ホロライブラバーズ 『鋼鉄の化学野郎』   作:ただの片栗粉

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ちょっとずつ投稿頻度は回復させたい


序章〜化学のはじめ〜
大いなる目的


今年の3月俺はある学園への入学が決まった。その学園はホロライブ学園、様々な種族の人達がこの学園で集まり強くなっていく。結構有名な学園だ。なんで俺がその学園に入学が決まったかと言うと…

 

 

「ナノテクか…」

 

父「そうだ、悠斗がそのナノテクノロジーを使った戦闘スーツが認められて特別に入学が認められた。」

 

「推薦ってやつか。」

 

父「そんな感じだ、これから1ヶ月の猶予があるから十分に自分の戦闘力を上げるがいい。」

 

という事らしい。正直だがナノテクノロジーを使って戦闘スーツを作ったのは俺だけでは無い。だが一つだけ言えるのは現学生でナノテクノロジー扱えるのは“俺だけだ”

 

「よし、とりあえずスーツのアップグレードだ。現に使える機能は正常。さらに機能を増やして自由度を上げる」

 

「あとは魔法に対する防衛だな、」

 

父「衝撃吸収を作ると良い。ナノテクと一緒にヴィブラニウムを使おう、ヴィブラニウムはあらゆる衝撃を吸収して衝撃波として使える。魔法に対して使えるかはちょっとわからないけどな」

 

「あそこはありとあらゆる種族がいる。他に何か対策出来るのは?」

 

父「結局はパワーには負けやすい。ナノテクは損傷すると永遠に修復可能じゃない、どこかの部位のナノテクを消費して損傷箇所を修復する。」

 

「だからヴィブラニウムを使って強度を上げると?」

 

父「それもそうだ、過去にナノテクではないけどスーツはあったよな?」

 

「ほんの数着だけどな、ヴィブラニウムやナノテクには敵わないが。」

 

父「いつでも呼べるようにしておけ、便利だぞ。」

 

「分かった」

 

父「助言はここまでだ。あとは自分でやるんだな」

 

あとはやることと言ったら、実験だ。実際に作って実験だ。最初は初期スーツの合金スーツだ。ずっと使ってないから不備が出るかも知れない。

 

「1、2着目はそういや爆散したっけか…マーク3、こい」

 

俺がそう言って庭にマーク3を呼んだ、そして装着してしばらく空を滑空していた。

 

「滑空は問題ない。他の機能も問題なし…あっ…」

 

油断していた。ちょっとよそ見していたら目の前の山にぶつかった。轟音と共に地面に叩き付けられた。

 

ノエル「何あれ…?」

 

フレア「よし!行ってみるか!」

 

「最悪だ…目立った損傷は無い…」

 

フレア「うわっ!?機人?」

 

「やべ、見つかったか。」

 

ノエル「機人さん?」

 

「あー…そう見えるが、そうじゃ無いんだ。」

 

フレア「何言ってるの?」

 

そう言われ、俺はヘルメットを格納した。二人は驚いた様子で俺の方を見た。やっぱりこの姿は機人だと思われやすいようだ。

 

フレア「へぇ〜?これでどんな種族とでも戦えるんだ〜?」

 

ノエル「ほぼ機人にしか見えないや…」

 

「それじゃあ…俺はここで帰るとするよ。」

 

そう言って俺は自分の家へと滑空して行った。だが二人は何か言いたそうにしていた。

 


 

「これなら...ヴィブラニウムも適応出来るかなぁ...魔法は正直使えないからどうしようもないや。」

 

そう。俺はちっさい頃から魔力は少なからずあるものの魔法などを扱う才能は全然無かった。理由は簡単、親が魔法より化学を扱う家族だったためマジで魔法が使えない。

 

「あそこの学園の生徒の強さが全く分からないから場合によっては一瞬でやられるな。」

 

「よし、気分転換に外出るか。」

 

ちょっと作業を頑張ったから外出るようにした。せっかくだし調整したナノテクスーツで空を飛んでいた。上から街の光景が見える。そしてこれから入学する学園も上からはっきり見えた。

 

「あ、いいこと思いついた。」

 

そう思って俺はとある人物...?いや獣の家に向かった。そして目的の家に着くと俺はインターホンを押した。

 

こより「はーい!ってその姿はびっくりするよ〜」

 

「あぁ、ごめんごめんちょっと良いか?」

 

こより「うん!いいよ!」

 

ナノテクスーツを胸のアークリアクターに格納してこよりの家に上がらせてもらった。そして目の前のピンクの獣がこより、俺と同い年で同じ化学好きな奴だ。

 

こより「それで〜?急にどうしたの?」

 

「ちょっとナノテクスーツを根本から変えたくてさ、こよりを頼りに来た。」

 

こより「十分にナノテクは良いと思ったけどどうしたの?」

 

「実はホロライブ学園に入学することになったんだけどさ…」

 

こより「え!?こよも!!!」

 

「あ、そうなの?」

 

こより「うんうん!!もしかして…バトロワでなんかしたいの?」

 

「そうそう、今メインで使ってるナノテクスーツの素材を変えたくて」

 

こより「そうなんだ…ナノテクって結構便利だと思ったけど、何の素材?」

 

「ヴィブラニウムをメインにしたスーツにしたくて。」

 

こより「ヴィブラニウムかぁ……難しいこと言うね…」

 

ヴィブラニウムがなぜ難しいと言う理由はただ一つ、入手が困難すぎるためだ、ヴィブラニウムは輸出が制限されていて手に入るとしても政府やら位の高い奴らが手に入ることができる。

 

こより「ナノテクじゃだめなの…?」

 

「どうしても無理ならナノテクでも良いんだが学園のレベルが高いからこっちも強化しないといけないって思っててな。」

 

こより「ヴィブラニウムはこよの手元にはほんの少ししか残ってないんだよね…」

 

「じゃあ今のスーツに残りのヴィブラニウムを合体させて強度を上げさせて同時にヴィブラニウムの衝撃吸収を利用できる範囲で使いたい。」

 

こより「そしたら攻撃吸収してその時にエネルギーとして跳ね返すパワーがそんなに強く無いけど良いの…?」

 

「そこは仕方ないけナノテクは持久戦には弱いからヴィブラニウムで少しでも強度を上げたいんだよね。」

 

こより「こよの数少ない研究者仲間…わかった!やってみよう!」

 

リアクターをこよりに渡してこよりが自分の部屋へと入っていった。俺はただ待つ事になってしまった。何をしようか考えたけどやっぱこよりの部屋に入る事にした。

 

こより「ちょっと!女の子の部屋なんだからノックしてよね!」

 

「にしてはメカメカしいな」

 

こより「うっ...でもいつも使ってるもん!」

 

「はいはい、それで今は何してるんだ?」

 

こより「マネキンにリアクターを付けていったんスーツを着させてヴィブラニウムを混ぜてみようって感じ。」

 

スーツの左右にアームらしきものが高速で動きまわっていた。こより曰くスーツの色が銀色のままだと味気ないから勝手に色を付け足すと言っていたが正直銀色の方が良かったと思ってる自分がいる。

 

こより「こよのセンスを舐めないでよね!これでもセンスはいいって周りから言われてたし…」

 

しばらく待っているとスーツがだんだん金と赤色に染められていった…完全な“アレ”だとは何にも言わないでおこう。

 

「あー…まぁいいと思うよ…」

 

こより「なら良かった!!あとヴィブラニウムも入ったから多分これで衝撃吸収も大丈夫だと思うよ?なんら体験してみる?」

 

「どういうことだ?」

 

こより「スーツ殴ったらわかるよ?」

 

言われた通り思いっきり殴ってみたがその瞬間吹き飛ばされて部屋の壁に衝突してしまった。背中が痛いが性能に関しては文句は無いほど良くなっていた。

 

こより「おお〜!やっぱ性能はいいものだね〜!」

 

「俺を実験に使わなくてもいいだろ…」

 

こより「まぁまぁ…それより実際に着てみたら?」

 

「お、おう…」

 

ちょっと嫌な予感がするが少し着てみることにした。まぁ特に変わりはないと思ったが機能が結構増えていた。手がサーベル型に変形したり昔からの機能から格段に機能が増えていた。

 

こより「そういえばの思いつきで近接が無かったからナノテクサーベル*1を追加してみたけどどう?」

 

「面白いな、他にも色々あるけどそれはまた今度使うわ。」

 

こより「よし後は学園の時の楽しみにしておくね!」

 

「ありがとな。また頼るよ。」

 

そう言ってそのまま飛んで家に帰っていこうとした。その時スーツのAIが反応した。

 

『北西方向に何者かが暴れているようです。』

 

「よし、早速新機能試しにいくか。」

 

AIが言った方向へと向かっていた。すると小規模だが爆発後のようなものがあった。既に俺と同じで駆けつけてきた人が数人いたようだ。

 

目的はみんな同じようで目の前のバケモノのようだ。大きさはだいたい10mくらいかそのくらいだ。なんというかクマっぽいけどあきらかにここの生き物では無い姿をしていた。

 

フレア「あれっ、さっきの人に似た姿した人じゃん」

 

「あぁその人だよ」

 

ノエル「君もあの化け物を倒しに来たの?」

 

「もちろん、あんなのがここにいられちゃ落ち着かないからな」

 

フレア「それはあたしも賛成だね、早く倒しちゃおうよ。」

 

「OK、とりあえずやっちまおう」

 

ノエル「あっ!団長は白銀ノエル!」

 

フレア「えっ今!?あたしは不知火フレア!」

 

「悠斗だ、よろしく。」

 

俺ら以外にも戦おうとしてた人は居たが恐らく奴が強いせいか吹き飛ばされて戦闘不能になってる奴が多かった。そん中でもさっきの2人が異様だった。

 

ノエル「フレア!団長があの化け物飛ばすからお願い!」

 

フレア「まかせなー!」

 

ノエルがあの化け物より素早く建物伝いに移動して化け物を掴んで思いっきりぶん回してフレアが居る方向へと吹き飛ばした。

 

フレア「君は離れてなー![炎舞天燃爆]*2!!」

 

フレアが魔法を唱えると地面に魔法陣が浮き上がり炎が舞い上がるように化け物を攻撃した。だがそれだけでも体はピンピンしていた。

 

「今やつに効く攻撃はなんだ。」

 

『腕の形状変換による[プラズマキャノン]*3がオススメです。』

 

「よし、それで行こう」

 

そう言うと両腕のナノテクがだんだん形が変わっていきキャノン型の腕になった。地面に横たわっていた化け物が立ち上がると同時に貯めていたプラズマエネルギーを射出させた。

 

フレア「うわぁ、凄いエネルギーだねぇ...」

 

ノエル「あんなの受けたからひとたまりもないなぁ」

 

ちゃんと当たったようでヘイトが2人から俺に変わった。すると化け物がどこからともなく斧を取り出して俺に対して斧を振りかざしてきた。

 

「2人とも!俺が奴の気を引くから頼んだ!」

 

ノエル「了解!」

 

フレア「わかった!」

 

他の戦いに参加してる奴らも手伝ってくれるようで化け物に攻撃をしていた。俺もすかさずに[リパルサービーム]*4で気を引いていた。

 

ノエル「よし!団長の必殺技お見舞いしてやる![グラウンド・クラッシャー]*5!!!」

 

巨大化したメイスがあの化け物に直撃して衝撃波が生まれて俺と建物にと衝撃が来て吹き飛ばされた。化け物は耐えられず潰れてしまったがあんまり見たくない様子になってしまっていた。

 

ノエル「ごめんごめん、君のこと吹き飛ばしちゃったね...」

 

「いや、それが無かったらこいつ潰れてなかったし、結果オーライ。」

 

フレア「君のスーツもなんか面白いね?魔法とはなんか違う感じがするよ」

 

「そりゃ魔法一切無しの化学スーツだからな」

 

ノエル「気になる...!」

 

フレア「それよりも〜...この潰れた化け物はどうしようか。」

 

「後は偉い奴らがどうにかするだろう。」

 

数十分後に偉い人達がやってきて倒してくれた俺達に感謝してくれた。感謝されるのはそう悪くない事だな。こよりも駆け付けてきて心配してくれた。周りのおかげでスーツも無事だったようだ。

 

こより「調査しようとしたけど...ここまで潰れてたら調査の意味無いなぁ...」

 

「疲れたから家に戻るか。」

 

*1
簡単に言えば手の部分がナノテクにより変形してサーベル型になる。

*2
炎が舞い上がり、天を爆裂させる。

*3
腕部に搭載されたプラズマ発射機構で、強力なプラズマエネルギーを発射して敵を攻撃できる。効果的なエネルギー兵器として利用可能。

*4
のひらや胸部から発射されるエネルギービームで、敵に対する破壊力がある。

*5
巨大化したメイスを地面に叩きつけたり、敵に叩きつけたり振動波を発生させて広範囲にダメージを与える技。




1話にしては沢山かけて満足してる。感想などよろしくお願いします。
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