聖剣にお姉様達は恋をしたS   作:ブラックサレナ

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Level3:梁山泊

学生ってのは少し面倒だ。一人旅ってのは意外にも自由ではない、そうたとえばお金とかね

 

「おい、小僧こっちにさらに餃子とビールついか!」

 

「う~い!」

 

現在中国のちょっとした所で中華料理屋のバイトをしていた。理由は日本に帰るためだ。住み込みでの生活はある意味俺にとってはよかったが、そう思えばあの剣はどうしようか?

 

「おい、飛鳥……私にもごはん!」

 

「了解って史進!お前さん、また抜け出してきたのか?」

 

「だってしょうがないだろう?ってちげぇし!それに林冲が飛鳥に会いたいって「史進!」……なんだよ、修行中もアス、アスって言っていたのはお前だろう?わっちのミになれよ」

 

「うぅぅぅぅ」

 

俺が勤めている料理屋ってのがなぜ住み込みなのか、その理由は一つ……梁山泊という武人のあつまりの近く。なので非常に山なんだよなこれが。そのせいでここに来る人はたいていがその梁山泊の人だけ。そしてその中で俺がとくに仲良くなったのはやはりかわいい子だけだ。

 

「うん、やっぱり林冲は泣き顔もいい」

 

「だよねぇ~」

 

ちなみにさっきわっちと言っていたのは史進(シシン)、彼女は活発と言う言葉が一番似合う子供。次に俺に会いたいと言っていたような子、すごく髪が長くしかも綺麗な子、林冲(リンチュウ)。そして俺のこんな変態な言葉に同意しているのは楊子(ヨウシ)だ。一言いえばこいつらはつよい。三人ならば俺を本気にさせることができるかもしれないと思えるほどに。

 

「それでお前らは今日どうしたんだ?」

 

「わっちらは客なんだけど飛鳥」

 

「ご、ごめんねアス。忙しいよね!」

 

「あ、うん林冲はこのあと俺の部屋に一緒に来てくれればいいよ、うん楽しい大人の夜をすご「天誅♪」ゴハっ!」

 

「あ、楊子!アス!大丈夫」

 

一撃が重いですよ楊子さん……って今回は足ですか

 

「私も誘え馬鹿者」

 

「……いいのか」

 

「ドントコイ!」

 

よし、今日は三人で楽しもう、うんそうしよう。すまん弁慶、清楚、義経、お兄ちゃんは経験者(スペシャリスト)にお前らを抱きにいくぞ

 

「ま、冗談だけどね」

 

「……おい青面獣!」「え、嘘なの?」

 

その時林冲が本気だったことを俺は知る。うん、彼女は俺のハーレムに入れよう。

 

「林冲、お前……俺の側近にならないか?」

 

「え、はい喜んで?」

 

「おい、飛鳥。その前に注文されろ」

 

「おい楊子、その前に林冲がこいつに告られているぞ、あ、私はお前特製のラーメンね」

 

「それじゃあアタシは餃子セット」

 

「はい、ラーメンと、餃子セットね!…林冲は俺でいいな」

 

「え、え、え?……はい////」

 

「おい、こら飛鳥人を口説く前に、これの人数をさばけ!」

 

「あ、く、分かったよ大将!それじゃあ林冲はいつものだな。それじゃあ後でな」

 

そして俺は厨房で料理もして、彼女らの笑顔でもみようかね。

 

Side 史進

 

「……それで林冲は現在あんな状態だけどどう思うよ楊子?」

 

「別にいいんじゃない……それにあいつ間違いなく強いし、それにあんなこともあったからね。あれじゃあ林冲が惚れちゃうのもうなずける。あとはアタシにパンツをくれればいい」

 

「ひどいやつ。まあだけどあいつってまだここにきて半年だろ……馴染みすぎだろう?それよりもあいつそんなに強いのか?」

 

「……たぶんね」

 

「たぶんかよ、けどよ林冲がホの字だけどよ。あいつって女好きじゃん、てかさっきの口説き文句」

 

「……側近、私もほしいパンツ側近」

 

「いないわよそんなの」

 

「……アス////」

 

「だめだこりゃ」

 

わっちはたまに思うのだ、飛鳥は急にきてそして林冲の守るというしがらみをなくしてくれた。けどまるでそれはどうでもよくただ単に彼がしたかっただけじゃないかとたまに思うわっちは少し変なんだろうな。

 

Side out

 

Side 林冲

 

私は彼が好きだ。理由などないと言うのはウソになるだろう。彼とはもちろん現在一生懸命料理をしたり注文を受けている筆辰飛鳥、日本人らしい。なんで私がこんなにも彼に夢中なった理由それは、昔のトラウマにかかわることだが、これは彼とそして私とそれと二人だけの秘密にしておこう。

 

「おい、林冲」

 

「え、なに史進」

 

「お、いい加減目覚めたか」

 

何を言うかと思えば、私はずっと目覚めていた。ただ彼を見る方が大事なだけだ。

 

「てかよ、あいつ完全におんな好きだぞ。いいのかよ」

 

「言いに決まっています!」

 

「……愛は盲目、パンツはペロペロ」

 

Side out

 

「ほい、おまち!ラーメンに、餃子セット、それに炒飯ね。てか林冲、勝手に決めたけど大丈夫か?」

 

「もちろん」

 

「うん、ならいいぞ。「お~い、注文頼めるか」……は~い」

 

俺は一所懸命に仕事をする。それは帰るため、そしてあいつらを抱くために……そう思えばあのマルギッテも元気かな~もしかしたら忘れているかもな~

 

「おい、飛鳥こっちにビールくれ!」

 

「ちょ、今日飲みすぎじゃないの」

 

「しょうがねぇだろ、明日は仕事だ」

 

「へいへい、大将!」

 

「ああ、こっちだ」

 

大将は相変わらず間がいい。こういう男はいいな、なぜ未婚なのかわからないけど。女はやっぱりいい女に限りな、うん(←脈略などない)

 

「つうか、いいな大将は跡取りじゃねぇか」

 

「何を言ってる、こいつはもう少ししたらここから出ていくぞ、なあ飛鳥」

 

「え、もうそんなに金たまってきましたか?」

 

「ああ、お前することが鍛練と料理だろう?しかもこっちの売り上げもあがったからな~まあ俺にとっちゃ痛手だがお前さんは若いからな……」

 

「まじかよ、大将。もしこいつが消えるのなら教えろよ」

 

「その時はただで宴会でもしてやるよ。おい、それよりも注文早く出しちまえ飛鳥」

 

「へぇ~い」

 

この時、俺は見ていなかった。林冲の顔を、そして楊子の顔も。

 

Side 林冲

 

私はなんのことだか分らなかった、ただ単純に彼がいなくなるということだけはわかった。彼は、帰る、どこに?もちろん彼の生まれた地、日本だ……嘘だ

 

「お、おい林冲大丈夫かって、おい楊子もフォローを……よ、楊子?」

 

「あいつ、居なくなるのか……」

 

楊子も同じだった、たぶん私と同じ顔をしているのだろう。私は今、よくわからないけどご飯を食べているんだろう、もうそれすらもわからない……アスが居なくなる、どうしたものか。

 

Side out

 

今日は非常に疲れた。すでに時間としてみれば夕日に沈むころだ、俺は大将の計らいで少しだけ自由な時間をもらった。一人で森での修業はいいものだ、やはり“終わった場所”とは心が落ち着くのだろうか?

 

「それでどうしたんだ、楊子……しかもマジの剣を持ってよ」

 

俺が森に入るとすぐに気配を感じた。だけどそれが誰ものかはさすがにわからなかったが、だけどここまで近れければわかる。

 

「アタシに気付けるんだ、やっぱり強いみたいだね飛鳥」

 

「まあな。一応これでもハーレムを作ろうとしている人間なんでね……それでそんなおっかないものなんて持ってどうしたんだ?」

 

「……勝負、いく!」

 

いきなりの楊子の行動に俺はそれをかわす、さすがはあの三人の中で一番強いとされるやつだ、あのマルギッテすらも超えるであろう速さの攻撃。まあ清楚には勝てないだろうが、この剣技は見事なものか。

 

「気で強化をするものいいけど、ここはこれで行こう……唸れ風」

 

気で構成された風で俺は剣を腕で凌ぐ。楊子はそれに少しの驚愕を覚えるがしかしそれも一瞬出来事、相手はすぐに攻撃をそのまま繰り返す。

 

「すごい、気で守っている。だけど」

 

そして楊子は一瞬変化させると今度は剣に風がまとわされていた。まさか、俺の技をコピーしたのか。

 

「すごいな、さすがは楊子。俺の技をこうも簡単にコピーするとは、それじゃあこれはどうかな……こい!」

 

俺はそして剣を“取り出した”

 

「うん?!どこから、だけど」

 

俺の持っているのは西洋剣と言われる剣の部類。両刃であるが故に少し重いがその分の力がます。まあもう一つレイピアというものもあるが、あれは生に合わなかったのでやめた。

 

「弱いな」

 

俺は一撃を入れる、それで楊子との勝負は決着がつく。理由は簡単だ……楊子の剣は真っ二つに折れたのだ。

 

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