ただ大学受験の年なので遅くなることはあります。
見てくださっている方々のためにも定期的には投稿するので。
葛葉紘汰を襲撃し、異世界に送ったアーマードライダートライブ、正体を知ろうとする貴虎に、サガラは行き場所が書かれた紙を渡した。その紙に書かれていた場所とは・・・
「イタリア………、ここに行けばあいつの正体について分かるというのか。」
倒れた紘汰を見たあと、とりあえず考える為にその場を離れながら考え始めた
「(行くとしてもまず飛行機はダメだな、この世界の私に気づかれてしまう。・・・となると、目立たず、そして早く着けるなら・・・「よお、主任殿。こんな所で会うとは奇遇だな。」・・・シド。」
「いつも高みの見物のあんたが外にいるなんて珍しい。一体何だってこんな所に。」
帽子を整えながらそう言った
・・・もう二度と、誰の言いなりにもならねえ!誰にも…舐めた口は利かせねぇ!俺は…俺は!人間を超えるんだぁ!!!・・・
貴虎の頭を、ロシュオに倒される時に聞いたシドの叫びが過った。
そして、少し違和感を感じ考えた後、
「・・・いや、凌馬から変わった反応が出たと言われたからな。用心に備えて私が来たが、どうやら杞憂だったようだ。シド、お前は何を。」
「調査だよ。最近クラックが多いからなぁ。あんたの命令でここらへんに来た筈なんだがなあ。忘れたのか?」
「そうか、そうだったな。・・・シド、ロックシードは葛葉に取られたと聞いているが大丈夫なのか?」
「ああ。もうプロフェッサーから貰っている。」
ほらな、とチェリーエナジーロックシードを出した
「そうか・・・・」
紘汰から離れる様に、そのままシドと移動しているとクラックが開き、インベスが現れた。
「キィィィーーーッ!!」
「インベス!」
「ここは主任殿の手を煩わせるまでもねぇ。俺がやる」ザッ
そう言って貴虎の前に立ったシド
「そうか。任せたぞ、シド。」
「・・・・・・・・・・・・」
「シド・・・?」
インベスが迫って来てるが変身もせず突っ立ったままのシド。
そして・・・・・・
「・・・うおらあッッ!!!」
突然貴虎に殴りかかった。
・・・が
ガシッ
「何!!」
ギリギリ「やはりこういう事だったか・・・ふんっ!」
「ぐッ!」
殴りかかったシドの拳を受け止め殴り返した貴虎。
「答えろシド。貴様は・・・シドなんだな。」
「・・・フハハハハッ。なーんでばれちまったのかねえ?」
「さっきの会話だ。私のいた世界では貴様は葛葉に負けてロックシードを奪われていた。だがこの世界の葛葉は持っていなかった。つまり、この世界のシドならさっきの私の質問に疑問を持つ筈だ。」
「ハハッ、カマをかけたって事か。こいつは一本取られた。」
そう言い立ち上がって帽子を整えるシド。
「シド・・・貴様もこの世界に・・・!!」
「あの男はほうっておけって言ってたが、やっぱり俺の手で倒さねえと気がすまねえんでね。」
そう言いチェリーエナジーロックシードを構えた
「あの男?貴様等・・組んでるのか!何をするつもりだ!」
「さあな、ここで消えるあんたには関係ないことだ。・・・変身」
『チェリーエナジー』
ジジジジジ・・・ヒュゥゥ・・・
施錠し電子音声が鳴ると頭上にファスナーが現れ円形に回りサクランボ形の物体が降りてきた
ガコン ガチャ チュイーン『ロック・オン』
『ソーダ チェリーエナジーアームズ』
ロックシードをベルトのゲネシスコアに嵌め込み『ハンドルシーボルコンプレッサー』を握り押し込むとレトロゲーム風の音声が鳴り、サクランボ方の頭に落ち、鎧に形成されていった。
その姿は従来のアーマードライダーの和・洋・中いずれの系列でもなく、北欧風。薄緑がかった銀の『ゲネティックライドウェア』に覆われ、頭には茎の様な4つの角、手足にはガーダーのような繊維「シグルドボーア」には毛皮の意匠がある。さらにシド本人の左利きにより、左側にアーマーが集まり、左手に次世代型共通の武器「創世弓ソニックアロー」が握られた
仮面ライダーシグルド チェリーエナジーアームズ
「このインベスもお前の仕業か!」
「ああ。だが、今のあんたを倒すなら、俺だけで十分なんだ・・・よッ!」
「くっ・・・舐めてもらっては困る!」
斬りかかって来たシグルドを避け距離を空けそう言った貴虎。その手には量産型ドライバーがあり装着した。
「何!何故ドライバーを・・・!」
「例え世界が違えども私だ。やりそうなことなどだいたい分かる。(さすがに家にはドライバーしかなかったがな)」
クラックが開いた事によって出てきた果実を取りロックシードに変えた。
「変身」 『マツボックリ』
ガコン ガチャ チュイーン『ロックオン』
『ソイヤッ!マツボックリアームズ 一撃・イン・ザ・シャドウ!』
マツボックリロックシードで黒影トルーパーに変身した貴虎。
「ハハッ!何だそりゃ!量産型なんかでゲネシスとやりあうってんのか!?冗談キツイぜ。」
「戦える。それだけでも十分だ・・・貴様相手にはな。」
「その上から目線が、ムカつくってんだよ!!」
そう言いソニックアローから矢を撃ち出した。
ガキン「ぐっ!(重い!だが避けれなくはない。しかしあの矢には追尾機能もある。油断はできんッ!)ハアアッ!」
影松を構えて向かっていった貴虎
ブンッブンッブンッ
「おっとどうしたあ!そんな滅茶苦茶な攻撃じゃとおっ、当たらねえよ!攻撃ってのはな、こうやるんだよッ!」
ガキン!
「くっ・・・!」
「いけねえな。丸腰だぜ!」
影松を上に打ち上げられた黒影(貴虎)に切りつけようとしたシグルド、しかし
「フッ!」ガッ
「何!?」
ガシッ ジャキン『ソイヤッ!マツボックリスカッシュ』
「ハアアッ!!」
ガキン!
「ぐおおっ!ッ!糞っ!」
切りかかろうと大振りになった攻撃を避け肩を踏み台にしジャンプした後、影松を掴み、下に突き刺す様に構えカッティングブレードを切り、シグルドに攻撃した。
「戦いの時に武器を手放す訳が無いだろう。それに気づかずに大振りになるとは・・・いいかシド、攻撃とはこうやるんだ」
お返しとばかりにそう言う貴虎。
「面白え。いつまでその余裕が続くかねッ!!」
そう言い再びソニックアローで攻撃を繰り出してくるシグルドを避けながら攻撃をするというヒット&アウェイを繰り返す黒影。
本来ならスペックの差で一撃でも喰らえば終わりかねない極限な状況だが、貴虎自身の経験によって続いている。だがその状況もそう長くは続かない
「おらおらどうしたぁ?最初の威勢は何処に行ったんだぁ?貴虎さん・・・よッ!」
「ぐっ!(やはり量産型とゲネシスでは圧倒的な差がある。そめて刀だったらまだ戦えたものを!・・・いや、相手はゲネシスとはいえ今の状況は戦い慣れていないシド、そして此方を舐めているからこその状況・・・なら、やはり私がとるべき手段は・・・!)ハアッ!」
「くっ、此処まで粘るとは流石呉島貴虎だ。一番厄介だからこそ、また生きているという事が無いように俺の手で確実に始末しておかねえとな。」
「・・・・・・」
「しかしなんで其処まで粘るのかねえ?そういうのを、無駄な足掻きって言うんだよ。」
「・・・・・・」
「まあ、安心しとけ。インベスには手を出さずにちゃんと俺の手で始末してやるからよ。」
「全く・・。いつまでも喋り続けて。経口を叩きながらでしか戦えないのか?」
「なっ・・・」
「お前がヘルヘイムで私を襲った理由は分かった。無駄口を叩くのは構わんが、せめて独り言に留めろ。耳障りだ。」
「あぁ、そうかよ。だったらすぐに終わらせてやるよ!!」
そう言い再び攻撃を行うシグルド。
先程とは違い、倒す気で攻撃しているが動きがさらに大振りになり貴虎にとって都合の良い状況になっていた。
「(これで後は誘導するだけだが…)」
「いい加減っ!くたばりやがれーーっ!!」
そう言いソニックアローの弓を引き上に撃ち放った。すると飛んでいったエネルギーの矢がサクランボのオーラへと変化し、弾け、無数の矢となり降ってきた。
ガガガガガッ!
「っ!くっ!がああっ!」
何本かの矢が当り飛ばされた黒影。変身が解けるとまではいかなかったが、かなりのダメージを負ってしまった。
「(まずい!変身が解ける訳にはいかん!・・・此処までが限界か………)」
そう思い橋の壁にまで向かい座りこんだ
「さあて、そろそろ終わりにしようか。呉島貴虎よお。」
ソニックアローを構え直し近づきながらそう言うシグルド。
「・・・自らが有利になると、すぐにとどめを刺さず相手に行動を許す。シド、お前の悪い癖だ。」
『ソイヤッ!マツボックリオーレ』「ハアァッ!」
ガッ!
影松を戦いによって脆くなっている地面に刺して橋を崩し、そこから川に落ちていった。
「何!!・・・糞っっ!!!」
川に矢を撃つが何も反応が起きず、佇むしかなかった。
ゴポゴポゴポ・・・・・・
(よし。とりあえずこのまま人気の無い所まで行かねば。しかし、あいつとシドは繋がっている?一体何故・・・ん?)
突然ピピピピピ、と電子音が流れ声が響いてきた。
『そのまま500M先に、今は使われていない下水道がある。下水道に着いたのち真っ直ぐ抜けると沢芽市の外に着く。そこで倉庫があるはずだ。』
それきり声は聞こえなくなった。
(今の声は・・・!)
怪しさはあるが他に宛の無い貴虎は指示に従い川を泳いで行った。
~~~~~~~~~~~~~~~~
「ぐわああぁぁぁあああッ!!」
ドガン!!
鎧武・闇を倒すために戒斗、ザックに続いて、凰蓮、城乃内も変身したが片方は止める為の戦い、片方は倒す為に戦っている事により、徐々に戒斗達が押され始めていた。
「ザック!」
「ザック!くそっ!何だか知らないけど調子に乗んなよーーっ!!」
『カモン!ドングリスカッシュ』
「止めなさい!ボウヤ!」
「デヤアアアッ!」
専用武器『ドンカチ』を叩きつけようとするグリドン(城乃内)だが、鎧武・闇は無双セイバーのレバーを引きエネルギーをチャージした後・・・
ガシッ
「嘘っ!!」
「フッ!」 「うおっ!」ドサッ
グリドンのドンカチを握っている腕を掴み、グリドンに足払いを掛けて倒し、倒れたグリドンに向かって無双セイバーを撃った。
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
「アッ!ガッ!ア"ァアッ!」
カチャ カチャ チャキッ「・・・ハァアアッ!」
バキン!!!
「ウアアァァァッッ!!!」
弾切れになった無双セイバーを持ち替えグリドンのベルトに突き刺し、ロックシードを破壊した。
「城乃内!!」
「先ずは1人・・・」
「もう止めて紘汰っ!!」
その時、背後にクラックが開き鎧武・闇の動きが止まり、変身が解除された。
「チッ、時間切れか。」
「待って!貴方は……紘汰なの!?」
その問いに答えず紘汰の体から黒い霧みたいなものが出てきてユグドラシルタワーに行き、体はクラックの中に消えていった。
「今の黒い霧は・・・一体・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~
『ユグドラシルタワー』───
元々は呉島貴虎が先導する対インベス用の研究や迎撃の要となる曰く『人類の希望』。ロックシードの研究や戦極ドライバーの開発をしていたが、ヘルヘイムの森への入り口に使っていた『人工クラック』からオーバーロードに攻められ今はオーバーロードの領土と化している。
ウーウーウー
「?コレハ・・・」
「レデュエ。一体これは何だ。」
不思議そうに考える戟に似た武器を構え、緑色の体に装飾が特徴のオーバーロードの将、レデュエの所に、黒い服を着た呉島光実がやって来た。
「何者カガ装置ヲ壊ワシタンダロウ。ケド、一体誰ガ・・・?トニカク行ケバ分カル。」
そう言ってオーバーロードの王妃を蘇らせる為、連れ去った人々から生命エネルギーを奪っている装置のある部屋へと向かう光実とレデュエの前に男性が現れた。
「お前は…たしか捕らえた1人の…」
その時黒い霧が男を包み、紘汰の姿になった。
「!葛葉紘汰!?何で・・・!」
「変身」
『オレンジ』 『レモンエナジー』
『ロックオン』
『ソイヤッ! ジンバーレモン ハハァーーッ!』
「!!!黒い鎧武!」
「ハァッ!」
変身し光実に切りかかるがその攻撃を、手に持っている武器でレデュエが止めた。
「ドウシタ?早ク闘ワナイト死ヌヨ?」
「くっ・・・言われなくても分かってる!」
そう言いゲネシスドライバーを取りだし装着し、メロンエナジーロックシードを取り出した。
「変身!」
『メロンエナジー』
ジジジジジ・・・
ヒュゥゥゥ・・・
『ロック・オン』
『ソーダ メロンエナジーアームズ』
施錠し音声が鳴ると、光実の頭上にファスナーが円形に回りメロンに似た物体が降りてきて頭に落ち鎧に形成されていった。その姿は他のアームズと違い左右非対称で所々夕張メロンを思わせる色になり、右肩に『バリロンエナジースリーブ』というソニックアローを扱うのに適した形になり、その姿は弓道を思わせる姿になった。
仮面ライダー斬月・真 メロンエナジーアームズ
「ハッ!」
光実が変身し戦い始めるとレデュエは武器を下ろし攻撃を止めた。
「?!何の真似だ!レデュエ!」
「ダッテコンナセマイ場所ダト、ワタシデハタタカイニクインダ。」
「くっ!」
ガキン!
「ハアアアアッ!」
鎧武・闇の攻撃をソニックアローで受け止め広い部屋に押し出した。
「ハッ!」ジャキン!
広い所に出ると無双セイバーを右手に持ち、左手にソニックアローを持ち出した。
「!!」
「ハアッ!」
「ッ!デァアアッ!」
ガキン!バシュンッ!ドン!ドン!ドオオオン!!
鎧武・闇はソニックアローと無双セイバー、斬月・真はソニックアローで撃ちながら切りつけ、鍔迫り合ったら至近距離で撃つがどちらも決定打には至らなかった。そして・・・
「フンッ!」
ドガアンッ!
「!!くっ!」
投げてきた机を切り、前を見るがそこに鎧武・闇は居らず、机を利用してスライディングで懐に入りソニックアローを鎧の付いていない腹に当てた。
「!?」
ピ、ピ、バシュンッ!
「があああっ!!うっ!」
立ち上がろうとする光実に切りかかろうとする鎧武・闇。そこに植物が現れ、鎧武・闇に攻撃した。
「ヤレヤレ。世話ノヤケル」
レデュエが部屋に入りそう言いながら手を降ろした。
ヘルヘイムの植物の操作──
オーバーロード達がロシュオによってヘルヘイムの環境下で生きられるよう『知恵の実』で体を改造された時に得た能力の一つ。
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブ
レデュエも戦おうとした時、大量のイナゴが部屋に現れた。
「うわっ!これは・・・虫!?」
「ダレカガ封印ヲ解イタカ・・・」
すると、イナゴが集まり人の形をし、中世の貴族の様な服装をした男が現れた。
「久し振りだな。レデュエ。」
「全ク・・・。シャムビシェハ何ヲシテルンダカ。」
レデュエと話している男の名はコウガネ。以前、紘汰が夢を操るオーバーロード、ラピス=シャムビシェの世界に来た時、アーマードライダーを養分に完全復活を目論んだ『黄金のアーマードライダー』。その正体はオーバーロード=フェムシンムの世界の学者が人工的に造り上げた黄金の果実。
「お前は一体・・・」
「何だ?私の事を覚えてないのか?」
ジジジジジ・・・
突如部屋の真ん中に開いたらクラック。中から現れたのは・・・
「やはり貴様か。」
「ロシュオか・・・。」
フェムシンムの王、ロシュオであった。
前話の後書きで書き忘れておりました。
独自設定その1:ブラッドオレンジロックシードの行方
これからも独自設定の所を書いていくので気になった所などをどうぞ気軽におっしゃってください。
それを糧に精進していきますので。