カミキヒカルになりました。(本編完結)   作:だめねこ

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第15話

「私ヒカル君と一緒に住む!!出来なかったらアイドル辞める!」

 

はぁ~またわがまま言いやがって、ドームで公演が夢の斎藤社長じゃなかったらアイは即首なってもおかしくないレベルの事を平然と言い放つ。

 

「アイさん・・・良いですか、常識的に考えて16歳で妊娠・出産した中卒の訳アリが社会でまともに働くことは出来ませんよ。そうなるとキャバクラかもしくは風俗に身を落とすことになってしまいますが、その辺りはどうお考えですか?」

 

「はぅあ!!」

 

「水商売を悪く言うつもりはありません。この世は所詮男と女の世界ですので、どんなに非難しようとも無くなることは絶対にありえません。手を変え品を変え名前を変えて生き続けていくでしょう。で、話を戻しますが、もし水商売で生計を立てようとするなら、やめた方が良いです。水商売は夜の仕事なので、子供の世話をすることはとても大変ですよ。ある程度子供が大きくなった時に理解を示して頂けなければ行きつく先は家庭崩壊になります。」

 

「・・・ヒカル君に養ってもらうってのは?」

 

「それは勿論夫の務めなので、喜んでやりますが・・・正直な話私も学生ですし、何より今は守らないといけないものがたくさんありますので、ある程度目途が付くまでは、苺プロには残りますよ。こんな私でも不義理な行いは出来ればしたくはありませんのでね」

 

「カミキお前マジ良い奴だな!!」

 

「むぅぅー分かったじゃあ。佐藤社長!」

 

「斎藤だ!佐藤じゃねー」

 

「どっちだって良いよ。じゃあドーム公演が実現したら、私はアイドル辞めるからね!ここは絶対に譲らないから」

 

「ちなみに子供はどうやって面倒見るんだ。」

 

「それでしたら、私が高校に連れて行って面倒見ましょうか?」

 

「「え?それって大丈夫なの?」」

 

「筋を通せば無理は引っ込むものです。それに私はB小町のマネージャーであるまえにアイさんの旦那ですからね。学校行事は難しいのでそういった特定の日だけは対応していただければありがたいですね」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

アイのストーカー被害による引っ越しも斎藤社長が頑張って物件を探してくれたおかげで何とかなったが、赤子連れの高校生とかひと際異彩を放つじゃん。言ったのは俺だけどさぁー

 

はぁー本当にため息しか出ないし、しかし貴重なミヤコさんをベビーシッターで消費する訳にはいかないし、何たった3年間耐えればいいじゃないか、と思いつつも無理そうな気がする

 

今度ばかりはまずいかも・・・

 

4月から始まる高校性活は波乱万丈になりそうだ

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