破壊者と幻想の道標   作:鉄線攻種

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最初に言っておく!今回もクウガは小野寺クウガだ!

漫画版クウガをよろしく!




幕間 名前のない世界

 

 

沈みかけた太陽がオレンジ色に照らす港で、仮面ライダークウガが怪人軍団と戦っていた。

クウガの活躍によって、当初は十体以上いた怪人軍団は今や四体にまで減っている。

残る怪人はハサミジャガー、タイホウバッファロー、ウィスクラーケン、オウルオルフェノク。まるで統一性のない連合軍のようだった。

 

 

クウガ「でやあああぁぁぁッ!!」

 

ハサミジャガー「ギャァァァッ!!」

 

 

《マイティキック》を受けたハサミジャガーが爆散する。

着地の隙を狙ったウィスクラーケンの投げた槍が襲いかかるが、クウガは難なく跳躍して回避し、反撃のキックをお見舞いする。

 

 

ウィスクラーケン「…!!」

 

クウガ「超変身ッ!!」

 

 

ドラゴンフォームに超変身し、ウィスクラーケンの槍を拾ってドラゴンロッドに変える。タイホウバッファローの砲撃を躱しつつ前進し、《スプラッシュドラゴン》をウィスクラーケンに叩き込んだ。

ウィスクラーケンの爆散を横目に、オウルオルフェノクとの距離を詰め、再び《スプラッシュドラゴン》を放つ。オウルオルフェノクが最後の悪あがきとばかりに毒ガスを噴出させ、爆散した。

毒ガスを後退して回避し、残ったタイホウバッファローと対峙する。

 

 

クウガ「あとはお前だけだ!!」

 

タイホウバッファロー「おのれぇッ!!」

 

クウガ「はぁぁッ!!」

 

 

タイホウバッファローの放つ砲弾を回避し、時にドラゴンロッドでいなしながら突撃する。

砲弾を跳躍して回避すると同時にマイティフォームに戻り、《マイティキック》を放つ。頭部を貫いたその一撃で、タイホウバッファローは爆散した。

安全を確認すると、クウガは変身を解除する。

 

 

ユウスケ「ふぅー…」

 

???「お疲れ様~ユウスケ!」

 

ユウスケ「ありがとう、キバーラ」

 

 

白い小さなコウモリ───キバット族のキバーラがユウスケの周囲をくるくると飛び回る。

相変わらず正体不明の存在だが、それでも彼女は旅の仲間である。

 

 

ユウスケ「なあキバーラ、本当にこの世界のこと分からないのか?」

 

キバーラ「分からないものはしょうがないでしょ~?ディケイドもディエンドも鳴滝様も行方不明だし~」

 

ユウスケ「そっか…士たち、どこに行っちゃったんだろうなぁ…」

 

 

今回訪れた世界は、今までとは違って妙に古めかしい世界だった。中世的というのか、ファンタジックというのか。光写真館を出た瞬間、RPGゲームのような城下町が広がっていた。

奇妙なのは、人の気配がまったくないこと。この港も、ここに来るまでも、ずっとそうだった。「この世界は壊滅した」、そうとしか言いようがなかった。

なのに怪人たちは至る所に蔓延っている。それもショッカー怪人から、ゴルゴム怪人、グロンギ、オルフェノク、ドーパントetc…と、見境がない。

怪人たちに滅ぼされた世界なのか、元々こういう世界なのか、正しい答えはまだ見つからない。人の姿はないながらも世界観だけは保たれており、ユウスケたちに不気味さを印象づけた。

 

 

キバーラ「ま、そう簡単に死ぬようなヤツじゃないし大丈夫じゃない?生きてりゃいつか会えるわよ」

 

ユウスケ「そうかもしんないけど……気が長いなぁ。まあ考えても仕方ないか。よし、写真館に戻ろう!」

 

キバーラ「レッツラゴー♪」

 

 

兎にも角にも、今は拠点である光写真館への帰路に就くことにした。

だが、この世界がそれを簡単に許すほど甘くはない。

 

 

???「待たれぇい!!」

 

ユウスケ「えっ!?」

 

キバーラ「何何!?」

 

 

突如投げかけられた声。二人が辺りを見回してもその姿はなく。

 

 

???「我は此処にあり」

 

キバーラ「ユウスケ、上よ!!」

 

ユウスケ「うえっ!?」

 

 

キバーラの言葉通り見上げた先、崩れかけの灯台の上に、全身忍者装束の男がマフラーをなびかせて立っていた。

見えているのは目元だけだが、その眼差しは猛禽類のように鋭く二人を見据えていた。

 

 

ユウスケ「え、あれって…」

 

キバーラ「ニンジャってやつね!!カッコイイわ~」

 

ユウスケ「そうじゃなくて!!まだこの世界にも人がいたんだ!!」

 

 

ユウスケが灯台の足元へ駆け寄り、忍者へ呼びかける。

 

 

ユウスケ「何でそんな恰好してるのか分からないけど、もしこの世界のことを知ってるのなら教え───」

 

忍者「ムンッ!!」

 

ユウスケ「ておわぁッ!?」

 

キバーラ「ユウスケ!?」

 

 

突如忍者が放った鋭利な刃物。咄嗟に飛びのいたユウスケがそれまでいた場所に突き刺さっていたのは、黒い羽根だった。

 

 

ユウスケ「な、何すんだよ!?」

 

キバーラ「危ないじゃない!!」

 

忍者「ふむ、さすがは仮面ライダークウガにキバット族のキバーラ…この程度の不意打ちは避けるか」

 

ユウスケ「…ッ!?」

 

キバーラ「…あなた、本当に何者?」

 

忍者「我が名はクライ。見ての通り忍者である。悪いが、ひとつお相手してもらおう」

 

 

忍者・クライの姿が、全身真っ黒のカラスの怪人に変わる。カラスの顔を模したヘルメット状の頭部が夕焼けに照らし出された。

 

 

ユウスケ「…そういうことか。てっきりタカか何かかと思ったけどカラスだったんだな」

 

クライ「しからば?」

 

ユウスケ「変身!!」

 

 

クウガに変身し、クライと対峙する。

両者睨み合うこと数十秒、やがて同時にその足を踏み出し───

 

 

???「そこまでです」

 

クウガ「へっ!?」

 

クライ「ムッ…」

 

 

突然の制止の声。

つんのめったクウガが転びそうになり、何とか踏みとどまった。

 

 

クウガ「今度は何だ!?」

 

クライ「え、エル様…」

 

キバーラ「エル?」

 

 

クウガたちの前に凛とした姿勢で現れたのは、仮面ライダーイクサだった。

両者の間に割って入ったイクサは、キッとクライの方へ顔を向ける。

 

 

イクサ「クライ。こんなところで遊んでいたんですね」

 

クライ「ムッ…」

 

クウガ「お、お前…仮面ライダー…!?」

 

イクサ「あ、初めまして、ですね?私はエルネード・バラドリエーフ。どうぞお気軽にエル、とお呼びください」

 

 

そう言ってイクサが変身を解除し、軍服の少女の姿が現れる。

クライも人間態に戻ったのを見て、クウガも変身を解いた。

 

 

ユウスケ「…ええと、エルさん?この世界のこと知ってるのか…?」

 

エル「この世界ですか?ここは、私の世界です」

 

クウガ「へ…?」

 

 

さらり、と。いともあっさりと返されて面食らうユウスケ。エルは「それが何か?」とでも訴えるような表情だ。

エルはうーん、と何かを考えるような仕草と共に言葉を続けた。

 

 

エル「まあ、もう滅んでしまいましたが」

 

ユウスケ「お、おい…なんか当たり前みたいに言ってるけど、この世界…滅んだって…」

 

エル「それがどうかしましたか?」

 

ユウスケ「自分の世界だったんだろ…!?悲しくないのか!?」

 

エル「それが、どうしたっていうですか…?」

 

キバーラ「…エルちゃん?」

 

 

ふと。ほんの一瞬だけ。エルの視線が落ちた。

それに気づいてか、キバーラがいつになく落ち着いた優しい声でエルに語りかけた。

 

 

エル「…何でしょう?」

 

キバーラ「純粋な疑問よ。この世界が滅んだ時……あなたは、どこで何をしていたの?」

 

エル「……ッ!!」

 

 

一気に、まるで堰を切ったように、エルの表情が苦々しいものへと強張った。唇を噛み締め、眉をひくつかせる。

 

 

エル「…それは本当に純粋な疑問ですか?」

 

キバーラ「さあね?言っておくけど私はユウスケみたいに甘くはないわよ?」

 

ユウスケ「どういう意味だ!?」

 

キバーラ「で、どうなの?質問に答えてちょうだいな」

 

エル「…ふ、ふふふ…質問を返しますが、世界が滅んだ時…私が何をしていた思いますか?」

 

 

含み笑いの後、キバーラにそう返す。

キバーラは小さな羽をひねってうーん、と唸る。

 

 

キバーラ「そうねえ…なすすべなく、倒壊寸前の小屋の隅っこで震えてたとか?」

 

エル「不正解です」

 

キバーラ「最後まで剣を握って抵抗し続けた?」

 

エル「不正解です」

 

キバーラ「えぇ~もうお手上げよ~!手ないけど。で、正解は?どうなのエルちゃん!」

 

 

くるくる、ばさばさ、と旋回飛行して降参を示したキバーラ。

ユウスケの頭に留まり、エルの正解発表を催促した。

 

 

エル「正解は───」

 

キバーラ「正解は?」

 

エル「───ふっ、ふふ…」

 

キバーラ「?」

 

エル「ふふふ…は、あはははは!!ははははは!!」

 

キバーラ「あ、あら?」

 

ユウスケ「ええ!?どういうことこれ!?」

 

エル「───ああ。まさかこんな所で、こんな気分になるとは思いませんでした。クライ、引き上げますよ」

 

キバーラ「ちょ、ちょっと!?」

 

クライ「しかし、エル様…」

 

エル「…もういいです、勝手にしなさい。遊びたいのならどうぞ。私は引き止めません」

 

クライ「…そのお言葉に甘えて」

 

ユウスケ「ッ!!」

 

 

結局正解発表はしないまま、ホールへと消えてしまったエル。

残されたクライが再び怪人態となり、二人の前に立ちはだかる。

 

 

クライ「今度こそ…尋常に、勝負!!」

 

ユウスケ「よく分からないけど…やるしかないな。変身ッ!!」

 

 

再戦。クウガの拳と、クライの趾状の腕が交錯する。クウガの拳がクライの頬を、クライの鉤爪がクウガの肩部をかすめる。

直後にクライが突き出した左腕がクウガの腹をぶち抜き、吹っ飛ばした。

 

 

クウガ「ぐッ…!!」

 

クライ「いくぞ!!」

 

 

クライの背中から黒く巨大な羽根が生え、飛び上がる。

上空から撃ち込まれた無数の羽根が次々と炸裂し、爆風がクウガを包み込む。

 

 

クウガ「ぐぁッ…ば、爆弾…ッ!?」

 

クライ「…クッ。打ち止めかッ…ならば…」

 

クウガ「お前アホだろ!?」

 

クライ「受けてみよ、我が奥義!!黒翼蹴撃(ブラックウイングシャフト)!!」

 

クウガ「その技名アウトブファァッ!?」

 

 

クライの放った急降下蹴りが、ツッコミで隙が生じたクウガに直撃。地面を数バウンドし、最終的にきりもみ回転しながら海に落ちた。

 

 

クライ「上がってこい古の戦士!!水落ちでの勝利など我は認めん!!」

 

クウガ「ゲホッ、ゲホッ…はぁー…好き勝手言ってくれるな、お前…」

 

 

クウガは何とか陸へ上がるが、溜まったダメージは多大。制空権を握るクライ相手にマイティフォームでは分が悪いが、周囲に使えそうな武器はない。

ドラゴンフォームに超変身すれば追いつくことはできるだろうが、低下した攻撃力ではクライにダメージを与えることはできない。

 

 

クウガ(どうする…何か武器は…)

 

クライ「クラァァッ!!」

 

クウガ「ぐあぁッ!!」

 

 

凄まじいスピードから繰り出される四方八方からの連続攻撃に翻弄される。

とにかく今はこれ以上のダメージを抑えなければならない。

 

 

クウガ「ッ、超、変身ッ!!」

 

クライ「ムッ…!!」

 

 

タイタンフォームに超変身し、突出した防御力でクライの猛攻を耐え続ける。

犠牲として機動力が失われるが、今は逆転の策を探り出すのが先決だった。

 

 

クウガ「お、お前ッ…何で俺と戦う…!?戦う理由があるのか!?」

 

クライ「理由?そんなもの言うまでもなかろう……戦だ。戦とは命の獲り合い。強者と望むそれこそ、我が生き甲斐!!」

 

クウガ「殺し合いが生き甲斐って、何言ってんだお前!!」

 

クライ「理解されなくとも構わん。我は我の道の往く」

 

クウガ「グッ…くそッ…うおおおぉぉッ!!」

 

クライ「グオゥッ!?」

 

 

半ばやけくそ気味に放った右ストレートが、クライの頬を殴り抜いた。

今度はクライの方がきりもみ回転しながら海へ落ち、入れ替わりに姿を消していたキバーラが現れる。

 

 

クウガ「キバーラ!?どこ行ってたんだ!?」

 

キバーラ「ユウスケ、これ使いなさい。負けちゃ許さないわよ?」

 

クウガ「ッ!? こ、これは…キバーラ、まさかこれを探しに…!?」

 

キバーラ「さぁねぇ~?」

 

 

キバーラが小さな体躯で一生懸命抱えていたもの。それは、何とも原始的な木製のボウガンだった。

クウガにそれを手渡すと、ヒラヒラと何処かへ飛び去って行った。

 

 

クウガ「…ありがとう、キバーラ。さあ、上がってこいクライ!!水落ちの勝利なんて認めないぞ!!」

 

クライ「クッ…クククッ…それでこそ…クァァァーッ!!」

 

 

間欠泉と見紛うような水しぶきをあげて海中から飛び出してきたクライが、先ほどよりも増したスピードでクウガの周囲を旋回する。タイタンフォームの攻撃力と防御力を警戒し、一撃離脱の戦法ととったようだ。

クウガはボウガンを構え、極めて冷静に、ペガサスフォームへと超変身する。それと同時に、手に持つボウガンがペガサスボウガンに変化した。

 

 

クウガ「……超変身」

 

クライ「姿が変わったところで我のスピードには追いつけん!!」

 

クウガ「………」

 

クライ「クァッ!!クァァッ!!」

 

クウガ「うッ…くぅッ…!!」

 

 

クライが周囲を飛び回りつつ時折放つ鋭い爪による一撃を、クウガは必死に耐える。

勝機は一瞬。その一瞬を見逃さない力を疾風の如く邪悪を射抜く戦士(ペガサスフォーム)は持っていた。

 

 

クウガ「そこだぁぁぁッ!!」

 

クライ「…ッ!?」

 

 

クライの位置を正確に狙った《ブラストペガサス》が放たれる。クライのスピードと同等かそれ以上の速度で放たれた不可視の矢が、黒い翼を貫いた。

 

 

クライ「……お、お見事ッ…!!」

 

 

墜落したクライが爆散した。それを見届けたクウガが、何も言わず変身を解除する。

 

 

キバーラ「おっつかれぇーユウスケ!! …って、どうしたのぉ?」

 

ユウスケ「…何でもないよ。強敵だったなぁ、って思っただけ」

 

キバーラ「ふぅ~ん…?」

 

ユウスケ「………」

 

キバーラ「…戦いたくなかったな、とか思ってなーい?」

 

ユウスケ「えぇ!?お、思ってないよ!!なんで、そんな…」

 

キバーラ「あいつは悪ーい怪人よ?倒さなくてどうするの?」

 

ユウスケ「そういう奴には見えなかったけどなぁ…あのエルとかいう上司っぽい女の人も」

 

キバーラ「あのねぇ…もう、教えてあげるわ。彼らは悪の組織『F.o.D』よ。すべての世界を、とかいう大きな規模で悪事を働いてるのよ?」

 

ユウスケ「そ、そうなのか…?あの人たちが…?」

 

キバーラ「そもそも倒してからそんなこと言っても仕方ないわよ?」

 

ユウスケ「うぐ」

 

キバーラ「見た目で判断しちゃダメ。私がいい例でしょう?」

 

ユウスケ「…ゴメン、それは分からない。キバーラは見た目通りだと思う」

 

キバーラ「あ、ひっどーい!!もうユウスケなんて知らない!!」

 

ユウスケ「き、キバーラ!?ゴメン、ゴメンって!!」

 

 

ユウスケの言葉に機嫌を損ねたキバーラが一人で飛び去ってしまう。

それを追いかける形で、ユウスケは光写真館への帰路に就く。

 

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

 

キバーラ「たっだいま~」

 

ユウスケ「ただいまー」

 

夏海「お帰りなさいユウスケ、キバーラ」

 

栄次郎「ああ、お帰り。お茶、入ってるよー」

 

 

光写真館へ戻ったユウスケとキバーラ。崩れ落ちた城に見下ろされる石造りの城下町の一角に、光写真館はあった。

出迎えたのは光夏海と、その祖父の光栄次郎だ。

 

 

夏海「それで…二人とも、この世界のこと何か分かりましたか?」

 

ユウスケ「いや…ここが怪人だらけなのと……既に滅んだ世界、ってことしか分からなかった」

 

夏海「そうですか…やっぱり士君がいないと何をすればいいのか分かりませんね…」

 

キバーラ「それも、もう済んだみたいよ?」

 

夏海「へ?それってどういう…」

 

栄次郎「うーん…?」

 

夏海「あれ…おじいちゃん、どうかしたんですか?」

 

 

突然唸り声をあげた栄次郎の元へ集まる二人と一匹。

カメラの周りをウロウロする栄次郎に首を傾げる。

 

 

ユウスケ「あのー…一体何が?」

 

栄次郎「うん?ああ、なんかね、カメラの調子がおかしいみたいなんだ」

 

夏海「おかしいって、どういうことですか?」

 

栄次郎「背景ロールを下ろしていないのに、ファインダーから覗くと見たこともない背景が写ってるんだよ」

 

ユウスケ「そ、それって…」

 

 

すべての視線が背景ロールに集中する。確かに今は背景ロールが下ろされていない。ファインダーから覗いても、白い壁しか写らないはずである。

 

 

キバーラ「もう下ろしちゃいましょ!!えいっ!!」

 

夏海「あっ、キバーラ!?」

 

栄次郎「おお!?」

 

 

キバーラが背景ロールを引っ張り下ろす。

ガラガラ、と音を立てて落ちてきた背景ロールに、三人は目を丸くして釘付けになった。

 

 

栄次郎「これは…」

 

夏海「これは…次の世界へ繋がったってことでしょうか…?」

 

ユウスケ「何だこれ…?」

 

キバーラ「何、何?何が写ってた~?」

 

 

キバーラも三人の元へ戻って背景ロールを確認する。

 

 

 

 

 

そこに描かれていたのは、大雨の夜の街。虚空に走った道路と、飛び交うミニカー。

 

 

────そして、赤い車を背に立つ戦士のシルエットだった。

 

 






まあ僕はまだ読んでないんですけどね!

そして今頃になってキバーラのおもちゃがプレバン限定で発売されていたことを知りました。
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