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悠仁が死んで、仮面ライダースピリットとして復活してから、卒業生がいる場所に向かうために悠仁たちはバイクを走らせていた。
ちなみに悠仁は高校生で免許を取ってるため、バイクに乗ることができる。
尚夜宵は9歳で一人で乗れないのでこうして後ろには乗せているのだ。
「なぁ夜宵、その卒業生がいる場所ってどこなんだ」
「この先の道を…」
ガシャーン!!と、夜宵が説明しようとした途端に、目の前の交差点で交通事故が起こった。
バイクと車が激突して炎上し、運転手は倒れている。
「おいおい、交通事故じゃねぇか!」
夜宵をバイクから下ろして道路の隅に置いてから悠仁は現場に駆け寄る。
「おい!大丈夫か!?しっかりしろ!!」
「うっ、うぅ…」
「悠仁、既に救急車の手配は済ませた。
あとは彼らを安全なところに運ぼう」
「おう!」
救急車が来るまでの間、悠仁たちは怪我人を安全な場所に運び応急処置をし終えた。
「悠仁、さっきの事故で気になることがある」
「何だよ」
「あの事故、向かいの車が車線変更の指示を出して信号が変わるのを待ってただけだった。
けどバイクは、真っすぐとその車に突っ込むのが見えた」
「まさか、バイクの運転手が!?」
「それは違う、私も最初はバイクの運転手を疑ったけど、彼は違った。
この事故を引き起こした真犯人は、バイクに憑依した霊」
「バイクに霊が!?」
「そう、あれ」
夜宵が指さした、衝突して炎上するバイク。
一見すれば、ただそれだけだが、霊が見える夜宵と、復活したことで見えるようになった悠仁には、その炎上したバイクの上に何かが乗ってるのが見えた。
魚とバイクが合体したような見た目の霊だ。
「ぎゃははは!!
やっぱり走りまくって轢いてぶつけるのは楽しいぜぇ!!」
高笑いしながら、近くで乗り捨てられたバイクに乗り移る霊。
すると爆発音にも似たエンジンを鳴らしてそのまま走り出す。
「おい待て!」
「悠仁!ここは私に任せて、あの霊を追って!」
「わかった!」
怪我人は夜宵に任せて、悠仁はバイクに乗って霊を追いかける。
「待てぇ!」
「ぎゃはは!!」
追いかけながらゴーストドライバーに、スピリット眼魂を装填する。
『アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!』
「変身!」
『開眼!スピリット!燃えろ生き様!その果ての死に様!』
悠仁はバイクに乗った状態で仮面ライダースピリットに変身する。
すると、バイクがゴーストドライバーから出るエネルギーによって先頭がまるで一本角を生やした馬みたいなバイク、マシンゴーストライカーへと変形する。
「はぁ!?バイクが変わった!?
けど、やるしかねぇか!」
バイクが変形したことに驚きながらも何とか走らせる悠仁。
その走力は先程とは比べ物にならない速さに達した。
「うわっ!?すげぇ速ぇなこれ!」
速度が速くなったことに驚くも、すぐに霊が取り憑いたバイクと並んだ。
「な、何だてめぇは!」
「これ以上被害者出さねぇためにも、逃がすかよ!」
悠仁と霊はとてつもない速さで並びながら走る。
霊は悠仁を撒こうと、悠仁は霊を逃さんとばかりに走らせる。
気がつけば、海岸沿いまで来てしまった。
「てめぇしつけぇんだよ!!」
霊はバイクのエンジンを吹かせ、悠仁を轢き潰そうとするがそれよりも速く走って避ける。
「はぁ!」
「おっと!」
悠仁もゴーストライカーで体当たりしようとするが、掠っただけで避けられてしまった。
「うらっ!」
「喰らえっ!!」
車輪同士をぶつけ合い、火花が散る。
「ぐっ、うぉぉ!!」
「うぉ!?」
悠仁が押し負かし、霊のバイクを吹き飛ばす。
「てんめぇ…!そんなに轢き殺してほしいようだな。
良いぜ、てめぇの血をオイル代わりにしてやるぜ!!」
ブゥンッ!!と、勢いよくエンジンを噴かせる霊。
『ダイカイガン!スピリット!オメガトライブ!』
「あぁ、来いよ」
悠仁も、ドライバーを操作してゴーストライカーの前輪に炎を纏わせながらエンジンを噴かせる。
「…」
「…」
互いを睨み合い、海岸に打ち寄せる波が弾けたと同時に走らせて、ぶつかり合った。
その結果。
「ぎゃああああ!!!!???」
悠仁のゴーストライカーが、霊のバイクを粉々に粉砕し、爆発させた。
それによって、取り憑いた霊が燃えながら海岸に叩きつけられる。
最早指一本動かすこともできない。
「ふぅ…」
「悠仁!」
物陰から、夜宵が顔を出した。
「夜宵、何とか倒せたぞ」
「うん、後は任せて」
夜宵は燃え尽きて黒焦げになって倒れ伏した霊に、ぬいぐるみを持ちながら見下ろす。
「このまま消えるのと、助かるの。
どっちが良い?」
「ぐっ、はぁ…」
「夜宵、お前」
「悠仁、私には空亡を倒す目的がある。
そのためにも、清濁併せて持つし、使えるならどんな悪鬼羅刹も受け入れる。
さぁ、どうする?」
悠仁は一度夜宵を諌めようとするも、夜宵の覚悟は固いことを知ると、黙った。
「はぁ、はぁ……、お前と一緒にいたら、これからも、いっぱい轢き殺せるのか?」
「手厚く」
「じゃ、じゃあ…、助けてくれ」
「まずはゆっくり休んで」
と、夜宵はぬいぐるみに霊を取り憑かせた。
すると。
「な…、何だこれはぁぁぁぁぁぁ!??」
ぬいぐるみに取り憑いた霊が、騒ぎ始めた。
夜宵が取り憑かせた霊には、手足を釘で打ち付けられており、自由に動けなくされたのだ。
「物に取り憑く霊は、その取り憑いた物に同調する。
お前が今まで虐げてきた者たちの苦しみを味わうと良い」
「ふざけるなぁぁ!!出せっ!!俺をここから出しやがれクソガキィ!!
俺は、俺はまだまだまだま轢いて轢いて轢いて殺し続けるんだぁ…っ!?」
ぬいぐるみの頭に釘を差し込まれ、怨嗟の言葉が続かなくなる。
「その快楽は、二度と訪れない。
解脱の境地をお前にくれてやる。
これからは何を考えることなく、身代わりとして、そしてそのバイク限定の無駄な力を、私たちのためだけに使わせてもらう」
「───────────っ、………」
ぐいっと頭の釘を奥深くまで突き刺すことで、霊は完全に沈黙する。
(夜宵って、時々こういう所あるよな…)
悠仁は夜宵とは1年半の付き合いだが、それでも幼いながらに情状酌量の余地もない悪党の霊に対する冷徹な姿勢を見たり、時には自分では真似できないような非情な手段を取ることに驚かされる。
「暴走族の霊、ゲットだぜ」
「夜宵、よくここまで来れたな?
バイクで走ってたから、かなり距離はあったと思ったけど」
「あの後救急車に一緒に乗せてもらって、近くで悠仁のGPSの反応があったから下ろしてもらった」
「そっか。
そうだ!二人は、こいつのせいで事故った二人はどうだった?」
「大丈夫、命に別状はないらしい。
だから後はお医者さんに任せよう。
それに、あまりここにいると警察も来るから、急いでここから離れよう」
「…そうだな」
警察が来て、色々と事情説明をするよりも、この場から早めに離れる方が得策だろう。
二人は急いでバイクでその場から離れ、卒業生がいる場所に向かった。
二号ライダーで出してほしいキャラ
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乙骨憂太(呪術廻戦)
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東堂葵(呪術廻戦)
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脹相(呪術廻戦)
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デンジ(チェンソーマン)