お仕事と学業に専念していたら、月日が経つのはまーはやいこと、気が付けば11月になっていた。
大輝君は
親として、兄として、それはとても嬉しいことなんだが、何だかとても寂しくはある。
これはアイに以前言ったことを訂正しないといけないな
セックスから始まる愛もあるかもしれないと・・・
でも、俺にはルビーとアクアは正直な話、愛せそうにないんだよな
だって、本人では無く別の誰かがそれになっているなんてこえーもん
殺したいとかそんな気持ちは一切ないけど、かかわりたくは無いんだよな。
とおセンチなメンタルを慰めつつも、義務教育で通っている中学校でのメインイベントである修学旅行の始まりだ。
学校によって時期はまちまちなんだけどうちの中学校は11月に行くのが決まりなんだ。
行先はまさかの宮崎・・・この時期は海開きもしてないから、まずナンパは出来ない。
クラスに1人はいるやたらと神話に詳しい奴が鼻高々に語っているところを見れば、宮崎はそーゆものらしい・・・
憑依体験あんびりーばぼーな出来事を経験している俺にとっては割とどうでもいい話なんだがな
ぼろいアパートに帰って、修学旅行に行く準備を整えて、今日は早く寝ることにしよう
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修学旅行当日
中学校の修学旅行なんか班ごとに分けて行動するなんて言われても、結局はクラス単位での行動になるから意味は無いんだ。
だけど、それそのものは俺も多いに楽しめたんだよね。
しかし、一日目の夜にアラーム機能でしか使用していないケータイから、未登録の番号から電話がかかってきた。
班員には俺がホテルでお姉さんをナンパしているところはしっかり見られていたから、からかわれたけどみんな男だから分かってくれてる。
とりあえず、ベランダでナンパしたお姉さんの顔を思い浮かべながら電話に出る
「もしも~し、ヒカル君電話に出るのが遅いよ~」
「これは失礼しました。何分学生ですからね。ところで昼間のお姉さんですよね?何号室にいるんですか?部屋に行きますよ」
なんか聞いたことがある声だけど、誰だっけな?
「・・・私アイだけど、お姉さんって誰?」
「おかけになったカミキヒカルは現在使われておりませんし、また金輪際使われる予定もありません」
俺はケータイの通話をそっと切ったが、ケータイは再度着信を知らせ自己主張をする。
見るとさっきの番号と違うので今度こそ昼間のお姉さんだ。
「もしもし、お姉さん?」
「アイだけど!!!お姉さんって」pi
そのあともう一度やり取りが続いた。そのまま待ってみたけど、結局昼間のお姉さんからの連絡はなかった。
どうやら、脈は無かったようだ。