吾輩はルビコニアンデスお兄さん!人とコーラルの行く末を真に憂う者である!   作:ポポァ

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罠を仕掛けておいてあっさり初投稿とはな 使えない連中だ。

感想評価誤字報告ありがとうございます。まだエタって……無い!モンハンでるまでが勝負やんな



「砲台輸送阻止」

封鎖機構の戦力つかみ取り大会から数日後。

 ソシャゲーのサービス終了確定後のヤケクソ無料ガチャ並みにおいしい収穫イベントで大活躍した特別ボーナスとして、新パーツの開発権……というか、技術力が大きく向上するしせっかくなので何か試しに作ってあげるからアイディア出してみてよとのことだ。

 ワァオー! 俺は歓喜した。明らかに鹵獲に向いてない武装で頑張った甲斐はある。

 

武器腕Wブースター。却下。

両肩パイルバンカー。却下。

大爆発する特攻用オービット。却下。

内装をオミットした装甲オンリーヘッド。却下。

相手にこびりついて重量過多にする重金属ペイントガン。無理。

武器腕Wパイルバンカー。却下。というか武器腕が駄目らしい。

頭から大型レーザーブレード。却下。

火炎放射オービット。確実に自機を焼くので却下。

5連装ガトリング。持てる腕が無いので却下。

鉄骨。なんで?

 

 

 全然ダメじゃん。無難な武器しか採用されないなら他社の既製品使えば済むんだが? そのときキミは美しいという名文を知らないのかよとゴネてみたが、人類を導くAI様は浪漫を理解できるほどの性能が無く採用はされなかった。

 

 

『むしろあなたはパイルバンカー4本担いで何処に向かうつもりだったの? 鉱山?』

 

『自殺しに行くのでしたら脳髄だけは置いて行ってください。我々は真面目な意見を求めています』

 

「レーザーライフルとプラズマライフルを丸ごとくっ付ける奴には言われたく無いが。右腕だけ関節の負担えぐかったんだが?」

 

 

 ぐちぐちと駄弁りながらも封鎖機構のデータを精査し、AC向けにどう転用するかをみんなで相談する。

 ACパーツ設計に必要な知識.zipを直接脳にコピペしてもらい、実践できるよう研修中なのだ。自分の知識経験を積み上げ各種設計ができるようになれば、あんなもの(ソルディオス)だって浮かべ放題ってわけよ。いつか壊れたストライダーからアイボールを回収し、ルビコンの空に浮かべてやりたいものだ。

 

 

『そういえば、解放戦線から新しい依頼が来ていました。先に依頼の内容を言ってしまいますが、アーキバスが制圧した"壁"の防衛力強化の為、大量の設置砲台を配備するようです。ベリウス北西にある拠点で輸送の準備をしているようなのでこれを襲撃、砲台を積んだ輸送ヘリを撃墜して欲しいそうです』

 

「基地強襲ね……まあ輸送ヘリ破壊なら楽勝だな。攻撃避けないし耐えないし」

 

『そういうこと言ってるとロクな目に合わないわよ。映画でも定番の流れだし』

 

 

 俺の脳内で俺の知らない間に映画見るな*1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こちらアーシル。依頼を受けてくれてありがとう……と言いたいところだが、早速問題が発生した。こちらの動きが漏れていたらしく、襲撃予定の基地から全ての輸送機が発進してしまっている。幸い進路は把握出来ていて、何とか一度は接触できそうだ。可能な限りで構わない、輸送機を落として欲しい。検討を祈る」

 

 

 話が……違うっすよ……(RD)

 と言いたいところだが、の辺りでお前には死んでもらうと来るかなと期待したのだが、流石にそうはならなかった。偽りの依頼で失礼するのは現地に到着してからがお約束だしね。

 

 

『人間の情報管理などその程度でしょう。こちらのガレージヘリを落とされるわけにはいきませんし、適当な場所で降ろすので自分で向かってください』

 

 

 AC業界で機密を守り切るなんてできるわけ無いだろ歴史をご存じない?

 ヘリからぽいっと投下され、何時もなら戦闘モード起動しますとなるところだが、今回はそのまま通常モードで接近だ。ムービー中だけブースト無限でかっとぶアレである。

 

 

「今気づいたんだけどさ……なんか右手のバズ魔改造されてね?」

 

『先日得た貴重な戦闘データをフィードバックした結果です。嬉しいサプライズというやつですね』

 

『なんでいきなり実戦に持ち込ませるのよ。銃剣折ったのそんなに気に食わなかったわけ?』

 

「右腕スゲー重くなってんだけど! 出撃直前に差し替えやがったな!? お前ほんとは俺の事殺そうとしてねぇ!?」

 

 

 前回に引き続きマインドαに乗ってきたのだが、バズーカの先っちょの銃剣が見覚えのあるパルスブレードに差し変わっている。

 これなら折れねーだろと言わんばかりに強引に取り付けられたそれは、銃の重心を先端に寄せまくっており、非常に取り回しに難があるのがブースト吹かしているだけで分かる。

 どうやら輸送機落とすだけだっつって一番舐め腐ってるのは傭兵サポートAIだったらしい。辞めたらその仕事?

 

 

『どうするのよ。どうせ輸送機狙うのバレてるんだから護衛とかいるんでしょ?』

 

「この流れはACだな。間違いない、俺は詳しいんだ」

 

『敵輸送部隊を確認。護衛はランク20 V.Ⅴ ホーキンスとランク16 V.Ⅷ ペイターです』

 

「ごらんのあり様だよ。戦闘システム起動」

 

 

 こちらの接近に対し、即座にヘリからパージされ迎撃に出てくる2機のAC。アーキバスの精鋭、新型強化人間を集めたヴェスパー部隊の5と8だ。

 

 

「やれやれ、見え見えの罠なんだから諦めてくれれば楽できたのにねぇペイター君」

 

「はっ傭兵を使えば失敗しても無料で済みますし、そんなものでは?」

 

「使い捨てられるには羽振りのいい装備……いや何か変だな? まぁいいか、ペイター君迎撃開始だ」

 

 

 アリーナを遊び倒したお陰で相手の装備構成は暗記できている。

5番がプラズマライフルとレーザーブレードにプラズマキャノンと6連プラズマミサイル。

8番がパルスライフルとパルスブレードにパルスキャノンとパルスバックラーだ。

両機から放たれる弾幕を、僅かに装甲を削られながらも潜り抜け、先頭を飛ぶ輸送機の翼にバズーカを叩き込んで1機撃墜。

 挟みこむ様に立ち回るヴェスパー2人から、輸送機が障害になるよう誘導しながら爆導索やプラズマ機雷、パルス銃ブレードなども使い輸送機を墜とし続け、残り3機となったところで何となく話す空気*2になり一旦止まる。輸送機は逃げてくが7割落としたしもう十分仕事達成と言えるだろう。

 

 

「いやーまいった。ただの鉄砲玉かと思えば凄腕じゃないか。……君、強化人間だね?旧世代型の生き残りは全員把握できている。突然湧いて出た、おそらく未知の新型……話を聞かせて貰わないといけなくなってしまったよ」

 

「……何も答えることはないベイ。全てはあのお方の計画ラム……!」

 

「第5隊長殿。おそらく彼はベイラムの関係者ではないかと思われます」

 

「ペイター君!? いや、もう倒して連れていこう! 戦闘再開だペイター君!!」

 

 

 気を取り直して戦闘再開。会話する空気になった時点で、「次も敵とは限らんだろう……」みたいな感じでムービー撤退させてもらえないかな~と思ったがやはり駄目だった。ベイラム最低だな。

 機雷や爆導索をばら撒き、バズーカの近接信管も利用して敵機の接近を許さないよう戦う。大して速度も出ない上に右手が重いこの機体では張り付かれるほうが辛い。

 中距離戦なら強化されまくった知覚能力で対応できるが、弾丸より速く機体が動ける訳ではないので見てから避けるにも限度があるのだ。

 

 

「攻撃のタイミングを読んでブースターの制御でFCSのロックをずらしてるのか。尋常じゃないなあ……ペイター君はどう思う?」

 

「はっ! 最新型の私と互角に戦えている時点で、旧世代型達にしてはよくやっていると思います!」

 

「うん……うん!? 今"達"って言わなかったかい?」

 

「?? 気にしておられたのでしたら申し訳ありません。ですが、旧世代型にも旧世代型なりの良さがあるかと……多分」

 

「いやそっちじゃなくて……うわっ」

 

 

 急にガバガバになった連携の隙を突いて一気に接近、若干射程が長くなった右手のパルス銃ブレードで着☆剣。

 咄嗟に真後ろに下がって避けようとする敵機。切っ先(パルス先?)がコアの表面を削る刹那を見切り、バズーカのトリガーを引く。

 爆発。コアをいくらか損傷しスタッガーするV.Ⅴ機と右手が無くなりスタッガーする自機。発射したバズーカの弾頭がブレードと干渉し即起爆、バズーカと手が吹き飛んだようだ。

 マニュアル操作でACSをカットし強制起動。ブレードで仕留めに来たペイター君にプラズマ謎玉を叩き込み、安心サポートAMプラン24hのお客様相談に全力コールする。お宅の産廃武器で死にそうになってるんですけど!!!

 

 

『緊急の通信です。結論から言いますがそのあたりの地方数百kmは爆散して無くなります。速やかに退避してください』

 

「は!? ガバ襲撃からのガバ武器自爆で終わってんのに地方までガバってんのかよ!! あ、ベイ」

 

「第5隊長殿。コーラル活動観測チームから、ウォッチポイントデルタで大規模なコーラル逆流反応とともに、ここ北西ベイエリア地下で異常な数値のエネルギー反応が見られるとのこと。つまり爆発しそうという事です」

 

「今日は厄日だねぇ……!! そこの傭兵君今日はもう解散だ!ペイター君行こう、今なら輸送部隊に追い付けるだろう」

 

 

 ブーストを噴かし去っていく2機。右手が無くても何とかなりそうではあったが、別に恨みがある訳でもないので解散なら解散で構わない。こちらも通常モードに切り替え、離れた場所で隠れていたガレージヘリに向かう。

 

 

「クレームのメールを大量にコピペしてポンコツAIに送りつける仕事も残っているしな。やっぱり武器はテスト大事よ。無難な武装が出回ってるのは結局一番優秀だったからなんだろうな」

 

『破綻した設計の妥当な末路だったわね……』

 

「全くだ。でもパイルバンカーなら干渉も無いだろうし、多分勝ってたと思うんだよね。バズーカ側の再設計からだな……!」

 

『えっ』

*1
どこでもシアター見放題プラン

*2
イベントムービー挿入




レムナント2にドはまりしてたり影の地行ったりTFDやってたりしたら爆速で時間が過ぎてたゾ

ウォ~~~~チッチッチ(幻聴)でおなじみのスッラが621に敗北し、ウォッチデルタからコーラル逆流、オールドンマイのスッラチャートが崩壊しました。
フィリクス君がいなければ輸送部隊を狙う余裕なんて無く、輸送の早送りは無かったので基地ごと吹っ飛んでたかもしれない。
まぁ本編で北西ベイエリアなんて全く絡まないので、消失したことさえさらっと流されて終わるんだけども。
結果的にスウィンバーンさん家に砲台がちょっと増えます(ALT)が、誤差だよ誤差
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