結局あのあと俺のデートは燕が消えることで続いた。そしてそろそろ夕暮れになり、いい加減にあいつらも呼んだのであった
「弁慶、義経、そしてマルギッテ……いい加減追跡はどうかと思うぞ」
「え、何を言っているのよアス君、そんなわけ」
「いや、居るよ……う~ん、唸れ風!」
俺は風を起こすと全員をそれこそ物の見事に前にだしたのであった。
「アハハ、さすがはアス。どこからきづいていたのかね~」
「弁慶、それ言うのなら最初からだな。俺と清楚が九鬼のビルを出てからそして途中でマルギッテが俺らを追い始めてお前らが一緒に合流したところまでかな」
「ほぼすべてではありませんか……アス。それでは普通にデートをしながら他の自分の女性にみせていたと?」
「ああ」
マルギッテは俺の反応に呆れていた。
「そ、その邪魔をするとかそういうのではなくてだなアス兄」
「主、今すでに言い訳をしても無駄だよ……だけど気付いているのにも関わらず、三回ぐらい清楚に性的接触をしたのはどういうことかな?さすがにそれはこのベン・ケーでも少しお怒りの「川神水+俺」……なんでもない!」
俺の発言に黙る弁慶、しかし逆に耳まで真っ赤の清楚。義経はおろおろしておりマルギッテは、その中俺に近づき腕を占領したのであった
「清楚、デートはここまでのようですので……ここからは私も一緒に歩かせていただきます」
「ね、ねえマルギッテ。そ、その全部見ていたの?」
「はい、遺憾ながらも貴方が五六回イっ「うん、ありがとう……アス君~」な、これで甘えるとは策士ですかあなたは!」
それから俺は結局全員と愛すのに忙しく過ごしたのは言うまでもなく。ただ問題は夜に起こってしまったのだ。今回はなんと九鬼兄弟とクローンたち全員での食事になったのだが、まず最初に起こったのは俺の隣を取り合うということで一悶着あり、結局俺としての妥協案で俺の隣は英雄と与一になったのだ。
「うむ、ここまで大人数での食事と言うのは一塩という物だな!そうだ飛鳥よ、どうだ学園の方は」
「まあ楽しいことばかりとは行かないよな。ハーレム宣言のおかげで一部の女子にはにらまれるけど」
「フハハハ、しかしお前はその道を崩すことなくいる。すばらしいではないか、のう姉上」
「女性から言えばどうかともいえるが、昔から知っている我らではアスはこうでなければな。まあうちの小十郎は少しぐらいそう言ったものに飢えてもいいと思うのだがな」
「揚羽さん、それはいいっこなしじゃあないですか?この前帝さんがいつになったら結婚するんだ、娘はって言ってましたよ」
「アス、喧嘩を売っているのか?」
「いいですね、買いますよ?」
俺は揚羽さんを見る。しかし次の瞬間俺の周りだけ糸とそして最強の殺気があたった、ヒュームとクラウディオのようだ
「揚羽様もこのような餓鬼の挑発にあまりのりませんように……アス、少しお前は他のクローンのようにできないのか?」
「アスよ、少しは落ちくのじゃ」
「はいはい。そう思えばちびっこのほうはどうなんだ?」
「うむ、それは我も気になるぞ紋よ。どうだ川神学園は」
「はい、非常に楽しい限りです。ムサコッツは楽しい奴であるしそれに、なんといっても何かを持っている人物が多くいます」
「フハハハ流石は紋、英雄もそうだが人を見る目がある。して源氏組はどうだ?」
「は、はい!?え、えっと皆義経と仲良くしてくれています!」
「そうですね、我々クローンだからっていう偏見はとくにはないみたいですね。まああの学園ではそんなキャラもこくなりませんから」
義経、弁慶はそういう。黙っている与一に俺はサポートとして
「与一の場合は俺とは違うことで避けられているしな」
「別に俺は独りでいい。独りの方が戦いやすい」
「お前は誰と戦っているんだよ。そう思えば清楚はどうなんだ?」
「う~ん、私はねぇ。アス君の事を考えて授業受けて、本読みながらアス君のことにふけて、おしまいかな」
「「おい、こら清楚!」」
弁慶と俺が一斉に突っ込みを入れた
「おもしろいじゃないか……そういう策略で来るか、女狐」
弁慶はいつもとは違う口調で警戒させる。俺としてはそんなに考えるのならば休み時間毎にくればいいのにということを言おうとしたのに。
「相変わらずに愛されているアスは。我が友冬馬も関心していたぞ」
そして俺らの夜は過ぎて行った。
~◇~
次の日、普通に学校についた俺たちだったが俺は普通にはすごせないようだった。俺の机の上には決闘するためのエンブレムが大量にあったのだ。俺は事情を直江に聞いた
「これは一体?」
「あ、筆辰か。ああ、見たとおりだよ……朝一に三年生の先輩が一斉に来ておいていおった。あとこれが手紙」
俺は直江から手紙を貰い読んでみた
「何々、えっと清楚ちゃんはお前のような野郎には渡せない、なので放課後に決闘だ、俺らが勝てばお前のハーレムから清楚ちゃんを抜かせ……はぁ~」
「お、なんだ筆辰。ボコられるのか?」
岳人が笑いながら来た、俺も笑いながら
「の、ようだな。何が年上だ、俺に意見を垂れるとは……ぶちのめす」
「え?」
そして放課後まで時間が経った。校庭にはギャラリーがたくさんいた、なんせほとんどの引退を控えた運動部の三年が一人の生徒に一斉に決闘を申し込んでるのだから。
「私に勝っているあの飛鳥に挑戦するというのはすごいな」
「逆だぞ武神。あの物にはどこか気を抜かせているせいでそんなことよりも今の女性遊びの印象が強いだけとも言える。言霊に近いものがある」
「京極がそんなことをいうとはな。やはり面白いな、あいつは」
「お前を振るだけの男でもあるからな」
「うるさいぞ、京極」
三年で俺の方にいるのは少ないようで、いるのはいつものメンバー。それと二年生もいっぱいいるし、一年もいるし。なんかすごいなこれ
「クラウディオ、分かっているな」
「はい、ヒューム。飛鳥様、分かっておられるでしょうし」
「だといいがな」
執事は執事で俺を止める気だし。そして試合は始まった。いきおいよく襲ってくる先輩たちに対して俺は至って冷静だった。気で体を強化させて、何人もの先輩からの攻撃をうけるのであった。
「お、当たったぞ……畳み掛けろ!」
一人の先輩からの声だろうか、俺としてはどうでもいい。俺は相手が全方位に散らばったことを確認するとそのまま気で風を起こす
「爆ぜろ、先輩♪」
俺の言葉により先輩は一人残らず吹き飛ぶのであった。俺はそれに満足をするとそのままマイクを持つ
「あ~あ~、マイクチェック。ええ、聞こえるようで。全校に残っている生徒に宣言します。私、筆辰飛鳥は……ハーレムを築くために生きています。そしてその分の力を持ちました、ですでの気に食わない方はこのようにどんどん来てくれて構いません……ですが、もしその条件に俺の女を勝手に入れた場合はあの百代と戦った今日のように本気だします。」
俺はそして俺の女たちのところに戻る。
「アス、軍人の私がいうのはなんですがいい統制です。私たちのように武人ならば決闘の問題もあまりありませんが、清楚では少し話がちがいますからね」
マルギッテは俺の考えを理解したようであり、清楚は俺に抱きついた
「ごめんね、私のために。またアス君には学校でいやな目で視られちゃう」
「清楚、俺は独りの女性に決められない分の何かをいろいろと払っているだけだよ。弁慶も、義経も。こういうことにしたからあまり過激な真似はやめろよ」
「分かったよアス」「了解だ、アス兄」
そして俺たちはいつもの通り帰るのであった。
Side 大和
筆辰が帰った後、校庭は死屍累々としていた。
「さすがは王様だね、てかあれで一般人って驚きだよね」
モロが校庭を見ながら言う。姉さんは独り考えるところがあるようで考えており、それはもう一人同じのようだ。一瞬だったが俺にははっきりと見えた。あれは松永先輩だった。
「大和、帰ろうぜ!」
キャップの大きな声に俺はそっちを向き直る、まあ松永先輩も武人だからしょうがないかと思う俺だった。
Side out
Side 燕
あれがアス君の本気。私の中に芽生えた感情は二つ、一つは憧れ
「皇帝か……アス君はもしかしたら本当は……」
そしてもう一つの疑惑だ。あそこまで強いと言うのは異常だと思う。モモちゃんを簡単に退けるような力に技術。どれをとってもとても今の武人とは壁どころか次元が違う。
「けど、だけどどの?」
私は疑問が大きくなる。そんな中、私の携帯がなる。お得先だ、私は電話をとる
「はい。まだ学校です、え、いえここにはいませんよ。はい、そうですか……若獅子?はい、了解です。そのあとですね、はい、はい。もちろん、その分お願いします……平蜘蛛の調整はすでに……わかりました、ではあなたの成功を祈って……ミス・マープル」
私は電話を切った。
Side out