IS もう1人の俺は戦争屋   作:悠連

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な、難産だった・・・・鈴々さん難しすぎる・・・・



理不尽

 

___一夏視点___

 

 

箒とセシリアと一緒にISの訓練しているが最初に乗った時よりも明らかに動きが悪く、上手くいかないので四季に相談する事にしたのだが。

 

何かあったのか眠そうな顔をして俺の話を聞いていない。

 

しかし、話を一回聞くと箒やセシリアですら分からなかった事をアッサリと答えた。

 

セシリアは四季と仲良くなっていたが、やはり箒は黙ったままで2人は何も変わらない・・・・昔はどんな感じだっけ?

 

その時、すげえ聞き覚えのある声が聞こえ、入口を見ると恰好付けた鈴が立っていた。

 

その後、クラスの皆に質問集中砲火を受けていると千冬姉の出席簿が火を噴き、箒とセシリアにいたっては授業中に3回は叩かれ俺の所為だと責めてきた・・・・理不尽だ・・・・

 

昼休み、四季を誘って食堂に行くと鈴が待ち伏せしていて俺と四季は連行され一緒に飯を食べる事になった。

 

鈴は四季がクラス代表じゃないと聞くと少し残念そうにしていたが、四季の問いを理解して声を上げるが、いつの間にか四季は消えており俺が絡まれる事になった・・・・理不尽だ・・・・

 

そして、箒やセシリアにまで問い詰められる事になり、次の授業に遅れて千冬姉の出席簿が火を噴いた・・・・理不尽だ・・・・

 

「一夏!お前はどっちの味方をするつもりなんだ!?」

 

「そうですわ!何を黙って見ていますの!?」

 

放課後、箒が訓練機を身に纏い俺と訓練しようとしたがセシリアに止められて揉めていたはずが俺に飛び火がきた。

 

「だって、どっちかに味方したらお前ら怒るだろ?」

 

「当然だ!」

 

「当然ですわ!」

 

どうしろと言うんだ?数分後2対1で訓練が始まった・・・・理不尽だ・・・・

 

ようやく訓練という名のいじめが終わりピットに戻ると鈴が居た。

 

「おつかれ。はい、タオルと飲みモノはスポーツドリンクで冷えてないのよね?」

 

ああ、幼馴染とはここまで優しいモノだったのか感動した。

 

「あれ?四季はどうしたの?もうワンセットあるんだけど」

 

鈴を見ると確かにタオルとスポーツドリンクを持っている。

 

「四季は訓練に参加してないぞ、たしか自分のじゃないけど専用機の開発を手伝っているらしくて時間が無いってさ」

 

「はあっ!?入学して1カ月も経ってないでしょ!それなのに専用機の開発を手伝ってるの!?」

 

鈴の顔が驚きに染まっている、やっぱり凄い事なんだろうな・・・・実感ないけど・・・・

 

「なるほどね、そういう事だったの・・・・なら一夏の方が強いって事?」

 

「そんな事無い・・って自分で言ってて少し悔しいけど、四季の方が遥かに強い・・・・圧倒的にな」

 

でも自分だって成長している、いつか追い付いてやる・・と思っていると鈴の表情は俯いていて分からなかったが身体がプルプルと震えている。

 

「そっか・・・・私に言った通り、アイツも自分を磨き続けたのね・・・・」

 

「?そろそろ身体が冷えてきたから部屋に戻ってシャワーを浴びるよ、箒も浴び終わっているだろ」

 

ふと溢した最後の一言に鈴が反応した・・・・しまった、余計な事を言ってしまった・・・・

 

「箒って先の子よね、何でアンタの部屋のシャワーを浴びるのよ?そこは四季じゃないの?」

 

声は荒げないが声にはしっかりと怒りが染み込んでいる。

 

「ルームメイトは四季じゃなくて箒なんだよ」

 

「は?・・・・」

 

鈴は言葉の意味が理解できないのか口を開けたまま固まった。

 

「いや、四季の入学自体が千冬姉の独断らしく部屋に余裕がなくて1人部屋に突っ込まれたんだ、それで俺も部屋が無いから箒と同じ部屋になったんだよ」

 

「な、何よ・・・・それ・・・・」

 

ヤバい、本格的に身体が冷えてきた早く部屋に戻ろうと思い歩を進めると鈴に止められた。

 

「・・・・あの時の約束覚えてる?小学校の時の約束・・・・」

 

そんな約束したっけ?これは思い出さないとマズイ気がする、思い出せ俺!!

 

「え?えーと、あれか?鈴の料理の腕が上がったら毎日酢豚をおごってくれるってやつか?」

 

「っ___________」

 

鈴が止まった、あれ?ヤバい、違ったっけ?そんな大切な約束してたっけ?

 

「り、鈴?」

 

「・・・・ううん、それで合ってるわよ。まさか一夏が覚えてるとは思わなかったけどね!!」

 

鈴は顔をあげると笑いながら言った。

 

「なんだ合ってたのかよ、ていうか酷いな俺が約束を覚えてた事がそんなに意外か?」

 

「アンタの鈍感の所為で何人泣いたと思ってるの?本人ばかりは知らぬかなって?」

 

今の言葉にはイラッときた。

 

「俺が誰を泣かしたって?適当なこと言うなよ」

 

その瞬間、鈴の平手が左頬に打ち込まれた。

 

「寝ぼけた事言うな!・・・・今のはこれまで泣いた人達の分も入ってるから。納得できないのなら四季か弾に聞きなさい・・・・それと、クラス代表戦は覚悟しときなさい」

 

鈴はそう言って俺に背を向けて歩き出した。

 

「・・・・そっか、こういう気持ちだったのか・・・・いや、私はまだマシな方だ・・・・」

 

鈴が何か言ってる様に聞こえたけど何も言えなかった。

 

悲しくて泣きそうな顔をしていたから。

 

鈴に打たれた左頬が今さらになってジンジンと痛みだす。

 

まるで出て行った鈴の気持ちを代弁しているかのように感じた。

 

「・・・・理不尽だ・・・・」

 





えーと、どうでしたか?
少々強引だったかもしれませんが許して下さい!
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