ねこです、よろしくお願いします!   作:ねこです

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1発ネタっぽいもの。息抜きで書いたやつ


第1話

ねこです、よろしくお願いします。ねこは元々居た場所はよくわかりません、自我が目覚めたときには。どこかで働いてたことは覚えています。親猫がどうしているのかはねこはよくわかりません、ねこなので

 

その後、突然仕事が無くなりました。ついでに帰る場所も無くなりました。家は無くなっていたと言うか廃墟になっていました、ぐすん、ねこは何か悪いことをしていたのでしょうか?と、とにかく生きるためにべつの場所に行くことにします。

 

いざ、冒険…もとい、生存の旅へ!!

 

───

 

─────

 

はい、ねこは早々に遭難していました。駄洒落じゃないですよ、ねこにそんな元気はありません。グスン、ねこなので寝ようと思えば寝ることはできます。そこらへんの公園で丸くなればいつの間にか寝ています。通行人はねこをみて野良猫をみるような視線を送ってきます、辞めてくださいねこもその視線は痛いので辞めてください

 

時折、ねこのことを捕まえようとする変な人達にも会うことがありました。なんだか見た目も変だしねこを見る目が危険だと野生の勘が教えてくれたのでよゆーで逃げられました。えっへん、ねこなので逃げ足だけは自信があります。でも逃げてばかりだと疲れちゃいます。あんまりご飯も食べられていません

 

ねこが今のままで生き延びられてた理由は、時折ねこが野宿していると。頭の上にご飯が置いてあることがあったからです、ねこも最初は警戒していました拾い食いは良くないです、何が入っているのかわからないので。でも生きるためにはねこは食べるしかありませんでした。幸い、そのご飯に毒物は入っていないようでした。もう何日も何十日もお風呂に入れていません。時折人気のないところに行って水浴びするぐらいでした

 

 

そこからはなんだか変な狐に襲われたり、犬に追いかけ回されたりと災難で。変なところを走り抜けて、とうとうねこは力尽きてしまいました。残念、ねこの冒険は早々に終わってしまうのでした………

 

そう思いながら、ねこはゆっくりと目を閉じました。もう疲れたのでねこは寝ることにします。次目覚めたら、今度は。温かいご飯ぐらいは食べることが出来ると良いな、そんなことしか考えることができませんでした。

 

「おやすみなさい……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───────」

 

うぅん……なんだか暖かいです。こんな暖かいのは初めてです、まるでお外でのんびりと日向ぼっこしながら丸まって寝ている感覚と同じぐらいには暖かいです、気持ちいいです、もしかするとここがいわゆる死後の国、天国なのかも知れません。気持ちいい

 

「───────?」

 

ぽよんぽよん、なんだか柔らかいものに当たっている感覚があります、なんですかねこれ。ねこはよくわかりません、うぅん。なんだろうこれは、あんまりぽよんぽよんするのは良くない気がしています。というか、いつまで寝ているのかと思ったので、ゆっくりと目を開けてみます

 

「────?────?」

 

目を開けると、ここはどうやら死後の国ではないようです。ねこはなんでかわかりませんが行きているようです。なんでかは知りません。うぅん……どうしたものでしょうか。そう思っていると。左右に視線を送ると、此方を見てくる人達がいました。

 

………

 

へ……変態が居ますーーーーー!?!?!?

 

「誰が変態ですか!?」

 

──はい、変態さんと間違えた相手にめちゃくちゃ怒られて思わず布団に包まって震えてしまいます。ごめんなさいごめんなさい、ついホントの事を言っちゃっただけなんです許してください。食べないでください、ねこを食べてもきっと美味しくないですよ、だからどうか食べないでくださいねこからの最後のおねがいです。死ぬときぐらいゆっくりと死なせてくださいよろしくお願いします。

 

その後暫く震えていると、トントンと毛布の上から頭を叩かれて。顔を出してくれ、というような合図を受けて恐る恐る顔を出してみます、さっきの変態さんなら、謝んないと…

 

「………大丈夫?」

 

今度は怖い人ーーーーー!?!??!?

 

思わず毛布により深く潜り込んで丸くなって震えてしまいます、なんですかあの怖い人。どう考えてもあっちゃいけないタイプの人ですよね!?!?あの狐の人も相当怖かったのですけれど、それ以上に怖いです!!!絶対に強いです!!ねこはなすすべなく殺されて出荷されてしまいます!!加工品になってしまいます!!!それだけは許してください……ねこのささやかな願いですぅ………にゃあにゃあと鳴いて交戦の意志がないことと、降伏している事を伝えますそれぐらいしかねこにできることはありません……!!!

 

その後また暫くして、誰か中にもう一人入ってくる感覚があります。足音からして、さっきの変態さんと怖い人ではないみたいです。ねこはもっと怖い人かなと思いました、お布団から出たくないです。うぅ……

 

「………大丈夫、攻撃したりしないよ」

 

むむ……ねこのことを毛布越しに撫でてきました、ねこのこと。よく知ってるような撫で方です、他の猫にも優しいのでしょうか、撫で方が手慣れている感じがします。ねこはほんのちょっとだけ、警戒心が薄れました。ねこは、布団の隙間から、様子を伺うことにします。

 

「…………」

 

隙間から見えるのは、前の顔の怖い人と同じぐらい怖そうな顔をしています。けれど、威圧感はありませんし、なによりねこよりも視線を落として敵意がないことを示してくれています。また毛布を閉じると、ゆっくりと頭を撫でてくれました。どうやらこの人は、見た目は怖いけれど。ねこに優しい人なんだなと思いました。ねこの人と呼ぶことにします。

 

「ちょっと話ししたいから、布団から顔だしてもらって良い?何もしないから」

 

うぅ……ねこの人がそういうなら、信じてあげても良いかも知れません。ゆっくりと毛布を上げると、ねこの人以外はお部屋に居ませんでした。どうやらねこの人がねこが怖がるからという理由でお外で待っててほしいという配慮をしてくれたようです。優しいですねねこの人……

 

それから、ねこの人と色々とお話しました。ねこが何処から来たのかわからないこと、帰る場所がない野良猫のこと、自分自身がどういうねこなのか全くわからないこと。そんな事を話していると、段々とねこの人の顔つきが険しくなりました、ねこは何か悪いことを言ってしまったのかと問いかけると、ねこの人はそんなことないよというように撫でてくれました。気持ちいいです

 

 

色々とあって、ねこはゲヘナ?というところのねこになることになりました。ねこの人はゲヘナ?ではありますけれど、お仕事でお外に居ることが多いから、ということで。風紀委員会なるところに預けられるようです、ぐすん。ねこは寂しいです。でもねこの人の言うことはちゃんと聞きます、賢いねこなので。

 

そんなこんなで、ねこの生活は此処から始まることになります。

 

 

 

 

ねこです、よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ねこ→出身地不明のねこ。推定年齢15歳、長い間学校に行くこともなく。ひたすら過酷な環境で働いていたため、一般常識にかけており。自分の名前すら把握していない。勉学もまともにやっていないため、知識的には小学生位の知識しかない。二次関数ってなんですか?

変態さん→ねこの第一発見者、第一発見者だけど初手で変態呼ばわりされた時に大声を出してビビらせてしまって。なかなか懐いてくれないことに軽いショックを受けていたが…?

怖い人→怖い人、威圧感と雰囲気と顔が相まってねこに話しかけただけでビビり散らかされてその場に崩れ落ち、体育座りしてしまった

ねこの人→変態さんが呼んだ猫のことなら殆ど知ってる人。ねこのことも可愛い生き物と見ており、ねこが置かれていた境遇に内心めちゃくちゃピキってきた、見つけ次第潰しておくか位は考えてる

続くかは不明、だってねこだもん
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