夏休み中旬
アイドルフェスは何とか乗り切った。
観客を見れば、赤のサイリウムが多いがその他の色もそこそこある。
双子もフェスを見に来ていて、やっぱりすっごいオタ芸を披露していた。
全く、
ちょっとでも気を抜くと視界が揺らぐし、体から力が抜けていくが、こんなところで
俺はまだやらなきゃいけないことがある。
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「皆さん本日はお疲れさまでした。皆さんのおかげでアイドルフェスも無事に成功を収めました。それでは斎藤社長一言お願いします。」
「みんなが頑張ってくれたおかげで、ドーム公演に一歩近づくことが出来た。カンパーイ」
「「「「かんぱーい」」」」
アイドルだけじゃなく、参加してくれたスタッフにも酌をして回る。
さて、マネージャーの仕事の時間だ。
労いの言葉を忘れてはいけない
「あ、カミキマネージャーお疲れ様です」
「お疲れ様です。皆さんのおかげで大成功になりました。本当にありがとうございました」
「いえいえ、カミキマネージャーにはうちも大変お世話になっておりますので、こんなことで良ければいつでも声をかけて下さい。あとうちの社長も連絡が欲しいって言ってましたよ」
「分かりました。それでは時間があるときに今度挨拶に伺いますね」
あいさつ回りも終わったし、今度はB小町メンバーも労う
とりあえず、睡眠薬入りのジュースを配ってみんなには今夜はぐっすり眠ってもらおう。
今日は俺も休みたい
「みなさん本日はホテルも貸し切ってますので、お部屋に行かれる方はフロントに自身の名前を伝えればルームキーを頂けるようにします。」
「おー流石カミキ気が利くな」
「斎藤社長もミヤコさんもお疲れでしょうし、今日はもう休まれては?」
「うーん、そうだなぁじゃあそうするわ」
「じゃあ、カミキ君後お願いね」
「はい、任せてください」
それから1時間後には各自解散
会場に忘れ物が無いかも確認して、フロントに伝えた後はコンビニに行った。
マネージャーは裏方だ。
あの場で飲み食いなんて持ってのほかである。
とりあえず、カップラーメンでも部屋で食べながら宿題もしないと・・・
C/Oは確か10時だから、まだ時間はある。
まだ、俺は頑張れる。
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翌朝
「みんな乗ったか?」
「あれ、カミキマネージャーは?」
「ああ、あいつはバイクで来てるから大丈夫だ。それに先に帰ってもらって大丈夫って言われてる」
「そうなんだ!」
「それにしてもカミキマネージャーが打ち合わせしてくれたおかげで、すっごいやりやすかったよね」
「そうそう、どこ行っても大体2~3時間位無駄に話しているけど、カミキマネージャーが居ると要点だけを抑えて、ちゃんと分かりやすく説明してくれるし、何なら絵にかいて丁寧に説明してくれるよね」
「2~30分位しかかからないし、本当にすごいよね」