カミキヒカルになりました。(本編完結)   作:だめねこ

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第44話

 四条社長との、急遽始まったドライブデート。

 

 ベンツなんて乗りなれない車を運転している以上、普段よりも気を使ってしまう所為か……神経質になってしまう。

 

 そんなの知った事かと、四条社長は俺のサイドブレーキ(・・・・・・)を握ろうとしてくる。

 

 それを左手で阻止しつつも、目線は外さないで四条社長に告げる。

 

「良いんですか?こんなところで事を始めたら、俺自身もアクセル全開(・・・・・・)にして止まりませんよ」

 

「ッッ!! やっぱり、ヒカルちゃんは良いわねぇ~。今の口説き文句溜まらなかったわよ」

 

 頬を赤く染め上げて四条社長は体をビクビクさせている。

 

 まだまだ30代前半なだけあって、若くそして容姿も非常に整っている事もある為か、その挙動は非常にそそる。

 

 ご飯はもう良いから、ラブホにでも連れ込もうかと考えていたら、ナビから『目的地に到着しました』と音声が流れる。

 

 車を降りて、周囲を見渡せば……それは業界で有名な飲食店(・・・)だった。

 

 金額もさることながらも、サービス(・・・・)も整っており……極々一部の連中位しか行くことが出来ないお店である。

 

 アカン!? 腹上死するかもしれん……。

 

 俺の思いとは裏腹に……四条社長は俺の腕に自身の胸を押し付けるように抱き付いては、一緒に歩き始める。

 

 ……相変わらず、良いおっぱいしているようで……。

 

 四条社長の思惑にズルズル引きずられながらも、俺らは店に入った。

 

 前もって予約していたのか、スムーズに対応されて部屋に通される。するとそこには……以前、アイドルフェスの時に手伝ってくれたスタッフも居た。

 

「あ、四条社長。遅いですよ~?」

 

「うふふ、ごめんなさいね。これでも急いで来たのよ。そ・れ・にヒカルちゃんも、ちゃーんと連れて来たんだから……」

 

「カミキマネージャーお久しぶりです! あの時はよくも一服、盛りましたね!? 私、カミキマネージャーと出来るって聞いて楽しみにしていたのに……ジュースを飲んだら眠くなって、気が付いたら部屋で寝ていたんですからね!」

 

「ヒカルちゃん、分かってるわよね? これはあの時の契約不履行よ……?」

 

 ……ちぃ、バレてか……。あんときはとにかく宿題とサウナに入りたくて、全員夢の世界に飛び立って貰った訳なのに……!

 

「……つまりこれは、あの時の続きと言うことですね。しかし、契約不履行はちょっと言い過ぎなのではないでしょうか? 性行為に関しては、誘われた場合にのみ行うと言った内容ですから……」

 

「……えぇ〜? 誘うも何も……その前に一服、盛られたら出来ないじゃないですかぁ~」

 

「……分かりました。では、腹ごしらえとセックス……どちらにしますか?」

 

「「セックスで!!」」

 

 3Pか……。スタッフちゃんさえ先にダウンさせれば、何とかなるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 4時間後……。

 

 

 

「「ねぇヒカルちゃん(カミキマネージャー)、まだ遊べるよね!!」」

 

 こ、こいつら……どんな体力してんだよ。

 

 俺はあかほりさとる先生のMOUSEの主人公じゃないから……そんなには無理だって……!?

 

 

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