呪詛師カオルコの奇妙な廻戦   作:飴玉鉛

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おまたせ
まえのとうこうから、けっこうなひがたちましたね
えんえんとつづく、おしごとのせいです
おかげさまでひろうこんぱいで
このごろはもうなきたくなるほどつかれてました
ろくにやすみもないひびでしたが
すみかにかえれてやっとやすめました。じょうし、たてよみだ


終幕に向けて

 

 

 

 

 

 

 無念無想の境地に呪術的なアプローチで至ってしまった女は想像を絶する美しさだった。

 

 光でも逃れられない黒い天体のような髪。

 

 如何なる邪念、雑念、狂気のない黒曜石めいた黒い瞳。

 

 濡れた真珠の光沢を帯びたような肌。

 

 気弱な内面を表す眉と艶のある唇、豊かな乳房とむっちりした太腿は男女が理想とする肉付きだ。

 

 閉ざされた心のせいで表情という化粧がないのに、虚ろな姿には妖怪のような色香があって。力なく細められた目からは妖艶さすら感じてしまう。

 

 男であるなら本能のままむしゃぶりつきたくなる豊満な肢体と、万人が魅入られる美貌と宝石のような瞳の持ち主が妖刀を振るったなら、その極まった斬撃よりも女の方にこそ心奪われたまま斬首されてしまいかねない。この女に憑いた呪霊は、才能よりも女の美貌と体目当てと言われても納得できる。

 

 しかしアプローチの方法はなんであれ、真実、剣聖の域に棲む剣士と対峙するのは、人としてどこかがイカレている呪術師の中でも最上位に位置する実力者たちだった。女の美しさに目と心を奪われる凡百の感性は持ち合わせておらず、マスメディアに見い出されたなら間違いなく人々を熱狂させる、天与の美貌を永遠に失わせることになっても動じないだろう。

 

 

「行くぜ、邪魔だけはすんなよ、傑!」

 

「誰に言ってる?」

 

 

 二人で最強なのではない、二人は最強なのだ。種別は異なれど頂点に達したばかりの少年達にはまだ伸び代もある。不敵に笑い、彼らは自分達を殺し得る最悪の呪詛師との戦闘に臨んだ。

 

 油断はない。両者共が一度は殺されかかっている相手だ、舐めてかかり遅れを取る無様さを、親友と呼ぶ唯一の存在に見られるわけにはいかない。

 

 呪力で強化した肉体を活かして空気の壁を突き破り、真っ先に突っ込んだのは六眼と無下限呪術を抱き合わせた最強の個、五条悟だ。彼は歴代最強の剣聖に接近戦を挑む愚を自ら犯した。多少の負傷は織り込み済みで、肉を斬らせて骨を断つ腹積もりなのか。だとすれば甘い、勇気と蛮勇を履き違えた愚挙である。しかし最高潮に達した悟の天才的感性は愚行を裏返させる。

 

 ゆらりとした初動、神速の行動。動き出したと思ったら、直後に行動完了している剣聖の斬撃。六眼に映る敵の呪力操作技術は、原子レベルで緻密に呪力操作を行う悟に匹敵している。呪力量では悟や傑に遥かに及ばないにも関わらず、強化されている身体能力は悟に匹敵していた――そう、()()しているだけ。つまり互角である。剣聖の動きを目で追えないのは、単純に肉体を運体する技量や知識で遅れを取っているからに他ならず、常人がその道の達人の剣技を『目にも留まらぬ』と評するのと同じ次元に位置しているだけだ。

 

 

「っ……はは、やっぱ速ぇな、おい!」

 

 

 出される結論は明快。

 

 悟は接近戦を挑んでなどいなかった。素人と玄人ほどに格差がある土俵で、わざわざ殺し合いを演じる必要など無い。拳銃を使えば剣術の素人でも達人を殺せるように、間合いを保って遠間から撃ち殺すのがベストな選択だ。悟はカオルコが動き出した瞬間に、自身の背部に構築していた術式順転『蒼』の引力で、瞬間移動じみた速さで後退し、カオルコに妖刀を空振らせたのである。

 

 だがそれでも血が噴出する。

 

 

(刀に触れてねぇのに、風圧にも『斬撃』の術式効果が乗るのかよっ……!)

 

 

 刃には触れていないのに剣圧で切り裂かれる胴体を見て、躱し方を考慮しつつ反転術式で傷を治癒する悟は、右手の人差し指と中指で指鉄砲を型取り、順転の真逆である『無限』を『発散』する術式反転『赫』を使用。対象を引き寄せ削り取る順転『蒼』とは異なり弾き飛ばす衝撃波に近い呪力の波動だ。最低でも順転『蒼』に二倍する出力は余りに威力が強すぎ、街中での使用は制限されて然るべきだったが、向けられた対象を思えば制限する意味はない。

 

 大津波の如き呪力の赤い奔流が、カオルコの一閃で真っ二つに両断されるからだ。詠唱を省いているとはいえ、あの五条悟が周囲の環境へ何も斟酌していない、手加減なしで見舞った攻撃を至極あっさり無効化したカオルコに――悟はニヤリとした笑みを消すことはなかった。

 

 元より彼女をこの一撃で打倒できるとは思っていない。彼の狙いは自身の反転『赫』の呪力反応を周囲へ撒き散らし、『発散』された『無限』の衝撃波で敵の肌感覚を誤魔化すことだった。

 

 

「ナイスアシストだ、私の補助監督にでもなるかい?」

 

「眠たいこと言ってんなよ、やることやっちまえ!」

 

「あいにく、もうやってるんだよ」

 

 

 悟は最初に自分が突撃し、敵の注意を惹きつけた上で反転『赫』を使用し、親友が()()()()()条件を完璧に整えてのける。傑がそれを嫌味混じりに称賛すると悟はムッとして怒鳴り返す。

 

 言われるまでもなかった。傑は自らの手番で呆けている間抜けではない。阿吽の呼吸で、悟が起こしたアクションが何を意味するのかを理解していた傑は術式を用いていた。

 

 傑の生得術式は呪霊操術。その術式効果の特性上、結界術とは相性が悪く、領域展開を習得することは難しい。仮に領域を会得しても展開する意味はほぼ皆無に等しいだろう。であれば傑が治癒の力である反転術式や、術式を反転させることに意味などない、と見るのが常識的な判断である。

 

 だが常識など呪術師にとっては有って無いようなもの。

 

 親友がカオルコの撹乱の為に突っ込んだ時、傑はその場に屈んで人差し指で地面に触れる手印『触地印』を行い、厳かに囁いていたのだ。「――術式反転『一鬼夜行』」と。

 

 夏油傑の術式、呪霊操術の反転は、皮肉にも呪詛師カオルコの領域に酷似した代物だ。それは自らの脳ではなく肉体へ、調伏して取り込んだ呪霊を貯蔵すると定義し、内部から呼び出して使役するのではなく、肉体の裡にある呪霊の術式や領域を抽出し、任意で何度でも取り替え、使用可能にするものである。脳のキャパシティーの限界を鑑み、一度に使える術式は三つのみに限定されるが、多数の取り込んだ呪霊のものを適宜取り替えられる為、手数に縛りは実質的には存在しない仕組みとなっている。いわば実体を伴った軍勢を、自らの肉体に秘めて行使する一人軍隊へ生まれ変わらせる力だと言えた。

 

 これにより傑は『召喚→任意で呪力強化→指示→軍勢指揮』という多重の手間をオミットし、『使用→任意で術式の取り換え』のみのシンプルなタスクだけを残した状態へ移行できるのである。

 

 確かに順転による同時使役できる軍勢の頭数はなくなる。順転には元々、低級呪霊の群れでも呪霊操術の使い手が強化すれば、一級術師相当の実力者も一蹴できるポテンシャルはあるが、呪詛師カオルコや五条悟のような、図抜けた実力者に対しては思考のリソースを指揮に割いて戦闘するのは難しい。故に傑が見い出した、超越的な個の力に対抗する術がこれである。

 

 衆の力を術者である個に結集しての一人軍隊、術式反転『一鬼夜行』だ。

 

 そして三つの枠の内、一つは呪霊操術で常に埋まっている為、二つの術式を任意で取り替えられる。今回傑が肉体から脳に読み込んだ術式は――この戦いに於いて悟との連携を念頭に置き、利便性と持続性を考慮に入れて――初戦で非術師の学生達を逃がすのに用いた二体の呪霊の術式だ。

 

 現代のジャック・ザ・リッパーへの恐れから生まれた霧を生み出す怪人、不気味な人形を恐れる想念から生まれたマリオネット。前者は生み出した霧で包んだ対象を惑わし、後者には自身の呪力で縛り付けた対象を操る性質がある。これにより常時、霧をカオルコへ纏わりつかせ、操ろうとする傑へカオルコは霧を斬るという手間を挟んで対処しなければならなくなるのだ。カオルコは傑が健在の内は一度でも、一瞬でも判断を誤れば即座に捕縛され無力化される。術師としては一級術師相当の実力しか無いカオルコでは、特級術師の夏油傑との綱引きに持ち込まれてしまうと抵抗の余地がないのである。

 

 順転で使役する呪霊なら、それを斬られて終わりだった。しかし反転で自らを基点とする傑を斬るのは至難を極める。傑本人が格闘センスに長けているのもそうだが、悟という現代最強の個の猛攻を掻い潜って傑を先に斬るのは不可能に近い。まさしく極悪な後方支援者、最強のタッグだと言えた。

 

 

「貴様は縛りがなければ確かに接近戦で最強だ。だがそんな様で悟の相手が務まるかい?」

 

「結局俺頼りなんじゃねぇか、デカいのは口だけかよ」

 

「私頼りなのはそっちだろう。私がいないと一方的に斬られるだけのくせして強がるな」

 

「はぁ? 強がりかどうか試してみるかよ」

 

「いいね、けどそれはまた今度だ。今は――」

 

「ああ、今は!」

 

 

 コイツが先だ。

 

 

「   」

 

 

 傑から放たれる霧を斬撃し、霧散させてしまいながらも、次から次へと途切れることなく迫る呪いの霧を前にカオルコは無言だった。悟はそこへ畳み掛ける。順転『蒼』を敵の頭上に飛ばし、凄まじい吸引力でカオルコを巻き込もうとする。自身もカオルコへ再び突貫して、カオルコが『蒼』の球体と纏わりつく霧を斬る合間に付け込んで渾身の拳を叩き込んだ。

 

 拳に『蒼』を乗せての拳打である。カオルコは一瞬自身に作用した『蒼』で両足が地面から浮き、更に霧と『蒼』を斬る工程を挟んだ上で悟の拳打を防いでのける。妖刀の鞘を腰のベルトから引き抜き、悟の腕を叩いて拳の軌道を逸したのだ。その上でカオルコの華奢な体はくるくると虚空へ飛ばされる。術式なしの基礎的な呪力操作、格闘戦のみでも悟は圧倒的だ。拳打の威力だけでカオルコは彼方まで吹き飛ばされ――再度『蒼』で引き寄せられ、濃度の高い霧に覆われそれを()()()()()カオルコは、返す刃の風圧で『蒼』を斬るも今度は対応が間に合わず――悟の拳を顔面に受けてしまった。

 

 

「りょう い  きてん  かい」

 

「っ……!? 領域、展開ッ」

 

「『まきわら すえ もの ぎり』」

 

「『無量空処』ォッ!」

 

 

 だがカオルコは首を廻して拳打を受け流しつつ、拝むような掌印を悟の拳に添えて完全に逸し、抉り取られた顔面の皮膚を反転術式で治癒しながら領域を展開した。流麗な術式行使だ――呪術的アプローチで無念無想の剣士になりながら、術師の力も手札に入れたままなのか――その脅威に驚愕しながらも悟は応え、感覚として会得していると感じていた領域をぶっつけ本番で開陳する。

 

 カオルコの領域は完成度が極めて高く、縛りと術式特性の関係で領域の押し合いが非常に強い。だがそれでも、初の領域展開の押し合いを体験する悟の方が圧倒的に格上だった。瞬く間に自らの領域がカオルコの領域を侵食していく。優勢なのは明らかに悟だ、だが悟はおろか傑にも緊張が奔っていた。

 

 領域の押し合いという短時間の間、カオルコは傑から押し付けられる呪いの霧から完全に解放されているのである。カオルコは妖刀を大上段に振り上げ、切っ先を天に向けて譫言を垂れた。

 

 悟は、それを止められない。領域の押し合いは優勢だが、少しも手を抜けない故に。傑も同様、二つの領域の外殻を破壊して、悟を不利にする可能性がある為に。

 

 振り下ろされる斬撃は、自らの領域ごと、悟の領域をも切り裂いた。

 

 この瞬間、二人の術式は焼き切れ、術式の使用が不可能となり――五条悟は天才的な閃きを以て、自らの脳へ反転術式を廻して術式を復旧させ――カオルコが己と同じことを全く同時に熟し、さらなる一手を打つのを六眼で視認して即座に先手を打たんと呪力を練った。だがカオルコは仔細構わない、自身に殺到する傑の呪霧を一瞥もせずに術式を逆転させる。

 

 

「術 しき 反 てん  『自財 ほうりゅう』」

 

「術式順転『蒼』……術式反転『赫』――虚式『茈』!」

 

 

 土壇場だ。

 

 カオルコは昨日、構想していた術式反転を開陳。自らの領域によって監禁し斬殺した人々の呪力を引き出して、拡張術式による新ルールを適用。自分自身を模した分身が三体現れる。

 

 そしてその分身達はそれぞれ呪霊『妖刀』を握り締めていた。

 

 見せ掛けだけのハリボテだ。だが本体と接続された分身の振るう妖刀は、性能こそデチューンされた劣化品であれども危険度は破格のまま。剣聖が複数人に増えるという悪夢を、先手を打って打開するべく悟は五条家に伝わる秘中の秘、奥義をここに完成させ撃ち放った。『蒼』と『赫』を掛け合わせ、双方を衝突させることで発生する仮想の質量を高速で押し出すのだ。

 

 見ることも触れることもできない、『仮想質量』が回避が困難な高速で飛んでくる。その破壊力は直撃を喰らえば特級の呪霊、呪詛師、呪術師であろうと灰燼と化す、呪術界の核兵器との形容が相応しいもので。『茈』の至近距離での発動を受けた分身二体が躱すことも『斬る』ことも能わず消し飛んだ。

 

 『茈』は分身を巻き込んだ直後に浮上し、上空に上ることで周辺環境の被害を最小限に抑えたが、戦いは未だに終結していない。残された本体と分身一体が左右に別れて駆け出した。どちらが本物かは悟の六眼ですら区別がつかないという驚嘆に値するもの。なぜなら『呪術的にはどちらも本物』なのだ。これではたとえ本体を祓おうとも、残った分身が本体として確立するだけになる。

 

 呪霊『妖刀』の本物を持つ方が本体だろう、だが本体を倒した瞬間に、呪霊『妖刀』まで偽物の方へ置換される。妖刀が取り憑いているカオルコの物として処理されているが故に、カオルコの術式対象に含まれてしまっているのだ。つまり両方とも倒さねばならないということである。

 

 

「チッ、めんどくせぇ……! 傑、そっちは自分でなんとかしろよ!」

 

「やれやれ、サポートしてやってこれなら、最初から自分でやってたら良かったかな」

 

「言ってろ!」

 

 

 分身は傑に向かった。本体の性能でないと悟の無下限の守りを斬れないからだろう。だが二人がそれぞれ負担する危険度は等価である。斬られて即死すれば終わりなのに変わりはないからだ。

 

 傑は霧の怪人とマリオネットの術式を引っ込め、別の術式と交換する。ゴキブリへの恐怖から生まれた特級呪霊・黒漆死と、アジアの神の呪いにしてあらゆる障害を取り除ける特級呪霊だ。

 

 二人の特級呪詛師カオルコと、二人の現代最強の呪術師。前者は手練手管の限りを尽くして剣の間合いに踏み込まんとするのに、後者は徹底して刀の斬撃圏内に入らぬように立ち回る。無双の剣士を相手に接近戦など演じない、徹底して距離を取っての封殺を狙う。真剣勝負でバカ正直に相手の持ち味と競う気はなく、あくまでアウトレンジによる一方的な戦闘を行うのだ。

 

 それが対カオルコでの最適解。血で血を洗う呪い合いの血戦は、カオルコの切り札による状況の変遷に伴って終幕へ向け加速していき――そして。

 

 

 

 離れて見ていた男が動いた。

 

 

 

(――どいつもこいつもイカレてんな。

 五条のガキもそうだが、呪霊操術のガキも、あの女もヤベェ。

 仕事をすんなら、今を逃したら機会はなくなるかもしれねぇか)

 

 

 一キロメートル先のビルの屋上。

 

 彼は、呪力による探知が一切効かない、呪術的に透明な存在。

 

 

「一か八か、ちょっくらやってみようかね。当たるも八卦、当たらぬも八卦ってな」

 

 

 手持ちの拳銃では射程が足りない。なら別の物を使えばいい。

 

 透明な男は、同じく呪術的には透明な無機物――ナイフを振りかぶり。

 

 虹龍に抱えられたまま空中にいた標的目掛け、渾身の力で投擲した。

 

 果たしてナイフは、サクッ、と少女の頭部に突き刺さる。

 

 人外の膂力と、神業めいた精密な投擲技術。呆気なく、末期の言葉すらなく少女が逝った。

 

 虹龍を使役する傑は、幸運にもまだ少女の死に気づいていない。

 

 術式を反転させていて、虹龍との繋がりが浅くなっていたから。眼前に迫る剣聖の脅威に全神経を注いでいたから。そしてまだ出会って日が浅く、かつ交流も浅い存在ゆえにあまり気を割いてもおらず、ましてや呪力から完全に脱却した存在など想定もしていなかったからだ。

 

 

「うっし、やれば出来るもんだな、意外と」

 

 

 カオルコとも正面切って渡り合える天与の暴君は、流石俺だなと自画自賛して目を細める。

 

 仕事は果たした。ここまでの段取りを放り出しての、思いつきに過ぎない賭けだったが、成功したのなら万事オーケーだ。

 

 

(後は高みの見物と洒落込もうか。バケモン同士の戦いを肴にすんのが、俺みてぇな猿だけなのは不満だろうがな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




理子ちゃん
 あっさり。


 死闘中。
 理子ちゃんとの関係はまだ浅かったのでその死に気づいても衝撃は少ない。


 目の前と親友のことしか見てない。

カオルコ
 剣技しか使わないとは言ってない。

甚爾
 やればできるな(一キロメートル先からのナイフ投擲)
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