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保育園に通うようになって半年が過ぎた。
迎えに来るのは決まってカミキだった。
その先生達に1週間に一回は決まって差し入れを行っていることもカミキ自身の容姿も非常に整っていることもあり、保育園の先生からはとても好かれていた。
チビだけど・・・・
迎えに来てから俺とルビーからカミキに話かけることは無いが、カミキからは良く話を掛けられていた。
今日は保育園で何をしたとか
何か困っていることは無いか
夕食は何を食べたいか
特に大したことも無いから、本を読んでいたや、困っている事も無いし、夕食も何でも良いと半年間変わらず同じ答えを返している。
それに対してカミキは微笑を浮かべながらも、どこか困ったような表情しながら「そうですか・・・」と言って会話は終わる半年たった今でも変わらないやり取りだった。
ただ、アイの事が大好きなルビーだけは違った。
「ええ~今日もカミキさんが夕食作るんですか!?私ママの料理もうずっと食べて無いから、ママの手料理が食べたい!」
そのとき、ほんの一瞬だったが、カミキがとても悲しそうな表情をしていたが、次にはいつも通りの微笑に戻っていた。
今のは気のせいか?
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ルビーの言葉にグサッときた
そ、そりゃそうだよね。
だって、双子はアイの事が好きなのであって、俺の事は別段好きじゃない訳だし、しかも半年の間ほぼ毎日俺が料理を作っていた訳だから、アイの料理を求めたくなるよな・・・
それでも、俺は双子の父親だから放棄するなんてことは出来ないし、する気もない
ならば、半年たった今でもやることは変わらない
双子は守るし、嫁も守る
大丈夫だ、俺には誰にも負けない強い信念がある。
とりあえず、今日はカルボナーラでも作るかな・・・
アイにも帰宅は何時になるのか?後は何か食べたいものはあるかラインで確認・・・早いな、1秒位で既読が着いたぞ。
”帰宅は18時頃になるよ。あと夕食はヒカル君が良い”
カルボナーラにしよう
アイの家に着いたし、時間はそれほど余裕があるわけでは無いけど、先にお風呂の準備をしてから、カルボナーラを作る事にしよう
洗濯物は・・・アイに任せよう
丁度夕食の準備も出来たところで、玄関が開く音が聞こえた。
そうなると双子が玄関にすっ飛んでいく
「「ママお帰り~」」
「はーい、アクア・ルビーただいま~。」
「アイさんおかえり」
「ヒカル君ただいま~」
「じゃあ、手洗いうがいをしましょうね。抱き着くのはその後です」
「ぶーーー。分かったよ~だ」
「ちなみに夕食とお風呂どちらを先にしますか?」
「ヒカル君で♡」
お前の飯は白米だけな!