「それでは斎藤社長、改めまして劇団ララライ所属女たらしのカミキヒカルです。アイさんに演劇指導どころか実技の指導まで行いました。」
「もう、恥ずかしいなヒカル君♡」
「いきなりお前ぶっこんできやがったな」
「ええ、だって今更じゃないですか?妊娠して出産までしている以上白を切る必要が無いですし、何なら責任はアイさんの行動力を甘く見ていた私にありますからね。」
「そうだよ~ヒカル君が言う本気を私も真似してみたんだよね。」
いらん事言うな!
「アイさん差支え無ければどうやって妊娠したんですか?確かにゴムに穴は開いて無いのは確認しましたし、ましてピルも飲んでもらいましたから。ゴムの中の精子を利用したとしても使えるはずがないんですよね」
精子の生存期間はおよそ2~3日
ピルを飲んだ場合はその日数をはるかに超える期間が適用される。
従って、ゴムの中の精子は使えない。
冷凍保存って方法もあるにはあるが、それはちゃんとした施設でないと使えない関係上必ず足が着くし、受精する確率はそこまで高くない
「それはねぇ簡単だよ。一回休憩はさんだ時に私トイレに行って、吐き出したの♡粉薬とかだったら多分アウトなんだろうけど、ヒカル君が用意したのって錠剤だったからね。溶けきって体内に吸収されるまえに出したからセーフだったんだよ。」
「まさかそこまでするとは・・・」
確かに多少は吸収されるかもしれないが、極々少量であれば効果はかなり落ちる。というか粉薬のピルがあるなんて思わねーだろ・・・完全にしてやられたぜ
「うんうん、あとはゴムの中の精子を使って妊娠したわけ」
「カミキすまなかった。このクソアイドルの所為で、お前に迷惑をかけた」
「いえ、結局は同意したのは俺ですので・・・斎藤社長も気を遣わずに、では私は修学旅行の途中ですので、帰らせて頂きます。話の続きは東京に戻ってからにしましょうか」
「そうだな、ああ、今日はもういいや。じゃあ連絡先教えてくれ俺たちはまだ宮崎にいるからしばらく戻れねしな」
「では、この番号におかけください」
「ねぇねぇヒカル君!佐藤社長じゃなくて私とも交換しようよ」
「すみません。アイさん今糸電話は有りませんので」
「むぅぅーーー」
アイは不満の所為か俺の胸に飛び込んで来たので、そのままがっちりホールドして抑え込む
「今は不満でしょうが、ほんの3.4年程度耐えてくださいね」
「年単位は長いよ~」
「良いですかアイさん?寂しい気持ちも恋愛のスパイスなんですよ。ではこんな形ですみません斎藤社長」
「あ、ああ気を付けて帰れよ」
はぁ~めんどくさいけど