聖剣にお姉様達は恋をしたS   作:ブラックサレナ

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Level24:クローン×バトル

あくる日の休日、俺はちびっここと、紋白に呼ばれ俺は部屋に行くことにした。この九鬼兄弟の部屋は皆が思っているほど普通の部屋であり、なんでも俺らクローンも一緒だがあまり装飾兼備にしてはいない。呼ばれて部屋に入るとすでにちびっこが座っており、そして後ろにはヒュームが控えていた。

 

「うむ、すまないな筆辰よ。休日に呼び出してしまってな」

 

「別に大丈夫ですよ、ちびっこ「ゴホン」……俺は呼び方は変えないぞヒューム」

 

「よい、ヒューム。筆辰とはそういうやつだ、それよりも今日呼んだことは」

 

「安心してくれ、誰にも言っていないしそれに今日はみんな鍛錬の日だし、マルギッテと清楚は料理している。だから俺がフリーだったわけだ」

 

「うむ。それでは単刀直入に言うぞ筆辰、いや筆辰飛鳥よ……勝負してほしいのじゃ!」

 

「は?」

 

俺はそれこそ、失礼とわかりながらもそんな声を上げてしまった。あ~あ~ヒュームが切れそうだよ、完全にジェノサイド決めそうな顔だよ、いやだよ俺戦うの。

 

「あ、すまぬすまぬ。我ではなく、姉様とだ」

 

「揚羽さんと?……それはどうしてですか?」

 

「お主が、川神百代に勝ったからだ」

 

「俺が勝ったから?……ですか」

 

俺は少し分からなかった、このちびっこが何が言いたいのか?しかしヒュームの顔を見ると、さっきまでとは打って変わり、まるで自分の子供を見るかのようにだ。そこで俺は考えた、多分ヒュームとしてはこのちびっこが何かを引っかかっていてそれは無駄なことなんだろう。だが、あいつから言わせれば“赤子”らしい行為と言うべきなんだろう。なら、俺もそれに乗ろう

 

「それで、俺に勝負ですか……拒否します」

 

「な、なんだと……そ、それはなぜじゃ」

 

「本人が挑戦したいのならまだしも、妹から言われてはね。それこそ、揚羽さんの武道に対して、真面目じゃない」

 

「な、そ、それは」

 

「ちびっこ、俺はな。お前ら九鬼ってのには尊敬もしているし恩だって感じている。なんせ生まれてこれた理由だからな。だけどな、だからこそ、俺はこう言ってやろう……紋白、揚羽さんをなめるな!」

 

無礼と分かっていても俺は言った。ヒュームの確認をすると、完全に怒っていながらも自分の言いたいことを言ってくれたと言う感じで黙認してくれた。

 

「……あ、あ」

 

「……失礼します、それとちびっこ」

 

「な、なんじゃ」

 

「無礼であることは重々承知はしています。ですが……これだけは譲れません、俺も武人ですから」

 

そういうと俺は出て行った。ああ、これは多分今度俺が鍛錬する際に間違いなくクラウデァとヒュームのフルコースになりそうだな。まあ、だけど……あの二人ぐらいならば50パーセント以下でも十分だろう。

 

「あ、アスく~ん」

 

後ろから清楚の声が聞こえる、料理をしていたはずなのだが

 

「ちょうどよく、クッキーが出来たの。食べて食べて」

 

「ああ、いただこう。しかし清楚は本当に料理のレベルをあげていくな。そこらへんの従者にも見習わせたいものだぜ」

 

「それはあたしに言っているのかアス?」

 

後ろにいたステイシーが牙を向けそして横にいた李はそれを見てヤレヤレとため息をついていた。なるほど、この二人は多分できない方の人間なのだな

 

「なんだ、二人ともいたのか。清楚しか見えなかったぞ」

 

「ファック、相変わらずこいつは。まあ、その一途な精神はロックだけどな」

 

「まあ一途と言ってもいっぱいいますけどね」

 

「……やっぱりおめぇはファックだ」

 

「はい、アス君あ~ん♪」

 

うむ、清楚のクッキーはうまいな。

 

Side 弁慶

 

私の鍛錬一通り終わる。相変わらずクラウ爺との組手は楽しいけど、やっぱりアスとの試合のほうがいい。なんせ一撃で終わるから……ああ、アスに抱かれたい

 

「弁慶、弁慶」

 

「ああ、主か。どうかしたのか?」

 

「ああ、与一が」

 

また、あいつか。まったく私の川神水を飲みながらアスを思うという至高の時間を邪魔して、源氏式だなこれは

 

「べ、弁慶。何か勘違いしていないか?」

 

「うん、主?どうせまた与一が悪さをしたんじゃないのか?」

 

「違う、違うのだ!義経の説明がなかったのは申し訳ないが、そ、そのだな……アス兄と与一が試合をするのだ」

 

「……は?」

 

私はその言葉にまさしく言葉を失いながらも九鬼家がアス専用に作り上げたバトルフィールドへと足を向けた

 

Side out

 

さて、なんでこんなことになったのだろうか。と、言うか本当に俺専用のフィールド作ったんだな。

 

「フハハハハハ、どうだ飛鳥!このフィールドは核ミサイルの爆発の10倍をも持つ壁によりおおわれている、お前の本気も室内で完璧に出来るであろう!」

 

英雄からの言葉、俺はさっきまで清楚といい雰囲気だったのにかかわず、なぜこうなった……

 

「兄貴、すまねぇがこれも運命だ。俺のソドムの犠牲になってくれ」

 

眼の前にいる中二病。面倒だなぁ~だけどな、英雄の前であれを出すわけにもいかないな~

 

「俺は清楚のイチャイチャしてかったのに」

 

俺はそういうと構えなおす……久しぶりの戦闘だ。

 

「兄貴、いいか?」

 

周りの気配を確認すると、まあ弁慶や義経も来ているようだし従者部隊も結構いる。へぇ~マープルたち一向もいるようだ。しかし審判で鮎がいるのは俺が嫌いだな。あと、ヒュームが殺気だってるし、さっきのだな~面倒

 

「それではマザコンである私は審判させていただきます。それでははじめっ」

 

鮎の言葉と同時に俺は動き出すが

 

「ほう」

 

俺は驚いた、なんせ俺の攻撃をあのでかい弓で防いだのだ。眼はよくなっているようだな、与一。成長していて俺は嬉しいぞ

 

「昔のように一瞬なんてのは俺にはねぇ!」

 

与一が叫びながらも弓を構え、放つ。俺は弓でありながらも一定の距離を取り足で矢をはじいていた。まあ今回の矢はカーボン製であまり戦闘ではない、しかしながら足で裁くには少し早いな……あの野郎

 

「兄貴がいなかった間、俺が成長しないわけがない。そうでなきゃ機関とも戦えない俺は孤独に戦ったのだ!」

 

与一の言葉に俺は一瞬だけ顔をしかめた、のちに聞いたのだが、クローンたちはなんどか暗殺部隊や誘拐されそうになっていると聞いていた。そう本来俺が守らなければならない奴らを俺はそれを知らずに生活した。

 

「いまだ!狙い撃つぜ」

 

俺のすきを逃がさなかった与一は今までない気で固められた矢を放ったのだ……その気の矢は今までの矢とはそれこそレベルが違う……まさか、あの技以外にも切り札を作ったか。嬉しいぞ、弟!

 

「唸れ……風!」

 

俺の言葉と同時に矢は天井に突き刺さった。

 

「まさか、俺の技が……く、さすがは兄貴だな。初見でやられたか」

 

「いや、もう終わりだよ与一」

 

俺はすでに与一の後ろに立っていた。

 

「い、いつの間に……兄貴、何をしたんだ?」

 

「俺は何もしてないさ……ただ」

 

瞬間、与一の大きな弓は細切れになり、そして与一自身も切り傷が出来たように服はボロボロに変わり膝をついた

 

「俺が起こした真空にやられたんだろう?」

 

「マジ……かよ……」

 

与一は倒れすぐに九鬼の従者が回収していった。俺は状態を確認するとなぜか、そこには義経が立っていた。はて?先ほどとは打って変わって、女の子の顔ではなく、一人の武士っ娘の顔をしているし

 

「アス兄」

 

「ああ、分かった分かった。触発されたってわけだな、義経」

 

「う、うむ。連戦で申し訳ないが」

 

「構わないさ。クラウディオ、さすがに与一と違って近距離の相手だ“あれ”を使えないとしても、まともな西洋剣を一本だせ」

 

俺の言葉にクラウディオはすぐに横に現れ俺に剣を出しだした、ふむ久しぶりの剣での勝負だな。前の中国の頃とか外国だったらおもいっきしやっていたんだけどな。

 

「重いな……やろうか、義経」

 

俺は構え、そして今までと続きマザコンこと鮎野郎が審判のようだ。

 

「それでは、二戦目ですが大丈夫ですね?」

 

「構わない……筆辰飛鳥、尋常に?」

 

「源義経……推して参る!!」

 

「はじめいっ!!」

 

Side 弁慶

 

主が移動してからすぐに下のバトルフィールドに移動していたから与一が終わったら相手にしてもらうつもりだと思っていたが案の定だ。

 

「あ、弁慶ちゃん。今度は義経ちゃん?」

 

「みたいだね、まあだけどさっきのあの勝負で汗はかかないだろうなアスは……本当にただ通っただけだしねぇ」

 

「私には分からないけど、やっぱり圧倒的なの?アス君って?」

 

「圧倒ってもんじゃない、あれはまさしく王だ……力だけで世界を……まあ、アスの場合はそんな大事よりも自分の女とイチャイチャすることのほうが大事だろうけど」

 

「そうかもね。あ、始まるみたいよ?」

 

清楚の言葉通り二人は審判の声と同時に一瞬に消え、そして真ん中でぶつかり合っていた。主は刀を使うのでスピード重視と考える武人は多いが主は私にも負けない力を持っている。しかし今現状はどうだろうか?

 

「すごい、さすがは男の子ってことなのかな?アス君、片手で義経ちゃんの刀を抑えているけど」

 

そう、アスは片腕で主の剣を抑えているのだ。刀は細いが故にその剣自体の力と言うのは微々たるものであるが……しかし片腕で抑えられるわけがない。そして二人は動き出した、その剣劇は優雅にも見えるが……しかしそれは

 

「茶番だな……あの義経すらもあのような試合か」

 

いつのまにか現れたヒュームの一言、私はそれに同意だった。

 

Side out

 

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