素手と魔法と剣でなんとか旅をしていこうとする奴。 作:クロウト
第一話 《 悪神転生 》
初投稿です、多分失踪する
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唐突で申し訳無い ... しかし、これはどうしようもない事実なので
告げさせてもらう。
“ 貴方は死んだ 。 “
暗くどこまでも続くような洞穴みたいな世界の中で 、あなたは それを告げられて酷く困惑していた。
あなたは高校で青春を謳歌し、友達にも恵まれ 恋愛にも恵まれた。
スポーツ面では 、格闘技で輝かしい成績を残した。あなたは 何不自由の無い 生活を送って来ただろう。
だが、あなたは 高校一年から二年生へと上がる瞬間の事 。
いつもの登校道を歩いていたら 、背後から何者にずっとストーカー
されており 学校に着いた途端。 背後から
ザクッ _______ 。
背後からの冷たい鉄の触感。口からは鉄の味がする 。
どうしようもない脱力感に陥り、地にふせる。
そして 、現在に至る。と言う訳だ 。
“ だが、運が良いね 。 君は前世では凄まじいほどの徳を積んでいる
ようだ。 これほどあれば 転生も可能であるね 。 “
あなたは察した。これは俗に言う 異世界転生 、とか言う奴だ。
異世界転生モノ ... その始まりは 小説投稿サイトだったっけか 。
そんなくだらない事を考えていると、あなたの頭の中に 声が語りかけてくるであろう。
“ 残念だけど 、君自身が 転生する世界を選ぶ事はできないんだ 。
なんといっても、君みたいな転生できる人間は極めてレアケース。
数多の世界じゃ 、君みたいに転生できる人間を求めているんだ 。
それこそ ... どの世界にも 解決できない未曾有の人間には観測出来ない
危機があるからね。君みたいな転生者がそれを解決するのさ 。“
成程 、と頷いた。どうやら 自分がどの世界に飛ばされるかは
完全ランダムらしい。出来れば ちょっと楽できる世界が良いかなと
あなたは思ってみる。
“ はは 、残念だけど 君が行く世界は そう簡単な世界では無いよ “
乾いた笑え声と共に告げられたその宣言は 自分を戦慄させた。
もしかしたら 転生先でもくだらない死に方をするのでは無いかと
不安が頭を過ぎると、それに応えるかのように頭の中の声は呼応する
“ 大丈夫だよ 、君には言語理解能力 文字解読能力を必須能力として
いくつかの 転生特典を背負って転生してもらおう。 “
言語を理解する力 と文字を読み取れる力は 確定で貰えるのか。
そして そこから幾つかの特典をもらえる、とあらば 安心かなと
不安を過らせた考えは払拭され、安堵する。
“ そうだな .... 君、格闘技強いでしょ。 格闘技で輝かしい成績を収めた
って 聞いてるからさ ... 身体能力全般を5倍近く底上げする
“ フィジカルギフテッド “ の特典を授けようか 、これなら 近接戦で
大分やっていけるでしょ。 “
あなたはこの話を聞いた時に、思ったのが 。
“ 明らかに強すぎじゃね? “ と思った。近接戦ならやっていけるどころか 多分、最強になれるんじゃないの?とも思ってしまった 、
そして、それには呼応する事なく 頭の中は話を続ける。
“ あ、あと やっぱ転生つったら 魔法だよね 。 魔法使えなきゃ
ただのマウンテンゴリラだから どうせなら頭の良いゴリラで行こう。
そうだな ... これは 僕の選出だけど[破壊系]と[魂に関連する魔法]は全体よりも 高い練度を保てるようにして ... 、全体の魔力量は 多めに
設定しておこうか 。自分でも魔法開発は出来るけど、時間がかかるらしいから ニュートラルに運用できる安直な能力割合にしといたよ “
失礼だな、ゴリラ呼ばわり。とも思ったが 魔法の詳細聞いてみれば中々凄いものになっていた、破壊系と言えば言わずとも炎だったりとか
氷を操れたりするのは確定だろう。魂に関連する魔法 ....となるとやはり、相手の魂を封じ込める 魂魄や 、死霊術と言った所だろうか。
ワクワクしてきたな 、と頷きながら あなたは思った。
そして、頭の中の声は 再びあなたに告げる 。
“ 君がこれから行く世界は 王道RPGのような 魔王が居る世界だ。
だが、魔王は結果として 討たれる。そしてそこから新たな物語を紡ぐお話の世界だ 。 “
“ 君が転生する時間は、魔王が討たれる まで ... かなり 前の時代だ
それこそ まだ勇者パーティーが結成されておらず、皆バラバラの
生き方をしているような、ね。 “
あなたは頭の中の声の話を聞けば、非常に興味を唆られるような
世界だと 思うだろう。要するにドラクエみたいなRPGの世界を
練り歩ける。と言う訳だ 、 あなたの心は冒険心に満たされている事だろう。
“ 君の絶えぬ冒険心は 人を生かすか、はたまた人を殺すか ... 、まぁ
どっちでも良いんだけどね 。
だけど 君には 最終的に 魔王を倒さずとも 、その周辺を取り巻く
.... なんだっけ 、あぁそうだそうだ 、 [ 七崩賢 ] とも相手取って貰うからね 。 “
あなたはこの名前には覚えがあった。そしてあなたは全てを察するだろう。 これから行く世界の名を .... 。仮想の世界、漫画だけの世界だと
思ったのが、まさかだ 。あなたは 今からその漫画の世界に 飛び込む訳だ。全て 本物の。 【 あったかもしれない世界 】 に。
“ クク ... 気付いたようだね、君が何処の世界に行くのか。
君はそこで 第二の人生を歩みながら 、魔族を撃滅して貰おう。
だが、魔王までは倒さなくて良い。 そこまで行かれると世界の軸が
ブレて 修正がめんどくさくなるからね 。
まぁ。天寿を全うし 全てが終わった時 ... 君は此処に来ると良い。
いや ... 来ると良い 、じゃなくて [ 来なければいけない ] のかな。
きっとまた 会えるさ 、 大丈夫だよ 心配すんなって 。“
神様の軽薄な言葉に困惑していると、自分の身体が塵芥となり 眩い
光に包まれていくのを感じる。あぁ、これで自分は転生するのだな、
と 思ってみる。暖かい光だ。これなら 暫くの間は眠れそうだ。
向こうに着いてからは どうしようか、それは後で考えるようにしよう
あなたがそう考え、眠りにつこうとした時。あなたの眼には一人の男が映った。中肉中背。だがその顔は光で包まれてよく見えなかった。
『 そうそう、言い忘れてたね 俺の名前は[悪神ロキ] 、人がそう呼ぶ者さ 。
じゃあ いってらっしゃい。転生者君 。
“ 葬送のフリーレン “の元にへと ...... ね 。 』
そこであなたの意識は途切れてしまった 。
第一話なんてこんなもんでしょ(慢心)
葬送のフリーレンの二次創作ってぇ ... 何か少なくないっすかぁっね
感じたので書きました。
アニメ勢なんで原作を追いながら執筆したいと思います。よろしく頼むゾ 。