「ヒャッハーーー!」
3人の盗賊がスライムによって切り刻まれる。
「景気が良いねぇ、盗賊さん。じゃあ有り金、全部出そうか。」
(景気が良い盗賊の日は悪魔付きアルファの回収っと)
「なめんじゃねぇぞ、このチビ!」
ハンドガンサイズのマスケットを撃つ
が、左に避けられた
そして、シャドウの後ろに立っていたチューニに命中するが、
「いてっ、俺としたことが撃ってくること忘れてた。」
当たった弾は、鉄にでも当たったかのように変形して地面に落ちた。
「空飛んでた方が安全か。」
そして魔力を使って飛ぶ。
「こいつら...」
「ほらそこ、無駄口たたかない。金出せっつてんだろ。」
スライムを伸ばして撃ってきた盗賊の首を斬りおとす。
「スライムソード、良いじゃないか。」
続々と盗賊を斬っていく、
「うん、想像以上に使えるね。」
「って、あれ?仕方ない。あとは、キミで試すとしようか。」
後ろから盗賊が切りかかってくる。
しかし、後ろ向きに構えた剣によって簡単に防がれた。
「頑張れば、2分くらい長生きできるから、頑張ってね。」
シャドウに剣をはじかれるが、
「舐めてんじゃねぇぞ!」
盗賊から突きがはなたれ、スライムソードでそれを防ぐ。
「どうだ?俺はこれでも、ブシン流の皆伝なんだよ!」
盗賊の振るった剣が当たり、血が吹き出る。
「なーんてね。」
血に見せかけたスライムを解除し、足元からスライムを出して切り刻んだ。
(俺も襲撃を偽装した時のスライムを回収しておくか。)
「2分もたなかったね。」
「うん。スライムボディスーツも大満足だ。」
「使いこなせているようで何よりだよ。」
「商隊のみんな、仇は討ったよ。形見はボクが有効活用するから安心してほしい。」
「お金に美術品に食糧に、」
「スレイヤー、ちょっとこっち来て。」
「ん?檻、奴隷かな。」
荷台にかかっている布をめくる
「いいや、悪魔憑きだ。」
「それは予想外。」
悪魔憑きに魔力を注ぎ込む。
すると、巨大化して檻を破壊した。
「その波長、魔力暴走と同じ。」
「使えるんじゃないか?」
「ハハッ、自分の体じゃないから安全に好き勝手出来るね。」
そうして、悪魔憑きを隠れ家に運んだ。
〜〜〜〜〜1ヶ月後〜〜〜〜〜
(よし、魔力暴走の制御に成功したみたいだな。)
悪魔憑きの状態から金髪エルフの少女になった。
「まいったな。」
「あんなに腐ってたのに、元に戻るんだ。」
少女が目を覚ましかける。
「おっと、どうしようかな。」
「こここそ、陰の実力者の初舞台じゃないか?」
「刮目せよってね。」
シャドウは適当な場所に座り、俺はその横の壁に腕を組みながら寄りかかっておく。
そして、少女が目を覚ました。
「目が覚めたか?」
「え?!私の体、嘘、」
「キミを蝕んでいた呪いはもう解けた。もはやキミは自由だ。」
「あなた達が、私を?呪いって?」
「あぁ、呪いというのは…」
「君たち英雄の子孫にかけられた忌まわしき呪いだ。」
話が詰まらないようにフォローする。
「・・・」
「驚くのも無理はない。だが、キミも知ってるだろう?」
あらかじめ手に持っておいた教典を投げ渡す。
「教典にある3人の英雄が、魔人ディアボロスを倒し、世界を救ったというおとぎ話を。あれは本当にあったことさ。」
「!?」
「魔人は死の間際に呪いをかけた。それがキミを腐った肉塊へと変えたものの正体だ。」
「だが、何者かが歴史を捻じ曲げ、キミたちを悪魔憑きなどと蔑まれる存在にした。」
「!?」
「その黒幕の正体は…」
「いや、やめよう。この名を知れば君にも害が及ぶ。」
自然に話を遮り、シャドウが名前を思い浮かぶまで時間を稼ぐ。
「かまわないわ。いったい何者なの⁈」
「ならば、教えよう。その名はぁ、、、」
「『ディアボロス教団』。」
代わりに名前を教え、バトンタッチする。
「壮、魔神ディアボロスの復活を目論む者達だ。」
少女が歯を食いしばる
「奴らは決して表舞台には出てこない。」
「我らの使命は、その野望を陰ながら阻止すること(かな)。」
シャドウが青紫色の魔力を広げ、スライムスーツに姿を変える。
「そう、我が名はスタイリッ…いや、我が名はシャドウ。」
それに応じて、ナイトが黒色の魔力を広げる。
「そして、我が名はナイト。」
「「陰に潜み、陰を狩る者。」」
「シャドウ…ナイト…」
シャドウが立ち上がって、少女に近づく。
(俺も壁に寄りかかってる状態から動くか。)
「困難な道のりになるだろう。だが、成し遂げなければならない。」
「英雄の子よ、我と共に歩む覚悟はあるか?」
「病、いえ、呪いに侵されたあの日、私は全てを失いました。醜く腐り落ちるしかなかった私を救ってくれたのはあなた達です。だから、あなた達がそれを望むなら、私はこの命を賭けましょう。そして、罪人には死の制裁を。」
シャドウが手を差し出し、少女が手を置く。
そして、スライムを操作して少女に着させる。
「敵には強大な権力者もいるし、真実を知らずに操られている人達もたくさんいる。」
「でも、立ちふさがる者に容赦はできない。」
「そうそう、そんな感じ。」
「理解が早くて何よりだ。」
「他の英雄の子孫を探し出して保護する必要もあるわね。」
「え?あ、うん。」
(無言でうなずいておく。)
「組織の拡張と並行して拠点を整備しないと、そのための資金集めも。」
「うん。ほどほどにね。」
「そうだな、であれば我らの組織名も決めておくとしよう。」
「えっと、じゃあ、僕らの組織は『シャドウガーデン』。」
「そして君はアルファと名乗れ。」
シャドウが外に向かっていったので、追いかけるようにして向かい、シャドウと共に隠れ家から出る。
「良いじゃん、ナイト。ナイスアシスト。」
「戦闘面ではあんまりサポートできないから、その分、演出面でサポートするよ。」
「ふむ。任せたぞ。『陰の協力者』よ。」
〜〜〜〜〜3年後〜〜〜〜〜
(初舞台から3年経って、シャドウガーデンはシャドウと俺と七陰にまで拡大した。ちなみに、俺はシャドウガーデンの副盟主みたいな立ち位置だ。あと、今日はクレア•カゲノーが王都に出発する予定だった日なので、オルバの事件の日だ。)
(「言い訳してんな、このはげー!」と聞こえてくるが、無視してシャドウについていく。)
「ナイト。アルファは?」
スライムを解除して執事の変装を解く。
「痕跡を探っているところ。」
「行動早いね。姉さんまだ生きてる?」
「ディアボロス教団の者による犯行のため、生かされてる。」
「なぜ姉さんを?」
「英雄の子の疑いをかけているとのこと。」
「なるほどなぁ。」
(今頃、盗賊がディアボロス教団に早変わりした。と勘違いを繰り広げているところかな。)
いくつかの場所に印の入った地図を広げる。
「アジトのいくつかを突き止めたのがこれら。なお、本命の場所は不明。」
「ふっ、そこだ。そこに姉さんはいる。」
「なるほど。さすがシャドウ。暗号のブラフと記述の照合をすれば、ここに隠しアジトがあるという事が確認できた。」
(一応、本当に照合しておく。俺が介入していることによって歯車がずれてるかもしれないし。)
「やはりな。」
「決行は今夜だ。」
「了解。七陰にも伝える。」
(隠しアジトの位置も合ってる。問題はないな。)
〜〜〜[オルバ視点]〜〜〜
「オルバ様!」
「何事だ!」
「侵入者です!」
「敵は恐らく8人。陰のようにどこからともなく現れて、兵たちも次々と!我々では歯が立ちません!」
「ありえん。ここには王都の近衛に匹敵する騎士を、」
部下の首が飛んでくる
「な、なんだと⁈」
「貴様ら、一体、」
オルバが向かった先には黒い服をまとった少女が7人。少年が1人いた。
そして、中央にいた少年が前に出る。
「我が名はナイト。そして、」
「我らはシャドウガーデン。」
「ディアボロス教団の壊滅を目的とする者」
「我々は全てを知っている。」
「魔人ディアボロスの復活、英雄の子孫」
「そして、悪魔憑きの真実」
「ディアボロス教団。その名を、その秘密を、どこで知った!」
剣を抜き、斬りかかる。
~~~[ナイト視点]~~~
(さて、オルバが斬りかかってくるから、剣で戦うのが普通だが、俺はあまり剣術や格闘技のセンスがない。シャドウから教わってはいるから、表世界的に見たら十分強いし、オルバ相手なら十分戦えるとは思うが、試しておきたいこともあるので、一発目は剣で対応して、その後は別で戦うか。)
ナイトとオルバの剣が交わり、跳ね返した。
そして、跳ね返した直後に七陰は周りを囲い、ナイトはスライムを操作して無数の矛を曲げながらオルバに飛ばす。
(本来、聖域のアウロラで初登場する技だが、近接戦に自信のなかった俺は転生して、超ショートスリーパー化したら、まず魔力を駆使した飛行技術を身に着け、次にスライムによる遠距離攻撃を練習した。その次あたりで近接戦での戦い方も練習したけど、オルバの次のボス戦は遠距離攻撃の方が良い。そのためにもスライムを大量に常備して、今のうちに慣れておく。それに、この大量のスライムで将来的にやれることが増えるはずだ。)
オルバはスライムを剣で斬ったり防いだりしているが、スライムの量に対応しきれず、刺さった。
(瓶を取り出したか。そろそろ逃亡だな。)
オルバは取り出した瓶から錠剤を一粒取り出し、飲み込んだ。
オルバの魔力量が増え、刺さっていたスライムを砕いた。
「隠し通路での撤退か?」
「?!」
ナイトのセリフが判断を一瞬遅らせたが、構わず地面に剣を刺し、隠し通路に逃げた。
「追わなくて良いの?」
「1人、忘れていないか?」
「!だから別行動をしたのね。」
シャドウとナイト、七陰達は屋上に集まっていた。
「シャドウ、ナイト。」
「フッ」
「私たちはあなた達のもとを離れる時が来たわ。」
(さて、ここから2年はほとんど介入せずに、新しい技術でも身に着けるかな。)
「お別れよ。」
(まぁ、霧の龍級のボスは元から七陰だけでは無理だから介入するけど、)
(決選投票)オリ主の苗字アンケート
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B1.アシスト
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B2.アシイスト
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B3.アーシスト
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B4.アーシスット