2020/1/3『軌道計算…ズレてたわ(てへぺろ)』
どうしよう。渋谷にクレーターを作ってしまった。
いや、墜落寸前にヒッグス場操作装置を発動して帰還用ポットの質量を一瞬だけゼロ(に限りなく近い値)にしたから、そこまで大きなクレーターにはならなかったんだけど…
墜落したの、スクランブル交差点のど真ん中だったんだよねぇ……(遠い目)
石化が起こった時は歩行者側は赤信号だったのか、運良く石化した人間を破壊するようなことは起きなくて良かったが……
「絵面が……絵面が完全に映画なんよ…」
……まぁ、今は誰も気にする人なんて居ないし、別に良いか。
それはともかく、機体に何か不具合とか起こってないかなー……
……良し。大丈夫だな。
ではでは! MIKUによる、文明サルベージ作戦、開始だー!
2020/4/25『スカイツリーは素材』
取り敢えず、最優先目標だったISSとの通信施設の建造は完了した。
……え? 方法?
そんな面白い事はしてないけど……それで良いなら。
まず、施設の土台には東京スカイツリーを使用した。
お誂え向きに、超高い電波塔があるんだしね。ちょちょいと改造して使わせてもらいました。
その改造っていうのが、また少し大変でね……まず、墜落地点の近くにある故障してない車やトラックを操作して、既に壊れて操作できない車を無理やり動かし、渋谷からスカイツリーまでの道路を確保した。
ここで一つ問題が。この数ヶ月の間には大雨や台風なんかの気象災害も起きている訳で、地下鉄なんかは当然水没、道路も下水が逆流して冠水している箇所が多くあった。
まぁ、まだ地盤沈降なんかが起きてないだけマシなんだけどね。
ということで、スカイツリーまではそういった冠水した地点を迂回して道を確保する必要があった。
そして近くのビルからパソコンなどの電子機器を強と……略だ……譲ってもらい、トラックを使ってその電子機器をスカイツリーまで輸送する。
何度かこれを繰り返し、あと東大とかにある専門の通信設備を盗…譲ってもらって、スカイツリーまで運ぶ。
これをした後、壊れた車を解体して手に入れたエンジンを複数組み合わせ、これまた壊れた車のタンクから抽出したガソリンを使って発電する発電施設(仮)を急造。
スカイツリーのエレベーターを軽くメンテナンスし、電気を供給して必要な物資を最上階まで運ぶ。
電子機器は分解&再構築し、一つの大きなコンピュータを制作。
因みに、各電子機器に元々入っていたデータは、俺のデータ超圧縮術で100分の1以下に圧縮。データ保管用に制作したサブコンピューターにぶち込んでおいた。
通信設備は、色々とメンテナンスやら改造やらを施した上で、スカイツリーの出来るだけ高い位置に設置。
……このような
「ただいま―! レイ、アテナ、元気だったー!?」
『おかえり、ミク』
「……ん? レイは…?」
『レイは、すいせいに、いった』
「……マジ?」
2020/4/26『原作破壊の影響』
我が家であるISSに帰ったら、レイがアテナを留守番させて彗星を狩りに行ってたんですが…(困惑)。
いや、まぁ理由は分かるよ。原作にもあったシーンで覚えてるし。
彗星にある水から水素と酸素を作り、ISSの軌道を維持するための燃料にする為、だった筈だ。
俺は地球に帰還したものの、行き来できるのはデータだけ。
物資の輸送なんて不可能だし、勿論、大量の水をISSに運ぶなんてことも出来やしない。
だから、大量の水を手に入れる為に、結局彗星を狩りに行く必要があったんだろう。
『だいたい 2ねんで かえる』
「……ん? 原作だと三年かかってた筈じゃ……あ、レイの書き置きがある。ふむふむ…?」
内容はこうだった。
ISSの高度を維持する水素エンジン*1の燃料になる水素と酸素……を作るための水を確保する為に、彗星――マホ320を狩りに行く事。
周囲の物体にも効果があるヒッグス場操作装置の制作に成功した事。
その新型ヒッグス場操作装置を使用し、レイゲリヲンの質量を無視して往復する予定な為、長くても二年で帰ってこれる想定だという事。
凄ぇ(小並感)。
この数ヶ月で、そのレベルまで石化装置の研究が進んでたのか……原作終盤の千空達が聞いたら目が飛び出るんじゃないか?
2020/4/30『直近の目標』
ISSへの一時的な里帰りもでき、レイとアテナの現状も把握出来たので、スカイツリーに戻って文明サルベージ作戦の方を進める事にした。
アテナも結構成長していて、状況に応じてISSの各機能を調整できるようにもなっているので、ISS自体の心配も無いからね。
さて。最優先だった通信施設はもう出来ているので、次。
生活インフラの一時的復旧、を目的に進めていこうと思う。
その理由だけど、簡単に纏めたら次の通りだ。
水没している地下の水を抜き、冠水している道路を使用可能にする為の、下水処理施設の再稼働。
もうすぐ梅雨も来ることだしね。
その下水処理施設と、現在における最重要拠点であるスカイツリーへ常に電気を供給するための、発電施設。
水は様々な用途(コンピュータの水冷など)があるので、最低限の区域だけでも上水道は再稼働させたい。
ガスについては、現時点だと不意に爆発が起こる危険もあるので、再稼働はさせなくてもしっかり管理しておく必要がある。
通信については、まぁスカイツリーで大丈夫かな。
あと、最後に道路の確保。地盤が沈降しないように補修するのもそうだけど、邪魔な障害物……壊れた車や、石化した人など。
それを一箇所、もしくは数カ所に管理できるように集めておきたい。
車は資源になるし、石化した人は、これから破損しないように大事に保管しておく必要があるから。
破損した状態で放置=その人の死、だからね。
2020/5/14『指呼確認。ヨシッ!』
ハプニングは多々あったが、近辺の下水処理施設は大方再稼働できた。
……うん。ハプニング(汚水落下未遂事件)(非常用電源が漏電してた事件)(処理タンク内に石化した人が居た事故)(ホワイマンによる電波傍受&干渉事件)。
うん! 大した事ないね!()
……いや、まあおふざけ抜きにして。前三つは笑い話で済ませられるのだが、最後一つが大問題だ。
――実は、少し前にホワイマンからの接触を受けた。
まぁ、スカイツリーとISSを頻繁に電波に乗って行き来してるし、東京では車をバカスカ走らせてるし、そりゃ当然っちゃ当然なんだけどね。
言語はあちらさんの物だったけど、アテナのプログラムに使われていた物と同じだったのでなんとか解読。
内容は簡単に言えば、『お前誰やねん。何してん?(意訳)』って感じ。いやまぁもっと長ったらしくて感情無さそうだったけど。
それに俺は、『貴方がたの同類(電子生命体)です! この星のデータを取りに来ました! 邪魔をしてほしくも無いですし、貴方がたの目的の邪魔をするつもりも無いのでお互い不干渉でどうですか?(意訳)』と返した。嘘は言ってない。嘘は。
そしたら『はえー、しゃあないな、関わらんとこ(意訳)』と返事されたので多分許された。ヨシッ!
あ、あと余談なんだけど、下水処理場の再稼働のために東京中を移動してた時、ついでに博物館や美術館なんかにも寄っていた。
やっぱり美術品なんかは、現物自体に価値が有るからね。データじゃあんまり意味が無い。
だからなんとかして3700年後まで保存できるようにしたいんだけど、まだそんな技術は無いから、取り敢えず展示中の展示品は館の保管庫に纏めておいた。
これで最低限は守れると思う。
2020/6/12『電気が無え(切実)』
取り敢えず、何かの問題で下水管が断絶している可能性がある箇所を除いて、東京全域の水抜きが完了した。
本来の目的である、データのサルベージも順調だ。
石化した人間が持っていたスマホや、ビル内の企業用の電子機器、ゲーム機とゲームデータに、書店に並んでた本などなど……
電子機器からデータを抜き取った後は、本体も有効活用させてもらう為に、スカイツリーへ輸送する。
あと、本は綴じを外した後に高性能なプリンターで一枚一枚データ化して取り込み、電脳空間で
電子書籍のデータの方が鮮明だし、一番良いんだけど、選り好み出来るほど時間の猶予は無いから仕方ない。
……塞がってる道が多すぎて、輸送するのも一苦労だ。これは早急に障害物の撤去作業をしないとな。
それに、廃車のタンクに入ってたガソリン使っての発電も、そろそろ限界だ。消費に供給が追いつかない。
このペースでは、あと数ヶ月も経てば、スカイツリー含めた全ての電気が完全に落ちる。
……下水処理場も稼働させる必要があるし、ギリギリ台風終わりまで保てば良いんだけど。
その後は、一度ISSに帰るつもりだ。
この状態でISSとの通信が切断されたらゲームオーバーなので、次は一日中電気を供給する発電施設を建造することにする。
――宇宙に。
2020/9/24『建造開始……マダ…?』
二ヶ月ぶりにISSに帰って来て、大規模な作業を始めることにした。
宇宙空間に作る発電施設……それは勿論、太陽光発電所だ。雲に遮られて発電ストップする可能性も無いし、劣化もしない。
そしてこの発電施設で生み出した電力を、マイクロ波に変換して地球へ……もといスカイツリーに無線で送電する。
因みに、スカイツリー側の受電用アンテナ(レクテナ)は既に建造済みだ。スカイツリーの先っぽに作った。高いところは怖かった。
それはともかく。発電施設に肝心の太陽光パネルが無いじゃないか、と思うかもしれない。作るにしても肝心の半導体が無いし。
だがしかし、素材どころか完成品がこの宇宙空間には大量に存在する。
それは、人工衛星だ。
というわけで、俺もISSに残されていた宇宙服を改造し、人工衛星収集用の遠隔操作型レイゲリヲンMark2を複数作成。
……あっ、言い忘れていたけど、レイには結構前から宇宙空間活動用のMIKUを制作してもらっている。
外見は、レイの2Pカラーみたいな感じだ。
人工衛星の場所を調べるのと、レイゲリヲンMark2との通信用に巨大なレーダー兼アンテナを作り、人工衛星を集め始めた。
……燃料は、ちょっと無断で拝借したけど。まぁレイが帰って来るまでISSが保つ分は残すつもりだから大丈夫! …な筈。
2020/10/4『建造開始!』
燃料を節約しつつ、なんとか必要分の太陽光パネルは集まった。
外殻、電線、回路、制御機構etc…も、集めた人工衛星を
ちと不格好にはなるだろうが、この宇宙空間に部品を鋳潰すための炉なんて作ってる暇は現在無いので、仕方ない。
何時かは作るけどな! 宇宙工場とか字面だけでかっこいいじゃねぇかよ!!
2020/12/25『っぱ石化装置(を解析した挙げ句数ヶ月で再現したレイさん)はチートっしょ』
原作でレイが作った発電施設に比べたらカスだけど、一応現在最低限必要な電力を賄える発電施設は建てることが出来た。
あと、ついでと言ってはなんだけど、レイがISSに残していてくれた予備のヒッグス場操作装置を発電施設に取り付ける事にした。
質量を少なくすれば、地球が発電施設を引っ張る重力なんかを誤魔化す事が出来るからだ。
装置自体の稼働用のエネルギーも発電施設から引っ張って来れるし、発電施設の体積も、現在のヒッグス場操作装置の効果範囲には収まっている。
……まぁ、それだけ小さい、最低限の物だという事でもあるのだけど。
現在のヒッグス場操作装置では、ISS程の体積の物体は質量を操作できない為、ISSに使用しているわけでもなく予備として保管されていたのだ。
後、本日はクリスマスらしい。
はぇー知らんかったな(すっとぼけ)。聖と生と性と星のクアトロミーニングな行事(DT陰キャ憤死)……なのだが、当の人間は石になってぐっすりだ。
ざまぁみろリア充共め(はぇー可哀想やな)!
取り敢えずアテナには、東京でサルベージしてきたゲームのデータをプレゼントしてみた。
皆大好きホ°ケモンの最新作だ。*2
データをコピーして二つに増やし、アテナにアドバイスしつつ一緒に遊んでみたんだけど、珍しく楽しそうだったので良かった。まる。
2020/12/30『欲張りなレイさん』
レイさん帰って来るの超早くないっすか――え? なにそのでっかいの。
……はぁ!? 全部持ってきたぁ!?