皆様の暇つぶしになれれば幸いです
(^^)
唐突だが、俺様のクソみてぇな仲間達を紹介しよう。
仲間その①、
仲間その②、
仲間その③、
「・・・クソみてぇなテンプレだが、此所までは完璧なんだ。炎に植物に水。三人のバランスは完璧な
人が寄りつかない山の奥地。摂氏八十度の源泉と有毒ガスが噴き出す場所で集まった仲間が温泉につかっているのを外から見ながら俺様がそう呟けば、隣に立っていたもう一人の仲間が肩を俺様の抱きながら笑う。
「確かに!四天王だから、あと一人だよね。俺とお前、どっちが入るか、悩むなー。うーん、いっそのこと陀艮はマスコットに専念して貰って二人とも加入とかどう?」
距離感がバグっているクソみてぇなコイツの名は
だから、俺様は真人が嫌いじゃねぇんだ。
「かかか!そりゃ、ナシだろ。陀艮は呪胎、成長すりゃクトゥルフ神話のダゴンみてぇな外見になるかもしれねぇだろ。あんなマスコット、俺様は嫌だ。それに人を発生源とする呪いであるテメェと人から呪いに転じた俺様は若干、キャラが被ってんだよ。クソが」
「えー、なら俺の加入がマストでしょ。お前の術式は
「馬鹿か、四天王の中に仮面キャラがいるのはお決まりだろ。つまりは俺様が加入するべきなんだよ。真人、テメェの席はねぇ。お前、ぼっちな」
「は?何年前のお決まりだよ。つーか、敵側で仮面キャラの大半って裏切るタイプの奴じゃん。なに、お前はそのうち俺らを裏切る気なの?なら、此所で殺しとこっかなー」
「あ?テメェ如きが俺様に敵うはずがねぇだろうが。産まれたばっかの癖にしゃしゃってんじゃねぇぞクソが」
「・・・弱い癖に先輩風吹かすなよ」
「か、かかか、かかかかかー!殺す!犯す!クソ真人!ゴング鳴らしたのはテメェだからな!クソが!」
「止めんか!馬鹿者ども!」
俺と真人のじゃれ合いを止めたのは
「あー、クソが」
掴んでいた真人の襟首を離し、着衣のまま温泉に入る。
「俺も入ろー。アチチ」
真人も俺様に続いて入り、泳ぎ始める。コレで五人全員が一つの湯に入っている形だ。
水入らずの間柄。俺様のクソみてぇな仲間たち。
「で・・・漏瑚、誰だ?」
「なにだが?」
「誰にヤられたかって聞いてんだよ。テメェを首チョンパしやがったクソは、どこのどいつだ?俺様が今からシメてきてやるよ」
「・・・貴様には無理だ」
「あ?テメェまで俺様を雑魚扱いする気か?殺すぞ」
「はぁ、少なくとも儂よりは弱いだろうが」
「・・・・・・・・・一年前はな。今はちげぇかも知れねぇかも知れねぇ」
「目を泳がせずともよい。現段階でアレに勝てる
「だから、アレって誰だよ」
「“五条悟”だ」
「五条悟だぁ?・・・誰だよ、ソレ」
「現代最強の術師。“六眼”と“無下限呪術”の使い手。貴様、アキレスと亀の話は知っているか?」
「アキレスと亀?なんだそれ、兎と亀の昔話なら知ってるぞ」
「なら、貴様に説明してもわからんか。実際、儂も良くわかっとらん。わかっとらんが、これだけは言える。五条悟を正面から相手にするのは無理だ」
「つまり、テメェの仇を討つことは無理ってことかよ。クソが」
吐き捨てる俺様を見て、泳いでいる真人は笑う。
「お前ってさー、意外なほどに情に厚いよね。祓われてもいないのに仇討ちなんて、俺なら考えない」
真人に花御と陀艮が続く
「(私は、そういうところを好ましいと思いますよ)」
「ぶぷぅー。ぶぷぅー」
花御の言葉は何を言っているのか分からない癖に内容は頭に流れてきて気色が悪い。陀艮に至ってはまだ喋れない
呪霊が五人。仇だ何だと、集まって喚いて居るところを人間が見れば呪霊が何を言っているのだと嘲笑われるのだろう。
だが、
「俺様たちは、
俺様の言葉に真人は驚きの表情を見せた後、裸で抱きついてきた。クソキモい。陀艮は触手の様なナニカを伸ばして絡みつけてくる。クソキモい。花御は何を言っているのか分からない癖に笑っているのが分かった。クソキモい。漏瑚は呆れたように溜息を吐いたが、どこか笑っている様に見えた。そんな風に思った俺様も、まあクソキモいな。
そんな仲間内での団らんに介入する“異物”。
「や!随分と楽しそうだね」
声のした方向に振り返り、認識した瞬間。
「久しぶり。
俺様の視界は真っ赤に染まった。