星野家の転生者暴露大会から数日が経過した。
俺個人はそもそも騙すも何も無いから被害者0人の無罪だから問題無い
アクアとルビーも心のつっかえが取れたのかスッキリしたようで、アイとの関係は良好の様だが……
「ヒカル君……そろそろもう一人作らない? ほら、アクアやルビーも大きくなったし私達から見れば17歳なんて大人みたいなもんだし、それに中身は大人なんだから問題無いよね?」
アイはそう言うと目をキラキラさせて迫って来たけど、一体こいつは何処の国基準で考えているのだろうか? 17歳はまだ子供だし、少なくとも日本では20歳から18歳に成人年齢は変わってしまったのは記憶に新しい
「アイさん……一応言っておきますが、自分の経験で話しているのであれば駄目ですよ」
まーアイがもう一人産みたいって言うのは全然構わないし、そもそもアイが結婚しているって情報は世間には流しているのだから問題は無い
相手が俺だって事を言っていないけど……それは些細な問題だ。
「ヒカル君……私ね未だに結婚相手は誰なのかって聞かれるの」
そんな事を考えていたらアイが急に語り始めた。
「アイドル時代なんかは偶々中学の時の同級生にバッタリ会っただけで炎上したし……」
「ああ、そう言えばそんな事もありましたね。ファンからは男の影があるアイドルなんて推せないとか言われてましたね」
当時のニュースで『B小町のセンターであるアイに男の影が……』ってわざわざ特集してたけど、真相は中学の時のクラスメイトだっただけでアイは名前すら覚えていなかったから、話せる事が何一つ無かった。
そして一番の問題はその相手の男がアイに好意を寄せていたみたいで匂わせる言動をしていたけど……俺に言わせれば同じクラスにいた訳なんだから、チャンスなんか幾らでもあったのに何故今更って? 思ってしまった。
結果だけ言えばこんなのはアイに暇な時にでもSNSでどっか行った画像を定期的にタイムラインで投稿してアリバイを作れば良いだけなので簡単に解決した。
たまに俺も写って居たけど……まぁー当時はマネージャーだし、他の子のSNSにもわざと写ってけん制した。
俺の容姿が良いだけに『B小町』はその辺の有象無象に靡く訳が無いと浸透したので、そう言ったニュースは無くなった。
「バッタリ会って喋った事は『久しぶりー』『元気ー?』『頑張ってねー』だけなのに……」
「まーアイドルなので商売上仕方ありませんけどね」
「そこ行くとヒカル君はずるいよね。裏では数々の女性を誑し込んでいたのに……そう言ったスキャンダルなんか一切世の中に出ないし、私は挨拶しただけで炎上だよ」
「私とアイさんはターゲット層が違いますからね。アイさんの場合は男性の方が多いですし、何より男性から声を掛けられる場合がありますが、私は女性がターゲットになりますし、女性から声を掛けるのってかなり敷居が高いです。……あと私は自分のファンに手を出した事はありませんからね」
そんな事すれば上原パイセンと同じく無理心中されてしまいそうだし……ファンの子なんて口が軽いからそんな事すれば一瞬で炎上ネタになってしまう
「私だって無いよ! 私はヒカル君一筋だもん」
アイはそう言うとムスっとしてしまい、ほっぺを膨らませて私怒ってますとアピールしていた。
「……すみません。今のは私の言い方が悪かったですね。私もアイさんが浮気をするとは思っていませんよ」
もしアイ達が浮気するような事になるとしたら、俺がやらかしてそれをネタに脅迫してやらせろと言われた時ぐらいかもしないが、みんなには『じゃあバラして来いよ』と相手に言うように厳命している。
そうすれば相手は記者に言いに行くかもしれないが……そんな事は些細な問題だし、脅迫には屈してはいけないのだ。
理由はどうであれ一度でも体を許したなら、底なし沼に引きずり込まれてしまい自身で対処する事は不可能であるし、救出するのは極めて困難なのだ。
カナンの時は偶々運が良かっただけで、あんな痛い目に遇うのは二度とご免だ。
それにこの事務所が潰れた所で、もう金は十分稼げたので問題は無いし、子供達には金の稼ぎ方はちゃんと教えているのでこれも問題は無い
そもそも芸能界には可愛い女の子なんていくらでも居るんだから、自分を磨いてその中で遊んでれば良いのにわざわざ枠の外に出て、危ない橋を渡る奴らが多いのだ。
まー今の若い子は遊び方を知らないし、何より対処の仕方が雑なのだから時たま狙ってやっているんじゃないのかと疑ってしまう
昔はちゃんと親分肌の人間がそういう火遊びのやり方を教えていたけど……今じゃあコンプラコンプラとうるさいから仕方が無い
アイを抱き寄せながらも、アクア達が上手くやってくれる事を祈るばかりだ。
「言っておきますが……子供を作るのは構いませんけれどアイさんが高校を卒業してからですよ」
「ええ~卒業まで後一年以上もあるんだよ」
「今は高校2年生ですからね。頑張ってくださいね」
「分かったよ~」
とは言いつつも若干不満はあるようなので、それを解消するのは夫の務め……って言えばカッコいいが俺に出来る事なんてコレしか無い
「じゃあ第2ラウンド行きますか」
「うん♡」
アイとの行為はまだまだ終わらない
今年で星野アイ33歳(今は32歳)でカミキは32歳になりました。