第1話
推しの子
生前ハマっていた漫画だった。
そう、”ハマっていた”である。
星野アイは可哀そうだなぁ~って思う反面。俺の脳みそでは星野アイの救済は不可能と判断していた。
まぁ、カミキヒカルが本当に黒幕なのかは分からないけど、
星野アイは確かに可愛い、究極で無敵のアイドル様だ。
それは否定の仕様が無い、純然たる事実だ。
だけど、あの子・・・敵が多すぎるからな。
自分のグループであるB小町からも嫌われているんだから、潜在的にはかなり嫌われているんだろうってのは誰だって想像がつくだろ?
しかも、
”ああ……。価値ある君の命を奪ってしまった僕の命に重みを感じる。”
こんな中二病真っ盛りのセリフ恥ずかしすぎて言えやしねぇ
原作では演技力が凄いと評判で劇団ララライでもトップクラスだったが、そこは偽物の俺・・・演技なんか前世で学校の文化祭位でしかやってないし(何より役は地蔵)そもそもセリフはねぇ、動きもねぇ、ライトが周りをグールグル、おらこんな文化祭嫌だ((´;ω;`))
と、いう訳で6歳から所属しているんだけど、うんともすんとも行きませんよ。
でも、俺の容姿は良いものだから、大女優の姫川愛梨パイセンに目を付けられました。
ええ、全力で媚びを売って暇さえあれば肩を揉んだり、話しかけたりした結果
ぱっくりお食べになられました。
姫川愛梨は悪女って言われるけど、ホラなんだかんだ言ってみんなおねショタ好きだろう?俺も好きだ。だから俺も思う存分楽しんだんだ。
そう、楽しんだんだけど
楽しかったんだけど
運命って怖いよな
ちなみに俺は姫川愛梨に対して何も不満は無かった。
何せ、お小遣いはくれるし、仕事も回してもらえるし、SEXは気持ちいい
こいつは間違いなく最高の遊び相手だ。
だから、このニュースを見たとき俺の意識はぶっ飛んだ。
姫川大輝君が生まれました。
あれ、ちゃんとゴムは着けてたハズナンダガ・・・?
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運命とはかくも怖いものである。
このまま原作通りに進むと俺は推しの子に殺されるんじゃないだろうか?
だって、仮に星野アイにSEXしようって言われたら二つ返事でついて行っちゃうもん
誰だってそうだろう?
あんな可愛い子に言われれば男は満月じゃなくても狼になる。
何なら俺はスーパーサイヤ人になるよ
って話がそれたな
とりあえず、やるだけやって
ま、死ぬとしたら30歳以降だし、楽しい思い出作って最後は笑って死んでやるかな
星野アイに会うまでまだ時間はあるから、女性の口説き方と演技の練習ぐらいはやってみるかな
本物には勿論及ばないだろうけど、本気の紛い者を見せてやるぜ。