「フハハハハ、よく来たな飛鳥よ」
「はい、美少女に呼ばれてしまったのでね」
「うむ、それでは皆で食べようではないか。飛鳥も気にせず自分の友を呼ぶがいい、我もこのように冬馬も呼んでいるからな」
俺はメンバーを確認すると、まずは英雄にあずみ、クラウディオにヒューム、井上に葵だったかな、男の名前は覚えていない。それに榊原、マルギッテに源氏組に清楚と、俺か。
「まあそうしたいのですが……Sだけの構成なのでどうもそのようにはいかないような気が。今回俺は何もさんかできませんからね。その分、あの学長に恩を売ったと考えているので学園でも好き放題甘えようと思いますがね」
「フハハハそれでこそ飛鳥よ。しかし、今回の体育祭は我らも紋を見習い頑張らねばな」
「ジーク、紋様~」
「準、少しは落ち着いてください。それとちゃんとした挨拶は初めてでしたね、筆辰君。僕の名前は葵冬馬といいます。どうです、今度一緒にナンパでも」
「ナンパか、いい「アス」……冗談だ。すまない、ベン・ケーが嫉妬深くてな。あ、清楚、そのちくわを俺に」
「さすがはハーレムを公言しているだけありますね。現在、あなたと密着している女性が二人、さらにごはんを食べさせてもらっているのが二人。この少ないスペースで、よく配分ができますね」
「まあな。そこへ行くところのお前は結構生粋のようだな……ええ?両刀さん」
「あら、これはこれは。一目で僕の性癖がわかるとは、これは運命ですね」
「いやちょっとした動作や、眼でわかるよ。これでも世界を転々としていた時期もあったから。人種はいろいろとな。あ、義経、もっとこっちこないと」
「す、すまないアス兄」
「女性の気遣いは若なみってわけか」
「準、それは違います。彼は自分の女以外は平等に扱っているようです。まあ、さらに言えば彼の女性と言うのは手を出すのは避けましょう」
「若が避けるとは……」
「おお、トーマが避けるだなんて、マルルン良かったね」
「いえ、彼の眼は少し怖いのでね」
そんな感じでお昼の時間は過ぎっていった。結局俺はSクラスに少しだけなじめたような気がして、ランチタイムが終わった。
クラスに戻るとすでにFクラスは作戦会議をしていた。
「いいか、なぜか今回はSクラスは本気だ。だからこそ、今まで様子見やデータ収集させてもらったが、これから俺の本領を発揮する」
「さすがは軍師、それでどうするよ」
直江が率いる作戦を聞きながらも俺は新たなる可愛いこを探し、海岸を眺めていた。そんななか隣に座る人が現れた
「なんだ、こんなところで何をやっているんだお前は」
「百代か……いや、いい女がいないかと思ってな。探していたんだが」
「お前の隣に居るじゃないか。なんだ私では不満だとでもいうのか?」
「確かに美少女ではあるが、いい女かどうかは別だ。と言うか昼はどうしたんだ?これでも一応誘おうと思ってみたがすでにいなかったからな」
「……ジジイに説教されていた」
「なぜに?」
「女の子を口説きすぎた」
「あほらし。それでどうしたんだお前はこんなところで?」
「ただお前が一人だったのが珍しくてな、学校じゃ必ずお前は誰かのハーレムを連れているからな」
「そりゃそうだけどよ……なんというか、俺だってそこまで独占してないさ。弁慶と義経の仲を引き裂くようなことだってしない。清楚とあのよく分からない先輩との距離もよく見ているつもりだ。俺はあいつらを信じているし、俺も信頼されている。まあそんな仲だからな。案外一緒にいないこともあるさ」
「九鬼でもか?」
「九鬼ならまあべた付いているが、それでも稽古もあるしな」
「……稽古か。お前はしないのか、そういう事?」
「偶にするがそれだけだ。俺にはあまり向かないんだよ、努力するみたいなことをさ。これじゃあ武人としては最底辺かもしれないがな」
「そんな奴に私は負けたのか」
「はは、少しは女としての術でも学んだほうがいいんじゃないか?……なんてな、それじゃあ俺はクラスにでも戻るよ」
「何も参加できないのにか」
「……清楚、この女が苛める!」
「は、何を言って「おい、貴様」へ?」
「…あ、あれ?何か私、変なこと言ったかな?って、百代ちゃん!何、私たちの夫を苛めているのかな?かな?」
「ま、待つんだ清楚…こ、これは別にだな「……京極君にお願いしてもらって怪談話フルコースにしてもらうよ?」
「……悪かった」
そんなこんなで清楚は百代を連れて行ってくれた。さて、そろそろ動きますかな。俺はそのまま一年の障害物リレーをしている最中俺は本部である、俺を今回の体育祭をつまらなくした張本人の前に移動した。
「ああ、ここに奥義を女の子を見るためだけに乱用している学長いらっしゃいませんか~」
「なんじゃ~」
普通に返事するあたり、恐ろしい爺さんだと俺は思った。近くにはクラウディオとあの体育科の先生に、S組の担任がいた。
「おうおう、筆辰じゃないのう。どうかしたか?」
「飛鳥様。何かようでしょうか?」
「……クラウディオまでいるのは予想外だったけどまあいいや。なあ爺さん、俺に次の競技、そっち側で出させてほしいんだけど?」
「うむ?まさか、あれにか」
「おう、もちろん出るクラスは二年S組だ。いいだろう、これぐらい?」
「学長……どうしたいますか?」
「うむ、これはワシの一任でよいのかのう?」
「ご安心を。飛鳥様の戦闘にかんしては公式でない限り、フリーとなっておりますが故に」
「うむ、ならば採用じゃ。キグルミを見てもらうことになるが、よいかのう?それとあの変化のある風の気もなしじゃ」
「まあそれぐらいがいいハンデか。それじゃあ俺もキグルミの案内よろしく」
俺はそして川神院の弟子さんたちと一緒に出撃するのであった。ちなみにS組の対象は英雄であり、そして指示だしはあの、葵とかいう両刀野郎だった。両刀なのは女性だけでいいっての
「ふむ、我々の所に来ると言う事は強者のようですね。皆さん注意してください」
俺はイヤりと笑うと、そのまま動き出す。S組と言う事で中々に全員の運動能力高い、しかし一番高いクローン組は動かない。てか、そろそろ分かってくれよ俺って。気は消しているけどさ。
「みなさんどうですか、あのキグルミは?」
「そ、それが……義経でも分からないのだ」
「分からないとは、弁慶さんもですか?」
「ああ、私でも分からない……与一は?」
「俺でも理解できない……だと……こんなことが、これが不可視境界線の」
「分からないみたい。そろそろ動きますかな、こっちはこっちで、いくよ主」
「うむ、義経は誰だろうと、全力で」
俺は不意に構えを変える、記憶がおぼろげだが、ちょっとした感じで川神院な感じで構えなおす。これで少しはばれないだろう。てか、なんでマルギッテは相手をして……そう思えば水着もきていなかった、そうか……女の子の日か。と、いうことは今日もし襲えば
「ちょうどいい隙、主」
「うむ、行くぞ弁慶」
「援護射撃は任せろ」
義経と弁慶は突進ににた先行、さらに与一は石ころで俺に攻撃。キグルミじゃなかったらすごく痛いぞそれ。まあ、それはそれとしては俺は腕を上げて、振り落した
「な!?」「え、これって!?」
俺の一撃で全員が気付いただろう。マルギッテもか
「葵冬馬、あれの中身は……アスです。間違いありません」
「……それはそれは。それではこちらも出し惜しみはなしのほうがいいですね、準、それと申し訳ありませんが不死川さんお願いできますか、それと」
「分かっているぞ、冬馬!あずみ、やってやれ!!」
「了解です、英雄様!……さて、食らいやがりな」
「了解だ、若」「うむ、葵君わかったのじゃ」
更に二人、相手が増えるが。何、片手でいや片足で十分か……いや、正確には風圧だけで十分だ。
「ふん!」
「まずい、全員離れ」
与一の警告よりもさきに俺の回転蹴りが先に展開された。回避したのは弁慶、義経、さらに遠くの与一、それ以外は接近していないS組だ。それ以外の武力行使の連中は四方八方に散った。
「うわ、えげつな……兄貴、少しは手加減をしろよ」
俺はキグルミながらも両手をやれやれとやりながら、すぐに動きを変えた、一瞬のすきだけで俺を三度も切りつけた。
「アス兄、隙はよくないと義経は思う!」
「その通りだな主、食らいな!源氏式」
「それをやられるのは痛いし……それに」
「タァァァイムアップ!!」
ルー先生とかいう人が、声を上げる。ちなみにすでに葵が動いていたことに対して俺はこいつも直江とかと同じとみて、思った。ああこの学園には面白いやつがいっぱいだな。
「それじゃあお前ら、今回は俺の負けと言う事で。実際、風の技使うの禁止されていたからな。それじゃあな」
と、言うわけで俺唯一無二の参加は終了、終わった後そのまま川神院の修行僧たちと共に女性について熱く語った。
それから時間が経ち、体育祭が終わった。
今後ともどうぞよろしくお願いします。