「ごぉぉぉごぉぉぉ」
アイから受け継がれた可愛らしい見た目とは裏腹に凄まじいいびきに鼻提灯を出しながら眠っているルビー
さりなちゃんの時はいびきに鼻提灯だって無かったはずなのに……
そう言えばアイもいびきに涎に鼻提灯とその可愛らしい容姿を台無しにする破壊力を持っていた。
そう考えるとルビーは正しくアイの遺伝子を受け継がれたようだ。
そして一番おかしいのがカミキさんだった。
ベットの上で猫のように体を丸めて眠る癖があるのだが、それは恐らく貧乏生活が長かったので、その時の癖が未だに抜けないのだろう
アイと出会わなければこの人は今もあの元共用便所の部屋に住んでいた可能性がある。
そんなどうでも良いことを考えつつもとりあえず、今なお力強いいびきを搔きながら裸で寝ているルビーに布団を掛けて映画の準備に必要な物を考える。
結論を言えばこの映画はアイとカミキさんが主役である以上この二人は外すことは出来ない
なので、困った事にアイはスケジュールの調整が可能ではあるもののカミキさんが今かなと共に映画の仕事をしているのでこっちに時間を作る事が出来ないのだ。
あとは『初代B小町』のメンバー達とカミキさんとの濡れ場だけど……あの空中分解寸前のグループを時間が無い中で、一致団結させた方法が有る意味一番の問題シーンである。
言ってしまえばカミキさんが食い散らかしたと言うのが答えなんだが……決定的な場面なのが二度目の濡れ場シーンであるメンバー全員との乱交なのだ。
これがあってようやくアイも含めて全員の蟠りが無くなったと言っても過言では無いのだが……これは流石に無理だった。
どんなに知恵を絞って言葉を変えようとしても乱交は乱交でしかも、アイドルとマネージャーの関係なのだからバッシングは偉い事になる。
こんなのをやってしまったらアイは事実上の引退になるかもだから苺プロは図り知れないダメージが出てしまうし、カミキさん達もバッシングは避けられなくなるのでそうなると他の子供達も可哀そうな事になるので、2度目のシーンに関してはやらないのだ。
案の定アイが昨日その事で文句を言おうとしたが、カミキさんの手で潰されて今頃アイとカミキさんでコミュニケーションをとっているだろうから問題は無い
横で幸せそうに寝ているルビーを見るとどうにも性欲が滾ってしまう。
まだ朝まで時間はあるし、後一回いや後二回位良いだろう?
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「ルビーちゃん大丈夫なんか物凄く眠そうだけど?」
「あんたアイドルなんだから夜更かししちゃ駄目よ! ちゃんと寝ないと肌なんかすぐに荒れちゃうわよ」
先輩とあかねさんに物凄く心配されてるルビーです。
どどどどうしよう。別にこの二人に隠し事をする気は無いけれど……今二人に事実を言えば仕事に支障が出る事間違い無いし……でもこんな事で嘘を言うのは嫌だし! 正直に言うべきだろう……
「実はお兄ちゃんが一週間振りに帰って来たんだけど……その、大分溜まっていたようで、それに付き合っていたら寝れなかったの」
寝不足ではあるものの体には活力が漲っている事から恐らくアクアニウムを過剰に摂取したのだろう。
目の下のクマは凄いけど充実した時間を堪能できたので私にとってはプラスである。
「「ルビー(ちゃん)ずるい! なんで呼んでくれなかったの(よ)」」
「いや、私も呼ぼうとお兄ちゃんに提案したんだけどね。『二人とも今映画撮影で忙しいから呼ぶのは辞めておこう』って言われちゃったの」
「かなちゃんは置いといて、私だったら……何も問題無かったのに!」
「ぐぬぬ! アクアに役者人生かけてる何て言わなければ呼ばれたのに!」
二人ともスケジュールがカツカツだから仕方ないし、そもそも私とお兄ちゃんは一緒の家に住んでいる訳だし、何より双子タレントで一緒に売り出しかけているから時間も合わせやすいのだ!
「かなちゃんこうなったら……」
「嫌よ」
「まだ何も言ってないじゃない!」
「どうせあかねの事だからこの4人で私の住んでるマンションにシェアしようって言いたいんだろうけど……そうなったら私達朝から晩まで猿みたいにずっとやる退廃的な生活になるわよ?」
確かにその可能性は極めて高いけど……あかねちゃんか先輩がストッパーになれば問題無いんじゃ?
「……で、一番の問題が誰もストッパーになりたがらない事だから無理よ。せめてアクアがストッパーになれれば良いけど」
「じゃあ私がストッパーになるよ」
意を消してあかねちゃんがそう言った瞬間先輩と目が合った。
「「どうぞどうぞ」」
「二人とも早いよ! そこは自分がやるって名乗りを上げるところじゃないの」
「そんなの知らないわよ! やりたいって人がやれば良いじゃない!」
「じゃああかねちゃんがストッパー役になるって事で私と先輩が例え場週で7回やるとしてあかねちゃんは2回だけって事だよね?」
「うーん参ったわねルビー。私達の体持つかしら?」
「仕方ないよ。これも彼女の務めだからね。じゃああかねちゃんそういう事で……」
「じゃあ早速アクアの所に行かないとね♡」
私と先輩は回れ右して帰ろうとしたところであかねちゃんに肩を掴まれた。
「二人ともあんまりふざけてると私も怒るよ!」
若干マジのトーンであかねちゃんは怒らせてしまった。
アクアハーレムはストッパーが不在の為やりすぎ注意
カミキハーレムはカミキ自身がストッパーをしていたがそもそも人数が多いので、対応しきれず、その結果味覚障害に陥ってます。
何事も程々が一番ですね。