聖剣にお姉様達は恋をしたS   作:ブラックサレナ

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Level10:転校初日

「やってられるかよ、まったく。こんなふざけた物、どうせ人は一人で死ぬんだよ」

 

「ほう、それでお前はここでさぼっていると、そういいたいのか?」

 

「げ、兄貴!?ど、どうしてここに」

 

「お前が居ないから従者部隊と俺で捜索していたんだよ……与一!」

 

俺は本当ならあの始業式の壇上にいるはずだったが、こいつはニヒルを気取ったおかげでこんなにも時間がかかってしまった。だから

 

「これはお前が悪い」

 

俺はそのまま与一をグランドのほうに投げて、俺も一緒にとんだ。

 

「おわぁぁぁぁぁ」

 

そして着地。もちろん壇上にだ、やはり注目はされるな

 

「アス兄!」

 

「ああ、ちゃんと連れてきたぞ」

 

「何あれ、あれ?金髪の超美男子じゃんあれ、なになに、あれが与一君?」

 

「千花ちゃんテンションが一気にあがりましたね」

 

「なんだ、なんだ、あの担がれているのはなんだ?」

 

まずいな混乱してるし、しょうがない

 

「ああ、初めまして皆さん。おら、挨拶しろ与一」

 

と、俺が担ぐのをやめてそのまま立たせる。

 

「わかったよ兄貴……那須与一だ」

 

ぶっきらぼうにそういう与一。まあこれでいいだろう、あのジジイからもちゃんとグットマークが来ているし。

 

「ごほん、ちょっとしたエンターテイメントっといもの大事じゃからのう。それではこれよりはクローンでなく転校生の紹介じゃ」

 

会場のざわめきがそれこそ大きくなったがすぐに収まった、理由はまあわかる……なんせ、あの川神百代と、マルギッテ・エーデルバッハが俺に隠さず殺気を飛ばしているからな。だが

 

「初めましてはさっき言いましたかね。ええ、今回よりこちらの学び舎を共にすることになりました、筆辰(ふでたつ)飛鳥(あすか)といいます。皆さんは疑問に思っているでしょう、なぜクローンのこの馬鹿与一と俺が一緒に出てきたのか……まあそれについては英雄にも「かまわんぞ飛鳥」、許可のが出たので。クローンと言いましても皆さんも今みたとおり普通の人間です、どこにでもいる……だからこそ普通とそれの違いが出てきてしまう場合があった。クローンだからという理由でこの世間からいろんなことがないとも限らない。だから九鬼グループでは用心棒を用意した、それが私と言うわけです。」

 

俺の挨拶に皆は黙って聞いていた。理由はよく分からないけど。ちなみに与一はひとり言のように

 

「く、覇王の言葉だ」

 

とかなんとか言っていたがまあ気にしない。あとは先生たちに任せることにしよう。

 

「うむ、見事な采配じゃったな。もう一人おるのじゃがこちらは用事で少しおくれるのは連絡があったので先に転入生のクラス先を伝えようと思う。まずは葉桜君は三年S組となっておるのう」

 

「おい、ジジイそれはどういうことだ!?」

 

うるさく叫んだのは……川神百代かよ、なんか相変わらずだなあいつは

 

「成績の問題じゃ馬鹿孫が。続いて、源義経、武蔵坊弁慶、那須与一は皆二年S組となっておる。これはまあ九鬼グループ関係と、それに弁慶は問題あってのう」

 

ジジイがそういうと俺にアイコンタクトしてきたので……ああ、そういうことね

 

「弁慶、現在もっているその川神水についての説明してあげて」

 

「は~い。まあこのひょうたんは飾りではなく、本当に川神水が入っています。理由としてはまず、私これを少しづつ摂取しないと体が震えるからだ」

 

「それってある「言うなモロ」…だよね、大和?」

 

「……川神水はノンアルコールだ」

 

まあ生徒がざわつくのもわかる、が俺はそこでちゃんとそこで補足した

 

「ああ、こんな学校には不似合いなものを持ってきているからには、成績は…学年で5位までに絶対に入るのが最低条件なんだ。もちろん一度でもそれが失敗すれば俺はこの手でしめるのでご安心を」

 

「う~ん、さすがはアス説明ありがとう」

 

俺の身になれ弁慶、お前は。

 

「そして最後に先ほどからうま~くワシとこの始業式を仕切っておる筆辰飛鳥は……二年F組となった。理由は簡単じゃ、転入試験をギリギリで受かったからじゃ以上……うむ?ちと時間が余ってしまったわい。まだ最後の一人が来るまで質問コーナーでもいこうかのう」

 

このジジイ学校をテンションでいきていると俺はその時思った。だが学長であるジジイがこうであるのならば生徒もそうだった。

 

「はいはいは~い!」

 

一人の学生が大きく手を挙げた、首からカメラを持っている生徒

 

「うむ、全生徒の前で大胆じゃのう。うむ質問を許すぞい、それでは誰に?」

 

「は、葉桜先輩でお願いします」

 

「はい、なんでしょうか?」

 

「はい!……スリーサイズと、彼氏の有無を教えてください!」

 

「この俗物め!全校生徒の恥をさらすな!!」

 

「アウッ」

 

うむ、確かに全校生徒の前で聞くことでもねぇな、てか普通に女子に聞くことじゃないだろう。なんだよスリーサイズって、あれは俺だけが吟味できるものだぞっと清楚が赤くなっちゃったよ。

 

「馬鹿者め、しかし一番最初はワシも気になるのう」

 

おい糞じじい殺すぞ?

 

「え、えっと……す、スリーサイズはご想像にお任せします」

 

この反応に男子生徒の大半が悶絶したのは言うまでもないが、続けて清楚の爆弾発言がとんだ。

 

「彼氏は、と言うかご主人様ならいます!」

 

一瞬でしらけた、すげぇ、人ってこんなにしらけることが出来るのか……さて

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

と、言うわけで清楚の爆弾発言でこの始業式は、終わりにはならなかった……そう、更なる大物が現れたから。俺は壇上にいるからよく分かる、執事がくさるほど出てきて一つの橋を作り上げた……そして手には扇を持ち着物で悠々といる。そして極めつけた

 

「フハハハハハハハハハ」

 

その声には若干の若さが見えるが、うんよく分かる

 

「九鬼紋白、降臨である!フハハハハハハ」

 

「うむ、あれは私の妹なのだ!」

 

「そんなのすぐにわかるわい!」

 

これで、少しは清楚の爆弾発言を緩和できればいいなと思う今日、このごろだった。

 

そして時間がたち、まあ九鬼のオーラで圧巻ともいえるであろう始業式も終わり、二学期のスタート。俺は二年F組なのだがまずは先生に挨拶をと思ったのだが

 

「ああ、私は小島梅子だ。まあ、F組にくるぐらいだから、お前も何かいろいろとあるだろうからな。まあ私の合図で入ってきてくれ」

 

その言葉でおれは合図を待った。しかしなぜか最初に怒ったのは最高のざわつきだ……凄いな、動物園とか言っていたな誰かが。さて、まあ今のところ普通な学校を過ごすのは中学以来だからな。まあ大丈夫だろうが

 

「すまん、入ってきてくれるか」

 

そして入ると、女子からは黄色い声援、そして男子からは殺気の嵐と言うか殺気だけでおれはたぶん殺されているだろうな、たぶん12回ぐらい。

 

「それでは自己紹介を頼むぞ」

 

先生の言葉と同時に俺は力を抜き、まるで敵意の無いように装う。

 

「どうも初めまして。クローン組と言われているあの三人衆と同い年なのに、まったくクローンとは関係なく、ただの一般人です。筆辰飛鳥といいます、よろしくお願いします」

 

俺は一礼をする。

 

「うむ、それでは質問のある奴は手を挙げろ」

 

俺がまずは手を上げたかった、理由としてはなんで先生の脇に鞭があるのかを。と思っていると最初にすごく小さい子が手を挙げた……同い年なのか?

 

「はい、初めまして。私はここの委員長の甘粕真与です、「ああ、よろしくな」…はい、それで質問なのですが……ここに来る前はどこにいたんですか?」

 

「ああ、それはな田舎だ。ものすごしな、ある意味孤立していたぐらいの。だからこっちに来て結構驚いたこともあるけど、まあ九鬼にいたからそれもそれほどではなかったかな」

 

「ほぇ~そうなんですか」

 

そして次に手を挙げたのは先ほど清楚に質問した男子生徒だった。てかこのクラスだったんだな。

 

「はいはい!彼女はいますか!」

 

随分とすごい質問だな。まあここは

 

「いないな、“彼女”は」

 

俺の言葉を聞いた瞬間にまじで男子の大半が殺気を変えて狂気じみた目線になった。おい、なんだこれは……

 

「あ、ああアリガトウ!……もう一つ、DOUTEI「粛清」……はぐっ!?」

 

鞭で打たれたな。てか先生、慣れているなてか童貞を聞くかね普通。

 

「すまないな筆辰。他にいるか「はい!」……川神、まさか」

 

「はい、やっぱりクリスのときもそうでしたから今回も!」

 

え、えっと何この状況。

 

「筆辰よ、お前はこの学校については大体覚えているか?」

 

……先生からの確認のような言葉

 

「え、ええ大体は」

 

「……決闘ルールもか?」

 

「え、ええ」

 

まさか、と思って俺はその川神を見ると笑っていやがる。つうか、確か俺の場合は

 

「と、言うわけで勝負よ!「少し、失礼いたします」……な、なにこのお爺さん」

 

「申し訳ありません、川神一子様「え、私の名前なんで?」……英雄様からよくお聞きしております。とそうではなくこのようなとき水を指すようで申し訳ありませんが飛鳥様はどれもかれも決闘させるわけにはいけませんので」

 

「え「ええええええええええええ」……あ、あれ?」

 

「おい、マジかよクラウディオ。俺が好きな通りに戦いできないのかよ」

 

「はい、申し訳ありませんが……義経様も一緒なので」

 

「……ああそう」

 

俺は少しがっかりしたが、クラウディオから一言

 

「……ですが、今回だけはよろしいと言う事です」

 

「え?」

 

「……なら、勝負よ!」

 

そして俺はなぜか決闘が決まってしまった瞬間でもあった。

 

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