D&D5eリプレイ「トロルスカル通りの事件簿」   作:山本黒壱

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第8話「五百年の孤独」①

DM

 トロルスカル通りの事件簿 第8話『五百年の孤独(1)』

 お時間になりました

 

ネオン

 よろしくお願いしますー

 

プリエラ

 よろしくお願いしまーす!

 

DM

 しばしインターバルを置いて第8話開幕です。キャンペーンも終盤に突入

 

ネオン

 長く続いたキャンペーンも終わりか……

 

DM

 レベルアップとコマの修正はお済でしょうか

 

ネオン

 うい!

 

プリエラ

 あ、ちょっと治ってないとこあります!

 なおしておきます~ 呪文は確定してます!(カートマンサーは宣言通りカンジャーエレメンタル)

 

アレクシア

 だいたいOK

 

 

 

レベルアップ概要

 

ネオン

 レンジャー6/クレリック2→3

 クレリックのレベルが上がり、2レベル呪文のバリエーションが増加。

 アイテムでレイピア(ウェポン・オヴ・ウォーニング)とアミュレット・オヴ・ザ・ディヴァウト+1を売却してセンチネル・シールドとグラマード・スタデッドレザー、ブーツ・オヴ・エルブンカインド、アミュレット・オヴ・ザ・ディヴァウト+2を購入。

 

アレクシア

 アーティフィサー8→9

 特徴:秘術ショック(【知力】修正値回まで、自分やお供のダメージ+2d6または味方のHP2d6回復)、3レベル呪文が追加。

 

 

プリエラ

 ウィザード8→9

 5レベル呪文スロットを獲得。

 

 

 

DM

 それでは

 

アレクシア

 オルガの同調切って黒竜の闇灯を同調

 

DM

 ありがとうオルガ

 

ネオン

 お疲れ様オルガ……

 

プリエラ

 オルガ……動かなくなってもちゃんとトロルスカル亭には飾ってあるし、プリエラが毎日はたきでホコリを落としてるよ

 そいえば同調枠1つ空いてるんだ

 

DM

 オークションから5日程、月が替わって、フレイムルール月1日

 

DM

フレイムルール月1日: 創立者記念日

 この日はウォーターディープの創立を記念する祭日である。凱旋競技場では幻術魔法によってウォーターディープの歴史が年代順に展示され、また衛兵隊その他の腕自慢による演武も行なわれる。水商売の店の多くでは創立者記念日の仮装コンテストが開催され、歴史上の人物の衣装をうまく再現して着用した者に賞品が贈られる。

 

ネオン

 歴史上の人物、か……

 

DM

 ということで、凱旋競技場に来てるってわけ

 

アージュ

「わたし、実際に足を運んだのは初めてです、アレクシア様」

 

アレクシア

「私もそう何度も来たわけじゃないね」

 

プリエラ

「トロルになれ……ってこと!?」

 

ネオン

「…………」前回のリリスカリスとの対面以降、何となく物思いにふけることが多くなった

 

アージュ

「トロルはかわいいですね」(トロル祭の仮装でしか知らない)

 

プリエラ

「わかる、かわいいよね(←実物について言っている)」

 気が合ってしまった

 

ネオン

 何でだ……

 

DM

 やがて次の出し物が始まる

 

アージュ

「あれは、街の立っている大きな像ですよね」

 

プリエラ

 じゃあくな造形!!!

 

DM

 競技場に現れたのは、ウォーターディープに点在する巨像たち

 

プリエラ

 ビジュアルが良い

 

DM

 街の名物であり、ランドマークになっている建物より大きな像たち、ウォーキングスタチューだ

 実際にはもっと大きい

 像たちは競技場の中をのっしのっしと練り歩く

 

ネオン

 へええ

 

プリエラ

 バカデカCR石像たち……

 

DM

 歴史か魔法学に習熟している人は、この出し物が歴史上のある出来事を模しているものだとわかる

 

アレクシア

「よく再現できているね」

 

DM

 100年ほど前の世界規模の魔法災害〈呪文荒廃〉、その当時、街の防衛機構だったはずのスタチューたちが暴走して街を破壊して歩いたのだ

 

ネオン

 ふむ

 

アージュ

「すごい迫力ですね…」(アレクシアの腕にそっと縋る)

 

プリエラ

「スペルプラーグ……」

 ウィザードなので思うところは色々ある!

 

DM

 その時、近くの席から舌打ちが聞こえた

 

ネオン

「む?」

 

ネオン

 あっ、司書さん

 

ミナイア

「気に入りませんね。歴史考証はどうなっているんですか」

 

ネオン

「まるで見て来たような物言いだな、司書殿」

 

ミナイア

「教養ある者なら誰でも知っていることです」

 

ミナイア

「サフアグンは暴走していません」

 

ネオン

「そうなのか?」

 

DM

 そう。ビジュアル的にラスボス感出してるサフアグン像は実は暴れなかったのだ

 騎士と剣乙女は破壊の限りを尽くした

 

プリエラ

「そうなんだ!」

 

ミナイア

「まったくなっていませんね。ですが…」

「次の出し物はちゃんとしていますよ。私が監修しましたから」

 

ネオン

「司書殿はエルフ……ではないだろう。何者なのだ」

 

ミナイア

「書を読み、きちんと歴史を学んだだけです」

 

ミナイア

「それに、これに関してはあなた方のおかげでもあります」

 

ネオン

「ふむ?」

 

プリエラ

「ほえ?」

 

DM

 競技場では巨像たちが幻のように姿を消し…

 次は時代をずっと遡って、トロル戦争の時代の出来事が上演される

 

ミナイア

「回収していただいた書を元に監修したのです」

 

ネオン

 いつの話だっけ……

 

アレクシア

「お役に立てて何より」

 

DM

 トリック・オア・トロール!の導入の話ですね

 

プリエラ

「そっか、あの本! あれ面白かった(返す前にちゃんと読んだ)」

 

ネオン

 ああ、そういえばあったな

 

DM

 頭が2つある巨大なトロルと対峙するアゲアロン

 その傍らに、一般には忘れ去られた英雄、エイダーナ・スティルハの姿がある

 

ネオン

 おお

 

ミナイア

「あの件がきっかけで、一つの埋もれた歴史が掘り起こされたというわけですね」

 

プリエラ

 ぱちぱちぱちと後ろでミナイアに拍手をおくってる

 

ミナイア

(ふふん)

 

DM

 舞台ではトロルの親玉と英雄たちの戦いが歴史書に忠実に再現されている

 

ネオン

「……司書殿に聞きたいのだが、二人はどういう人物なんだ? この国の生まれではないからよく知らないのだ」

 

ミナイア

「アゲアロンはウォーターディープを今のウォーターディープの形にした、創設者と言っていい人物です。偉大な魔法使いでした」

 

ミナイア

「エイダーナはその仲間で、謎多き魔法剣士(ウォーロック)。気ままな性格でしたが、アゲアロンとの友誼は厚かったとか」

 

プリエラ

「へーー。アゲアロンは知ってたけど……」

 

ネオン

「ウォーロックか……」

 

DM

 このエイダーナが、例の本に載っていた肖像によると、君たちに屋敷を託した老婦人シャウリンに似ていた

 

ネオン

 うむ

 

DM

 そして、リリスカリスもエイダーナの名を口にしていた

 

DM

回想リリスカリス

「人間たちは忘れ去っただろう。エイダーナ・スティルハ。歴史に埋もれた英雄だ」

「この五百年で俺に最も痛撃を与えた女だ。なにしろ〈緑竜の棘冠〉を破壊してくれたのだからな」

 

 

ネオン

 そうなんだよな……D&Dの世界でタイムスリップというのは時折あるのだろうか?

 

DM

 一般的にはないはず。シナリオであると言えばなんでもあるが

 

プリエラ

 意外と聞かない要素ですよね、タイムスリップ

 

DM

 扱いが難しいですしね

 

ネオン

 まぁ何度も世界の法則が織り直されたりしたしなあ……

 

DM

 そんな不思議な縁を感じながら、珍しく上機嫌なミナイア司書と一緒に観劇をした

 ここで看破判定などをどうぞ

 

ネオン

 ▼〈看破〉【判】技能判定

 1D20+7 → 9[9]+7 → 16

 

プリエラ

 かんぱ~

 ▼〈看破〉【判】技能判定

 1D20+1 → 11[11]+1 → 12

 

アレクシア

 ▼〈看破〉【判】技能判定

 1D20+0→ 15[15]+0 → 15

 

 

DM

 アレクシアとネオンは気付いた。ミナイアはなんとなく君たちの様子を窺う素振りを見せている。何か情報があって、君たちに伝えるべきかどうか迷っている感じだ

 

ネオン

「……? 司書殿、他にも何かあるのか?」

 

プリエラ

「ぼけー」

 

アレクシア

「なにか言いたいことがありそうだね」

 

ミナイア

「チッ。勘が鋭いですね」

「そして、一番容疑の濃い人が、何も感じなさそうなのも腹が立ちます」

 

ネオン

「またプリエラに何か嫌疑がかかっているのか」

 

DM

 プリエラに冷たい視線を向けながら、ミナイアは明かす

 

プリエラ

「はえ?」

 

ミナイア

「キャンドルキープの大読師が一人、ウォーターディープに来ています。あなたたちのことを調べていますよ」

 

ミナイア

「今度は何をやったんですか?」

 

ネオン

「大読師というのは学者か何かか?」

 

ミナイア

「キャンドルキープ大図書館の上級幹部です」

 

ネオン

「ほう」

 

プリエラ

「キャンドルキープ? あそこから? なんでだろ……」

 キャンドルキープにいたことがあるのは隠してないので、普通に不思議そうな顔をするのだ

 

ミナイア

「図書館から出てくるのは異例ですね」

 

アレクシア

「まあ、いろいろやったからな」

 

ネオン

「何か盗み出したのが発覚したりしたか」

 

プリエラ

「借りた本を延滞したりはしてないはずだし……そもそも持ち出してないし!」

 

ミナイア

「別にあなた方に肩入れして教えているわけではないですからね。よく考えて心当たりがあるなら自首したらどうです?」

 

プリエラ

「うーん、よくわかんないけどお世話になった先生かもしれないし差し入れ位は持っていくかも。ありがと」

 

ネオン

「なるべく心証を良くしておくのがいいだろうな」

 

DM

 本当にやましいところはなさそうだな、と少し意外そうな顔をするミナイアであった

 

プリエラ

 ヤマシイコトナドナニモナイゼ!

 

DM

 そうこうしているうちに出し物は終わり、トロルも英雄たちも姿を消す

 

ミナイア

「それではこれで失礼します」

 

DM

 競技場の公演は終了しました

 

アージュ

「なんだか怖い人でしたね、アレクシア様」

 

アレクシア

「真面目過ぎるのも考え物だね」

 

アージュ

「今日はこの後どうしますか?」

 

アレクシア

「仮装コンテストでも覗いてみるかい?」

 

アージュ

「はい!」

 

ネオン

 ちなみに、ネオンは新しくグラマードスタデッドレザーという見た目を変えられる鎧を買ったので、自前のディスガイズセルフと合わせて完全に別人に化けられるようになった

 

DM

 グラマーになった

 

ネオン

 グラマーっておしゃれって意味なんですね

 

DM

 魅惑する、みたいな意味だったはず

 さて、創立者記念日の催しはこんな風に続く

 

 ウォーターディープ城全体に幻を被せる見世物は、華美に過ぎる上に混乱を招くとして一度は廃止されたが、再び行なわれるようになった。これは何名もの魔道士が協働して、城の外見を大昔のニモアーの丸太砦の姿に変えるというものである。この幻は(無謀さと実力を兼ね備えた誰かが解呪しない限り)正午から日没まで続くのが普通であり、魔法的芸術の傑作とみなされている。

 

 ですが、もうお祭りはいいかな

 

ネオン

 シンデレラ城をライトアップするような感覚かな

 うむ

 

アレクシア

 うむ

 

DM

 あ、そうだ。もう一つ出したい話があったんだ

 

ネオン

 なんだろ

 

プリエラ

 なんだろ

 

DM

 その後デートを続けながら、アージュはこんなことを言う

 

アージュ

「わたし、街を案内していただいて以来、いろいろと勉強したんです」

 

アレクシア

「そうみたいだね」

 

アージュ

「あの時、ドラゴンカルトが騒ぎを起こしたでしょう?」

「それで気になって調べてみたら、ウォーターディープでは昔からしばしばドラゴンカルトが暗躍していたそうなんです」

 

ネオン

「ほう」

 

アージュ

「我がイヴェリス家の先祖も対応に当たったことがあるとか」

 

アージュ

「そういったカルトの人たちは皆、こう主張するそうです」

 

アージュ

「“ウォーターディープは竜の聖地である”と」

 

アージュ

「おかしいですよね? ウォーターディープでドラゴンなんか見ることはないのに……」

 

ネオン

「エンドレッドル……などとあのコボルドたちは語っていたな」

 

アージュ

「はい。先日のカルトはアレクシア様たちが退治してくれましたが、カルトの人たちがそう思っている限り、また現れるかもしれませんね」

 

アージュ

「わたしたち貴族もしっかりしなくては!」

 

プリエラ

 そうだね、ドラゴン見ないね(目をそらす

 

アレクシア

「頼もしいね」

 

アージュ

「わたしたちがウォーターディープを守ります! ……わたしのことはアレクシア様が守ってくださいね」

 

アレクシア

「もちろん」

 

ネオン

「やれやれ」

 

プリエラ

「へへ、わかいもんはいーね」

 

DM

 そんな感じでお祭りの日は過ぎていった

 みんなインスピをどうぞ

 

ネオン

 わーい

 

プリエラ

 わーい

 本当に年がら年中お祭りしてますよね、ウォーターディヴィアン

 活力がすごい

 

DM

 この街はいつだって何かのお祭りなのさ

 

ネオン

 日本人みたいだ

 

アレクシア

 パンとサーカス

 

プリエラ

 実際かなりそう(ウォーターディープは貴族と平民格差がなんだかんだですごいので)

 

DM

 パンがなければサーカスを見ればいいじゃない

 

ネオン

 腹は減るんだなそれが

 

 

DM

 さて翌日

 

プリエラ

 ぱたぱた、オルガのほこりをはたいています

 

リラ

「おっはよー。お、偉いねー」

 

リラ

「最近、ベッキィが掃除さぼるのよ。けっこうまじめにやってたのにな」

 

プリエラ

「毎晩夢枕にたってつつくんだもん……」

 

プリエラ

「おベッキィが? そうなの?」

 

ネオン

「ん? どうしたんだろうな」

 

プリエラ

 ちょっと意外

 

ネオン

「何か事情があるかもしれん。引き取った手前、少し気にしておくか」

 

アレクシア

「きになるな」

 

ゴードン

「そういえば今朝も部屋から出てきていませんな」

 

ネオン

「む……それはいかん」

 早速部屋の戸をノックしてみよう

 

DM

 部屋の中に気配はあるが、返事をしない

 

ネオン

「一体どうしたのだ……」

 

DM

 ベッキィの部屋はどれだっけ

 

ネオン

 どこだろう……自分の部屋もきっちり決まってないな

 

プリエラ

 一番それっぽいのは……

 地下?()

 

ネオン

 酒作ってるだろうw

 

アレクシア

 地下は醸造蔵だ

 

ネオン

 このマップ、ダブルベッドが二つあるのがな……w

 

プリエラ

 魔法使いとしてはやっぱり塔のある部屋かなあ

 

DM

 ベッキィはこのへんにしておこう

 

ネオン

 じゃあここかな

 

DM

 ネオンの優れた受動知覚イヤーには部屋の中でぶつぶつ呟くベッキィの声が聞こえる

 

ネオン

 受動知覚21です

 しかも知覚はセンチネルシールドで常に有利

 

DM

 家の中ではしまっておけよw

 

ネオン

 聞き耳を立てる時におもむろに盾を取り出すw

 

プリエラ

 ひどい

 

プリエラ

 盾を壁に当てて……そこに耳を当てる

 多分盾がメガホンみたいな形してる

 

ネオン

 それは盾なのか……?

 

プリエラ

「おわかりでしょう。プリエラちゃんがネオンちゃんの部屋の隣を避けた理由が……!」

 

ネオン

「そんなに聞かれて困ることを言っているのか……?」

 

ネオン

 で、ベッキィは何と?

 

DM

 なんというか説明が難しいが…いあいあ系です

 

ネオン

 なにっ

 フェイとの契約を打ち切られてグレートオールドワンと契約するに至ったか

 

ネオン

「アレクシア! 鍵開けを頼む!」

 

プリエラ

 魅入られましたか

 

アレクシア

 ▼〈盗賊道具〉【敏】道具判定

 1D20+1+4+4 → 3[3]+1+4+4 → 12

 

ネオン

 ガイダンス!

 1D4 → 2

 

アレクシア

 ■天才の閃き(フラッシュ・オブ・ジェニウス)

 

ネオン

 そこまでw

 

DM

 簡単な錠しかつけてないし14で開きます

 

アレクシア

 開くのか

 

ネオン

 ではバーン!

 

ネオン

「ベッキィ!」

 

ベッキィ

「……」

 

DM

 ベッキィはぼーっと窓の外を見ている

 

プリエラ

「え!? なになに!? どうしたの!?」

 ドアがバーンと開けられた音でびっくりして駆けつけます

 

DM

 青い空……の向こうにある何かを見つめているようにも見える

 

ネオン

 プロテクション・フロム・イーヴル・アンド・グッドをかけるべきか

 

プリエラ

 昼間の星を見ている……

 

ネオン

 そういえば早朝なので呪文の差し替えができるかも? 可能ならPfEを入れてきたいが……

 

DM

 まだ今日の呪文を決めてないなら

 

ネオン

 良し、ではコアロンに祈りを捧げてPfEを貰ってきます

「三日月よ、かの者の心を夢のあわいから守りたまえ……」

 

ベッキィ

「う、あ」

 

ベッキィ

「来るなって言ってるぞ」

 

ネオン

「何?」

 

ベッキィ

「追うな。探るな。知ろうとするな」

「……は?」

「オレ、なんか言った?」

 

ネオン

「正気を取り戻したか」

 

プリエラ

「……」

 

アレクシア

「ふむ」

 

ネオン

 抱きかかえて頭を撫でてます

 

ベッキィ

「オレはしょーきだ」

 

ベッキィ

「うわ、なんだよ」

 

ネオン

「今お前は悪いものに魅入られているからな。心を守るまじないを使った」

 

プリエラ

「(小声で)それ何時間くらい持つの、ネオンちゃん」

 

ネオン

「10分」

 

プリエラ

「そっか……」

 

ベッキィ

「そーなのか? ここに来てから妖精の声は聞こえなくなったけど」

 

ネオン

「悪い神が、星の向こうからお前を見ている。なぜこんなことになったか、心当たりは無いか」

 

ベッキィ

「うーん?」

「なんか……ここに何かいる感じはする」

 

ネオン

「ここに?」

 

プリエラ

「ここに…?」

 

ベッキィ

「古い家だしな。昔住んでたやつの気配とか、そんな気分の問題だと思ってたけど」

 

アレクシア

「ほう、まだ謎が多いな、この屋敷は」

 

ネオン

「どの辺から感じる」

 

ベッキィ

「プリエラとか住んでるしな……」

 

ネオン

「プリエラ、何か怪しげな遺物など持ち込んでいないか」

 

ベッキィ

「そうだなあ。掃除してて、一番気配を感じるのは書斎かな」

 

ネオン

 あの部屋は書斎だったか

 

ネオン

「何か怪しげな本でもあるのかもしれんな」

 

プリエラ

「怪しげなものはたくさんあるけど……」

 

プリエラ

 採取したトロール細胞培養してる瓶とか……

 

ネオン

 燃やせ!

 

プリエラ

 やだーーーー!

 

プリエラ

「書斎の本、結構由来がよくわからないのもあるよ。調べてみても良いかも」

 

プリエラ

 ディテクトマジックしながら書斎行ってみましょう

 

ネオン

 プリエラはシナリオフックの塊か???

 

プリエラ

 なんで!?

 ていうかディテクトマジックすると近くのナニカに気づけたりしないかな……

 

プリエラ

「あたしじゃなくて元から置いてあった本も結構変なのあるんだよ!」

 

DM

 ディテクトマジックすると、ちょっとしたコモンアイテムがいくつか引っかかる

 

プリエラ

「えと、これとこれと……これもかな」

 一つずつ指さしてきます

 

ネオン

 どんなものがあるかな

 

DM

 ZITM

 1D48 → 19

 19:スタッフ・オヴ・アドーンメント

 

DM

 ZITM

 1D48 → 8

 8:エンデュアリング・スペルブック

 

DM

 けっこういいものあるな

 

プリエラ

 普通に良いものだ

 

DM

 ZITM

 1D48 → 8

 8:エンデュアリング・スペルブック

 

プリエラ

 なんなら少し呪文残ってませんか?

 2冊目!!!!

 

ネオン

 そんなことあるんだ……

 

DM

 なんと! 書斎には本が!

 

アレクシア

「危険とは言わないは持てあます代物だな」

 

ネオン

 最初からじっとり濡れた人肌の本とか……

 

プリエラ

 人皮で作られてて、表紙に干した人間の舌が縫い付けられてる本とかないですか?

(あればほしい)

 

DM

 捜査もしくは魔法学で捜索してみよう。ディテクトマジック中のプリエラは有利で

 

プリエラ

 えいえい 魔法学

 ▼〈魔法学〉【知】技能判定 有利

 2D20KH1+8 → 2[2,2]+8 → 10

 

DM

 あんまり禍々したものはない

 

プリエラ

 HIDOI

 

ネオン

 おいw

 

アレクシア

 ▼〈魔法学〉【知】技能判定

 1D20+(4+4) → 8[8]+4+4 → 16

 

ネオン

 大丈夫そうだな

 

プリエラ

「こういう時は本棚の裏とかを探すんだよ! 絶対へそくりとかあるから!!!」

 

プリエラ

 あらぬ方を探索しています

 

ネオン

 ▼〈捜査〉【知】技能判定

 1D20+0 → 4[4]+0 → 4

 

ネオン

 高いところの埃が気になってしまった。

 

アレクシア

「まあ、分類がちゃんとしているので順番に見ていけばいいだろう」

 

DM

 アレクシアは本や品物の傾向から、この部屋の持ち主(おそらくはシャウリン)が彼方の領域と契約したウォーロックであることがわかる

 

ネオン

 意外……!

 

プリエラ

 あ~~~

 そいえばウォーロックって言ってましたね……パトロンのことまで気にしてませんでした……

 

DM

 そして、その知識の核心に近い書籍などは処分されるか持ち去られているようだ

 

プリエラ

 えっ、じゃあ彼方のいあいあにしたがってわたしたちに家を譲った可能性まである……?

 

プリエラ

 こわい

 

ネオン

 うーむ、情操教育によろしくなさそうな

 

DM

 あともう一つ

 気になるアイテムの情報がある。ここに現物はないが

 

ネオン

 ほう

 

DM

〈水銀の弦〉という魔法のレイピアについての研究書だ

 

アレクシア

 ほほう

 

DM

 銀竜の力を宿したレイピアだよ

 

ネオン

 ワァ

 

プリエラ

 わあ

 

アレクシア

 おっと

 

DM

 シャウリンをそれを手に入れて、その性質を研究し、これを書いたものと思われる

 

ネオン

 何かいわくありげなんだが……

 

DM

 何か目的を持った旅に出たようだし、持っていったかもしれないね

 

ネオン

 そういえば、演劇のエイダーナはレイピア使いだったのかな

 

DM

 レイピア使いでした

 

ネオン

 おーん

 

プリエラ

 史実!!!

 

ネオン

 まぁヘクスブレード以外の近接ウォーロックなら武器はレイピア使いたいよね

 

ベッキィ

「オレ、あの時のアネキみたいになっちまうのかな」

 

ネオン

「お前はこういう存在からの接触に慣れているかもしれないが、逆に言えば感受性が強い。自分を強く持つんだ」頭を撫でながら

 

ベッキィ

「うん」

 

ネオン

 ふーむ、とはいえ現状レイピアがどこにあるかについては分からないのだよね

 

DM

 そうですね

 

ネオン

 とりあえず、プリエラにやばげな本を見繕ってもらって図書館にでも寄贈するか?

 

プリエラ

 それで封印してくれるなら良いですけど…

 

プリエラ

 いえ、多分ヤバ気な本は無い……んですよね?

 

DM

 明らかにヤバいやつはないですね。彼方の領域だからって危険とは言い切れないし

 

プリエラ

 まあそう

 

ネオン

 どうしたものか

 

プリエラ

「調べたい時に手元にない方が危なそうな気がするよ。直接危ないものはなさそうだから、このまま本は置いとこう」

 うーん……

 

アレクシア

「必要なのは正しい教育かな」

 

ネオン

「うむ……セーリス嬢に頼んでみるか?」

 

ネオン

「もしくは、キャンドルキープから来ているという偉い先生を頼ってみるか」

 

プリエラ

「……本のことならそうなるよね」

 

プリエラ

 会いに行ってみようかなあ

 調べられてるっていうのも気になるし

 

ネオン

 行ってみるか

 

アレクシア

 いきますか

 

DM

 では

 件のキャンドルキープの読師は図書館の賓客となっているので、行けば会えます

 

ネオン

 ほう

 ベッキィも一緒に連れて行く?

 

DM

 ベッキィはどうします?

 

プリエラ

 連れてったほうが話が早いし、目を話したくないですね

 

ネオン

 うむ。たまには冒険に連れて行くのも良いだろう

 

アレクシア

 魔法使いになるもならぬもベッキィ次第だがまあ相談には乗ってもらえそうだから連れていくか

 

プリエラ

 こう見るとtndさんのシナリオって導線がたくさんありますよね どれに乗っても良い、みたいな

 

DM

 まあそうですね。ちょっと迷わせてしまうこともあると思いますが

 では図書館へ

 

ネオン

 ごーごー

 

DM

 来意を告げると司書さんが取り次いでくれます

 

ネオン

 この人が……鎧着てるからクレリックなのかな

 

ネジェムート

「初めまして。お会いできて光栄です」

 

アレクシア

「初めまして、よろしくお願いします」

 

プリエラ

 すごい公式っぽい立ち絵

 知ってる人ですか?

 

ネオン

「お初にお目にかかる」

 

DM

 キャンドルキープにいたなら見かけたことくらいはある。知り合いではないです

 

プリエラ

 ぺこり

 

ネジェムート

「私はネジェムート。キャンドルキープで大読師を務めております」

 

プリエラ

 ちょっとおとなしくしてる

 

ネジェムート

「そちらから会いに来ていただけるとは」

 

ネオン

「このキャンドルキープの問題児が何かかかわっていないかと思ってな」

 

ネジェムート

「ああ、今回は違いますよ」

 

ネオン

「それは良かった。だが、こちらを探してはいたのだな」

 

ネジェムート

「私が調べているのは、シャウリン・ハークレイです」

 

ネオン

「何?」

 

ネジェムート

「皆さんは彼女と関わりがある。違いますか?」

 

ネオン

 仲間たちとアイコンタクト

 

プリエラ

 ばちばちばちばち!

 すっごいウィンクしてうr

 

ネオン

 わからん!

 

プリエラ

「っていうか『今回は』っていった!?」

 

アレクシア

「もうご存じなんでしょう?」

 

ネジェムート

「彼女の手がかりはあの屋敷であり、皆さんはそこに住んでいる。それで調べていたのです」

 

ネオン

「ふぅむ。だが彼女の行方は我々も知らないぞ」

 

ネジェムート

「そうですか…」

 

DM

 探るような目を向けてくるネジェムート

 

プリエラ

 口笛吹きます

 

DM

 腹の探り合いになりそうな雰囲気

 

ネオン

「何故彼女を探しているかを教えてもらえるか」

 

DM

 それでは

 皆さんはネジェムートから情報を引き出すように試みることができます。ネジェムートも皆さんに疑いの目を向けています

 

ネオン

 ふむ

 

DM

 質問・提案・指摘などをぶつけて話を進めていくわけですが、説得/ペテン/看破/歴史/魔法学などの判定を伴うこともあります

 まず、なぜシャウリンを探しているか、ということについて

 

プリエラ

 面白い交渉

 

DM

 素直に答えなそうですが、説得判定をどうぞ

 

ネオン

 ゴーゴーアレクシア!

 

アレクシア

 ▼〈説得〉【魅】技能判定

 1D20+(2+4) → 11[11]+2+4 → 17

 

アレクシア

 お、いい数字

 

ネオン

 良いねぇ

 

ネジェムート

「彼女と結託しているという線はなさそうですね」

 

アレクシア

「屋敷を預かっただけですよ」

 

ネジェムート

「知れば巻き込まれることになるかもしれませんが、かまいませんか?」

 

ネオン

「どの道、彼女には聞きたいこともある。それに行方も少々心配になっていた」

 

アレクシア

「今更ですよ」

 

ネジェムート

「わかりました。彼女はあなた方にとっては良い友人のようだ」

「ですが、私が彼女を追っているのは、彼女が禁断の魔法に手を出そうとしているからです」

 

プリエラ

「……」

 渋い顔をしています

 

ネオン

「何だって?」

 

ネジェムート

「彼女は屋敷を預けていった。つまり戻ってくるつもりなのでしょう」

「それについて、何か言い置いていないのですか?」

 

プリエラ

「えーと……」

 これは言って良いのかな

「旅先で死んだら屋敷を返す必要はないよ、って」

 

ネオン

「長い旅に出ると最初に言っていたな」

「それに帰らないようなことがあれば我々に伝わるようになっていると……確かにメッセージらしきものはあった」

 

ネジェムート

「メッセージ、ですか」

 

アレクシア

「あまり帰る気はないような感じだったね」

 

ネオン

「英雄の庭園にな、我々の像があったのだ。ずいぶん昔からあるような風合いで」

 

ネジェムート

「!」

 

ネオン

 やはりこれが核心か

「そして台座に、彼女のものらしき言葉があった」ええと、何だったかな

 

DM

「帰ることはできなくなった」ということと、「ウォーターディープの人々を助けてやってくれ」みたいな感じでしたね

 

ネオン

 それだ。まだリプレイ化できていない

 

ネジェムート

「あなた方の証言で、シャウリンに対する嫌疑は強まりました」

 

ネジェムート

「屋敷には何か危険なものは残されていませんでしたか?」

 

プリエラ

むぅ、相手の側に情報だけ吸い取られてますね

 

プリエラ

「見当たる範囲ではなかった」

 

ネオン

「まず、どういった事情で彼女が禁断の魔法とやらに関わっていると判明したのだ?」

 

ネオン

「その辺りを聞かせてもらった方が協力しやすいが」

 

アレクシア

「どんな魔法の痕跡をお探しで?」

 

DM

 では

 まず、屋敷には危険なものがなかったということを信じてくれるか、ということについて説得判定ができます

 ネオンの質問に対しては

 

ネジェムート

「彼女が長い間、“その魔法”を追い続けていたことは学識者の間では知られていました」

 

アレクシア

 ▼〈説得〉【魅】技能判定

 1D20+(2+4) → 7[7]+2+4 → 13

 

アレクシア

 ■天才の閃き(フラッシュ・オブ・ジェニウス)

 

アレクシア

 17

 

ネオン

 うーん便利

 

ネジェムート

「ただ、彼女の行方はわからなかった。最近になって、シャウリン・ハークレイとしてウォーターディープに住んでいたことがわかったのです」

 

ネオン

「つまり、本名は違うと?」

 

ネジェムート

「そういうことになります」

 

プリエラ

「ウォーロックが本名を隠すのはおかしなことじゃないけど……」

 

ネジェムート

「彼女が禁断の研究について何も屋敷に残していないことは信じましょう。おそらく善意であなた方に屋敷を遺していったのだと」

 

ネジェムート

「これ以上関わらないのなら、そのまま暮らしていくことに、私は異は唱えません」

 

DM

 アレクシアの質問に対しては、禁断の魔法が何なのかは言うわけにはいかないという意思を言外に伝えてきます

 

プリエラ

 むぅ、一番気になるところ!

 

ネオン

 だがまぁPCにもほとんど分かったようなものだが……プリエラあたりが知力判定できないものか

 

プリエラ 

 えっそうなんですか

 

DM

 普通に聞いても答えない内容になるので、推論をぶつけるとか、何か条件を提案するとかが必要です

 

プリエラ

 時間移動っぽいけど時間移動以外にも色々有りそう

 

ネオン

 ふむ

 

プリエラ

 禁断魔法アキネイター!

 

プリエラ

 それは時間移動ですか?

 

DM

 まあズバリ聞けば、向こうも諦めて話すかもしれず、少なくても反応から読み取れることがあるかもしれません

 アキネイターしちゃいます?

 

ネオン

 しかし、もうこんな時間か

 

DM 

 ちょっと前置きを長くし過ぎましたね

 

プリエラ

 頭動かなくなりつつあるし来週アキネイターしたほうが良さそう……!

 

DM

 1戦闘くらいするつもりだったんですが、わりとベッキィをちゃんとケアしてくれたのが誤算といえば誤算だったw

 

ネオン

 ネオンは子供には優しいぞ

 一回殺しかけた負い目もある

 

DM

 いいやつだな…

 

プリエラ

 勉強の仕方教えた縁があるので……

 

ネオン

 ともあれ、今日はここまでですな

 

DM

 では時間も遅いので、今日はこの辺にしましょう。ネジェムートが、君らは善意の第三者みたいだから手を引いていいよ、という態度に出たところで中断

 次回、それにどう応えるか、というところから

 

ネオン

 はーい

 

アレクシア

 お疲れさまでした

 

ネオン

 おつかれさまでしたー

 

プリエラ

 ありがとうございました―!

 

DM

 お疲れさまでした

 

プリエラ

 おやすみなさい!

 

ネオン

 おやすみなさいー




用語解説:

レベルアップ概要
 ネオン以外のPCたちが妙にアイテムを買わないことについて、お気付きだろうか。前回もらった2000gpを、二人とも全然使っていないのである。何でだ……。二人に聞いてみたが、「バトルスミスは銃としもべでほぼ完結してるから」「宵越しのお金は持たないよっ!メソッドで所持金0リセットを何度かしてるんですよね」ということだった。何でだ……。


ウォーロック
 学んだ知識で魔術を使うウィザード、血脈に眠る魔力を操作するソーサラー、音楽によって世界を構成する魔力に干渉するバード、など秘術を行使するクラスは多々あるが、その中でも大いなる存在との契約によって魔法を与えられた術者がウォーロック。
 契約する相手は多岐に渡り、妖精の王や地獄のデヴィル、死神宿る魔剣、そして彼方の領域から来る古き邪神などである。そのパトロンの真の目的が奈辺にあるかは契約者のあずかり知る所では無いが、大いなる存在がその遠大な計画の一部として契約者を利用しているのは間違いが無い。
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