カミキヒカルになりました。(本編完結)   作:だめねこ

77 / 220
第41話

 ドームでの公演も終わって、しばらくが経った。

 

 B小町も解散ライブを行い、皆アイドルを無事に卒業し、モデル業に勤しんだりドラマにも主演している。

 

 アイだけがドームを行っていないので、ソロアイドルとなってしまったが……インフルエンザは仕方が無い。

 

 なので、アイには今しばらく頑張ってもらおう。

 

 俺は今……マネージャー業務と送迎だけやって、余った時間はセンター試験の対策に参考書を読んでいた。

 

 試験がそろそろ近いんだよなぁ~。

 

 模試も今の所はB判定をキープしているから、多分大丈夫だし……。うん、イケるイケル♪

 

 

 

 

 

 

 

 やっば! センター試験はまだなんとかなったが、大学入試問題こっちがやばかった……一応自己採点した結果ラインは超えていると思うけど、足切が発生したらどうなるか分からないな。

 

 

 とりあえず、合格通知が来るまでは暇だから、お仕事しよう。

 

 合格通知が来るまで事務所のポストを確認する毎日

 

 うーん、まだ来ない

 

「カミキマネージャー送迎お願いしまーす」

 

「はーい。今行きます」

 

 戻ったら再度ポストを確認しよう

 

 

 

 仕事も終わって全員家に送り届けた後に事務所に戻るとダンスレッスンが丁度終わったのかアイもいた。

 

「あ、ヒカル君合格通知届いてたよ」

 

「アイさんありがとうございます」

 

 さて、気になる中身は……合格!!!!!!

 

 思わず、近くにいたアイを抱きしめた。

 

 ダンスレッスン後の為か、アイの身体は汗ばんでいたが、それが逆に情欲を注ぐ。

 

「あんっ♡ ヒカル君そんなにがっつかないで……私はどこにも逃げないよ♡」

 

 とりあえず、俺は深く物事を考えるのを辞めることにした。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 高校を卒業するまでの間は自由登校の為、苺プロで激務をこなしていた。

 

 日中はマネージャー業務とモデルをこなし、夜は事務所での書類整理を行っている。

 

 相変わらず、高峰達とは時間さえあればやっているが、アイだけはドラマ・番組・映画・アイドル活動と幅広く活動してる為、お互いの時間が合わずあんまりやれていない。

 

 こればかりは仕方が無い事だ。

 

 世の中は結局のところお金が物を言う世界だ。

 

 アイ自身が売れているし、一番星そのものだとしても、中々収入が上がらない。

 

 ソロアイドルになったから、B小町の時よりも収入がアップしているし、何なら俺と同じぐらいの稼ぎに為ってはいるものの、それに伴い出費も凄まじい事になっている。

 

 アイドルだから、常に衣装代も馬鹿にならないし、ボイトレ・ダンスレッスンにスタジオ代に果ては所得税も加わる。

 

 モデルに関しては俺はコネだから、衣装代は勿論。その他もサービスしてもらってはいる。

 

 その甲斐も有って、高峰達の収入もB小町(アイドル)時代よりも遥かに高くはなっている。

 

 だが、しかし……。

 

 斎藤社長も税金に関しては中卒(アイドル)にちゃんと説明している訳じゃ無いし、俺もそれに関してはちゃんと説明出来るわけでは無い。

 

 ま、税の事は税務署に行って講習会でも開いて貰えば良いんじゃないかな? 餅は餅屋っていうしね。

 

 しかし、アイ達が頭を抱えてなぁぜなぁぜしているのはすっごい可愛かった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。