「さて、お前の得物は真っ二つにしちまったけどまだ、やるなら付き合うぞ、楊子?」
俺の西洋剣の切れ味ではあのようなものを一瞬できるのはたやすい、まあまだ“あれら”を使う相手ではなかったな、一人だし。
「……筆辰「楊子!」……いいところだったのに、林冲……」
そこに走ってきたのは林冲だ。だからなんでお前らはそんなモノホンの武器を持っているんだよ。
「アス!?なんでここに、ってあれは楊子の武器が真っ二つに……それでアスが武器を持っている、どういうこと?」
「林冲、いきなり襲われたって言って俺のこと信じる「信じる」……楊子、お前さんどんな扱いをしてきたんだ林冲を」
「……パンツバンク?」
「羨ましいバンクだな、それで林冲はどうしてこんな時間にこんな山奥に?」
「楊子がいきなり出て行ったから梁山泊でも大騒ぎだったんだ、私、私……また」
「ああ、泣いちゃったよ。おい、どうしてくれるんだ飛鳥?」
「俺のせいにするな、しかもお前脱走して俺と勝負とかどういうことだよ……」
俺は少し怒った、もちろん理由としては林冲を泣かしたということもあるが、それよりもなぜそこまでして俺と戦いたかったのかということだ。
「……別に、ただ確かめたかっただけ」
「確かめたかった?」
楊子は若干顔を赤らめながらそんなことをいう。まてなんだその顔は、その顔は大体の場合は告白する女の子の顔だぞ、それがなんで今の言葉なんだよ、意味が解らん
「……林冲、アタシこいつ好きだからよろしく」
「はい!?」「は?」
俺と林冲は呆気にとられた。俺としてはそんな感じがそれこそ全然感じなかったのだ。なのに急な告白?だよな、これ
「……アタシはパンツがあればいいと思っている、まあ大体の男がそれで寄ってこないんだけど」
それもそうだけど、お前さんの場合はさらに拍車をかけるように強いのがあると思うけどな。
「こいつ、いい。それにかっこいいし、同じ趣味、こんな逸材いない。それに強いし」
えっとあれだ、こいつの中にある条件に見事俺がはまったってことだろうけど。
「……あのう林冲さん?」
「……楊子も好きってことでいいんだよね?」
「うん」
「ならいいんじゃないかな。だってアス、ハーレムがいいんでしょ?」
「……あ、ああ。俺が好きになった、欲しくなった女は全員ものにするのが夢なんだが」
「こうだけど?」
「英雄色好む。林冲だって同じでしょ、それにこいつならうまく全員愛しそうだし?飛鳥、もちろん私も愛してくれるよね?」
「……まあまさか、俺から迫るではなく迫られたのは今回が初だが、いいだろう。まあ、楊子の場合はもう少し女を磨け、そうすればすぐに俺のハーレムに入れてやる」
「その意気込みすごい。これはあたりだね、それと林冲パンツ見せて」
「みゃ、脈略がなさすぎるよ楊子ってアス?」
「いやぁ、俺も見たい」
Side 史進
こりゃすごいところにきちゃったな…わっちが結局長老命令で二人を回収しに来たんだけど、まさかのあの楊子がアスのことをすきとはね。と、言うかそんな感情があったことに意外だ、青面獣も女ってことか。
「それにしてもアスの野郎はめちゃくちゃだな。あんなもんで女がついてくると本気で思っているのがすごい。わっちは……無理だな」
一瞬あいつをみちゃったけどこれはノーカンだ。さてそれじゃあそろそろあそこの二人を回収しないと「アスが帰るのなら……そのあと花嫁修業してからそっちいってそのまま結婚するもん!」「それいい、アタシもそうするから……ハーレムの面々のパンツも拝借したいし」……なんだ、そのカオスは
「おい、わっちがいるんだけど、お前らいい加減に帰るぞ!」
Side out
Side 川神院
「ふむ、どうしたものかの~」
ここで頭を抱えている老人が一人。名は川神鉄心、この川神院の院長でもありそして川神学園の学長でもあるこの人、現在頭を抱えている理由の一つとして孫である川神百代の戦闘衝動なのだ。彼女は自分自身が強くそして才能が有りすぎた故に孤高の強さまでたどり着きそうなのだ。そして今回はそれをそうだんするために昔に少しだけ恩があったある執事に話を聞くのが現在鉄心が待っているのだ。そして
「まったく、あれだけのことでこの俺を呼ぶとはそれで武神と言われているお前がなにようだ」
そこに来たのはヒューム・ヘルシング。九鬼従者部隊序列零番にあたる現在百代に唯一対処できるであろう人。
「良いではないか、して今日来てもらったのは他でもない、ワシの孫のことじゃ」
「……川神百代か。あの赤子がどうしたという?」
「少しのう、問題がのう」
そして鉄心は今現在、百代の状態を簡単に説明した。そしてヒュームの答えは
「敗北を味あわせるほかないだろう、それならば……独り心当たりがあるが」
「……なんじゃと!?」
鉄心は驚いている。心当たりがあるということは百代に勝つことができるであろう人物がこの世界にいるということだ。ヒュームはそういったことでは冗談は言わない、と言うか冗談が言えない人なので間違いないだろう。
「若干の15歳でこの俺の蹴りを止められるやつがいる。そうだな、今は日本に居ないが……そろそろ呼び戻すか」
「な、なんとそんな者がおるとは」
「勘違いするな、これは九鬼でもごく一部しか知らん情報だ。分かっているな鉄心」
「わかっておる。しかし「一度くらいならばそちらに向かわせる」助かるの。そう思えば主の口癖の赤子はどうしたのじゃ?」
「あれは赤子ではない……騎士だ」
Side out
月日は流れた。結局俺の側近が二人増えたのだ。日本に帰る旅費がたまったのはそのすぐあと。俺の送迎会はなぜか梁山泊のみなさんなど様々な人が来てくれて楽しかった。ちなみに林冲と楊子が夜、夜這いをかけてきたのが大変だったのだ。だが俺はそこでは回避した。理由として順番だ。あとは年齢的にまだ、齢15なのでね。
「飛行機に乗るのは久しぶりだな……あと、さっきからずっと後ろにいるのわかっているから、何か問題でもあったクラウディオ」
「これはこれは、またお久しぶりでございますアス様」
「ああ、それでどうしたんだ?もしかしてもう期限の終了か?」
そう思えば俺の旅には期限があったようでないのだ。だから戻って来いと言われた場合戻らないといけない。
「いえ、旅自体はまだ期限ではありません。して言うのなら武士道プランが開始されるまでですが」
「そうだったか、それで」
「はい。実はなのですが行ってほしい所がございまして」
「ほう……それで」
「実は日本の方の西なのですが」
「西?」
「はい、もちろん戻ってこられるものまたこちらとしてもうれしいですが。それとヒュームより伝言も」
「……ヒュームから?なんだって?」
「川神院で一人の武人と戦えだそうです」
「……なあクラウディオ」
「はい」
「……今から飛行機の目的地変更できるよね?」
「簡単なことでございます」
と、言うことで俺は本当ならば北海道に行こうと思っていたところを西、関西へと足を運んだの。
Side クローン組
「与一、待ってくれ」
「は、やってられるかよ……どうせ人生なんてただの恥さらし。兄貴のように俺も旅に出たいぜ」
「兄貴……兄さん……アス兄……アス兄!」
「げ、まじっ!」
現在、与一が学校の授業をさぼって屋上にいるのを主である義経が回収しようとしているのだが、さきほどの言葉兄貴。これが義経の前ではだめなのだ。理由としては義経はさびしがり屋なのに、さらに恋する乙女なのである、現在どこを旅しているかわからない思い人、筆辰飛鳥のことを非常に心待ちにしている。と、言うことで結局与一が義経を慰めるということでどうにか抑えるのだが
「おい、与一……お前、主である義経を泣かせたな」
「げっ!関羽っじゃねぇや、姉貴!!」
こんなのがクローンの毎日であった。
「アス君」
清楚は読書しながらも、彼のことを思っているのであった。弁慶とは言うと
「しかもアスのことか、与一……今回はKバスターだからね」
「ぎゃ、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
アスのことだけは本当に容赦がなかったのであった。
Side out