バカと科学と魔法学園   作:ジェネラルOD

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最近リアルが忙しすぎて1ヶ月以上投稿できませんでした。申し訳ありません……。

話はあと1,2話でDクラス戦に入ります。


第6問 会議と特技と戦争目的

「つーわけなんだが、どうか、お前らの力を俺達の計画に貸してもらいたい」

 

時は進み、昼食も半分以上食べ終わった頃を見計らって雄二が午前中に決めたことを屋上にいるメンバーに説明し、協力することを依頼した。

 

「雄二。質問じゃ」

 

話を聴いていた秀吉が手を挙げる。

 

「魔召戦争に参加するのは良いのじゃが、なぜ故にワシらだけにそのことを話すのじゃ?他の連中にも話してもよかろうに」

秀吉が雄二に尋ねる。

 

「確かに秀吉の言うとおり、魔召戦争については他のFクラス連中にも話すつもりだ。だが、詳しい計画はここにいる連中にしか話すつもりは無い」

雄二が秀吉の質問に答える。

 

「それがどうしてかって秀吉は聞いてんだろ?」

秀吉の疑問を受け継ぐように巧が尋ねる。

 

「それについても今から説明する。みんなチャットを開いてくれ」

雄二は自らもチャットシステムを起動させて全員に呼びかける。

 

***

・Yug:『まずは俺達が目指す最終目標についてだ。』

 

・最終目標:Aクラス撃破

 

・TAC: 『こらまた大きな目標だな』

・Yug: 『確かにそうだ。だが、今回集めた連中はそれを可能にする』

・武具師: 『僕らが魔召戦争におけるキーパーソンってこと?』

・Yug: 『そうだ。明久の言うとおりここに集めた連中は今後の魔召戦争の主力になってもらう』

・龍の月: 『確かにこのメンツの一部ならAクラスにも対抗できそうだが…。それだけでAクラス打倒は無理だと思うぞ』

・Yug: 『確かにそうだ。だが、このメンツには単一教科あるいは勉学以外のことで特に秀でているメンバーもいるからな』

・武具師: 『…?どういうこと?』

・ひめじ: 『簡単に言えば一科目だけ極端に得意な人や勉学以外何か一芸を持っている人を選んだと言うことですね?』

・Yug: 『姫路の言うとおりだ。戦争ってのは単純な火力だけで決まると言う訳じゃねぇ。戦略や情報戦術。兵士の特殊技能なんかでいくらでも変わって来る』

・龍の月: 『確かに坂本の言うとおりだ。とりあえず、お前の選んだその一部のメンツってのはどういう一芸持ちなんだ?』

・Yug: 『まずはムッツリーニ。コイツは保健体育なら学園で右に出るものはいない』

・武具師: 『確かにムッツリーニに保健体育は誰にもかなわないだろうね』

・Yug: 『そうだ。そして何よりコイツは情報収集のエキスパートだ。すでに昨日辺りから各クラスの情報収集してもらっているがどれも有益な情報ばかりだ』

・龍の月: 『そこら辺については流石は俺の相棒だと言うべきか』

・隠 密: 『…………照れる』

・Yug: 『次は秀吉だ。秀吉は演劇部のエースとして名高い。学校の生徒のほとんどの声真似、変装、演技だってお手の物だ』

・373: 『確かに木下の演技は凄いわよね。前にチラッと見た時なんか下手な俳優よりも上手いと思ったわ』

・824: 『秀兄の演技はホントに凄いからね』

・紅 葉: 『同じ演劇部の私でさえ圧倒されますからね』

・道化師: 『演技とかの類が得意な僕から見ても秀吉の演技は卓越しているからねぇ』

・演劇男: 『みんな止めてほしいのじゃ。照れるぞい……』

・Yug: 『褒めるのもその辺にしとけ。次は島田だ』

・373: 『へ?ウチ?』

・Yug:『そうだ。お前は魔導数学が凄い。聞けば、お前、ドイツじゃ“数姫”って呼ばれていたそうじゃないか』

・373: 『アル。アンタそのこと誰にしゃべったの?』

・ART: 『すまん。こないだウッカリ明日香と健太に話しちまった……』

・373: 『じゃあ、天月ね。ちょっとこっちに来なさい』

・発明王: 『理不尽だぁあ!正解だけど理不尽だぎゃあぁあ!』

【“発明王”様が強制退場されました】

・紅 葉: 『今、人体から聞こえてはいけない音が……』

・824: 『ゴキャって鳴ったね…』

・龍の月: 『自業自得だな。つーか、明日香は疑わないのか?』

・373: 『風見は人の恋路の邪魔はしないのよ』

・ART: 『明日香のそこらへんは信頼できるからな』

・道化師: 『そりゃどーも。と言うか君達が肉体言語でそうしたんでしょうが…』

・ART: 『何か言ったか?』

・373: 『何か言った?』

・道化師: 『いえ、なんでもございません』

・武具師: 『凄い…明日香を黙らせてる……』

・紅 葉: 『愛の力ってやつですね』

・龍の月: 『止めろ。また熱が発生するぞ』

【プライベートフィルター作動しました】

・みずき: 『アルト君は良いな…大好きな人とあんな風に思いあえて…』

・824: 『全くです…私だって本当は…』

・紅 葉: 『悩んでますねぇ』

【プライベートフィルター終了します】

・武具師: 『僕も恋人ほしいなぁ…』

・約全員: 『『『…………』』』

・武具師: 『イタッ!痛い!ちょ!?ちょっと、明日香!?アル!?島田さんに巧!?なんで殴るのさぁ!? 』

・道化師: 『どの口が言うのさ』

・TAC: 『早く気づけ、鈍感』

・373: 『サイテー』

・ART: 『とりあえず死ねよ』

・武具師: 『なんで!?なんで身体を痛めつけられたうえに罵倒されてんのさぁ!?』

・演劇男: 『こればかりはなんとも言えんの』

・隠 密: 『…………自業自得』

・Yug: 『てめぇら……』

***

 

「てめぇらいい加減にしろぉお!!」

堪忍袋の緒が切れた雄二が大音量で怒鳴る。

 

「てめぇらさっきから遊んでばっかじゃねぇか!?いつまで経っても話が進まねぇんだよ!」

雄二が息を切らす勢いで怒号を上げる。

 

「あ、ゴメン。雄二。ちょっと熱中し過ぎた…」

一番に悪いと思った明久が雄二に謝る。

 

「す、すまねぇ。雄二」

「…………ちょっとふざけすぎた」

他のメンバーもめいめいに謝る。

 

「ぜぇぜぇ…わかってくれりゃ良い……明久とアルトについては割愛するぞ。コイツらの実力はおめぇらも知っての通りだ」

雄二の発言に当事者の明久とアルトも含めて頷いた。

 

そのことに関しても後々説明することになるだろう。

 

「次は打倒Aクラスまでの流れを説明するぞ。チャットを開いてくれ。今度は余計な発言は控えろよ」

雄二はそこまで言うと再びチャットに打ち込みを始めた。

 

***

【設定を“会議・会談”に設定しました。外部からのアクセスをシャットアウトします】

・Yug: 『相変わらず便利な機能付きだなコレ……さてと、これが俺が計画している打倒Aクラスまでの流れの一部だ。』

 

①対Dクラス

目的:「クラスの戦争慣れとFCSによる作戦伝令の実践。Bクラス戦への布石』

②対Bクラス

目的:「不穏因子の排除。Aクラス戦に向けての布石」

③対Aクラス

 

・Yug: 『とまあ、こんな感じだ』

・龍の月: 『質問だ。坂本。①の戦争慣れにDクラスを使う必要はあるのか?戦争慣れに使うならEクラスの方が戦力差を考えても楽な気がするんだが…それとFCS活用の作戦伝令ってなんだ?』

・Yug: 『良い質問だ。九十九の言うとおりわざわざDクラスを初戦に置いたのは戦争慣れだけじゃなくお前らを除く他のFクラス連中の自信をつけさせるためでもある』

・龍の月: 『……!なるほど。そういうことか……』

・武具師: 『へ?どゆこと?』

・Yug:『つまり、Eクラスでは今、ここにいる連中だけで勝てちまうから他のヤツらに勝利の実感が抱けなくなるってことだ』

・武具師:『つまり、勝利はみんなで分かち合おうってこと?』

・Yug:『言い方は幼稚だがその通りだ。Dクラスは戦力的にはEクラス以上Cクラス以下だからな良い経験になると思うぞ』

・TAC:『で?FCS活用の作戦伝令ってのは?』

・Yug:『ソイツはFCSの発明者本人に話してもらおうと思う』

・発明王:『Yeah!!呼ばれて参じょ…』

【“発明王”様の通信を打ち切りました】

・龍の月:『なぁ、坂本。お前が説明するのはできないのか?』

・Yug:『したいのは山々なんだがFCSの応用術までは聞いてねぇんだ』

・発明王:『リュウゥゥ!せめて、登場の口上ぐらい言わせろぉぉ!』

・龍の月:『はいはい。わかった、わかった。登場の口上とかおやじギャグとかいらねぇし、つまんないから。さっさと説明してくれ』

・発明王:『軽くスルーしやがったぁぁ!』

・武具師:『なんだか健太君が不憫に思えてきた…』

・Yug:『お前ら頼むから早く進めてくれ…』

***

 






















第6問終了。小説って難しい。
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