すいせい「じゃあ...あのメカメカしい生徒は私がやるわ」
みこ「じゃあみこがさっきの子を倒す!」
こより「悠斗君、頼んだよ!」
「勿論。」
先に俺が先制して攻撃を仕掛けた。リパルサービームで攻撃するが斧で掻き消されるばかり、新機能はまだまだある。どんどん使って戦うしかない。
すいせい「もう手数は尽きた?」
「戦えば戦うほど基礎を忘れる人は多いんですよ。」
すいせい「何が言いたいのっ!」
「でも先輩は隙が無い、でも化学なら隙を作れる」
すいせい「?」
「ラヴリカ、何かしら他のスーツを呼んでくれ」
『今呼べるのはマーク25のパワーソニックです。』
「よし、頼んだ。」
ナノテクをしまって昔に作ったマーク25を呼んだ、こいつは腕をより強化していて完全なパワータイプだ。相手を叩きつけて致命的なダメージを負わせることが出来る。
すいせい「うわぁ...また姿変えたよ...」
「これなら隙を作れる」
すいせい「させない...がんせ...!?」
腕から超音波を発生させて無理やり発動を封じ込めた。手の内を見せられる前に封じる。そして一気に距離を詰めて叩き込む。直撃したようだが多分先輩はそこまでダメージはないだろう。
「どうです?」
すいせい「やるじゃん...でもいつまで出来るかな?」
「エネルギーはほぼ無限にあるからずっと戦えますよ」
すいせい「っ...!また超音波...いや、あの出てる部分を壊せば...!」
斧を構え超音波の中素早く超音波の範囲から抜け出した。[岩石降下]*1という魔法を発動された。また空から岩石が降り注いでくるがパワーでギリギリ壊せる強さのスーツで良かった。
すいせい「パワーじゃん...」
「意外とゴリ押さないと怖せないな...」
すいせい「そろそろやられて!」
斧が振り下げられてスーツの肩に斧が刺さった思いっきり叩き込もうと思ったら足で片腕の超音波出力機がぶっ壊された。これが狙いだったのか。
すいせい「あとはもう片方...!」
「させませんよ」
斧を抜こうとしようとしたらしく俺がリパルサーを起動させて滑空をして何とか先輩を振り落とした。斧は肩に刺さったままだが斧を抜いてこっちの武器にした。
すいせい「......」
「なんだ...立ち止まってる?」
すいせい「[メテオドーム]*2」
「うわっ!?」
急にドームが出来てドームの壁にぶつかって地面に落ちていった。斧は先輩の元に戻って行った、ドームのせいで滑空が自由に出来なくなった。
すいせい「ここの空間は私の自由だから、私の好きにさせてもらうね」
ドームの中から中型規模の岩石が降り注いでドームのせいで岩石が直撃したりした。
すいせい「君は私に勝てないよ...ん?」
「いや、勝ってみせます。」
すいせい「いつの間に...!?」
パワーソニックをいつの間にか脱いでナノテクスーツで素早く先輩の後ろに回ったピストンハンマーで攻撃するが腕をクロスして防がれていた。
すいせい「あのスーツはいいの?」
「スーツは死ぬほどあるので」
すいせい「じゃあ、そのスーツも壊すね...!」
斧を振り下ろしてきて俺が両手で斧を掴んだ。そしてずっと貯めていたヴィブラニウムの攻撃吸収を解放して周辺が衝撃波に包まれた。先輩も吹き飛ばされてドームの壁にぶつかった。
すいせい「なにそれ...全然読めなかった、なんの魔法?」
「言ったじゃないですか、化学なら隙を作れるって。」
すいせい「私が化学に押されるなんてね...珍しいね」
「そう思って貰えて光栄ですよ。」
そう言っていたらすいせい先輩が腕を上げて何か話していた。
すいせい「じゃあそろそろ私の本気、見てみる?」
「...面白そうですね」
すいせい「解放、[Stellar Stellar]*3」
「ラヴリカ、解析できるか?」
『彼女の魔力は限界まで底上げされています。このスーツで耐えるのには限界があります。』
すいせい「どうかな、強そう?」
「思った以上に...ちょっとまずいですね」
その時、気づいたら目の前に現れて斧で地面に叩き落とされた。スーツも一瞬で破損してナノボットのないため修復は不可能のまま続行することにした。
すいせい「斧だけじゃ、つまらないよね?」
「え?」
すると斧が魔法で変形し銃に変形していった、レールガンかそこら辺の種類の武器だろうか...
すいせい「君のスーツと似た感じだね、好きに変形出来るし、でもこれが私の本気!」
レールガンから高速で放たれた弾はスーツでは確認出来ないほど速くたった1発で高威力だ。直撃した瞬間圧倒的なパワーに押しつぶされた感覚だ。
すいせい「どう?」
「つっよ...負ける...」
すいせい「もう1発、今度はもうちょっと近くでね」
まずい、構えて既に撃とうとしている。トリガーを引きかけている。
すいせい「これで君は負けね、後はあの君の味方を倒してみこちも倒すだけだね。」
危機感が最高潮まで達していた。自分の心臓の音だけが聞こえてくる
すいせい「それじゃ、バイバイ」
先輩がトリガーを引いて撃った瞬間、自分の中で何かが起きた。先輩の姿が見える、撃った瞬間に俺が避けて反撃している未来?が見える。
「なんだ...何が起きてる?」
体の全神経が脳に伝わってやってくるよく分からない感覚がある。そしてフラッシュバックして現実に戻ってきた。だが周りが遅く感じる。
「いける...」
すいせい「何!?」
撃った瞬間レールガンの弾を避けることが出来た。俺もよく分からない、でもまだ負けてない。だから俺はリパルサーで先輩の胴にビームを撃ち込む事ができた。
肝心のレールガンの弾はドームを壊して別の所で着弾していた。そしてその隙に先輩に拘束器具をつけて戦闘不能にしていた。
すいせい「なんで避けれたの...」
みこ「すいちゃんのあの技を避けたんだ...」
こより「みこ先輩!こっちに集中して!」
みこ「なんかみこより戦意あるで...」
すいせい「やばい能力隠してる...?」
「実は俺も分かりません。でも見えない未来が見えたって感じですね...奇跡か何かですよ。」
すいせい「見えない未来が見える...なるほどね...」
「でもたまたまなので次使えるかは分かりませんよ」
すいせい「それじゃ、もう終わらせちゃうかな。」
みこ「待って!絶対みこ達も巻き込まれるアレだよね?!」
すいせい「それじゃ![STELLAR into the GALAXY]*4」
みこ「あぁ終わった...みんなみちづれだよこれ...」
もう1人の先輩が戦意喪失して完全にその場に座っていた。その時に、すいせい先輩がまた魔法を発動した。[みちづれ]*5という魔法だ。その瞬間周囲に居た3人全員に拘束器具が装着された。
こより「何これっ...!」
「これがしたかったって事ですか?」
すいせい「んー正直バトロワではたまにやるやり方だけど久しぶりにやったよ。」
みこ「あーあ、これみんな1位で終わりのやつだにぇ...」
こより「...あれっ、もう2人先輩いませんでしたか?」
すいせい・みこ「「あっ...」」
そう気付いた瞬間、隕石がみんなに直撃して目の前が真っ白になっていく。気付くと元の学園に戻っていた。結果発表を聞くと驚きの結果が待っていた。
フレア「いやぁ〜アタシが1位かぁ〜!」
すいせい「気づかなかった...」
みこ「せっかく上位まで来たと思ったら4人2位...」
フレア「なんかノエル倒して見に行ったら熱中してたからもしかしたら?って思ったら1位だったよ!」
「この4人は全員2位でフレア先輩が1位なんだ...」
こより「ま、まぁ2位でも良かったじゃん!」
「それもそうか...」
そして教師の合図で教室に皆戻って行った。しばらく休み時間の為他の生徒と交流出来る時間があった。そんな中、隣のポルカが話しかけてきてくれた
ポルカ「あ、結局戦えなかったね。」
「確かに、全然見かけなかったな。」
ポルカ「まぁ君の順位見たら君にはポルカは勝てないよ、しかも結構序盤に負けたし...」
「こ、これから強くなって行こうよ。」
ポルカ「いやぁ...それもそうなんだけどね...1年が表彰台なのは相当久しぶりって聞いたからね...君に勝てる気はしないしない」
「お、おう...」
少しポルカと話していたら教室のドアが開いてあの獣人がやってきた。そう、獅白ぼたんだ。
ぼたん「あ、いたいた。やっほー」
ポルカ「ポルカの事先に倒しといてそんなに緩いのか!?」
ぼたん「今日はなんか奢るから許してよ〜」
ポルカ「うーん...許す!」
ぼたん「良かった良かった...それより隣の君だよ」
「俺?」
ぼたん「4人も表彰台行くのは知らなかったけどあそこまで強いとは思ってなかったよ。それに機械も凄そうだし。」
「まだ調整しがいのある良い戦いだったよ。」
ぼたん「もしかしてさ、魔法あんまり使わないタイプ?」
「そうだね、基本あのスーツに頼ってるな。魔法はピンチになった時に使うくらい。」
ぼたん「やっぱりね、あたしも実はそんなに魔法使わないタイプでさ、銃火器とかそういうのしか使わないから気が合うと思ったんだよ」
「なるほどな、確かにそれは気が合いそうだ。」
ぼたん「もし良かったらでいいからちょっとだけ君のスーツとか作る時は手伝わせてくれない?」
「全然いいよ、ぼたんも何かあったら呼んでくれたら手伝うよ」
ぼたん「んじゃ、お互い協力関係で。」
そういってぼたんは自分の教室へと戻っていった。そして向こうからこよりがやってきてなんかやばそうなオーラを醸し出しながらこっちへきた。
こより「まさか…こよ以外に一緒に開発する人…増やした???」
「ん?そうだけど、それがどうした?」
こより「浮気?」
「???」
ポルカ「そこの少年…女心ってのは難しいんだよ…」
「なるほど…?」
こより「まぁ確かに機械に強い人が集まるのはいいけどあんまり浮ついた心で接してたらこよがぶん殴ってやるからね!」
「そんな気持ちじゃないんだよなぁ」
こより「とりあえず、ナノテクスーツ貸して?」
「ん?いいけど…」
こよりにスーツを格納したリアクターを渡すと調整すると言っていた。ヴィブラニウムの衝撃波をリパルサーからも出せるようにともう少し調整してくれるようだ。
「調整してくれるのはいいけどこよりも疲れてるだろうから今日は休みな?」
こより「いいの!こよがやりたいからやる!」
「そっか...」
ポルカ「なんかこっち見てる先輩いない...?」
そう言われて廊下の方を見るとすいせい先輩ともう1人、ピンク髪の先輩がいた。多分俺を探そうとしてこっちを見たのだろう。
すいせい「あ、いたいた。」
「えっと、何か?」
みこ「みこの名前教えてなかったからにぇ...みこはさくらみこ!改めてよろしくだにぇ!」
「篠崎悠斗です、改めてよろしくお願いします。」
すいせい「よし、自己紹介済んだし私が聞きたい事は1つあるんだ。」
「何ですか?」
すいせい「あの時私の攻撃避けて私に反撃したけど、あれって見えない未来が見えたって言ってたけど詳しく聞いていい?」
「あぁ、あの時ですね...俺もよく分からないんですよ。今までそんな未来予知みたいな能力一切なかったんですよ」
すいせい「感覚ってどんな感じだった?」
「感覚...難しいですね、でも急に目の前の視界が変わった感じですかね?」
すいせい「もう少し詳しく話せる?」
「はい、脳一点に全神経が集中したって言ったら良いんですかね?その時に見えない未来が見えたって感じです」
すいせい「千里眼とかそんなのなら分かるけどそういう類じゃなさそうだね...ありがとう、とりあえず聞けてよかった。」
みこ「じゃーねー」
「待ってください。」
みこ「どうしたの?」
「ずっと思ってたんですけど、みこ先輩って魔力感知ができないんですけど…どう言う事ですか?」
みこ「やっぱり気になるかぁ〜そうかそうか!」
すいせい「よし、解散。」
みこ先輩がすいせい先輩の腕を掴んで必死に止めていた。それで魔力が感じない訳を聞くとどうやら巫女らしく、普通の人達とは違う力を使っているみたいで魔力ではなく自然のエネルギーを使っているみたいだ。
みこ「よく言われてるのは陰陽術とか神秘術って言われてるにぇ」
「そんな力があるんですね...」
すいせい「この学園で数少ない能力だね。だから厄介なんだよなぁ…」
みこ「一言余計!!」
「いい事が聞けました。それでは」
先輩達と解散して席に戻っていった。しばらくして担任が戻ってきて話をし始めた。バトロワが行われた翌日は振替休日で休みとなっているらしい。そんな感じでHRも終わり、入学式は終了した。
ポルカ「君は明日どうするの?」
「休みたいんだが...ちょっと色々調整したいって感じかな」
ポルカ「ふーん...確か君有名な会社の社長の子供だっけ?」
「よく知ってるな?」
ポルカ「篠崎って苗字は大体あの会社で有名だからね。」
「まぁな...」
ポルカ「ていうことは襲撃に関してだよね?まだ未解決事件だったはず...」
「もちろんまだ犯人は捕まってないから探すつもり。」
ポルカ「なんか手伝うからもしもの時の連絡先あげるよ。」
そう言ってポルカから連絡先を貰った。人伝が増えるのはまぁ嬉しい...そろそろ帰ろうとしてこよりも一緒に帰ることになった。すると玄関の後ろから聞き慣れた声が聞こえた。
すいせい「良かった〜帰る前に見つけれて...」
みこ「ちょ...早い!」
「先輩?」
すいせい「ちょっと話したい事があってさ...それでずっと探してたの」
「どうしたんですか?」
すいせい「君のあの素早さ、磨けば多分化けると思ってさ。ちょっと言いたいんだよね。」
こより「ん...?」
すいせい「もし良かったらでいいんだ、明日とかでもいいから魔法を教えたいんだよね」
「あー...」
こより「先輩...悠斗君は化学好きだからそんなに魔法が...」
すいせい「なるほど...魔法が強化出来たら化学の幅もひろがるんとおもうんだよね...?」
「なるほど...とりあえずその話は受け入れましょう。」
みこ「ほんとに化学オタクなんだ...」
こより「そこはこよが保証します...」
すいせい「じゃあ場所はどうしようかな...」
こより「あ!悠斗君のお父さんの会社、訓練場あったよね?」
「たしかに、そこにするか。」
すいせい「え?いいの?」
「はい、そこは俺が話しておきますので。」
すいせい「それじゃあ明日、そこに集合ね!」
みこ「また明日〜」
先輩達と連絡先を交換して今日は家に帰る事にした。明日の為に早めに寝ておこう。
なんかめちゃくちゃ文字数多くなりました。