ゲーム開発部の実況部屋   作:愛憎愛華

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本編書けないから仕方ないので最初から図書館プレイしていきます。
ただやるだけなのも勿体ないしちょうどゲーム開発部が出てきたので2人と次回からはゲスト1人で生配信実況風でやっていきます。
ロボトミの方はデータが飛んだので今後更新されることはありません。


LibraryofRuina編
Part0.プロローグ


モモイ「えっと、これちゃんと付いてるかな?」

ミドリ「大丈夫だと思うよ」

モモイ「じゃあ、皆さんどうもこんにちは!ゲーム開発部のモモイと!」

ミドリ「ミドリです。本日は開発ではなく実況をしていきますね」

モモイ「今回のゲームはなんと!カンリが作ってきた完全オリジナルゲームだよ!」

ミドリ「私たちが宣伝大使として抜擢されたので頑張りますね」

モモイ「この後stormで配信されるからネタバレとか嫌なら見るのを辞めて待機しててね」

ミドリ「流石に今日だけでクリアは無理ですし……何よりカンリさんから結構難しく作った(難易度が高い)と聞いたので……」

モモイ「まあ、堅苦しいことは無し!早速始めよう!」

ミドリ「ここからはしばらくイベントシーンなので会話少なめでいきますね」

 

『両手がポケットをまさぐり、道へと歩きだします。』

 

第1幕:あらぬ噂

 

 

???『まだここを出るわけにはいかないわ……。』

???『最後まで、私は自由になれないのね……。』

???『身の丈に合わない夢を抱いてはならないっていうの……?』

 


 

???『畜生……紫の涙……。』

???『こんなやり方で片付けるとかないだろ……。』

???『何がどうなってるんだよ。なんだよこの煙は。』

???『はぁ……信じるしかないか。』

 

カンッ

???『……1回だけ言うわ。』

???『私は回りくどい言い回しが本当に嫌いなの。』

???『だから口数増やさないで、聞かれたことだけに答えて。』

???『もちろん質問もしないで。』

???『あなたはどこから、そしてどんな目的を持って、ここにどうやって入ってきたの?』

 

???『はぁ、誰だよお前……。』

???『うぇっ……胃がムカムカするなぁ。』ザク!!

???『うわぁあああ!!!足がぁ……っ。』

 

モモイ「うわぁグッッロ」

ミドリ「見てられないよ……」

 

???『私は警告したわ、そしてあなたは破った。もう一度聞くわ。』

???『あなたはどこから、そしてどんな目的を持って、ここにどうやって入ってきたの?』

 

???『……普通に歩いてて、気がついたらここだ。どうやって入ってきたかは知らないって。クソッ、右足から血がドボドボ出てるじゃねえか……。こんなわけも分かんない場所に来るつもりなんて、これっぽっちも無かったってのに。』

???『俺は午後1時くらいに起きてなんとなしに13区の路地を歩いてた。

外に出たついでに今週のスペシャルサンドイッチを売ってるってハムハムパンパンって店にも寄ろうとした。』

???『とにかく、カネは出てくし、仕事は無いし……ワンオペ事務所でも俺1人で何とか食ってけ……』ザクッ!!

???『があああぁぁっ!!!』

 

???『話が長いわ。次は残りの左腕と左足よ。』

???『目的もなく、ここに来た方法も知らないって……。あなたは誰?』

 

???『ただのド底辺のフィクサーだ。ここは一体どこなんだ?お前ば誰だ?』ザクザクッ!!

???『ぐうううぅぅっ!!!一気に2つとも切るとか反則だろ……。』

 

???『質問は私からよ。名前は?』

 

???『……ローラン……。』

 

???『いいわ。ここは図書館よ。そしてまだゲストを呼ぶ前のね。なのにあなたが突如現れたの。』

???『ここに招待されてないゲストは絶対に入らないよう設計するため、骨が折れたというのに。』

 

???『クソッ、手足だけが俺の仕事道具だったのに。新調するカネも、代わりも、もうこれ以上無いんだよ……。』

 

???『……気絶したわね。』

 


 

???『起きて。』

 

ローラン『ハッ!はぁはぁ……足が!俺の腕!!』

ローラン『……なんだよ、何も無かったみたいにくっついてるじゃねえか。』

 

???『これでまた腕を振って歩けるはずよ。』

???『前の体より使いやすいように、いくつか再構成も施しておいたわ。』

???『あなたは無断でここに入ってきたけど、私も一方的に奪ったから、それに対するお詫びの印よ。』

???『私は我慢強くて、思いやりがあるから。』

 

ローラン『我慢強いとかよく言えるな……素直に感謝していいのか、これ?』

ローラン『あとその……なんだ、例の警告って流石に撤回されてるよな?』

 

???『そうね。あなたが気絶してる間に私もいくつか考え事をしてたの。』

???『結論はこうよ。あなたはここで私を手伝うの。』

 

モモイ「あなたはここで、冬と死ぬのよ」

ミドリ「お姉ちゃん!今真面目なんだから静かにしてて!」

 

ローラン『は、はぁ?近頃の組織はこんな感じで誘拐するのか?それとも、ここはどこかの翼か?』

ローラン『特異点研究の実験対象者をあちこちから誘拐してるって聞いてたんだが。』

ローラン『俺の知り合いも実験のせいで次元を彷徨う羽目になったんだよ……。』

ローラン『はぁ……俺の運命って結局そんなもんだよな。』

 

???『ここは図書館よ。どういう組織のことを言ってるのかは分からないけど、少なくとも翼ではないわ。』

 

ローラン『興味ないよ。結局、俺はここに閉じ込められて何かを搾り取られるんだろ?』

 

???『そうね。あなたを生かす理由は2つよ。』

アンジェラ『1つ目、招待されてもいないのにここに入ってきたことへの分析。』

 

モモイ「あれ?ここだけ名前入ってる」

ミドリ「本当だ。バグかもしれないし、カンリさんに教えておくね」

 

???『理由も分からないまま、あなたを追い出したり生かしておくのは図書館にとって大きな危険要素よ。』

???『まあ、ここからはあなたも私の許可なしでは出ていけないけどね。』

???『2つ目、私はこれから都市に関する本を得ながら、たった1つの本を手に入れるの。』

???『このプロセスを手伝ってもらうわ。』

???『あなたは都市で生きてた人間だから、色々と助けになることを期待してるわ。』

 

ローラン『はぁ……。いつかこうなるって知ってたよ。知らない間に消えた人間が肉の塊になって見つかったりするし……。』

ローラン『気の緩んだ運の無いやつだなって笑ってたんだが、いざ同じ目に遭ってみると、そんなもん関係なしに急に起こるじゃんか。』

 

???『命に関しては心配しなくていいわ。ここでは私の許可なしで死ねないから。』

 

モモイ「絶対気にしてるのそこじゃないでしょ!」

ミドリ「人間って言ってたし、常識を知らないロボットみたいな人なのかな?」

 

ローラン『クソッ、イカれた研究所みたいなやつだったのか。』

ローラン『生きたままトウモロコシとか、ゼンマイとか腹にぶち込んで、口からポップコーンを出す人間ポップコーンマシーンでも作ろうってか?』

ローラン『本っ当、ハズレ中のハズレかよ……。いっそ綺麗さっぱり殺してくれた方がまだマシだ……。』

 

???『今度またそんな寝言を言うのなら、その人間ポップコーンマシンとやらにしてあげる。』

???『私はね、意味もない戯言に一々反応する馬鹿げたことをとても長い間繰り返してきたの。』

 

ローラン『すみませんでした……。』

 


 

???『正式に挨拶するわ。』

???『私はアンジェラ。この図書館の館長でもあり、司書でもあるわ。』

 

ローラン『アンジェ、ラ………。いい名前だな。』

 

モモイ「……なんだろう今の反応?」

ミドリ「どこか悲しみを含んでいたような……」

モモイ「うわぁ!TRPGなら心理学振りたいのに!」

ミドリ「わからなくはないけどね」

 

ローラン『それで、俺は何をやればいいんだ?』

 

アンジェラ『図書館に招待されたゲストの応対をしてくれればいいわ。』

アンジェラ『私がどんなゲストを呼ぶか悩みながら招待状を作るから、

あなたは招待に応じて図書館に来たゲストを接待すればいいわ。』

アンジェラ『あなたは都市で生きてきたし、フィクサーの仕事もやってきたらしいから、様々なゲストを私より上手に接待してくれることを期待してるわ。』

 

ローラン『とはいえ、落ちこぼれの9級フィクサーだけどな……。』

ローラン『接待って何だ?ショーとかウェイターでもやるのか?』

 

アンジェラ『文字通り、入場してきたゲストの相手をしてくれればいいわ。もちろん、物理的な意味で。』

アンジェラ『図書館はゲストに試練を与え、その過程で本が開かれるのよ。』

アンジェラ『試練を克服したゲストは本を得る資格があるわ。』

アンジェラ『応対の過程であなたが死んでもそれは一時的なものよ。図書館が閉館すればあなたはまた起き上がるの。』

アンジェラ『この場所では、私の許可なしでは眠りにつけないから。』

 


 

ローラン『お前もしかしてフィクサーに何か変な幻想を抱いてないか?それも、9級フィクサーに?俺、そんな有能なフィクサーじゃねぇよ。』

 

アンジェラ『私の知ったことではないわ。マニュアルは準備したから方法は適当に探して。』

 

ローラン『……ざっと見たけど大体は分かった。で、この招待状はどうやって送られるんだ?』

 

アンジェラ『招待状を開いて、ゲストに提供する本を登録すればいいの。』

 

ローラン『そしたら?』

 

アンジェラ『招待状はごく自然な形で送られるはずよ。こちらで用意した本が必要なゲストに。』

 

ローラン『そんないい加減にやって、本当に送られるのか?』

 

アンジェラ『招待状は図書館と同じで、丹精込めて生み出した私の作品よ。』

アンジェラ『そう、コンパスみたいなものって言えば分かりやすいと思うわ。』

 

ローラン『方角を指し示す、あのコンパス?』

 

アンジェラ『そう。招待状は、私が欲してるたった1冊の本に導いてくれるはずよ。』

アンジェラ『そして、本によって招待状が赤くなる時があるの。』

アンジェラ『赤い招待状は物語を進めるゲストを知らせてくれるの。』

アンジェラ『赤い招待状の意図に反すれば、この場所に止まるということ。』

 

ローラン『招待状を受け取ったからって、そのゲストが必ず来るとも限らないんじゃないか?』

 

アンジェラ『来るわ。そうなってるの。』

アンジェラ『そしてゲストは自分の意思で招待状を受け取って図書館に入場するのよ。』

 

ローラン『都市にしてはよっぽど公平なやり方だな。』

ローラン『誰も彼も、他人に同意なく命を取られるのが普通だし。』

 

モモイ「聞いてるだけだけど都市って相当やばい場所だったりする?」

ミドリ「そもそも、生身の人が殺し合いするだけでも狂ってるよ。先生が単身で敵地に乗り込むのと一緒だよ?」

モモイ「……いや、先生ならやりそうじゃない?」

ミドリ「………ノーコメント」

 

ローラン『それはそうと、本を手に入れたら次はどうなるんだ?』

 

アンジェラ『図書館は壮大な可能性の空間なの。』

アンジェラ『私ですら図書館の無限に広がる空間、そして力を測り知ることはできないわ。』

アンジェラ『だから本と通じ、図書館を満たして完成させていくの。』

 

アンジェラ『そして手に入れるの。私とこの図書館を完成させてくれる、たった1つの完璧な本を。』

 

ローラン『完璧な本か……。その本も俺の知ってる本とは、きっとまた別物だろうな。』

 

OP〜

 

モモイ「終わった〜」

ミドリ「とりあえず感想いい?」

モモイ「いいよ。私もあるから」

モモイ・ミドリ「理不尽過ぎない?」

ミドリ「ローランさん可哀想だったよ」

モモイ「自分のこと底辺って言ってたけど手足取られててあそこまで意識あるの凄いよね」

ミドリ「ね。それにしても結構長かったね。ちょっと休憩してから本編に入る?」

モモイ「そうする〜」

ミドリ「じゃあ、皆さんも1度休んでおいてくださいね」

モモイ「アリス〜お茶ってある〜?」

アリス「さっき黒と金ピカの人が沢山紅茶の茶葉を持ってきました!」

モモイ「じゃあそれでいいや〜」

 

 

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