カミキヒカルになりました。(本編完結)   作:だめねこ

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第45話

 4時間以上もセックスしているのに、目の前にいる2体の淫獣モンスターは満足するどころか益々、さらなる刺激を求めてくる。

 正直な話……もう限界はとっくに超えており、辛うじて立たせて見せているが、腰がもう無理! ……限界なんだよ!?

 しかし、泣き言を言ったら最後、スタッフちゃんは分からないが、四条社長との繋がりは無くなるだろう。

 俺の経験上、セックスにおいては、女性を満足させることが出来ない男なんている価値も無い存在になる。

 引き攣りそうになる表情を無理やり誤魔化し、不敵に笑え!!

 にじり寄って来たスタッフちゃんと四条社長を、むしろ抱き寄せて耳元で囁く……。

「……私も漸くがエンジンがかかってきたところですが、2人ともそろそろご飯にしませんか?」

 俺がそう告げると、2人ともクゥーと可愛らしい音を鳴らした。

 体を抱き寄せているからこそ俺も見逃さないし、2人とも空腹だと自覚した。

「……そうね。私もお腹が空いたし食事にしましょう」

 

「うぅ、まだやり足りないけど……仕方ないですね」

 

 こうして俺は何とか生きながらえることが出来たが……この2体の淫獣モンスターに対しての、ある種のトラウマめいた物をこの日植え付けられてしまった。

 

 その後に出されてた料理は主に性欲を高める料理だったが……食事を挟んだ事により、すっかり2体とも大人しくなってしまったので、お開きとなった。

 

 

 

 

 

 四条社長の車を運転して、苺プロの事務所まで送ってもらった。

 アクアとルビーの迎えに行く前に、一旦事務所に戻って腰にシップを張らないとな……。

 まだ、時間に余裕はあるけど……。俺個人で使用している冷蔵庫が空っぽなので、買い物もしたい……。だからこそ序に、ハイエースの鍵も取りに行っていざ保育園に!

 運転席に乗った瞬間……腰から尋常じゃない痛みが走った。

 いや、これでも普通の人よりは鍛えられてるはずなのに……!?

 思わず涙目になるほどの痛みだったが、何とか耐えて保育園に到着した。

 

「あ、アクア~カミキさんが迎えに来たよ」

 

「カミキさん、いつもありがとうございます」

 

「いえいえ、二人ともお待たせしました。それでは帰りますしょう」

 

 近寄ってきた双子を抱き上げた瞬間。腰に激痛が走った。

 

 まだ、シップは張ったばかりだから効果は出るのに時間がかかるかもしれないが……この痛みはやばい……!

 

 双子は動かない俺を見て不思議そうにしていたので、行動を起こさねば……。

 

「それにしてもアクアとルビーも身長が高くなりましたね。子供の成長は早いとは言え少々驚いてしまいました」

 

「「(それはカミキさんの身長が低いからそう見えるだけだよ)そ、そうですか~」」

 

「では、大人しく座っててくださいね」

 

「「はーい」」

 

「では出発しますよ」

 

 双子を車に乗せて、アイの家に向かった。

 

 途中、痛みによる冷や汗も尋常じゃなかったが……バレずに済んだようだ。

 

 痛みもシップを張ったおかげである程度緩和されてたが、まだまだ続く……。

 

 料理はまだ良いが、風呂掃除が一番厄介だった。

 

 しゃがむという行為がこれほど恐ろしく……かつ、痛い事など今まで生きてきた中では体験したことの無い出来事だった。

 

 ……クソッ! あの淫獣モンスター共め!

 

 いつかリベンジしてやるから、覚悟してろよ!!!!

 

 何とか風呂掃除を終わらせて、夕食はにんにくをたっぷり入れたスタミナ牛丼を作った。

 

「二人とも、夕食の準備は出来ましたがすぐに食べますか? それとも……アイさんを待ちますか?」

 

「みんなで一緒に食べようよ」

 

「そうだな、アイももうすぐ帰って来るだろうし」

 

「分かりました。「たっだいま~」良いタイミングで帰ってきましたね。アイさんお帰りなさい」

 

「「ママ(アイ)おかえり」」

 

「ルビー、アクア、それとヒカル君たっだいま~今日の夕食何かな~。もうお腹ぺっこぺこだよ」

 

「スタミナ牛丼、にんにく増し増しです」

 

「やった~!!」

 

 アイが嬉しさのあまり飛びついてきたことにより、腰の痛みもあり支えきれず床に頭をぶつけた俺はあっけなく気絶したようだ。

 

□□□□

 

「はぁ~カミキマネージャー……凄かったですね。たった一人でここまで気持ち良くなったこと無かったのに……本気になっちゃいますよ」

 

「だめよ、ヒカルちゃんは私のお客様なんだから、今回はみうがどうしてもって言うから顔を立てただけなんだからね」

 

「わかってますよーだ! ……でも、見た目も良いけど、あのギラついた眼がどうしようもなく滾りますよね!」

 

「そうなのよ! 普段は笑みを絶やさない癖に、スイッチが入るとどこまでも苛烈に求めてきてくれるのよ! ああ……そんなヒカルちゃんを、私は泣かせたい(・・・・・)のよね……」

 

「確かに……どんなに搾り取っても、余裕のある表情を崩さないどころか隙あらば私達をイカせちゃうあのテクニック……! あの余裕の顔を泣かせる事が出来たらなぁ〜? これ以上の快感は無いだろうな~?」

 

「実際、私なんて……ずっとイキっぱなしだったわよ?」

 

「私もだよ、ゆきなお姉ちゃん……」

 

 ……そう恍惚な表情を浮かべる淫らな姉妹は、策を巡らし始める……!

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