授業で俺はいつも寝ている、しかし今は起きている。
「と、言うわけで今年の体育祭は海で行う水上体育祭となった」
「は?」
俺はそんな声を上げることしかできなかった。なんか教室が騒がしかったので少しだけ起きていたのだが、どうもこの学校の体育祭は三種類あるらしい。まあそこはまだいいが、何故に水上なのだ……水着ということか。
「なお、この決定により今回の優勝賞品は水に関わるものであり、湘南のホテルの旅行券団体様が目玉となった。なおこれには九鬼が協力をしているから安心していいぞ……筆辰、こういうときだけ起きているのか、お前は」
担任の梅先生は皮肉交じりに言ったのだろう、しかし
「はい。どうせやるなら勝ちたいですから、それに授業よりも全然興味がありますから、水着体育祭!」
そして俺の発言でクラスには笑いが起きた。
「お前な…水上体育祭だ、馬鹿者」
そして授業は終了した、しかし先ほどの余韻からかクラスではこの体育祭の話ばかりだった。
「筆辰君は初めてですものね」
「ああそうだよ委員長。そう思えば確認だけど、この水上って……好きな水着でもいいの?」
「え、えっと確かそこまで過激でなければ大丈夫なはずですけど?」
「そうか、そうか。いい感じだな。さて、そろそろ飯か。それじゃあそろそろ俺の女たちがくるかな?」
と、俺が言うとジャストのタイミングで弁慶、義経、マルギッテ、そして清楚が来た。あれ?
「おい、百代はどうしたんだ清楚?」
「今日は百代ちゃん、ラジオだよ、ラジオ」
「ああ、そう思えばそうだったな「あ、あのよ」どうかしたか、岳人?」
「俺様も一緒にご飯を「却下だ」なぜだ、なぜなんだ筆辰!いいじゃねぇかよ、少しぐらいお前の幸福を哀れな俺らに」
『そうだ、そうだ!』
クラスの男が束になって俺に抗議をするがしかし、俺は一言ではねのけた。
「そんな暇があるのなら、自分自身だけの女でも探せ」
「な・・・・」
「うわぁ~バッサリ、だけど正論だね岳人」
後ろにいた師岡がそんなことを言っている、それに食事だけを考えるならば直江とて同じようなものだ。川神の妹に椎名、さらにあのお嬢様と、結構レベルの高い女ばかりなのにな。
「く、筆辰。お前は俺の仲間だと思っていたのに!」
「確かに女が好きと言うところは一緒だ、性欲による思考も一緒であろう。だが、人の物を無償で手に入れようなどしない。欲しいものならばそれこそ、死ぬ気で奪わないとな」
「うわ、テラかっこいいこと言っているけど、岳人?」
「く、く、くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
そして岳人は走ってどこかに消えていった。うるさいな、俺は食事がしたいだけなのだが
『ハ~イ、エブリバディ!今日も頑張っているかな、今日も紋様輝いている、素晴らしい毎日に感謝を!「長い」……パーソナリティの井上準です』
放送が始まったようだ
「アスあ~ん」
「あ~んってお前も食えよ弁慶」
「もちろん食べているぞ、主あ~ん」
「あ~ん」
と、義経が弁慶に食べさせていた。どっちが主だよ、まったく。
『喧嘩上等、風林火山、アスの奴隷……川神百代だ!』
「ぶはっ!」
俺は飲んでいた飲みものをそのまま清楚に吹き出してしまった……
「アス君、さすがにこういうのプレイは……お部屋でね♪」
「す、すまんわざとではないのだが。放送の言葉がな、俺にというかすごい衝撃だったのでな」
俺はスピーカーをにらみながら放送の続きを聞くのであった。
『すごい衝撃でしたからねぇ、あの時のモモ先輩の敗北!いやぁ俺も驚きでしたよ。それで本当に奴隷というか舎弟になったのは』
『本当だ。それに関しては私も納得していることだ、最初の条件だったからな……おいハゲ今回はそれでこのラジオを回すのか?』
『違いますよモモ先輩。それではいつものとおり、お便り行ってみたいと思います。それではペンネーム、ラストさんからです。はいはい、私は最近女子生徒を囲んで歩いている一人の男子生徒に嫌悪感を抱きます、文句を言うにしてもその人は強く何をされるかわかりません、どうにかなりませんか…………モモ先輩、あなたもこれに「加わっているな」ですよね!』
『しかし、これは本当にどうしようもないだろう。どうせ、アスも聞いていることだろうから言うがあいつは本当に節操がないぞ。「ちょ、モモ先輩名前名前!」あ、どうせ全員しっているだろうさ。私も倒してしまっているからな。だが一言いっておくとあいつはあいつでそれこそ、すべてを投げ打ってハーレムを気づこうとしている。大体こういうのは男のほうがわかるだろうがいい女ってものは星数ほどいると私は思っている。けどなアスはそれにさらに拍車がかかったような存在だ、ちなみに私はハーレムには居ないからな』
『え!?いないんですか?え、え?だってそれが条件の』
『だから言ったろ、アスはそれに拍車をかけた感じだと。あいつはあいつなりのプライドがあり、私はそれに引っかかっていないそうでな。だから舎弟なんだ』
『なんかモモ先輩がしおらしく?ま、まあそういうことですの』
ラジオは続く中俺は、もういやといいたいほどの眼を向けられている。まあ別にいいけどよ
「アス君、気にしない気にしない。ほら、これあ~ん」
「あ~ん」
そして俺は気付いていなかった、男と、そして女のから反感はときにして、ありえない方向に進むと言う事に。
Side 大和
もうすぐ水上体育祭が行われる、そんな時期になった。アスの生き方に関してこういうやつかと思うやつとそれか、軽蔑する奴か、それか敬愛する奴とそれこそ様々な反応が起きていた。ちなみに俺はこういうやつっという反応だ。
「ねえ大和。最近お姉様の対戦相手減ったわね」
現在登校中でのワン子の一言。ちなみに姉さんは筆辰を迎えに行くと言ってここにはいない。
「まあそれはしょうがないんじゃないかな、今じゃ筆辰君のほうが有名だし。それにクローンもいるからね」
「そう思えばこの前クリス戦っていたね、ボロボロだったけど」
「京どういうのは言わないでくれないか……だが、新しい目標が出来たので私は嬉しいしな、それに」
「それに?」
「いや、なんでもないぞ」
「だけどよ、筆辰のやろうはいいよなぁ~。朝から考えてみれば美女と登校か~俺様もそんな生活をしたいぜ」
ちなみに岳人は筆辰を敬愛しているのだ。実際筆辰を軽蔑しているのは、少しモテる男連中とそして女性ばかりなのだ。大体モテない男子にはいつか自分がという憧れ対象であったのだ。
「あいつは絶対おもしろいとおもんだけどな~」
そしてキャップはどこか同類を見つけたそんな感じだ。しかし俺は絶対に違うと思った、確かにあいつはFクラスでは馬鹿をやっていたりそれこそエロいことを平然としている、見た目は残念王子そのものだ。しかしハーレムのことや、戦闘になれば別人になる。間違いなくあいつは猫をかぶっているというのがわかる。
「ま、それはそれとして……今年の水上体育祭はすごい波乱になりそうだね。うちのクラウスには筆辰君がいるから確実に勝てそうだけど」
「まあ絶対学長から何かあると思うからそれを考えて行動しておかないとな」
そうだ、たぶん筆辰にはそういったリミッターがあるはずなのだ……なら、姉さんとの勝負は?
俺はそんなことを不意に思ってしまい、そして学校についた。教室に向かうとすでに筆辰はいた。
「おっす、筆辰」
「ああ、おはよう岳人。お前もこっちにこいヨンパチが素晴らしいものを持ってきているぞ!」
「なんだと、ヨンパチ何を」
「くくく、ここに来たまえ」
俺は思う、姉さんはなぜこいつに惚れたのかと……たぶん妬いているんだろうと
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