一期OPと二期の水着回の七陰のあのファッションを参考にしています。
ロキと怪物祭を歩き回ったアイズはギルド職員から調教したモンスターが脱走して、各地へ散らばったことを知り、剣を携え、建物の屋上を飛び回った。
高い位置から逃げ出したモンスターを複数確認したら、すぐさま退治に向かう。
逃げ出したモンスターは第一級冒険者のアイズと比べれば弱い部類で瞬殺しやすかった。
元々スピードが早いアイズの足ならモンスターを退治するのに時間はかからなかっただろう。
アイズが街を駆け回っている途中花のようなモンスターの郡れとゴライアスのような巨人のモンスターが見えた。
新種だろうか。あれはガネーシャ・ファミリアが調教して、地上へ運び出したモンスターだろうか
疑問に思った。
現在交戦している冒険者がティオナとティオネ、逃げ遅れた子供を守りながら戦っているのはガネーシャ・ファミリアのアーディ・ヴァルマ、地面に倒れて血を流しているのがレフィーヤと認識した。
窮地に追い込まれている仲間の下へ駆けつけ、花のモンスターの攻撃を剣で捌いた。
アイズが救援に来たことでアーディに守られた子供をこの戦場から逃がす隙ができた。
アーディは回復魔法でレフィーヤの傷を癒やす。
「レフィーヤちゃんしっかり」
レフィーヤの出血が止まり、薄れかけた意識を取り戻した。
「アイズ!」
「遅くなってごめん!」
「私達はあの気色悪い花のモンスターをなんとかするから、アイズはあの巨人の相手をお願い!!」
「分かった。」
「わ…私も戦えます…」
「無茶はしないで。私は後方支援するからティオナ達は前をお願い!」
「任せて!」
一人第一級冒険者が増えたため、戦局が変わった。
ヒュリテ姉妹、レフィーヤ、アーディは花のモンスターの群れをアイズは巨人を相手にそれぞれ対処する。
アイズは理性を失ったのか暴れ回る巨人の足を斬り、バランスの崩れた巨人は転倒仕掛け、無防備な体をアイズの剣激が襲い、巨人は耐えて、必死の抵抗で小柄なアイズを腕の一振りで吹き飛ばす。
吹き飛ばされたアイズは軽く受け身を取り、着地する。
すると巨人の傷が防いで、回復した。
「(ゴライアスが回復能力を!)」
アイズは自分の知る階層主である巨人が驚異的な再生能力を持つことに目を開く。
「「再生するなら魔石を狙う!!」」
「【
ゴライアスの体に存在している魔石の位置を思い出して、風の鎧を纏い、アイズは加速する。
巨人は自分の命を刈り取る小さな人間を虫を払うように叩き潰していく。アイズはそれを回避しながら弱点部位に近づき、剣先を突き刺す。
「グォォォォ!!」
巨人は叫び出すが、魔石が砕けて灰になる気配が無い。
「ここじゃない!?だったら別の場所を…」
「それが苦しめるだけだとなぜ分からない?」
瞬間、アイズの背後に殺気が立つ。
アイズはレベル5の五感で感知し、奇襲を防いだ。
「ほぅ 反応は悪くはない。流石《剣姫》だな」
アイズの目の前に立つのは男一人と女一人の二人組だった。
男女ともに赤い装飾が施された白い装束を着用している。顔はフードで隠れて、はっきり見えない。
男はアイズと対面し、女は巨人と対面している。
「あなた達は一体…?」
アイズは彼らが敵だと認識して、睨みながら剣を構える。
「我らはシャドウガーデン。影に潜み、影を狩る者。」
「我が名はアルバス。」
「悪いが、あれは手出しはしないでもらおうか」
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数分前
ベルとアルファは花のモンスターの群れをシャドウガーデンの実働部隊に足止めしたのち、次の行動に出る。
ちなみにヘスティア様はシャドウガーデンの構成員が責任以て、護衛をしている。
ベル達は移動中、感じ慣れた魔力に反応した。
その場へ掛けると、金髪の女剣士が巨人を切り刻んで圧倒している姿が見えた。
「これは悪魔憑き…?」
「教団が実験用に調整された兵器のようみたいね。」
「奴ら人をなんだと思っているんだ!」
ベルとアルファはその悍ましい姿に変えさせた教団の行いに憤りを示す。
「今戦っているのは確かロキ・ファミリアの《剣姫》だったわね。」
「彼女は巨人をモンスターだと思って攻撃しているだろう。」
「こうしちゃいられない。止めるわよ。」
「わかった。僕がアイズ・ヴァレンシュタインを抑える。アルファはあの子を救ってくれ。」
「任せて」
ベルとアルファはそれぞれ役割を決めたら、眼前にある戦場へ近づく。
ベルは今も攻撃し続けるアイズの不意を突いた。
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「シャドウガーデン...?アルバス...?」
そんな組織も聞いたことも無いし、そんな名前の人間は知らない。
しかし、アイズの不意を突いた攻撃。あの手応えはただ者では無い。実力はアイズと同等かそれ以上か。
警戒心を最大限にして引き締める。
「あなた達の目的は一体何!?あの巨人を護るの!?」
「そうだ。もう一度言う。手を出すな。」
突如現れた得体のしれない人物がモンスターを庇っているのだ。
モンスターを見たら絶対に殺すアイズからしたら許容できるものではない。
「そこをどいて」
「だから手を出すなと言っている。」
アルバスと名乗る者はどうあっても巨人を殺させるつもりはないだろう。
言葉による説得は無理だ。
「だったら力づくで行く。」
アイズは駆け出し、剣を横薙ぎに振るうが、アルバスのどこからか現れた白い剣で受け止められる。
アイズは一旦距離を取って、次は連続切りで攻める。アルバスも呼吸を乱さず、その連撃を捌いていく。
男はその連撃を力を込めた一刀のもと斬り伏せ、アイズを後退させる。
瞬間、アルバスは大きく足を踏み込み、間合いを詰める。反応が遅れたアイズは防御するも間に合わず、振るった剣先が頬に傷を負った。
直後剣が近づいて、全力でガードし、鍔迫り合いに持ち込む。
剣の一つ一つが無駄が無く、洗練されている。このアルバスという男は相当な剣士であると想定する。
剣の技量がアイズを上回っている。
瞬間、アルバスの蹴りがアイズの懐に直撃し、跳んだ。
アイズは地面に弾かれて叩きつけられた。
剣に意識を持っていかれたのかそれ以外の警戒が疎かになっていた。
普通アイズをここまで手が出せなくする冒険者はロキ・ファミリア以外ではフレイヤ・ファミリアぐらいしかいないだろう。
だけど目の前にいるのはどこの所属か分からない強者。
「あなたは一体何者…?なんでこれ程の力がありながら誰にも知られていないの…?」
アイズは苦し紛れに問う。
アルバスと名乗る男はその問いになぜか嬉しそうな笑みを一瞬浮かべたように見えた。
そのとき青い光が辺りを覆うほど発光している。
「よし時間は稼げたか。」
空中でアルファと名乗る女が青い光を放つ剣を持ちながら巨人の頭上へ落ちる。
「かわいそうに。痛いでしょう。もう苦しむことはない」
アルファは巨人に悲しそうな表情で憐憫を抱きながら、剣を振り下ろし、青い光を大きく放つ。
青い光に飲み込まれた巨人は体が縮み、やがて、人間と同じ大きさまでになった。
正確には少女の姿だった。だが、もう息はしていない。
「アルファよくやった。」
アルバスは倒れている少女に近づき、黒い布のようなものを取り出し、覆って、それを両手で抱えた。
「これで楽になるといいわね。」
アルファと名乗る女は青い光を放った衝撃で土煙が舞って、姿が見えづらくなった。
「待って!なんで女の子が…?あの巨人は一体…?」
アイズは先ほど戦っていた巨人が人間の少女に変わったことがにわかに信じられずに声を上げた。
「観客は観客らしく、舞台を眺めているだけで満足しなさい。我らシャドウガーデンの邪魔をするな。」
そう言うとアルバスとアルファは煙に巻かれながらこの場を去った。
「シャドウガーデン…」
アイズは数分で起きた出来事に処理できず、茫然としている。
すると花のモンスターに対処したティオナ達が戻ってきた。
「アイズ~!こっちはなんとか終わったよ!そっちはどう?なんか青く光ったけど何があったの?」
「あ...うん...」
アイズはシャドウガーデンについて話そうとするが、突然のことなので、情報が整理できていない。
「レフィーヤの魔法でほとんどを凍らせることができたんだけど、逃れた残りのモンスターが矢のようなもので打ち抜かれていたんだよ。」
アイズはそれを聞いてある可能性を思いついた。
シャドウガーデンはあの二人の他にもう一人いる。
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「どうやら上手くいったみたい。」
つい先ほどベータはシドと共にいたが、モンスター脱走騒動が起きた後に別行動を取っていた。
赤い装飾を施した白い衣装を纏い、黒い弓を携えているベータはロキ・ファミリア達を遠くから眺めている。
ベータの役割はアイズ以外の四人が悪魔憑きの方に助太刀に行かないよう牽制を仕掛けることだ。
対処したのはアイズだけで、実際そんなことは起きなかった。
任務が終わったのに関わらずベータは山吹色髪のエルフが魔法でうち漏らした残りを遠方から弱点部位を射抜き、その数を減らしていた。
シャドウガーデンにはロキ・ファミリアの援護の指示は無く、これはベータ個人でやったことだ。
ベータ自身ロキ・ファミリア達を助ける理由はない。
「ファンは大事にしないとですね。」
あの4人はナツメ・カフカのサイン会に来ていた。
四者四様ナツメに対して、出版した本を純粋に楽しみにしている者やナツメ自身の容姿に惹かれている者や新規で興味を持った者や昔に出版した本に対して深い感想を吐き出した者と様々だ。
特にティオナ・ヒリュテとアーディ・ヴァルマの二人は執筆した本を真剣に読んだ上で、その熱意を伝えたので作家としては嬉しく感じた。
ベータとしてではなく、ナツメ・カフカとして真摯なファンを助ける義理はあったのだ。
「シャドウ様とアルバス様はこんな私を許してくれるのでしょうか?」
ベータはそこだけが気がかりであった。
アポロン・ファミリアと戦争遊戯することになったら助っ人は誰にするか
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ジミナ・セーネン
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七陰の誰か一人