IS もう1人の俺は戦争屋   作:悠連

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戦争屋爆発

 

___一夏視点___

 

 

今日は四季に会い次第、昨日の事を話すつもりだったが食堂にも教室にも来なかった。

 

こうなるんだったら四季の部屋番号聞いとけば良かった。

 

周りの女子達も四季の姿を見てない所為か心配しているらしい。

 

HRのチャイムが鳴ると同時に四季が入って来た。

 

誰に挨拶するでもなく席に座ると腕を組み目を閉じた。

 

あの雰囲気は四季じゃないアリーになっている、何かあったのかな。

 

とりあえずアリーの時は触るべからずだ、口では嫌いじゃねぇとか言っているが明らかに俺をガキ扱いしている。

 

俺も嫌いじゃないけどガキ扱いされるのは嬉しくない。

 

「ホームルームを始める、前を向かんかバカモノ」

 

痛い、千冬姉に頭を殴られた。

 

「これから再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決める、自薦他薦問わない」

 

クラス対抗戦?IS素人が出るのもじゃないだろう、俺には関係ないな。

 

「はいっ、織斑君を推薦します!」

 

ん?

 

「私もソレが良いと思いまーす!」

 

えっ?

 

「候補者は織斑 一夏、他には居ないか?」

 

「ちょ、ちょっと待った!俺はそんなのやらな「自薦他薦問わないと言った、他薦された者に拒否権などない、選ばれた以上は覚悟しろ」

 

やばい、このままじゃ俺が代表に何か、何かないか。

 

「そ、それなら俺は詩乃崎を代表に推薦します」

 

「あっ、私もソレを考えてたー!」

 

「私も!詩乃崎君を推薦しまーす!」

 

おおっ!とっさに出た案に皆が乗ってくれた!これなら俺がやらずに。

 

「詩乃崎をクラス代表にする事は出来ない」

 

希望は死んだ、修羅の言葉によって。

 

「な、何でですか!?四季がクラス代表に出来ないって!」

    ・・・・

「四季はおそらくISが使えるだからだ」

 

それの何に問題があるのだろうか、俺は首をかしげた。

 

「詩乃崎はまだISを人の前で起動もしくは使用していないからだ」

 

ようやく理解出来てきた、つまり四季は・・・・

 

「詩乃崎をクラス代表に出来ない理由は、絶対にISを使えるかどうか分からないからだ」

 

言葉に納得して呆然としていると後ろの席で誰かが立ち上がる音がした。

 

「納得がいきませんわ!」

 

大きな声をだしながら立ち上がったのは昨日のセシリア・オルコットっていう女尊男卑に染まった奴だった。

 

「男がクラス代表になるというのも、そこの男が此処に居るのも!!」

 

もしかしてクラス代表をやってくれるのか、と思い顔を輝かせた時、一瞬だけ千冬姉の気配が揺らぎ俺は身体が固まってしまった。

 

「男がクラス代表になるだけでも恥さらしだと言うのに、何ですか!?ISが使えるかどうかも分からない男が此処にいるなんて!!」

 

「っ______っ!?」

 

もういい黙れオルコット!まだお前は目の前の鬼に気付かないのか!?

 

口に出そうとしたのに恐怖で声にならない。

 

「それを_「言いたい事はそれだけか?小娘・・・・」え・・?あ・・?」

 

教室全体が殺気で満たされ、クラスは静寂に包まれた。

 

立ち上がって話していたオルコットにいたっては殺気に怯えて涙目になっている。

 

「私の取った行動に否を唱えるとは・・貴様は一体何者だ?セシリア・オルコット」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

殺気を向けられたオルコットに答える余裕などありはしない。

 

「っそ、そろそろ起きろよ詩乃崎!な、何か言ってやれ!」

 

こうなった千冬姉を抑えられるのは四季しかいない。

 

そう思って声を出したが良いけど俺は忘れていた。

 

「ククク、心地いい殺気じゃねぇか、千冬嬢ちゃん」

 

今日の四季はアリーだっていう事を。

 

「何だ?そこで殺気に怯えて泣きそうなガキが俺の事が気に入らねぇって言ってんのか?」

 

あまりに違う四季に皆も自己紹介の時に言っていた言葉を思い出しているだろう。

 

「__俺は二重人格者です__」

 

言った通り今の四季が纏う獣の様な雰囲気を感じて理解しただろう__代わっている__と。

 

「で?今にも泣きそうなガキはどうしたいんだ?ああ?」

 

明らかな侮蔑を含んだ嗤った顔を見てオルコットはようやく口を開いた。

 

「だ、黙りなさい!その見下した顔で私を見るんじゃありませんわ!!」

 

「ククク・・ッハハハハハハハ!!自分が惨めだと自覚してるからンな事ほざいてんのか!?」

 

「っ~~~!決闘ですわ!私が勝ったら今すぐ此処から去りなさい!!」

 

セシリアは顔を真っ赤にしながら捲し立てるがアリーの顔は嗤ったままだ。

 

「自分が負けた時の事を考えてねぇなぁ、いいぜこんな分かりきった勝負だ」

 

「あら、既に負けた時の言い訳ですか?」

 

「俺から聞いてやるよ、どれくらいハンデが欲しい?言ってみろよガキィ?」

 

「ハンデ?私が付けなくてよろしいのかしら?男が強かったのって昔の事ですわよ、いま男と女が戦争したら3日持たないと言われてますのに?」

 

セシリアが落ち着きを取り戻して言うがアリーは更に大きな声で嗤った。

 

「ッ・・フゥハハハハハハハハァ!!戦争のせの字も知らねぇガキが大層なこと言うじゃねぇか!いいだろハンデは無しでいいんだな」

 

「もちろんで!?あうっ!?」

 

胸を張ったセシリアに一瞬で近づきスライディングで体勢を崩し下からセシリアの襟を右手で掴み体を入れ替えるようにテーブルに叩きつけ身体を左に半回転させて左手をセシリアの首に添えた。

 

当然と言うべきか左手には隠しナイフが握られていた。

 

誰もが理解できた、あと数秒でセシリアの首が掻き切られて血だまりに沈むだろうと。

 

 





オルコッ党の皆さんゴメンなさい
そして何故か千冬さんがヤンデレ化?になってしまった
ようやく外道さが出てきたかな?
どうでしょうか?
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