今日から俺は高校生だ。
女遊びもせず、学校が終わればアイの家に双子を置いて、その後は事務所に即戻ってお仕事に明け暮れて、全B小町のメンバーの面倒を見て勉強もする。
ライブ前や撮影の前にキスをするのはもはや日常茶飯事
上手く仕事をこなしたらさらにご褒美も行い、モチベーションも向上させる。
最近はメンバーも仕事に慣れたおかげか、収入も増えており、心も体も満たされておまけに懐も温まってきたようだ。
俺も熱意を注いで腰を振ったかいがあったというものだ。
時折アッパッパーの目の光が無くなっているときがあるから、後ろから近寄ってそっと抱きしめてやることもある
ああ、仕事中は良い
仕事中はもう仕事の事だけを考えれば済むからな・・・
問題は学校性活だ。
よくよく、考えればわかる事
アクルビが転生していることはこの前の異常な目を見た時から分かっていたことだ。
そして、俺はこの前高校に連れて行って双子の面倒を見ると言った
つまり、何が言いたいかと言えば
俺から女子の生徒を口説きに行くことは出来ないということだ。
アクルビは今1歳だっけ?
このぐらいの年の子はものすごい可愛いものだ、カミキとアイの遺伝子合体はまさしく大成功である。
しかし、俺にもプライドがある
赤ちゃんをダシにナンパ何か出来るはずが無いんだよなぁ
男のナンパは体一つで行うことだ。
という訳で、俺の学校性活の野望はもろくも崩れ去ったはずだった。
一か月後
ラブレターが靴箱に入っていた。
放課後屋上に来てください。ってマジかぁ~あ、こらアクア返しなさい
その日の授業は全く頭に入って来なかった。
ヤバいな、めちゃめちゃドキドキしている。
こんなにドキドキしたのは愛梨パイセン以来初めてだ。
嫌がるアクアとルビーを抱きかかえて、逸る気持ちを抑えて屋上に行ったら、そこには学校の制服に身を包んだアイが居た。
いや、可愛いよ。
うん、可愛いんだ。
可愛いんだけど、お前何やっての?
「あのアイさんその格好で何をしているんですか?」
「えへへ、一度ヒカル君と一緒に放課後デートしてみたかったんだ♡」
「今日は仕事じゃなかったんですか?」
「NG無しの一発クリアですぐに終わらせて来たんだよ。君に会うためにね」
アクルビが荒ぶる芋虫の如き動きで、大暴れし始める
だからね・・・落ち着きなさい。この厄介限界オタク共!
「はぁ~それではいい機会ですし、家族水入らずでどこかに遊びに行きますか?」
「うん♡」
アイはそういうと後ろから抱き着いて来た。
双子はこの世の終わりのような表情で俺を見る
いや、俺が父親ってそんなに嫌か?
色々と守るために体を張ってきたんだけどなぁ~
やっぱり、転生したお子様っていうのは俺には難しいのかもしれない