D&D5eリプレイ「トロルスカル通りの事件簿」   作:山本黒壱

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第9話「祝祭はいつも、トロルスカル通りで」①

DM

 トロルスカル通りの事件簿 最終話『祝祭はいつも、トロルスカル通りで(1)』

 お時間になりました

 最終章突入!

 

プリエラ

 わーわー!

 よろしくお願いしまーす!

 

アレクシア

 よろしくお願いします

 

ネオン

 よろしくお願いしますー

 

DM

 ネコ探しに観光案内、レースにオークションと、冒険以外のことはだいたいやったこのキャンペーンもいよいよ終盤

 いろいろなことが判明した上で、最終決戦に向かっていきます

 

ネオン

 うい

 

プリエラ

 どきどき

 

DM

 初めにちょっとしたマスターシーン

 

 ウォーターディープ某所、深夜

 

 街は戦火に焼き尽くされ、廃墟と化している

 

 その中を歩く男が一人

 

 

リリスカリス

「どうやら俺は盤上では一度勝っているらしいな。エイダーナがゲーム盤をひっくり返したということか」

 

DM

 廃墟の中を歩きながら、男は呟く

 

リリスカリス

「面白い。この道のりはそのくらいでなくてはな」

 

DM

 ふと、足を止め、宙を睨んで

 

リリスカリス

「だが、どうする三人娘。運命は俺に味方するぞ」

 

DM

 リリスカリスは夜闇の中に歩み去る

 

 街は先程までの惨状が嘘のように、平穏な佇まいで微睡んでいる。どこにも荒廃は見当たらない

 

 マスターシーンは以上です

 

 

 

プリエラ

 ひっくり返される前の盤面を夢とかで見たのかな……

 

DM

 ニセ三人娘事件からしばらくして

 

ネオン

 酷い事件だったね……

 

プリエラ

 ぱちくり、と朝に目を覚ましてそんな夢を見たことをみんなに話したりしていいでしょうか>マスターシーン

 

DM

 よいですぞー

 

ネオン

 おっ、占術師っぽい

 

DM

 では、来るべき決戦の日、アゲアロンの祝祭まであと5日

 という朝

 

アレクシア

「さて、どう過ごしたものかね」

 

ネオン

 いつものように祈りを済ませて朝餉だな

 

ベッキィ

「メシできてるぞ」

 

ネオン

「うむ、いただこう」

 

アレクシア

「ありがとう」

 

プリエラ

「あむあむ……ふう、たまに見たくなくても夢を見ちまうから占術師って因果だよね……」

 朝見た夢の話はしたあと

 

ネオン

「ふむ、占術のことはよく分らんが、それもあり得た未来なのだろうな……」

 

DM

 これはプリエラにインスピをあげよう

 

プリエラ

 わあい

 

ネオン

「残りの日数も少ない。アレクシアの言う通り、確かにそろそろ決戦を見据えてやるべきことを済ませねばな」

 

ベッキィ

「なあ、ネオンは」

 

ネオン

「ん?」

 

ベッキィ

「宝物を取り返したら、郷里(くに)へ帰っちゃうのか?」

 

ネオン

「む……そういえばその先のことは考えていなかったな」

「まぁ、報告のために一度帰ることにはなるだろう。その後のことはそれからだな」

 

ベッキィ

「アレクシアはどうすんだ?っていうかアージュをどうすんだ?」

 

プリエラ

「ほんとどうすんだ」

 

アレクシア

「もちろん添い遂げるさ」

 

DM

 言い切った。強い

 

プリエラ

「そうなんや……」

 

ネオン

 強い

 

ネオン

「彼女に家を捨てさせる……のか?」

 

アレクシア

「まさか、彼女は良き統治者になろうとしているんだ」

 

ネオン

「それは確かにな。しかし、なればその身は彼女一人のものというわけにもいくまい」

「親の意向もあろう。それは聞いているのか?」

 

プリエラ

「そこのとこはどうなんだね! 若い者同士で話し合っているのかね?!」

 

アレクシア

「まあ、まずはこの街の無事を確保してからだね」

 

ネオン

「……そうだな」

 

アレクシア

「今すぐ形にしなきゃらならないことじゃない」

 

DM

 アレクシアとネオンにもインスピを

 

ベッキィ

「プリエラはりっぱなスラードになれよ」

 

プリエラ

「うん……まずはグリーンスラード、グレイスラードからデススラードを経由してゆくゆくはスラードの王侯に……」

 

ネオン

「……そうなったら私が責任を持ってプリエラを狩ろう」

 

プリエラ

「アビスに拠点構えたら遊びに来てね」

 実は3レベル以上の呪文が使えたらスラードの種を植え付けてもらえればグリーンスラードになる権利がある()

 

DM

 選ばれし者だ

 さて、そんな話をしながら朝食を終えました

 

プリエラ

「ちなみにこれが済んだらあたしは旅に出ます、別にスラードは目指さないけど」

 もぐもぐ

 

ベッキィ

「どっか行っちゃうのか」

 

プリエラ

「うん。たまには返ってくるけど~」

 と適当な返事をしつつ

 

ベッキィ

「ふーん……」

 

DM

 それでは占術ダイスを振って、今日の活動を始めよう

 

ネオン

 おっ

 

プリエラ

 2D20 → 21[19,2] → 21

 

プリエラ

 おしい

 

ネオン

 おおおお

 

プリエラ

 1と20なら完璧だったのですが

 

アレクシア

 でも結構いい

 

プリエラ

 1と20でろ!っておもったけどちょっと気合が足りなかったですね…w

 

DM

 やや内側に収まった

 

ネオン

 さてさて、何ができるのか

 

プリエラ

 あと最近かけ忘れが多いのでちょっと動き出したらすぐGoA掛けておきますと宣言しておきます!

 

DM

 あいよ

 皆さんの方からやっておきたいこととか会いたい人とかありますか

 

ネオン

 どうだろうな……

 今話が通ってる組織や人ってどれぐらいあったっけ

 ブラックスタッフと、ゼンタリムと、セーリスと……

 

プリエラ

 ヴァジュラちゃんはまあええやろって感じしますけど……

 

ネオン

 衛兵隊ってあの場にいたっけ

 

DM

 リリスカリス対策会議にはいなかったですね

 

ネオン

 じゃあ ・ミヴァルに会う は一つ案かな

 

アレクシア

 というか当局には報告してないよね

 

DM

 ブラックスタッフが当局と言えば当局か

 あまり話を広めない方針ですが、ヴァジュラから執政官には報告してます

 

ネオン

 おお、なら良いか

 

アレクシア

 まあ、表ざたになってパニックになっても困るしね

 

DM

 さよう

 

ネオン

 後何があるか……

 

DM

 いまのところ思いつくのはミヴァルに会うくらい?

 

ネオン

 だねぇ

 

プリエラ

 かなあ

 

DM

 まあおいおい、やりたいことができたら言ってください

 

プリエラ

 プリエラ、なんかミヴァルには挨拶せずにたびに出ちゃいそうなイメージ

 

ネオン

 気があったんじゃないのかw

 

プリエラ

 そういうとこで会いに行けない未練がましい女なんですよ!

 

ネオン

 www

 

アレクシア

 笑顔で送り出されるのが怖い

 

プリエラ

 会わないで別れたらちったぁ気にするだろ!みたいな

 

ネオン

 どうかなぁw

 

プリエラ

 姑息、魔女!

 

DM

 これが恋の駆け引き……

 

プリエラ

 さておき、事前準備はそのくらいかなあ

 

DM

 では行ってみよう。今日はミヴァルはウォーターディープ城の勤務だそうだ

 来たのは誰と誰かな?

 

ネオン

 んー、どうするか

 プリエラは行く?

 

プリエラ

 ん~~~

 じゃあ待ってる

 

ネオン

 なら私が行こう

 

アレクシア

 いってらっしゃい

 

ミヴァル

「よう、しばらくだな。今日も見学か?」

 

ネオン

 うむ

 

ネオン

「いや、ミヴァルに話があってな」

 

ミヴァル

「ご指名とは嬉しいね。どうした?」

 

ネオン

 周囲に人があんまりいないタイミングで、「……その様子ではブラックスタッフから話は来ていないのか」

 となると判断が難しいけど、彼ならぼかして伝えても何らかの準備はしてくれるような気がする

 

ネオン

「……近々、このウォーターディープに変事があるやもしれん」

 

ミヴァル

「この街はいつだって変事だらけだが……でかいやつか?」

 

ネオン

「そうだ。訳あってあまり大勢には伝えられないのだが……もうすぐ祭日があるだろう」

 

ミヴァル

「アゲアロンの日か」

 

ネオン

 頷く。「規模がどの程度になるかも分からない。だが、確実に何かしらの騒ぎが起こる。その時、すぐさま行動に移せるようにしておいて欲しい」

 

ネオン

「街の危機……いや、世界の危機につながるかもしれない」

 

ミヴァル

「大きく出たな。だが、あんたの言うことだ。心に留めておこう」

 

ネオン

「良かった。適当に流されたら困ってしまうところだった」

 

ミヴァル

「そんな冗談を言うタイプじゃないだろう」

「そういえば最近、城詰めの連中が妙な噂をしていたよ。何かの前触れなのかもな」

 

ネオン

「妙な噂?」

 

ミヴァル

「幽霊を見たとかなんとか」

 

ネオン

「幽霊……どんな?」

 

ミヴァル

「この城で戦う兵士の姿を見たって言うのさ。すぐに幻みたいに消えちまったそうだ」

 

ネオン

「……なるほど。プリエラが言っていたような話か」

 

ミヴァル

「ただの悪夢じゃないってわけか。まあそういう神秘的な話はよくわからん」

 

ネオン

「今、この街が岐路にあるということだろう。それ以上は私も分からない」

 

ミヴァル

「わかった。いつでも戦う用意はできてる。なあ、相棒」

 

アグリッピナ

(ばさばさ)

 

ネオン

「ありがとう、任せたぞ」

 

DM

 こんなところかな

 

ネオン

 うい

 

DM

 では一方、居残り組のところにはお客さんが来る

 

プリエラ

 だれだろ

 

ジロージ

「邪魔するぞ」

 

アレクシア

「いらっしゃい」

 

プリエラ

「あ、ひもの人」

 

ジロージ

「うっ」

 

プリエラ

「お家賃は……入れてますか……?」

 

ジロージ

「別にファラのところに住んでるわけじゃない」

「……先日は世話になったな」

 

アレクシア

「よくあることさ」

 

プリエラ

「命を助けたり助けられたりは日常茶飯事ですよ」

 

ジロージ

「お前は軽やかだな。それでいて強靭だ」>アレクシア

「“狩人”として賞賛を贈ろう」

 

アレクシア

「お褒めにあずかり恐悦至極」

「それで、何か用かな」

 

ジロージ

「ああ。用事は礼だけじゃない」

 

プリエラ

 つれない返事!

 

ジロージ

「実は最近、アンダーダークの勢力が地下からウォーターディープに侵入したようだ」

 

ジロージ

「ザナサーギルドの差し金かと思ったが違うようだ」

 

プリエラ

「それって、スカルポートから、ってこと?」

 あ、逆か

 アンダーダークからだけどスカルポートから抽出された戦力じゃないからザナサーギルド由来じゃないっぽい、って感じですねきっと

 

ジロージ

「地下の水道網にそういった連中がいる。ヤツの手先ではないかと思う」

 

アレクシア

「地下の人脈か」

 

プリエラ

「勢力って、ドラウ?」

 

ジロージ

「いや、もっと下等な連中だ。トログロダイトというのを知っているか?」

「やつの手はお前たちがことごとく退けたからな。アンダーダークからかき集めて送り込んできたのかもしれん」

 

プリエラ

「ああ……」

「ごめん、アレクシアちゃん。あたし用事を思い出しちゃった。違う、低所恐怖症なんだよね。低いところが苦手でさ……」

 

アレクシア

「それでも数がいるようなら面倒くさいな」

 

ジロージ

「トログロダイトは不快だが大した脅威ではない。だがそいつらを統率している手強いやつがいるかもしれん。“狩人”の勘だ」

 

アレクシア

「せめて暗所恐怖症とか閉所恐怖症と言ってくれ」

 

プリエラ

「オークのふんどし恐怖症です」

 なんだかわからない人はモンスターマニュアルのp.218の上の紙切れを読もう!

 

アレクシア

「本番前に手を回しておくべきかね?」

 

ジロージ

「リリスカリスには借りがある。やつの手先だとしたら、俺もできる限り狩るが、あまりザナサーギルドを刺激したくない。討ち漏らしもあるだろう。気を付けることだ」

 

DM

 ということで、下水道でトログロダイト退治というお仕事も紹介しておきますね

 

プリエラ

 いやだ!!

 

ネオン

 くさそう

 

プリエラ

 でも最終話のタイミングでトログロダイト退治っていうのもなんだかわからなくて面白そうなのはそう

 

ジロージ

「どうするかは任せる。本番というのが何かは知らんが、余計なことに労力を割かないというのも一つの手だろう」

 

DM

 ジロージからの情報提供は以上です

 

アレクシア

「情報提供感謝するよ」

 

ジロージ

「うまくやれ」

 

DM

 そう言ってジロージは帰っていく

 

プリエラ

「あいつ家賃払ったかどうか明言せずに帰ったね」

 

アレクシア

「客人扱いなら払わなくていいだろう」

 

プリエラ

「そうだね……」

 

DM

 その夜、集まって情報共有かな

 

ネオン

 うい

 

ネオン

「……なるほど、ジロージがそう言っていたのか」

 

プリエラ

 さておき、トログロダイト、たまにスペルキャスターがいる。ちょっと強い個体がいることがある。地下巨大トカゲをペットにけしかけてくることがある、くらいかな

 退治に行くなら負ける相手ではないですね

 先手取って潰すほどでもないからハラスメントに使える……と踏んで使ってるなら、勢いよくくじょしちゃうのもそれはそれで有りかも

 

ネオン

 だね

 衛兵に任せても良いけど、地下に潜られるとグリフィンでは対処が難しいだろう

 

プリエラ

 ザナサーも困るだろうし、湧いてる場所の情報だけ渡せばザナサーが治安活動するかもというのもあるっ…

 ちょうど繋がりできてますし、なんなら情報流しちゃいます?

 

アレクシア

 まあ、動いてくれれば儲けものでやってみますか

 

ネオン

 それもそうだな

 

プリエラ

 もしもし? ナイルヘア~?

 

ネオン

 また挑発しないように

 

プリエラ

 ウォーターディープには折り紙で送れるメールが有りましたね、あれで送付しましょう

 

DM

 市内某所にて

 

ネオン

 へえー

 

DM

 あれを使うのか

 

プリエラ

『お前んちの庭で涌いてるトカゲが臭い。責任持ってどうにかしてください 匿名の隣人より』

 

DM

 では、相手がどう受け取ったかはわからないが、とりあえずメッセージは送った、と

 

ネオン

 返事は来るのかな

 

アレクシア

 匿名だから来ないでしょう

 

DM

 これは一方通行ですね

 

ネオン

 これの難点は相手がどう出てどういう結果になったか全くわからないことだな……

 

プリエラ

 たしかに

 なんなら効果わからないしトログロダイト退治いこっか……ってしたら

 ザナサーギルドと鉢合わせして三つ巴になるかも

 

DM

 汚物処理はザナサーギルドに任せて、翌日を迎えますか

 

ネオン

 うい

 

ネオン

 結局占術ダイスの良い出目を使わずに次の日になってしまった

 

DM

 話の区切りがないし、そのまま持っててもいいですよ

 

ネオン

 助かるラスカル

 

DM

 翌朝、外が騒がしい

 

プリエラ

 わーい

 じゃあそのままにしとこ

 

ネオン

 いやいや

 

ネオン

「何だ。何かあったのか」

 確認しに行きましょう

 

プリエラ

 すみません、そのままにしとくのは占術ダイスですwq

 隣人たちが来てる? なんだろう?

 

ネオン

 タイミングが悪かったw

 

DM

 きれいな流れで外道発言に

 

アレクシア

「さて、何事かな」

 

DM

 では屋敷から出ようとしたところで、外から隣人たちの声が聞こえてきた

 

リシャール

「馬鹿な……ウォーターディープにドラゴンは入れないはず……」

 

ネオン

 えっ、もう!?

 

エンブリク

「あんたが言うと説得力ないな」

 

アヴィ

「冗談言ってる場合じゃないよ。火を消そう!」

 

DM

 そんな声を聞きながら外へ出ると

 あの未来のヴィジョンで見たようなドラゴン襲撃の光景が広がっている

 

プリエラ

「……ええ~」

 

プリエラ

 ちなみに幻影ではなく、ですか

 あの城の幽霊みたいに

 

DM

 トロルスカル通りの住民たちはパニック寸前になりながらも、消火作業や避難誘導をしようと頑張っているが……

 

プリエラ

 こう、現実が重なって……みたいな

 

ネオン

 なるほど

 

DM

 そう、すぐにその光景は幻のように消えてしまう

 

プリエラ

「アヴィ、エンブリク、まだ大丈夫だよ、まだ」

 ふわ~と飛んでってみんなに落ち着いてもらえるように声をかけましょう

 

ネオン

「……消えたか。これも例のありえた未来の情景なのか」

 

エンブリク

「おわっ!?……な、なんだ?なんだったんだ?」

 

アヴィ

「祭日はまだ先だし、演出用の幻影魔法にしてはやりすぎだよね」

 

アレクシア

「ふむ、歴史改変の影響っぽいな…… 運命はリリスカリスの勝利に収束しようとしているということか」

 

ネオン

「そうはさせん。陽炎はどれほど真に迫っていようが陽炎だ」

 

アレクシア

「収束じゃないな、復元か」

 

プリエラ

「未来の決戦の行方が不確定だから、遡って現在も揺らいでるんだよ~」

 

DM

 ここで魔法学の判定をどうぞ

 

アレクシア

 ▼〈魔法学〉【知】技能判定

 1D20+(4+4) → 10[10]+4+4 → 18

 

プリエラ

 ▼〈魔法学〉【知】技能判定

 1D20+8 → 6[6]+8 → 14

 

ネオン

 ▼〈魔法学〉【知】技能判定

 1D20+0 → 16[16]+0 → 16

 

ネオン

 出目が良い

 

アレクシア

 ■天才の閃き(フラッシュ・オブ・ジェニウス)

 

アレクシア

 22

 

DM

 では、すでにアレクシアは言及していましたが、その言は当を得ている

 これは改変された歴史の揺り戻しのような現象と思われます

 

ネオン

 うむ……

 

DM

 実際に歴史は変わったので、このまま改変前の歴史に戻ってしまうことはないですが

 こうした現象がしばらく続き、発生した“本来の歴史の投影”が消えるまでの間に、実害が出る可能性もあります

 

ネオン

 強い筆圧で書かれた字が新しい紙に跡を残しているような感じだ

 

DM

 ということが天才の閃きでわかった

 

ネオン

「つまり……火竜の幻影が実際の火災を起こす可能性があるのか」

 

プリエラ

「そっか…早く決められるなら決めたほうが良いね」

 

アレクシア

「幻影に煽られた民衆がパニックになることなんかはあるだろうね」

 

プリエラ

 ……トログロダイト経由で足跡辿ってこっちから襲撃とかのルート可能だと思います?

 手駒が足らずに余分な動きをしたのが仇になったな!みたいな

 

ネオン

 いやあどうだろう

 幻影自体は城でも報告されてたし、これは元より起こるものだったのでは

 

DM

 いや、プリエラが言ってるのは

 トログロダイト部隊に接触することで、アゲアロンの日を待たずにリリスカリスを捕捉できないか、ということですよね

 

プリエラ

 ですです、最近大人しかったのに珍しく尻尾出したなって気がしたんですよね

 

ネオン

 ああ、そういうこと

 

プリエラ

 解説ありがとうございます(言い方がわかりにくかった

 奴の気質からしてトログロダイトと行動を共にしているとは思えないが……まぁ現状他にやることもない

 

プリエラ

「被害が予想されるなら、早めに解決できるかも知れない筋を探してもいいと思う……かな、かも」

 

DM

 PC視点では、やってみないとわからないことではありますが

 

プリエラ

 そこはそれ

 

アレクシア

「なにもしないよりは実りはあるかな」

 

プリエラ

「無駄足でもトログロダイトの被害は抑えられるしね」

 ザナギルと三つ巴になってもわかってる相手なら戦いにはならないでしょうし……

 

DM

 リリスカリスは巧妙に姿を隠し続けてきたし、トログロダイトは決戦の日に向けて動員した捨て駒部隊っぽいので、そこからリリスカリスまで辿り着くのは難しいだろうとも思えます

 

プリエラ

 うーん、やっぱりそうですよね

 

DM

 ぶっちゃけ、リリスカリスと直接対決できるのはアゲアロンの日という想定です

 

プリエラ

 あい

 

プリエラ

「あたしたちの強みって、おてんとさまのしたを堂々と歩けることなんだよ」

 

プリエラ

「尻尾を出さずにトログロダイトを用意するのって、結構苦労したはずなんだよね。もっと簡単に身を隠せるなら、もっとたくさんコマを用意したはず。だから、そこのコストが非対称で……」

 謎の説明を始めるプリエラ

 

ネオン

「う、うむ」

 

プリエラ

「あたしたちはトログロダイトを潰しに行く戦力を堂々と抽出できるけど、向こうは同じことをするのにすっごい手間がかかる。だから逐一潰されるだけでも相当嫌なはず……って思う」

 

DM

 それはそう。リリスカリスは500年以上かけてやってるわりに勢力としては小さい。友達少ないから

 

プリエラ

 ので、繋がらなくてもトログロやってもいいかなという気持ち

 

ネオン

 なるほどなるほど

 

アレクシア

 当日余計な連中がいないだけでも十分

 

プリエラ

 男性ドラウっていうのもきついのかもですね。ドラウ、母系社会だし

 

DM

 ドラウ社会は捨ててる感じしますね

 

プリエラ

 ワカル

 

DM

 ともかくこの場では、住民たちは首をひねったり、憤慨したりしながら家に戻っていく

 

プリエラ

「じゃあ……うぐ、……いこうか……(相手がトログロダイトなのを思い出してげんなりしている)」

 

ネオン

 まぁこういうことがあっても冷静に動いて欲しいと言い含めてはおこうか

 

ネオン

「うむ、行くとしよう」

 

ファラ

「わかりました。あなた方を頼りにしています」

 

アレクシア

「地道に行こう」

 

DM

 じゃあみんな大好き下水道へ

 

プリエラ

「うん……」

 

ネオン

 大好きじゃあないが

 

アレクシア

「我々、下水道に潜りすぎじゃないかね」

 

プリエラ

「ウォーターディープで冒険者してたらそうなる、ってあの有名な冒険者のウォードラゴンさんが言ってたよ」

 

ネオン

「誰だそれは……?」

 

DM

 もどり

 

ナイヘルア

「来ましたね」

 

ネオン

「ぬ、予期されていたか」

 

ナイヘルア

「偶然です。我々はもう引き上げるところですよ」

 

プリエラ

「あれ? じゃあもう終わっちゃった?」

 

ナイヘルア

「いいえ。割りに合わないのでもうやめます」

 

ネオン

 さもありなん……

 

アレクシア

「まあ、そうだろうね」

 

ナイヘルア

「多少は数を減らしましたが…」

 

プリエラ

 遭遇、偶然……っていいましたよね

 

プリエラ

 ナイヘルアあんさつチャンス再び……ってこと!?

 

ナイヘルア

「狩っているつもりが、いつの間にか狩られていた、といった感じですね」

 

ネオン

 やめなさいw

 

ネオン

「そんなにか」

 

プリエラ

 ナイヘルアさんもトログロダイトにまけるなんてなー、

 

ナイヘルア

「どういう関係でここへ来たのか知りませんが、物陰からの一射に気を付けることですね。トログロダイトなんぞは捨て駒ですよ」

 

ネオン

「ほう」

 

プリエラ

 言われてみればそうですね

 

ナイヘルア

「まあ、手紙をよこした何者かも、悪意はなかったと思っておきましょう。それではこれにて」

 

プリエラ

 わたしたちが掃討に来る可能性も考えたら、コストの安い罠として置かれてるかもですもんね

 

ネオン

「伏兵がいると知れたのは収穫だったな」

 

アレクシア

「ふん、我々がここに来たことで答え合わせになったんだろうな」

 

プリエラ

「ありがとー!」

 

プリエラ

 今回いい人だったし、今度怪我したときにプリエラの脳みそがこぼれてたら拾ってタッパーで取っておいてあげよう……

 

 

(下水道マップに大量に配置されるコマ)

 

プリエラ

 めっちゃ涌いてきた!

 ぎゃっホブゴブリン

 

DM

 ナイヘルアたちも頑張ったので、少し数が減ります

 

ネオン

 先に私が先行して伏兵を探せないかな

 

プリエラ

 トログロダイトの臭いが一回セーブすると24時間平気になるのって

 きっと一発ではなが駄目になるからですよね()

 

ネオン

 かもしれない

 

DM

 ではネオンは知覚判定を

 

ネオン

 センチネルシールドで有利

 

ネオン

 ▼〈知覚〉【判】技能判定

 2D20KH1+11 → 17[15,17]+11 → 28

 

ネオン

 奇襲しようとしている者こそが最も無防備なのだ

 

DM

 では、その位置からは見えないのだが

 鉄格子で隔てられている部屋の方にやばそうな気配を感じる

 

ネオン

 こっちか。鉄格子の向こうとは

 

DM

 こっちの方

(マップ南方)

 

ネオン

「気を付けろ、隣の部屋に気配を感じる」

 

DM

 そっちに行くときは気を付けて。まあもう不意討ちは受けません

 イニシアチブどうぞ

 

ネオン

 うい

 

プリエラ

 GoA宣言通り使ってるはずなのでしゅうせいのせつつ

 

 

プリエラ

 ▼イニシアチブ:【敏】能力値判定

 1D20+2+1D8 → 6[6]+2+5[5] → 13

 

ネオン

 ▼イニシアチブ:【敏】能力値判定

 2D20kh1+7 → 16[4,16]+7 → 23

 

アレクシア

 ▼イニシアチブ:【敏】能力値判定

 1D20+1+5 → 14[14]+1+5 → 20

 

 

▼イニシアチブ固定:

 エターキャップ 12

 破壊術師 11

 トログロダイト1~5 10

 

 

DM

 ではネオンから

 

ネオン

 うーむ、結構ばらけているな

 

プリエラ

 奥の破壊術師がちょっと危険なので

 そこ殴っておいてもらっても良いかも

 

ネオン

 プリエラはこのターンどうしたいです?

 

プリエラ

 トログ2・4と破壊術師巻き込みファイボかなって思ってます

 ふふ ギリ無理そう

 

プリエラ

 どちらにしてもファイボ受けるのは避けたいかな、というくらい

 

ネオン

 うむ

 

プリエラ

 あ これで四体巻き込める

 

ネオン

 とりあえずこの位置まで動いて

 破壊術師に向けてダガーを投げるか。BAでエンスネアリングストライク

 

 

 

舞台裏:

 

ネオン

 あれ? DMが消えちゃった

DM

 すみません。PCトラブルです

ネオン

 おっとお

DM

 すぐに復帰できそうにないので、今日はここまでにさせてください

ネオン

 了解ですー

 おつかれさまでしたー




用語解説:

トログロダイト
 トカゲの頭を持つ人型生物、というとコボルドの近縁のようだが、彼らが小型なのに対してトログロダイトは中型で、かなり大きく強靭である。また、トログロダイトは沼地や下水など不潔な水場に生息しており、凄まじい悪臭をその体から発している。デーモンを崇拝することもあり、最近マスコットキャラとしてのポジションを確立しているコボルドとは雲泥の差である。


モンスターマニュアルのp.218の上の紙切れ
 トログロダイトの住処に対する感想。
「まるでオークのふんどしみたいに臭いやがるぜ、ここは!」
 ──ドワーフの洞窟探検家、アルラクス・ハンマーマルトル最後の言葉


有名な冒険者のウォードラゴン
 人名である。ウォーターディープ在住の冒険者メイルーン・ウォードラゴンのこと。強力な魔法の斧を使うらしい。


 
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