つうわけで本当に急展開の今回のこの決闘。ちなみに直江って奴から一応聞いた。なんでも前にもこの交換留学生が来た際に、まあ来たのはあの金髪の子だろうがその時もこんな歓迎をされたらしい。しかも相手はやはりこの川神一子だったらしい、クラウディオはすでにいない多分紋白のほうにいるのだろう。まあ俺も加減すればいいかと思っている矢先に出てきたのは担任とそしてジャージを着た先生だった……少しは楽しめそうな人だな。
「うん?君は確か?……「ルー先生、早く早く」それもそうネ。それでは武器は一子だけいいのかな?君は?」
「俺はいりませんので」
「うん、それじゃあ軽いルール説明ネ。どちらかが参った、または戦闘不能になった場合は終了。これでいいかね」
「私の時もそうだったな確か」
「ええ、すみませんねルー先生」
「いえいえ、これもまたクラスが仲良くなればいいコトネ。それでは試合……開始!」
そして試合は開始という始まりを迎えた。場所は校庭で周りにはFクラス全員がいる、校庭だから目立つとおもいきや、そこまででもなかったのでこの川神学園ではこれが当たり前なのかと思い始める。しかし彼女は随分と努力をしているようだが……幹の部分が酷い、これはある意味滑稽か、それとも
「来ないならこっちから行くわよ、せいやぁぁぁぁぁぁ!」
ふむ、薙刀を使う点ではいいだろう。彼女の筋肉そして戦闘バランスからすれば実に理にかなっている、だが
「え?」
「は」「え、まじ」「おいおいおいいおいおいおいお」
周りからどよめきの声、そして薙刀を俺に振った本人は状況が理解できなかった、なぜか理由は
「……相手の実力も分からずに突っ込むのは零点だ。それでは落第だ」
俺の言葉と同時に川神一子の腹を思いっきし蹴った。そのまま吹き飛んだ川神一子は校庭の端に追いやられたが、まだ立っていた。
「……防御したか」
俺はつぶやく。まだ周りの生徒は何が起こったかわかっていない、しかし審判である先生だけはわかっているようで苦虫を噛んだような顔だ。そして俺の顔をもう一度見ると驚愕の顔。気付いたか、それにあいつは……もう無理だな。そして吹き飛んだ先で歩いて近づいてきている川神一子は倒れたのであった。
「勝者……筆辰飛鳥。すぐに担架を……君はあの時の」
「ふん」
俺は少しだけ笑うと一人で教室に戻るのであった。
Side 二年S
「と、言うわけで仲良くやってくれればおじさんはうれしい」
S組の担任の宇佐美巨人はそういうとそのまま席に着かせる。もちろんクローン組のメンバーを。ちなみに与一は弁慶に完全にヘッドロックされている状態であったがそこはおいておこう。
「それにしてもさらに華やかになりましたねぇ、ここも」
そう軽い言葉を言うのは葵冬馬。してこんな質問も
「一つ確認ですが英雄。義経さん達を落としてもいいのですか?」
「フハハハハ、さすがはわが友冬馬よ。だがすでに義経に弁慶は相手が決まっておるが故に我に聞かれてもそれは困る」
「そうですか、それはとてもとても?はて、今相手がいると」
「うむ、その通りだ」
そして一気に注目は弁慶と義経に行く。ちなみに弁慶は堂々とそして義経は真っ赤。
「ああ、いるぞ。好きな男……なあ主」
「う、よ、義経は……義経は」
ちなみに周りの男子からはもうムンクもびっくりするだろうな酷い絵図らになっているが次に井上がとんだ言葉が問題だった。
「あのFクラスに行ったあいつか」
「ああ、私と主。それに他にもな」
『なんだとぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!』
これはすごく……うるさいものだが、しかしそれとは違うベクトルでちゃんとした話をしていた。
「それは本当ですか、英雄」
「うむ、ある種あれは……我でも尊敬をするほどだ。なにせあいつは……ハーレムを目指しているからな」
「……彼とは話があいそうですね」
「アス兄////」
「……あほらし、てか兄貴。戦っていねぇかあれ?」
与一のそんな一言で全員が校庭を向いた。英雄はすぐにあずみを呼ぶ
「あずみ、どういうことだ?」
「はい、F組の場合は大体入ったと同時に挨拶代りの戦いがあるそうです。しかも始業式でクローンの護衛とも言っておりましたから。「その件につきましてはわたくしめが」……ん」
「クラウディオか」
「はい、すでに飛鳥様には忠告をなさっておりますので」
「そうか、ならば」
と、英雄が言った瞬間に一子が吹き飛んだが
「な、あの「英雄様、おちついてください」クラウディオ……そうだったな、飛鳥もまた礼儀であったな武人として」
「はい。それにお優しい方です、ガードの時間をあげるとは」
クラウディオの最後の言葉は誰にも聞こえてはいなかった。
Side out
勝負が終わったあと、と言うか普通に終わったのだが俺は帰るときになぜか殺気を感じた。これはまた何か波乱がありそうで怖い。
「おい、ちょっとまてよお前」
「……やっぱりか」
そこに立っていたのはバンダナの男だった。武術らしいものは何もしていなようだが逃げ足はありそうだな。俺は殴られると思ったがしかし、意外な反応だった
「お前、凄いな!いやぁびっくりだぜ。俺の名前は風間翔一っていうだまあ、キャップってとも呼ばれているけどな、うちのワン子をあんな簡単に吹き飛ばすなんてさすがは九鬼にいただけあるな」
「あ、ああそうか。それはありがたいな」
非常になりにくい相手だ。なんだ、この同年代なのにガキを相手している気分は。そしてさらに近づいてくる人数は大勢だった
「実にすばらしい試合だったな、どうだ私とも一戦。「クリスまず名前」……ああ、すまない。私の名前はクリスティアーネ・フリードリヒだ、ものはレイピアを使う、尋常に」
「おいおいおい、クリスそこまでにしろな……すまないな」
「かまわないさ、それで君は」
「ああ、直江大和っていうんだよろしく」
「ああ、よろしく」
そしてなし崩しの自己紹介はそのまま教室まで続いて、俺は今日一日だけで脚力の強い武人扱いをされてしまった。まあ脚力だけとは言い難いのだがな
そして時間はすぎて休み時間になったのだ。俺はというかさすがは転校初日もあり結構周りに囲まれたのだが、しかし直江の言葉で変わった
「なあ、クローンたちに会いにいかないのか?」
確かにあいつらが……と、言うか与一がちゃんとしているかは気になるので俺はそこで
「そうだな……直江も行くのかって隣だしな、てかこの廊下のうるささじゃ騒ぎか……まあ言ってみるか」
と、俺は直江が率いるメンバーについて行った。ちなみにそこで川神一子にもちゃんと謝罪を入れたのだが「いい蹴りだわ、また今度対戦しましょう」と随分と明るい子だと改めて思った。してS組の前に……軍人が立っていた
「直江大和ですか。現在ここは込み入っているそうそうにゅに!?」
「にゅに?マルさんどうしたんだ?」
「…あ、ああお、お嬢様…それに」
ふむ、いい女になったようで俺はうれしいね
「…いい女になったじゃないか、なあマルギッテ・エーデルバッハ!」
「あ、ああ、あががが」
なんか固まってしかったからそのまま俺は通り過ぎた
「筆辰はマルさんと知り合いなのか?」
クリスがそんなこを聞いてきたので
「ああ、ちょっとした付き合いだよ」
と、軽く言っておいた。まさか求婚していたとはここでは言えない。S組に入るとそこにはまあ人だかりと、そして義経の戦闘の申し込みをしているクラウディオ。
「うわぁ、カオス……「ああ、兄貴か」よ、与一」
俺はそのままS組に入るとなぜか着物を着た奴に
「なんじゃ山猿からの転入生よ。ここはお前のようなところが来るところじゃない、さっさと消えるが……よ?い?ぞ?」
この着物がすごい汗をかき始めた、理由は簡単だ……後ろにいるはずの弁慶とそして義経が殺気をずっと放っていればそれは汗をかくだろう。
「アス兄~」「アス~」
そして着物の女の子などいなかったであろうと思うほどに吹き飛ばし、俺に抱きついてくる二人。
「ちょ、お前ら……我慢できないのかよ。ま、嬉しいけどよ」
そしてこれのおかげでこの学校での男子生徒は大半が……飛鳥の敵になったのは、当然のことである。