元過労暗殺者、平和だが平和じゃない世界へとやってきた 作:シャオロウェをすこれ
そして今回も例によって戦闘描写が壊滅してます。あれ?なんか煙の臭いが...ゴホッゴホッ...
最後の方に先生のページ作ってみました。こんな感じかな...バトルページは追記するかも?
「見つけた......」
あれがセリカさんを乗せたトラックだろう。舗装路ではないかつ人質を乗せてるからか動きは遅い。
あれを襲撃して、セリカさんを救出するのが私の役目だ。当初はシロコさんのドローンで破壊する予定だったが、それだとセリカさんがケガをする恐れがあるということで私が行くことになった。
何も施術を受けていない状態では、流石に生身で車に追いつくのは厳しいが...リウとシ協会とかいう戦闘を主に行う協会に所属していたうえ、溜めた金をかなり自分のことに回していて都市でもかなり上位の身体強化施術を受けている私なら、普通に追いつききれる。
多分セリカさんは荷台に乗っているから.....運転手を攻撃すれば、落ち着いて降ろせるはず。
だけどまずは...足を止めるところからだな。そうじゃないと安定しないし。
シロコさんから借りてきた手榴弾を...上手い事車輪の下に投擲すれば......!
ここだな。投擲!
コロコロと転がっていた手榴弾は、トラックの後輪へといざなわれて行き、そしてそれを踏んだ瞬間盛大な爆発と共にトラックがバランスを崩した。
今だな......!窓を壊してエントリーさせてもらう!
「うおっ!?なんだお前どっから入ってきた!?」
驚いているヘルメット団の団員を蹴り飛ばし、そのまま頭をトラックに打ち付けて気絶させる。
重要目標なのに、護衛はおろか警戒兵すらいないのか....ザルすぎるだろう。都市だったら最低でも3人の5級フィクサーくらいはいるというのに。
さて、荷台の鍵はこれか。よし。じゃあ開けるか......
「ダァッーー!!」
「!」
うおっ!?そんな元気があるのか...!?
混乱しているようで、こちらのことを認識していないようだ。しょうがない、ちょっと荒っぽい手段にはなるが......
胸元に肘鉄を打ち込んだのち、そのまま後ろに回り込んで首に一撃を入れる......うん、多分大丈夫だ。
よし、それじゃあ抱えてみんなの元へ...
「セリカちゃんはっけ......セリカちゃん!?大丈夫ですか!?」
「私も確認しました......シグレさん、セリカちゃんは......」
「大丈夫です。少し錯乱状態で立ち直る様子が無かったので気絶させました。多分容態は大丈夫です。」
その言葉を聞いて安心したのか、ホログラム上でも表情を歪ませているのが分かったアヤネさんの顔に生気が戻ってきた。他の3人も、安心した様子だ。
だけど休んではいられない。おそらくこの情報はすぐに伝わるはず......その前にどこかにセリカさんを隠して、敵が来るなら迎撃しないと。
「とりあえず、セリカさんをどこかで休ませましょう。敵が来るかもしれませんから。」
「いや~......もう遅いみたいだよ~。」
「前方に、カタカタヘルメット団の兵力を多数確認!」
「さらに巨大な重火器を多数確認!徐々に包囲網を構築しています!」
正面を見れば、確かにヘルメットを被った武装集団が接近してきているのが見えた。
しかも重火器......多分だが今までの火器よりも火力と連射速度が高いのだろう。捌き切れるか......?
いや、流石に徒手空拳だけでは厳しいな...何か得物が必要か。しかしここらへんで......
......これでいいか。壊れたトラックから外れた鉄の棒。先端は折れて尖ってるし、やれないことはないはずだ。
それに便利なリウの手袋を使えば、こんなガラクタだって炎を纏う劣化版スティグマ工房製の武器に早変わりだ。
「先生、真っ先に排除すべきものはありますか?」
「Flak41......威力の高い大砲がある。あれを破壊しないと、多分じり貧になると思う。」
「了解しました。」
遠くを見れば、確かにそれらしきものがあった。かなり大きいが、撃たせなければどうということはない。
まずはあれを破壊して、敵を引っ掻き回すぞ。そうだな、これと同じくらいの鉄の棒は......ないか。
ならこの標識でいいか。地面から引っこ抜いて、......うん、これくらいなら使える。
「何をする気なの?」
「先生。戦いにおいては、先制攻撃は基本ですよ。」
腕に力を込めて、持っていた標識を大砲の方へと思いっきりぶん投げる。
無論届かないのは分かっている。私が狙うのは......その下にいるヘルメット団達だ。精々鉄の旋風の巻き添えになってもらうとしよう。
投げられた鉄棒は円を描くように飛んでいき、狙い通り団員たちを直撃した。
遠くからでも聞こえるほど、『ゴン!』という鈍い音と共に、吹き飛ぶようにどこかへ行ってしまった。
...殺していないよな?遠距離で威力も減衰しているはずだし、大丈夫だと思うんだが。
「うわぁ......なかなかえげつないことやるねシグレさん......」
「戦いにルールは無用ですから。勝つか負けるか、それだけです。」
遠目から見ても敵が動揺しているのが分かる。さて、ここが突破口だろう。
一気に切り開いて、勝利を目指す!
まずはFlak41への行く手を阻む敵だ。あまり時間はかけてられない...武器だけ破壊して無力化する!
ライフルを持っている敵の中央目掛けて刺突を仕掛ける。人間ぶっ飛んだ奴じゃない限り必ず心臓を守ろうとするものだ......ほらな。
「あっ!?アタシの武器が......」
そしてそのまま下水道へとつながるマンホールへと突き落として始末。
そして地面に落ちた銃身をもう一人の敵の口に突っ込む!これで二人目。
で、そこで遮蔽物に隠れてる邪魔者たちは、多分この炎を纏ってる鉄棒をあそこのドラム缶にぶっ刺せば...!
「おわぁ~!?」
「ばくは」
「!?」
案の定、それは盛大な炎を上げて爆発した。よし、大分片付いたしまた前進...
「シグレさん、避けてください!」
!?なんだ......!?
咄嗟に体を捻って列車の影に逃げ込めば、次の瞬間には先ほどいた場所を通過する砲弾が見えた。
危ない、言われなかったら逃げ遅れたかもしれない......助かったな。
しかし本当に厄介だな。どうにかしてあれに近づかないといけないが、近づくまでが難儀だ。
なにか方法はないのか......流石に正面突破は無理だ。避けるのにリスクが高すぎるし、受け止めようもんなら確実に腕がイカレる。
こういうとき、シャオさんやユジン部長ならどう判断したのだろう?
数的不利な状況で、強力な兵器を相手が有している状況...撤退は出来ない。
でもかといって、周りに役に立ちそうなものはない。頼りになる仲間......仲間か。
「先生!私の周囲に何でもいい、煙幕か何かを少しだけでも展開できませんか!?」
そうだな、今の私には仲間がいる。まだ会って日も浅いが、確実に信用できる人がいる。
失ってしまったものは、二度と元には戻らないが......新しいものなら......
「煙幕......シロコ!ドローンでシグレの前に爆撃!」
「ん、分かった。」
頭上にドローンが飛んできて、ロケット弾を飛ばして砂埃を舞い上がらせる。
よし、これで一時的な視界不良だ。こちらの位置を正確には把握できないはず...!今のうちに一気に詰めるぞ!
しかしむやみやたらに正面から行っても対処されそうだし......なら......
そうだな、丁度いい家屋が近くに点在しているし、屋根の上を伝っていくか。
そうすれば見つかりづらいだろうし、もし見つかっても照準しづらいはずだ。
塀を起点として壁を蹴り、そのまま屋根の上へ。見えた、あれだな......
敵は先ほどまでそこにとどまっていたはずの私を見失って動揺しているようだ。
うろたえそうになる気持ちは分かるが、戦いではその一瞬のスキが命取りだ......!
一人がこちらを発見したようで、指を差してこちらを射撃してこようとしているが、今更もう遅い。すでに私の......射程圏内に入っているんだよ!
手始めに目的の大砲だ、あれを破壊する......!
屋根の上から跳躍して、勢いをつける。あんだけ重そうなものなんだ、基部を破壊されたら立ってはいられないだろう......そこを突く。
脚が根元に直撃し、鈍い衝撃が脚に走る。それと同時に、ギィ......という鈍い音が響き、大きな砲が音を上げて折れる。
よし、第一目標は達成。そしたら今度は盤面を引っ掻き回すことだな。
Flak41を破壊されて呆然としている団員をよそに、再び発火機能を点けて火を纏わせる。狙うは後ろにある弾薬らしきものだ。
大きい衝撃を受けた火薬は、火があれば爆発する。今回はそれをする......!
「お前、待て!」
「もう遅い!」
弾薬を背後から蹴り上げて、上手いこと固まっている敵の方に射出する。当然、自分は巻き込まない立ち位置だ。
巨大な砲弾は爆ぜて、周囲の建造物を少し破壊しつつ敵諸共吹っ飛ばした。
いい威力だが......こんなものが向けられていたのか。恐ろしいな。
よし、なら次だ。大砲は破壊したが、戦闘が終わったわけではない。次は先生の方への支援だ......
.......あれ?何故だか発火機能が上手く点かない。プスップスッと音が鳴っていて、これではまるで......
ガス欠のようだ。いや、ガスは使わないから、多分......メンテナンスもしていないのに連続で酷使したせいで故障したな。
参ったな、これがなくて刀も薙刀もない私とかただのちょっと身体能力が強い一般人だぞ。
戦闘が出来ないというわけではないが......クソ、後で直せるだけ直してみるか......
とりあえず今は倒した敵から奪った警棒のようなものでどうにかするしかないか。十分な体制ではないが......
まずはあそこでしこたま撃ちまくっているやつを排除するか。
乱射していて周りもよく見えていないようだし、仕留めるのは簡単だ。
背後から近寄って、銃を破壊して脳天に一殴りを入れる。ドサッと倒れ伏すのを横目に、次は......はぁ?
なんだありゃ......デカい鉄の......あ~、車に大砲が上についたみたいな......
だけどあれは多分残して置いたら脅威になるな。よし、あれも破壊......いや、可能なら奪ってみたいな。さっきのは破壊してしまったし。
よし、まずはあれに入るための入り口みたいのを探そうか。
まぁ無人機だった場合はあらゆる攻撃手段を無力化して無理やり奪うしかないが、有人だったら中の人を引きずりだせばいい。
過去にN社の槌を何人か鎧を破壊した状態で殺せという任務があったな。あんな無機質な鎧の中にも、人が入っていることには驚きを隠せなかった。
と、そんなことを言っているうちに正体不明のデカブツに近づけた。
こういう時は上か下に出口があるのが基本なんだが....おっ、あった。よし、開けるぞ....
「あ?もう出動の......なんだお前!?」
「答える必要はない。」
中に入っていた人を引きずり出して、またしても鉄の鉄板に頭を打ち付けさせる。
そしてそのまま中にいたもう一人も同じように引きずり出して、こっちは蹴り飛ばす....よし、任務完了。
多分変な傷なく鹵獲できたはずだ。
そしてそのまま先生の方へ...とも思ったが、どうやら片付いた様子で、大声でこっちに呼びかけてきた。
「シグレー!大丈夫だった~!?」
「問題ありません。この巨大な鉄の塊を鹵獲したので、確認お願いします。」
どうにか、しのぎ切れたということかな....
うん、前みたいな戦闘が終わって襲い来る疲弊感というものがあまりない。
やはり少しの休息でも、身体にはとても良いようだ。よし、それじゃ合流しますか...
先生
+♥31 混乱抵抗値 200 1~4
パッシブスキル
・先生 自身が生存時、場に存在する味方に保護3・忍耐3を付与。
・守られるべきもの 生徒が生存・未混乱の時、このキャラクターを攻撃できない。
・卓越した指揮 自身が生存時、場に存在する全ての味方にパワー2・クイック2・保護2・忍耐2・混乱保護2のどれかを付与する
・A.R.O.N.A 攻撃を受ける際、反撃防御ダイス(25~25)で防御する。このページは3回破壊されるまで再利用し、威力の効果を受けない。
・まだ死ねない... HPが0になる致命的ダメージを受けた際、1度までHPを10回復し、混乱抵抗値を全快。そのターンの間、25以下のダメージを無効化する。
・崩れた感情 先生死亡時、場に存在する全ての味方が脆弱10、虚弱10、麻痺10、束縛10を得る。全ダイスの威力-5、混乱状態になる。
パッシブスキルが追加されました
死の本能/絆 他のキャラクタ―が死亡した場合、パワー1とクイック1を得る。味方が死亡した場合、パワー1と忍耐1を得る。
バフ盛り盛りの代わりによわよわです...本人のステータスは死んでますから...
ちなみに都市には戦車はないのかなと考えて書きました。銃でさえ死ぬほど規制されてるのに、戦車なんか作ったら血清Wで爪が来そうですからね。
死の本能はシグレちゃんのパッシブスキルです。流石に先生が持ってたら不味すぎる...
何か見たい話はありますか?
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剣楔アリス
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W社ウタハ
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ディエーチ協会ウイ
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リクエスト......?