陰の協力者になりたくて!   作:ただの厨二病A

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第14話B「君の美、君の力」

スライムソードで刺されたオリヴィエが消える。

「っ!貴様は、さっきの奴らの、」

「どうやら、聖域のシステムがざるなようだったからね。コバンザメのようにくっついて来た訳だ。」

「まさか!中心に向かう時に、ついて来たというのか!だが、愚かだな。中心に近づくほど貴様は魔力を失い、我らは力を得る。自ら最も不利な場所に飛び込むとは、」

「愚かなのはそちらであろう?魔力を使えないと知りながらついて来ていてかつ、今の今まで姿を隠していた。それに、この姿を見て気づかないのか?」

「何ぃ⁈」

 

「魔力の塊?アーティファクト、いや、まさかそれは、スライムか?いやだとしたらなぜ!なぜ魔力が使える!」

「言ったはずだ。聖域のシステムはざるだと。魔力を使う裏道なんて簡単に見つけられる。」

「そんなことは人間には不可能だ!」

「で、次の一手を出さないなら、殺すけど?」

「ま、待て!分かった。私が悪かった。謝ろう。ここは一つ、冷静に話し合いで、などと言うと思ったか!」

「思ってないから安心しろ。」

「確かに、聖域の中心で魔力を使い、それでオリヴィエを倒したことには驚いた。運が良かっただけだろうが、それでも勝ちは勝ちだ。おめでとぉ。」

「ありがとぉ」

 

「だが!質の悪いコピーを一体倒したところで、いい気になるなよ!聖域には我々にすら計り知れない魔力が眠っている。だからこういうことも、可能だあ!」

ネルソンが操作して、壁一面にオリヴィエが現れた。

 

「ハァッ、そんな、」

 

「これが聖域の力だ!」

「だから何だって言うんだ?」

ナイトに向けて、大量のオリヴィエが突撃して来る。

それを大量のスライムの槍を放って一掃する。

 

「第一陣は凌いだか、だが!その程度で終わりと思うなよ!」

さらにオリヴィエが突撃して来る。

 

「シャドウ、わざわざ扉を開けて壊す必要はない。最終的に、聖域の核が壊れれば良いだけだ。」

「確かに、全部吹き飛ばしちゃえば同じだね。」

 

ナイトが腕にいくつか剣を受ける。

(そろそろ限界か。)

 

聖域の出口を作る。

「後は任せた。」

「帰れるなら、壊す必要なくない?」

「壊さない理由もないだろ?」

「そうだね。」

聖域を出る。

 

 

 

そして、聖域のある湖が見渡せる高台に移動し、アルファ達と合流する。

「ナイト。」

「さて、もうそろそろだぞ。」

 

 

湖の中心辺りの水が膨らみ、青紫の魔力が水を押し除け、光の柱が湖を包む。

(アニメで、アルファが笑っていたのも分からなくはないな。アニメで見たよりも実際に見ている方が壮観だ。)

 

 

 

〜〜〜[回想]〜〜〜

 

 

 

「どうかしら?」

「「うん、」」

「(馴染みのある建築様式が異世界に、、、)」

「(まさか完成させるとは、、、)」

(とは言いつつ、知っていたが)

 

「ツーバイフォー、ナイトが教えてくれた建築技術のおかげよ。」

「さすがだな。」

「仮の拠点も完成した。これであの子たちの訓練も本格的に始められる。」

「ほんとにあの子たちも鍛えるの?」

「えぇ、必ず必要になるわ。ディアボロス教団に対抗するには、組織の拡張と共に個々の戦力強化も進めないと。」

「(ヒャッハーな世界だし、護身術という事で良いんじゃないか?)」

 

「それに、あの子たちも奴らと戦うための力を欲している。」

「そうか。ならば我らが叡智の一端を授けるとしよう。」

「闇の中でおのが意思を貫き通すための力をな。」

「(まぁ、子供だけの暮らしだしね。)」

「(俺もあまり剣術は得意じゃないし、戦力があることに越したことはないだろう。)」

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