IS もう1人の俺は戦争屋   作:悠連

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今の内に投稿を・・・・



水着を

 

「__ぃき__」

 

無事に束さんを届け終えたがISになった機体は思ってた以上に扱いづらいモノになった。

 

「ぉぃ_ぃきってば__」

 

元々アルケ―自体がオリジナル太陽炉の運用を考えて作られたモノじゃないから仕方がないと言えばそれだけだがマッチングに時間が掛かっている。

 

「おーい!聞けって!四季ーぃ!返事をしろー」

 

飛行中に様々な機動を試してみたがGN粒子の色も緑や赤へと変わったりして出力も安定しない所為で操縦が異常に難しい。

 

「予想以上に厄介なシロモノになったなぁ、実戦前に何とかしたいけど・・・・」

 

不意に前を見ると全裸の一夏が俺の顔を覗き込んでいた。

 

「俺に男色の趣味はないからサッサと何か履けバカモノ」

 

「やっと反応した。今から海だって言うのに着替えもせずに考え込んでる四季が悪い」

 

さっきから何か言っていたのは一夏だったらしい。束さんから貰った新しいアルケーの考察をしていたから聞いてなかった。

 

「だから、着替えないのか・・・・分かった!既に下に履いてんだな、どんだけ楽しみだったんだよ?」

 

一夏が着替えない俺を見て勝手に納得しているが気にせずに海へと向かった。

 

「あ、織斑くんと・・・・詩乃崎くんだ!!」

 

「う、うそっ!わ、私の水着変じゃないよね!?大丈夫だよね!?」

 

「帰ってきてたんだ~!誰だ?このまま詩乃崎君が帰って来ないって言った奴~!」

 

「織斑君の身体カッコイイ~、鍛えているんだね。でも何で詩乃崎君は制服姿なの?」

 

砂浜に出ると水着に着替えた数人の女子に出会う。皆さまざまな水着を着ていて可愛らしい恰好をしていたが一夏は何故か照れている。

 

「珍しい事もあるもんだな、鈍感大魔王の一夏が水着女子を見て照れるとは?」

 

「うるせえ、いいから早く脱げよ。準備運動が終わったら泳ぎに行こうぜ」

 

そう言って屈伸を始めた一夏を見ていると背後から何かが飛びかかって来たので地面に伏せると頭上をツインテールが通り過ぎた。

 

「げっ!?」

 

「うあ?ぐああああっ!?」

 

頭上を通り過ぎたツインテールはちょうど立った一夏に激突して2人仲良く地面を転がった。

 

「鈴、残念だったな。ハズレだ」

 

「くそぅ・・・・こんな美少女の突撃くらい大人しく喰らってなさいよ」

 

「はっ、今時の美少女は突撃するのが流行りか?」

 

一緒に転がった一夏の上で鈴は俺をジト目で見ながら呟いたのを鼻で笑った。

 

「鈴、どうでもいいから俺の上から降りろよ。動けねえ」

 

「あ、ああっ!?な、何をしてますの!?」

 

下敷きにされていた一夏が呟きがセシリアさんの声に遮られた。

 

「ん?ああ、ごめんごめん。一夏は巻き込まれただけだから気にしないで」

 

鈴は猫みたく跳び上がり一夏の上から降りると、一夏はセシリアさんにオイル塗りの約束をしていた事を言われてパラソルの下に連れて行かれた。

 

「さてと、俺も少しのんびりしようかな」

 

そう言って他のパラソルの下に行こうとすると鈴が前に立ちはだかった。

 

「ちょっと待ちなさい、何で私に何も言わずに居なくなったのよ」

 

「今お前の目の前に居るよね、居なくなってないじゃん」

 

俺は素で鈴に聞き返した。

 

「そんな事を言ってるんじゃない、何で四組の更識って子には教えといて私には教えなかったのか聞いてるの」

 

沸々と鈴の怒りパラメーターが上がっているのを感じる。

 

「言ってなかったっけ?俺が開発を手伝っている専用機の持ち主が四組の更識さんのなんだよ」

 

「へ?な、何でアンタがその子の専用機の開発を手伝っているのよ!?それと今回の件に何の関係があるのよ!?」

 

「ああ、どうしても必要なパーツがあって用事のついでに取りに行く事を伝える為に教えたんだよ」

 

アッサリと言い返すと鈴は静かに考えて言葉にした。

 

「と言う事は必要だったから教えたって事?」

 

俺が黙って頷くと鈴がフルフルと震えだした。

 

「なら、ここで言っとくわ。私にも必要だから次からは絶対に私にも言いなさい!分かった!?」

 

「ん・・・・了解。これからは行く前に言えばいいんだろ?」

 

「そ、そういう事よ!絶対に言いなさいよね!!」

 

「あっ四季!!良かったぁ、言った通り帰って来てたんだ」

 

俺が苦笑していると後ろからシャルロットが声を掛けてきた。声の中にホッとしたような雰囲気が混ざっている。

 

「もう!急に居なくなるから心配したんだよ!」

 

「そんな、たかが1日2日程度で心配なんて・・・・」

 

「四季自身がアレだけ男性操縦者が狙われてるのか言ってた癖にアッサリとIS学園から居なくなるんだもん心配しないとでも思ったの!?」

 

迫って来るシャルロットが必死過ぎて何か申し訳なく感じた。

 

「ご、ごめん。でもシャルロットは俺なら大丈夫だって知ってるでしょ?」

 

「そ、そうだけど何も言わずに居なくなるんだもん・・・・心配しちゃうよ」

 

シャルロットは俯いて心なしか目が潤んでいる様に見えたので俺は盛大に焦った。

 

「わ、分かった!これからはシャルロットにも絶対に言うから許して!!」

 

「うん!それなら許してあげる!」

 

「ふむ、話が終わった様なので言うが、そろそろ私達の水着姿はどうか教えてくれないか?」

 

シャルロットが許してくれると横に居たラウラが聞いていた。

 

「うん、鈴はスポーティな感じが良く似合っているし、シャルロットは案外セクシーな水着が魅力を引き出してるよ・・・・そしてラウラは何処か大人っぽくて結った髪も合わさっていつもと違う可愛さが出ているね」

 

「か、可愛いか・・・・それで四季は何で水着に着替えてないんだ?四季の水着姿も見てみたいんだが」

 

ラウラが言った言葉に鈴とシャルロットが反応した。何故なら俺の水着は2人が選んでくれたようなモノだからだ。

 

「・・・・・・・・水着忘れちゃった!テヘペロ!」

 

その後、2人に追いかけられながらも用事がある事を告げてアルケーで空を飛んで逃げた。

 

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