蛇の女王の成り代わりは呪いの世界を生きる   作:ロールクライ

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黒方様

 

 

 

 

時は飛鳥時代。

一人の男がいた。その男は並みの人間よりも強い。いわく、当時の呪術師であったと。

そのは努力し。権力を手に入れその時代でも屈指の実力者となりました。

しかし、その男の天下は長くは続かなかった。

厄災に見舞われたのだ。それが呪いによるものなのか。はたまた別物なのかまったくわかっておりません。

男は厄災から民を自身を守るため、自身の家が信じる”神”に協力を持ちかけた。

呪いに属さないなにかが、その男の願いをかなえ男は厄災から解放された。

その”神”いわく、厄災は誰かに召喚されたものだとか。

しかし、”神”はその厄災を終わらせたのち、姿を隠したという。

男はその”神”を自身の権力を使って探した。だが、姿どころか痕跡さえも見つかることはなかった。

 

 

「これが、黒方様と呼ばれる伝説です。ほかにもアイヌなどでも同じような姿をしたものの伝説があり、同一の存在ではと言われています。」

語り手がそう言う。しかし、この伝説はほとんど興味をもたれていない。なぜなら、呪術師・・・呪いという力があったからだ。

その黒方様という存在があったとしたとしてもそれは呪いであり、呪術師であると信じられているからだ。

だが、この話を興味深そうに聞く者がいた。

「へぇ?その黒方様とやらは呪術師じゃないの?」

「ええ。その通りです。そしてこの伝説が正しければ、黒方様はまだ生きておられます。」

「・・・それはすごく見てみたいね。もう少しその伝説に関連するものを聞いてもいいかな?」

「もちろんでございます!」

 

 

 

 

 

 

 

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はい。やってまいりました。平安時代。

呪いの全盛期が!

終わった。

少し前に目を欺く能力を使い貴族の家に入り込んだときに、両面宿儺とか呪いの王などという声が聞こえた。

・・・つまりもう両面宿儺(ラスボス)がいる。

そう思うと少し怖い。自分の実力はまだよくわからない。魔虚羅を倒せたということは強者なのには間違いないのだけど。

再生するとはいえ、魔虚羅の一撃で腕が壊れることを考えると両面宿儺を相手にするのは無理だと思う。

「どうするかな。」

いつの間にか私の口角は上がっていた。

・・・楽しみなのだろうか。

今思えば、この体になってから思いっきり楽しいと思ったことがなかった。この体は今、乾いている。ということだろう。

戦うことは怖い。それは今まで生きてきて思ったことだ。それと同時に楽しみと感じる自分がいる。

原作のアザミとは違うなにか。

自分はそういう存在だ。

「探すか。両面宿儺。」

そう思いながら体の強度をどう高めるのか考えるのであった。

 

 

 

 

 

最近は時に進みが遅い。

自分は人間からしたらだいぶ年が上で1日1日が速く感じる。いや、感じていた。

最近は遅い。

もう5年間宿儺を探した。

5年というのは人間からしたら長いのかもしれないが、自分はそうは思わない・・・たぶん。

そろそろ呪術廻戦の世界のキャラが生まれ始めるからだろうか?

そう考えているとき、見つけた。

一人の人間が両面宿儺について話していることを。

両面宿儺の手がかりを。

 

 

 

 

 

 

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私はまだ未熟だ。天元にも遠く及ばない。

 

もちろん、私の知り合いである宿儺にも。

そう考えている時、突然声が聞こえた。そう突然だ。

どうやって?未熟とはいえ、ここまで近づかれれば私の呪力感知に引っかかるはずだ。

どうやって?観察していると少し、普通の人間とは違う点を見つけた。呪力がない。

いや、ある?とてつもなく微弱で崩壊しそうだ。呪力がないのかあるのかよくわからない。未知だ。

未知との遭遇。本来なら逃げるべきだろう。だが、私は連れ去ろうとしていた。

 

呪具を取り出し、攻撃する。

ガンッ

しかし、相手腕はかたく傷ができることはなかった。

そして未知は口を開いた。

「ふむ。攻撃してくるか。」

ゾクッとした。両面宿儺・・・それと同列の存在。生物としての格が違う。

「まあいい。お前、両面宿儺について知っているか?」

正直に言って未知に手を出して正解かもしれない。

こいつはおそらく宿儺と同列の存在だ。

なら、二人の全力が見られる。そう思ったから。

「知っているさ。私と彼は知り合いだからね。」

「・・・ほう?なら、その男の位置を教えてもらおうか?」

こころなしか彼女はうれしがっているように見えた。

これで楽しそうに喜んでいれば見た目相応の少女のようだ。・・・まあ、宿儺を探しているというだけで普通ではないのだが。

私は彼に宿儺に言われたことを思いだし、呪物を取り出す。

「君は宿儺と戦いたいのかい?」

「その通りだ!」

彼女がそう言ったとき、私のもっている呪物が光った。

そして宿儺が現れた。

「俺と戦いたいだったか?」

 

 

 

 

 

 

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「宿儺?なぜ、ここからは離れているはず・・・。」

「ああ、俺はこの呪物で生み出された偽物だ。まあ、偽物でも本体に匹敵するレベルだがな。」

 

・・・あのー。二人で話すのはいいんですけどー。こっちの相手してくれます?

私はそう思いながら二人をにらみ口を開く。

「ようやく会えたぞ。両面宿儺。偽物らしいがそれでもかまわない私がどこまで強いか確かめるための土台となってくれ。」

「・・・。」

宿儺は黙って私を見ていた。

「お前、黒方様とか言われていたやつだな?」

それを聞いて驚いた。宿儺の隣にいた奴も一緒に。

「そうだ。それがどうした?」

「いや、なんでもない。実力が知りたいだったか?なら、せいぜい足掻くんだな。」

気が付くと宿儺の隣にいた。人物は消えていた。

呪物の効果か?

私は宿儺が構えていることに気づき、構える。

 

「龍鱗 反発 番の流星 【解】」

その瞬間腕に傷が入り、刃が食い込むように腕に傷をつける。完全にスパッと切れたわけではないが再生ができなければもう再起は見込めないだろうな。

私が再生するところを見て宿儺は言った。

「俺の詠唱込みの解を耐えられるやつはそうそうおらん。お前なら、使ってもいいな。」

そう言って手で印を結ぶ。

領域展開 伏魔御廚子

 

その瞬間に禍々しいお堂が後ろに出来た。

それを見て私は無意識に笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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