アイがファンから貰ったものを警察の方に借りた金属探知機で確認したところ、盗聴器がそれはもう出るわ出るわで大変だった。
「アイさん、傷ついてるところ申し訳ないのですが、引っ越ししましょう」
「・・・うん、ヒカル君の家に住む」
「私は構いませんが、今現在は苺プロの事務所に住み込んでいますが?」
「なんでぇ!?」
「斎藤社長に住んでいた所を見せたら、今すぐ引っ越せと怒られましてね。住めば都と言いますか、慣れるまでは確かに大変なところはありますが、そのかわりお金は貯まるところでした。」
「へぇー私ヒカル君とならどこでも住めるよ」
「月¥3000の元共用便所ですよ」
「え、今なんて?」
「月¥3000の元共用便所ですよ」
「ごめん。流石にそれは無理かも・・・」
ちゃんと便座にはセメント流して使えなくしているし、小便器は外して、床はフローリングのマットを敷いていたので、意外と住み心地よくはなりましたし、何よりそんなところに人が住んでいるとは思われないので、意外にも快適なんだけどね。まぁ理解は得られないよね。
とりあえず、斎藤社長に相談しないとな
♡♡♡
「アイさんの厄介ファンに対する認識が甘すぎた結果、住居バレがされてました。」
「えっと悪いカミキもう一回言ってくれないか?」
「ですからアイさんの厄介ファンに対する認識が甘すぎた結果、住居バレがされてました!」
「まじかぁ~。マジなんだよなぁ~」
ため息ついて落ち込んでいるところ申し訳ないけど
「斎藤社長・・・前々から思っていたことがありますが、言っても良いですか?」
「・・・言ってみろ」
この馬鹿アイドルの頭を撫でながらも厳しい事言わないといけない
「アイさんがどんなに
「・・・あっぱっぱー」
「・・・私はそんなに残念かな」
「残念の部類の人間です。それも途轍もなく・・・」
ズウンと擬音が鳴るほどにアイと斎藤社長が落ち込んでいた。
「しかし、カミキよ。アイが殺されるってーのは穏やかな話じゃないが、何かあったのか?」
「実は古参のファンのリョースケってやつがアイの家にナイフを持って突撃してきました。」
「え、ナイフ!?アイは無事だったのか?」
「本人は目の前にいますので、ご自身で確認してください」
「ヒカル君に守ってもらったから大丈夫だよー」
「だそうです。で、どうやって来たのか吐かせた訳では無いですが、色々とファンの方たちからぬいぐるみなり色々と貰っていたようでして調べた結果・・・盗聴器が出てきました。」
「・・・そのリョースケとやらはどうしたんだ?俺が殺してやる」
「もう大丈夫ですよ、警察関係の知り合いに頼んで殺人未遂・住居不法侵入・婦女暴行etc.と罪状も山の様に付けましたし、検察官にも知り合いがおりましてね。とても優秀な方なので絶対に死刑にしてもらえます。」
「そ、そうかお前人脈凄いな」
「女性限定ですよ。所詮私は口説くしか能が無い女たらしですよ」
そこまで出来れば十分じゃないかと思った斎藤壱護であった