元過労暗殺者、平和だが平和じゃない世界へとやってきた 作:シャオロウェをすこれ
それとユメ先輩がこっちに戻ってきた過去ですが、次の話くらいで語ります。ごめんなさい、もう少し待っててください.....
先ほどまで苛烈な戦闘を繰り広げていたのが嘘のように、辺りには砂漠の砂が吹き荒れる音だけがしていた。それ以外物音一つもしない。ただただ静かだ。
地面には破壊されたロボットや戦車の部品が転がり落ちており、あの空間に入る前の景色に戻ったといえるだろう。しかしこれだけ破壊しても、あのPMCの大群は片付けられていない。
しかし、カイザーを取り逃がしたのは痛いな......あれは早く始末をつけておくべき案件だっただろう。逃げられる前に片付けられていれば......大分後も楽になっただろうに。
結果的にホシノさんとユメさんが再会を果たせたからいいものの.....もしカイザーがあの兵器を実用化したらと考えると、中々恐ろしいものがある。
......ところで、何か包帯はの代わりになるものはないだろうか.....まだ大丈夫だと思うが、あちこちから出血してるから早く血を止めたいんだけど......
「先生、包帯持ってたりしませんか?それと当て具とか.....」
「包帯はあるけど.....当て具って一体何に使うの?」
「いや、普通に骨折の処置ですけど.....」
さっきからズキズキと痛む感覚がしている。あの槌を受け止めた時の衝撃で折れてしまったが......アドレナリンでも入っていたからか、あまり気にはなっていなかったんだよな。
もっとも、それが切れた今は普通に痛い。先生は泣きそうな顔をしているし......え、泣きそうな顔?まさか......私がまたケガしたからか?それとも感動?
「先生、大丈夫ですか?」
「!あ、あぁうん!大丈夫大丈夫......当て具ね、はい、これ。」
先生が背負っていた大き目の鞄から目当てのものが差し出される。うん、これなら軽い処置は出来そうだ。使い方は......変わらないな、大丈夫。
だが正直に言えば、この程度で泣き言を言うなという話ではある。それこそユジン部長のように、壊れた場所は直して、空いた箇所は縫えばいいんだが......
まぁ、せっかくちゃんとした道具があるんだから、使えるものは使ってしまおう。あんなに逼迫しているような状況じゃないしな。
さて、私が処置している間に周りを見渡してみているが......やはりあの戦いを死者なしで乗り越えられたのは奇跡に近いだろうな......あれを見ればわかる。
セリカさんはいまだ復帰できていないし、あの精神の鞭を食らっていない他のみんなも弾薬と補給が切れていて到底戦えるような状態じゃない。まだ銃を使わない私、盾があるホシノさん、それから杖と槌を持つユメさんなら戦闘は可能だが......
あの状態の二人を戦わらせはしないだろう。二人とも再会を果たしたのはいいもののメンタルはまだ回復していないだろう。先生は論外だし、なるべく接敵しないように動いた方がいいな。
『き......すか.......きこえ.......ま....か』
耳にノイズのかかった通信が聞こえてくる。通信を利用するのは今この場だとアヤネさん一人しかいない、先ほどの通信障害から回復したのか?
「シグレです、若干ノイズはかかっていますが聞こえます。どうぞ。」
『シグレさんですか?あの、出来れば先生に代わってほしいんですが......』
「分かりました。先生、通信です。」
どうやら先生に話すべき内容らしいので、すぐに先生を呼んで変わってもらう。しかし先生を呼ぶ事案とは何だろうか?声色からしてただ事ではないことは理解できたが........
「アヤネ、どうしたの?」
『大変なことが起きてしまったんです......そちらが話せないような状態なら、学校に帰ってから話をしてもいいのですが......』
「いや、大丈夫。何かあれば私から伝えるし、言ってみて。」
先生の通信に耳を傾けてみる。はて、大変なことか.......もうこんなボロボロの状態になっていること以上に大変なこと......アビドスの校舎が壊れたり、それこそ借金が増えたりとかそんなものか......?
『その......ア、アビドスの......』
『り、利子が......9000万......増えて......』
「......は?」
.......??
対策委員会教室。本当だったら今頃、戦闘勝利と真相を知れて多少なりとも喜ぶような気持ちが表れるであろうこの場所の空気は最悪だった。
回復したもの顔をうつむけてあげないセリカさん、普段の笑顔を消してため息をつくノノミさん、そして暗い顔で紙と向かい続けているアヤネさん。まだユメさん・ホシノさん・シロコさんは戻ってきてないものの、戻ってきたらこの空間の餌食になること間違いなしだろう。
かくいう私も頭が爆発しそうなくらい苛ついている。。アヤネさん曰く、カイザーの私有地に勝手に乗り込んでかつ器物破損をしたことで信用が落ち、利子が激増したのだという。
まったくクソみたいな話だ、こっちは正当防衛......とはいかなかくても、然るべき対処をしただけだろうに、やることがこれか......完全に地上げ屋のやることだな。
あ~、ダメだ......今からでも一人で乗り込んで殺してやる、都市の権利書を奪ってしまえばここの土地はまたアビドスのものへ戻るだろう......私が何かされるのは構わないが、こういうのは気に食わない......みんながこれで味わった、いや今までに味わった苦痛を味合わせてやる。
まだ回復も済んでいないが、正直あの程度の練度だったら一人でも殺せるはずだ。大丈夫、あの憎たらしいロボを脅して殺して権利書を奪ってくるだけ、楽な仕事だ。すぐに済ませよう.......
「先生、少し行ってきます。1日もすれば戻るので、それまでにやることがあったら先にお伝えください。」
「えっ!?シグレ、行くってどこに?」
「決まっています。こんなクソみたいなことをしでかしやったあのガラクタロボを脅して、土地の権利書と利子の減額を要求するだけですよ。どうせ信用は最低にまで落ちているんですから、今更落ちることもありません。」
私の言葉を聞いた先生が押し黙る。先生の顔は私の目を捉えているが、どこか目をそらしたそうにしている。そんなに私の顔は恐ろしいものをしているだろうか?
......まぁ、今この怒りを感じているような顔をしているのだから、般若のような顔をしているのかもな。まぁ、言う事が無ければ早く行ってしまおう。
「なければ失礼します。」
「待って。」
「......なんですか?」
部屋を出ようとした瞬間、先生から引き止めの声がかかる。なんだ、言う事があったのか?それだったら最初に言ってくれればよかったものを......
「シグレ、それはさ......立派な犯罪だよ。もしバレたら......一生犯罪者としてのレッテルを貼られることになるよ?」
「それだったら銀行強盗をした時点で同じじゃないですか。前回は集金記録の書類、今回は権利書と減額請求......なにが違うので?」
もう銀行強盗をした時点で、いや、都市で生きるために何人もの人を殺してきた時点で、私の手は血で染まり切っている。今更オイル程度が私の手に着こうと、もはや関係ない。道端に落ちる小さな石ころの一つのようなものだ。
「......それは、そうだけど......」
「シグレさん、それは私もダメだと思います。」
もう出てしまおうかと考えていた矢先、後ろから声が掛けられた。振り返れば、そこにはさっきまでずっと黙っていたノノミさんが立っていた。
「......なんですか。」
「シグレさん、私が言えることじゃないかもしれませんが......一人で背負わないでください。もしそれをするなら......」
「私達も一蓮托生だということを覚えておいてください。それで躊躇するなら、せめてあと一日だけ待ってみませんか?」
「......」
「うへ~今帰ってきたよ......な、なにこの空気は?」
「ん、不穏。」
「ちょっと不味そう......なのかな?」
......少しだけ、頭を冷やすか......ちょっと熱くなり過ぎたみたいだ。
ねじれたユメ
+♥200 混乱抵抗値 1 1~8
パッシブスキル
・揺らぎ 毎幕毎に手元とデッキにある全てのページを消去し、使用するページを手元に追加。全てのページのコストが0になる。
・黒い靄/精神遮断 このキャラクターには一切のダメージ・混乱ダメージを与えられない。
・存在証明 3幕目から2ターン毎に、『懐かしい記憶』ページ(防御10-10 思い出せ!ページとマッチ時、相手の速度ダイスを一つ破壊)を1枚追加。このページは小鳥遊ホシノにしか追加されない。
・大切な人 自身の速度ダイスが小鳥遊ホシノによってすべて破壊されると戦闘勝利。小鳥遊ホシノが倒された場合、戦闘敗北。
・隠された人格 5幕目に強力なバトルページを使用。その後、5幕毎に同一ページを使用する。
2 巨大な槌の強打
戦闘開始時 次の幕にパワー2を得る
打撃15-19 的中時破裂3付与、パワー1を得る。*1
防御7-12
5 刃嵐
広域攻撃 個別
貫通5-15 的中時出血2を付与
貫通8-13 的中時出血3を付与
貫通6-17 的中時出血1・麻痺1を付与
7 精神破砕・集中
打撃37-37 的中時相手に最大混乱抵抗値の45%の混乱ダメージを与える
3 広がりゆく鞭
打撃9-13 的中時相手に8混乱ダメージを与える
打撃10-13 的中時相手に8混乱ダメージを与える
打撃9-14 的中時相手に15混乱ダメージを与える
1 精神の鞭
回避ダイスとマッチ時、威力-5
貫通12-23 的中時相手に7混乱ダメージを与える
0 黒霧
このページは反撃以外のダイスが無いので行動しない。
反撃回避20-20
0 思い出せ!
『懐かしい記憶』ページとマッチ時、威力-99
打撃5-5 マッチ敗北時 自身の速度ダイスを一つ破壊
ユメ
+♥200 混乱抵抗値 75 3~7
パッシブスキル
・揺らぎ 毎幕毎に手元とデッキにある全てのページを消去し、使用するページを手元に追加。全てのページのコストが0になる。
・速度3 速度ダイススロット+1、感情レベルが3以上のとき、追加で速度ダイススロット+1
・RRRスーツ/Reindeer施術 充電を最大20まで得ることが出来る。体力を30%失うたびに今回の舞台の間、幕の開始時にパワー1を得る(最大3)
・自我克服 このキャラクターは自傷による混乱ダメージを受けず、受ける混乱ダメージ量を半減する。
・『意志と自我』 感情レベルが2以上になるとE.G.Oを発現する。E.G.O発現時、『自我の露出』パッシブを追加し、このスキルを置き換える。
・『自我の露出』 全ダイスの威力+1、幕の終了時HP50%以下なら『皆を守る......!』パッシブを追加、E.G.Oが強化される。
・『皆を守る......!』 全ダイスの威力+2。
味方を狙った攻撃を受け持った時、威力+1、ダメージ量+3
0 刃捌き
使用時光を1回復 充電4を得る
斬撃7-9 的中時出血1を付与
回避6-9
1 攻杖術
使用時光を2回復 ページを1枚引く
打撃5-10 的中時充電4を得る 充電が10以上なら相手に3混乱ダメージを与える
2 戦闘射撃
遠距離 使用時、クイック2を得る
貫通7-8 的中時脆弱1を付与
貫通5-9 的中時束縛2を付与
貫通8-10 的中時脆弱2を付与
2 劣化した精神の鞭
遠距離 使用時 ページを1枚引く 8混乱ダメージを受ける
貫通9-15 充電を3消耗して相手に4混乱ダメージを3回与える
充電が10以上あれば次に攻撃ダイス(打撃10-18 的中時5混乱ダメージを与える)を加える。
3 大槌砕き
使用時 次の幕にパワー3と充電3を得る
打撃13-18 マッチ勝利時パワー1と充電4を得る。
防御7-12 マッチ勝利時武装解除1を付与する。
反撃防御10-12
3 やらせない.....!
使用時 味方のマッチを受け持った時、威力+3。E.G.O発現状態でしか使用不可能。
防御9-15 マッチ勝利時束縛2を付与
防御9-17 マッチ勝利時このダイスを反撃ダイスへ変換し、味方全員に保護3を付与する
貫通8-14 的中時出血4・麻痺2・束縛1を付与
6 守る為の鞭
広域攻撃 合算 使用時全味方の体力が50%以下なら威力+7、30混乱ダメージを受ける
打撃25-28 的中時麻痺3、虚弱3、武装解除3を付与する。20混乱ダメージを与える。
シグレちゃんと総合的に見てどっちが強そうかちょっと読者様視点でご教授頂きたく......
それと、アンケートのリクエストする!を選んだ方は私のメッセージに直接送ってくれれば参考にさせていただくので、是非とも送ってきてください!
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