習させて貰うとするか。じゃあな」

 

 

 残存部隊全員に撤退命令を出し、ミシガンに戦闘ログを送信する。目の前の銃が変形し、さらに輝きを増し――




最後のシーンは垂直ミサイルを避けつつ2段QBで接近、シールド張って高誘導ミサイルを誘爆させたらその勢いで突っ込んできたので正面衝突。
咄嗟に頑張ってダガーで天槍足の細い下腿を切ったらパルスシールド展開されたので、ダガーとオービットでぺちぺち剥がし、KRSW溜め1だとダメ足りなさそうなのでチャージ待ってました。
ヘリの前方に回り込んで失礼剣したときとか、最後のKRSW溜めてるときとかMTに結構撃たれてるのでリペアも使ってたり。ナイルが勝負を急いだのは耐久しながらMT撃破を優先してたからですね。
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