聖剣にお姉様達は恋をしたS   作:ブラックサレナ

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Level6:最強と最恐の違い

して、関西の旅行というのは意外にもあっけなく簡単に終わってしまった、まあちょっとした事件もあったけど。理由としてはかわいい子は何人かいたけど、一番はあの納豆小町の松永ちゃんかな~。ちなみにあの後に砲撃ちゃんというあだ名をつけてあげた女の子もいたな、そう思えば。

 

「そんで」

 

俺が実に回想思っている……場所が場所だった、そこはリムジンの中。いるのは英雄、そして揚羽さんだ。

 

「久しぶりだな、飛鳥よ。元気そうでないよりだ」

 

「はい、お久りぶりですね揚羽さん。相変わらずお綺麗で……オソイタクナリマス」

 

「ハハハハ、聞いたかクラウディオ。やはり面白いな飛鳥は」

 

ちなみに俺はこの九鬼の兄弟が苦手の苦手だ。理由としては一応俺らの主と言うことになるのが問題。なぜか、俺の心で非常に嫌いなせいかそれとも本当にそりが合わないのか、嫌いなのだ。ちなみに敬語じゃない理由は俺がすでに武士道プランのサポートしていた褒美らしい。

 

「うむ、何そんな固くなることはなかろう。姉上の御前と言え少し緊張しすぎであるぞ、飛鳥よ」

 

「そんなこと、ありませんよ英雄。それよりもなぜ、お二人とも」

 

「それは私からお話ししましょう」

 

クラウディオは運転しながら、説明を始めた。

 

「英雄様はこの後政務の護送でございます。そしてそれが終わり次第川神院に向かうのが今回の予定。揚羽様は今回の飛鳥様の対戦者のライバルでもありましたので、今回の試合を見に行きたいだそうでして」

 

「うむ、今回飛鳥が戦うのは四天王のひとり」

 

「……四天王ね」

 

面倒でしかないのが俺の思いだ。そんな空気を読んだのか、英雄がこんなことを言ってくれた。

 

「そう思えば飛鳥よ、クローンたちは元気であるぞ!」

 

「そうか……それは本当にありがたいが。「だが」…だが?」

 

揚羽さんが間に入り

 

「うむ、女性陣全員が飛鳥に会いたいという暴動を起こしかねないのが現状だ……まったく、想われる男はつらいな」

 

「フハハハ、姉上。それもまた飛鳥の夢のハーレムと言うものですぞ」

 

「それも、そうだったな!しかし、ハーレムな~我にはわからないものだ」

 

そんなこんなで、英雄はおりていきそのあとなぜか専属であるメイドに俺は睨まれたので睨み返しておいたがなぜか、その瞬間だけなぜか、そのメイドは引いたがそのあと普通の顔にもどった。メイドにしては随分と修羅場をくぐっていうようだ。

 

「それではもう少しだ、川神院。行くのは久しぶりだな」

 

そう思えば揚羽さんは九鬼財閥を継ぐため最近武術の道をやめると聞いていた。まあやめると言ってもいまだにこの武は健在のようで一言いえば俺はピリピリしていて怖いのだ。

 

「はぁ、まあちょっとは楽しめればそれでいいかな?」

 

俺はこの時それぐらいしか思っていなかった。そしてそれはすぐに変わる、なんていたってあんなかわいそうな目をしているいい女を初めて見たからだ。

 

車を走らせること15分。川神市にある川神院の前に到着、門の前には一人の老人が待っていた

 

「おお、これは鉄心殿久しぶりであるな」

 

「おお、九鬼の揚羽ちゃんじゃないかのう?久しぶりじゃのう、して……この前振りじゃのう」

 

「そうだな爺さん。それじゃあさっさとしようぜ」

 

「うむ、それでは」

 

そして俺は爺さんの言葉に従い川神院の奥に入る。そこには一人中国人のような者、そして奥に若い子が一人、しかもかわいかった。

 

「おい、ジジイ今回の対戦者はもしかして揚羽さんか!?」

 

その女の子は喜んだような顔をしたが俺は瞬間として彼女がかわいそうに見えてしまった……彼女の眼はまるで餓えた獣、いい女なのに。ありえん!

 

「まったくうちの馬鹿孫が。すまむのう、礼儀を知らぬのでな」

 

爺さんはそういう俺は前に出る。しかし目の前の女の子はまるでがっかりしたような顔をした

 

「は?こいつがか?」

 

失礼でしかねぇ……おい、爺さん俺はあきれながらもそのまま爺さんの指示を待った。

 

「……すまぬのう、それでは両者構え!」

 

「ちっ……」

 

「はぁ……」

 

上のは女の子、そして次は俺。

 

「それでは西方、川神百代」

 

へぇ、百代っていうのか。それじゃあそろそろ“ギア上げるか”……この子、餓えているだけあって本気でいけそうだ。

 

「東方……「筆辰飛鳥だ」……筆辰飛鳥!」

 

「ああ!!」

 

俺が声を上げた瞬間に空気が変わった。あふれるであろう闘気を漏れ出す、この前爺さんが現れた時よりもより濃いものだ。そしてそれに百代と言われる女の子も構えを変える。

 

「さっきは失礼だった……まさかこれほどとは」

 

これほどと言った時点で俺はすでに構えを少し抑える。

 

「はじめい!」

 

爺さんの言葉でスタートした試合……俺はいきなりの拳の攻撃に焦ったが、ただそれだけだった。拳は重い、しかしそれは軽くもなるものだ。俺の風圧前では

 

「唸れ風!」

 

「く、風がふいるだと……面白い!面白いぞ、ジジイ!感謝する。こんなに心躍ったのは揚羽さん以来だ」

 

まただ、俺はその目が嫌いだ。

 

「唸れ風……相手をつかめ!」

 

瞬間、相手の周りを風で包み込むがそれを気だけではじけ飛ばしたのがこの川神百代。確かにこいつは最強の部類のようだ

 

「どうした筆辰、その程度か?こっちから行くぞ川神流奥義!無双正拳突き!」

 

百代の拳がくる、俺はそれを腕で裁く。その一発一発は重くそして早い、だが俺は武道を心得るものでありながら全然楽しくこの勝負に挑めなかった。

 

「アハハハ、楽しい。楽しいぞ……筆辰「そうか」……ん?」

 

その乾いた笑い声を聞いた瞬間俺は川神百代を吹き飛ばした。

 

「なん……だと……」

 

百代の驚いた顔、いや正確にはここにいるすべての川神院関係者と言うべきだろうか、揚羽さんも少し驚いているが、クラウディオなどは平然としている。俺は攻撃を止めない、吹き飛んだ先に俺は先に行く

 

「ふ、だが!」

 

百代も吹き飛びながら俺の動きについていき吹き飛びながらも攻撃をしようとしているが、そんな体制からの攻撃じゃあ

 

「お前は俺には攻撃できない!」

 

俺の拳のほうが先に百代にあたる、これにより百代は逆の方向にさらに吹き飛んだ。今度は腹に直接ダメージを与えた。さらに追撃で今度は脚、さらに背中。

 

「ま、こんなもんか……」

 

俺は最初に立っていた場所に戻る。百代は吹き飛び壁にめり込んだままだ。だが百代は立ち上がり、先ほどのダメージを消した。

 

「瞬間回復!」

 

「へぇ」

 

俺は感心した。俺も似たような技を持っているがあそこまで完成度が高のは初めてだ。そして百代は声を上げる

 

「楽しい、楽しいぞ……おい筆辰と言ったな、下の名前はなんていうんだ?私は百代だ、そう呼べばいい、長い付き合いになりそうだ」

 

「俺は飛鳥だよ……だけど長い付き合いにはならないよ」

 

「なんだと?……なら、無理にでも!」

 

そして百代は一気に気をためる、俺は少し落胆する。そして構えを解く

 

「川神流奥義!か~わ~か~み~はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

そして俺は光の中に包まれたが、それだけだった。俺は受けながらもその気のビームをすべて一筋の風で消し飛ばした。それには爺さんですら声を上げて驚いていた。

 

「な、そんな私の……かわかみ波を。簡単にだと?」

 

「お前は言ったな、長い付き合いと……だが」

 

「んっ!?」

 

「俺はその気はない、俺と長い付き合いをしたいのならば、もう少しいい女になってから出直しな。そうすりゃ俺のハーレムに入れてやるよ、川神百代!!」

 

そして勝負は決した。百代の瞬間回復よりも大きなダメージ、これで復活はできまい、そう俺は一瞬だけあの剣を使い、真名を発動させた。

 

「勝負、そこまで勝者筆辰飛鳥……ありがとうのう」

 

「……ふぅ~。それじゃあ帰ります、俺はね。いいよねクラウディオ」

 

「はい。それではどこに行くのでしょうか飛鳥様?」

 

「……帰る」

 

俺はそういうと揚羽さんは笑いながらまるで俺を一瞬敵とみてそしてクラウディオはただ笑っていた。

 

Side 百代

 

私は寝ていたようだ。いつ寝たかなんて覚えていない、あれは一子か?

 

「一子か?」

 

「お、お姉様起きたのね!?…おじいちゃん、おじいちゃん!」

 

妹がそう声をあげてすぐにジジイが来た。

 

「きたかのう、百代よ」

 

「ああ……私は、負けたのか」

 

「うむ、それも盛大にのう」

 

私は思い出す、あいつと最初対面したとき

 

「……あいつ、飛鳥とか言ったな。最初はさ、弱く見えたけど途中からそうジジイが開始の合図を出した瞬間私ぐらいになって私はその時嬉しかったんだ、初めて真面に戦えると……だけどさらに試合が進むにつれて変わった。あいつは最初から私よりもはるかに強かったんだな」

 

「うむ、まさかあそこまでとはわしもわからなかったが、モモ。どうじゃ?初めての負けは」

 

「悔しいに決まっているだろう!」

 

そうだ、私は初めての負け。私は泣かないように努力することにつとめているというのに。と、ジジイがさらにこういったのだ

 

「そうそう、筆辰からの伝言じゃ」

 

「伝言?」

 

「いい戦士ではあるが、いい女じゃないな、お前……それだけじゃ」

 

私はその瞬間、なぜか今まで我慢していた涙を流してしまった。

 

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