一般的な子供の事は分からないけど、普通の子供ってもっと元気いっぱいで走り回ったりするものらしいけど、アクアやルビーは基本私が面倒を見ている時は大人しかったし、私の仕事場でもちゃんと気配りも出来ていた。
少なくとも私が知っている子供は高峯達の子になる訳だけど……基本大人しいし、ヒカル君の事が大好きみたいで、ヒカル君にべったりしているし、世の中のお父さんは嫌われているなんて事は実際は無いのかも、なんて思っていたが……アクアにしろルビーにしろ考えてみればおかしな部分はいっぱい合ったのだ!
そして、何よりも私と違ってアクアは頭が良かったけど……ルビーはなんて言うか私と同じでおバカだった。
なので、アクアはヒカル君似でルビーの残念さは私似だと思っていたけど……まさか私の子供が転生者とか……理解が追い付かない
「アクアはゴロー先生でルビーがさりなちゃんだっけ? 二人とも死んで目が覚めたら私の子供になっていたっていうけど、本当にそうなの? お化けとかじゃないよね?」
私としてはお化けは無理だよ。そんなのは愛せないよ! だって……怖いもん!
「「お化けじゃないよ!」」
「そ、そうだよね。お化けじゃないよね」
お化けじゃなさそうだから、うん、大丈夫だ。
とりあえず、落ち着く為にもゴロー先生が作ってくれた味噌汁を飲もう
「え~っとアクア? それともゴロー先生?」
「アクアで良い」
「じゃあ、アクア……その、味噌汁頂戴」
「分かった」
アクアから渡された味噌汁を見ると刻みネギと豆腐が浮かんでおり、アサリ匂いも漂っており二日酔いではあるものの、問題無く飲めそうだ。
お椀に口を付けて一口、また一口……なんて事はせずに一気に飲み干した。
「あ~五臓六腑に響き渡る~」
アサリの味噌汁があれば二日酔いなんてもう怖くないね
「そうか……とりあえず俺達は家族って事で良いのか?」
「私もアイとはこれからも家族で居たいけど……アイが嫌って言うなら出て行くよ」
あれ? なんかシリアスな感じになっちゃったけどどうしよう?
「私は転生者ってよく分からないけれど……要は前世の人の経験が何故かあるって事だよね。そ、それならま~アクアもルビーも私がお腹を痛めて産んだ子供だし……私の子供だよね?」
どうしよう? 言ってて急に不安になって来た。
でも、私の血を引いてる訳だから子供であるのは間違い無いし……
「勿論俺はゴローの記憶と経験はあるけど、間違いなくアイの子供だ!」
「私もさりなの記憶はあるけれどアイの子供だよ!」
「そうだよね。私が親なんだよね」
私はとりあえずアクアとルビーの言葉に同意して納得しようとした。
スマホを取り出して……
「私一人じゃ受け止めきれないから、ヒカル君にも伝えないと!!」
「それは良いけど……多分今頃寝てるんじゃないか?」
「アイもカミキさんと朝まで楽しんでいた訳なんだから眠いんじゃない? 一旦ひと眠りしてからカミキさんに連絡しようよ」
確かに私は……いや、私達で夜通しヒカル君と愛を育んでいた訳だから、流石に今電話するのは迷惑かも……
アクアとルビーの言い分も最もだし、私も正直眠い
「……そうだね。じゃあ夕方にでもヒカル君を呼んで話の続きをしようか」
「分かった」
「うん」
「じゃあおやすみ~」
私はアクアとルビーを部屋から出してベットに潜り込んだ。
そして、今までの事を思い返すと……アクアとルビーが小さかった時一緒にお風呂に入った事を思い出してしまいベットでジタバタしてしまったのは私だけの秘密だ!