王女を実力者に変えたくて!   作:〇坊主

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二十 情報は正確さと迅速さが命

 

 

「王女の実力、リンドブルムにて謎の爆発と光の柱…。

 なるほど、結構派手にやったんだな」

 

 ミドガル王国の魔剣士学園生徒が借りる寮内にて、ガイアスは新聞を読みながら彼らの行動に対する反応を零した。

 

 『シャドウガーデン(彼女ら)』が行動を本格的にすることは事前に聞いていたために驚くことではないものの、新聞の一面に出てくるほどの現象を生み出すとは思ってもみなかった。

 

「それにアイリス王女も『女神の試練』とはいえ、ずいぶん大きく出たな。そんなに強敵が呼び出されたんだ」

「ローズさんから連絡を受けてるけど、すごく強い人が召喚されたんですって。なんでも三英雄の一人、オリヴィエが呼ばれたっていう話よ」

 

 英雄オリヴィエと戦ったアイリス・ミドガルもガイアスによって鍛えられた経験がある王女様だ。ただ時間がうまく取れなかった関係上、アレクシアに付きっ切りになっていたものの、限られた時間の中で常に最大リターンを会得していた過去がある。

 彼女が魔力の具現化に成功しているのも間違いなく彼女が天才であるが故だろう。

 

 魔力の具現化には精密かつ緻密な想像力が大切だった。

 例えるなら寒い空間で息を吐き出すと白くなるアレだ。経験をした人は多いだろうが、温かい吐息には水蒸気が含まれ、外気が低いとその温度差によって急激に冷やされる。冷やされた水蒸気は水滴となり、私たちの目には白く映る現象。

 その白い吐息の中に含まれる水滴一粒一粒がどのように大気中で動くのかを頭の中で想像しながら、魔力によって構築し再現するようなものである。

 それを動きながら、ましてや戦闘中に瞬時にイメージさせるために用いたのが言霊(ことだま)だった。

 

 声に出した言葉、音声言語が、現実の事象に何がしか影響すると信じられ、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるという思想だ。

 「自分は出来る」や「ありがとう」などの前向きな言葉や感謝を口に出せば回りに回って自分に返ってくるというシンプルな内容であり、凹んでいた当時のアレクシアがよくネガティブな発言をしていたからそれを改善するべく教えた内容でもある。

 魔力の具現化する際の想像と言霊を組み合わせることでイメージを形にする。それを魔力で肉付けすることで二人は戦闘中であっても安定して具現化に成功しているのだろう。

 とある媒体(ゲーム)に出てきた存在を話した事もあったから、それも利用している可能性もあるがそれもまた独自性があって素晴らしいことだ。

 

「ローズさんは姉さまと一緒に今日帰ってくるんですって」

「なら後で出迎えに行かないとな」

 

 そんな優雅にカフェ気分を味わっているところに反応を返すのはアレクシア・ミドガル。

 この王国の第二王女という非常に大きな立場に位置するお姫様である。

 安物のコップで注いだお茶を飲む姿もとてもふつくしい…。これがカリスマか。

 

 尚なぜガイアスの自室にいるのかと問われれば、普通に玄関を開けて入ってきた。

 玄関の鍵はかけていたはずなんだけどね。不思議だね。

 

「英雄オリヴィエか…確か男で魔人を封印した人だっけ」

「それが違ったって話。教団の裏工作で別人をオリヴィエとして語り継いで真実を隠していたんですって」

「はえーそんなことまでやっていたのか。三英雄の話まで手を加えてるってかなり昔から活動をしてたってことか…」

 

 だがガイアスは狼狽えない。

 一応自室周りも自衛用のゴーレム達で監視警戒を実施しているため、誰が近づいてきているのかなどは映像や魔力波長などで把握できるのだ。なのでアレクシアが自分の寮へやってきていることも知っている。

 ただ護衛もつけずに男の寮へやってくるのは王族としてどうなのだろうか。

 まぁそこらの護衛が束になってもアレクシアの方が強いため、護衛が不要という考えもあるのかもしれないが危ないのでやめてほしい。せめて『紅の騎士団』の一人でもよいから連れてきてほしい。

 それとは別だが彼女がいつの間にか合鍵を持ってて、何のためらいもなく合鍵を使って当たり前のように入室からの椅子に腰を掛けたことは流石に内心ビビった。

 そう後にガイアスは語る。

 

「そこでリンドブルムの大司教を殺した後、大司教代理として活動していた男が“ナイツ・オブ・ラウンズ”の一人だったって言ってたわ」

「そこまで進展があったのか。ってことは『シャドウガーデン(彼女達)』の目的は達成できたってことかな」

「えぇ。これで教団(奴ら)がどんな動きをするかも予測できるって言ってた。そして確定ではないんだけど、近いうちにオリアナ王国で動きがあるらしいの」

「ローズ王女の国でか…。国の在り方に疑問はあったが、やはり紛れ込んでたか」

 

 アレクシアから語られる情報は、如何にディアボロス教団が活動を続けてきて世界中に根を張っているのかがわかる内容だ。

 代々伝わる歴史の根幹から異なっているとなれば、予想を遥かに上回る勢力図をしている事になる。

 まぁ教団幹部である“ナイツ・オブ・ラウンズ”第十一席《強欲》のネルソンが今回で討ち取られたらしい。十二席に収まろうとしていたゼノン・グリフィの覚醒後の実力も考えると戦力では脅威が少ないかもしれないが、そこで気を緩めれば頭が入る隙間を見つけた猫のように入り込んでくるだろう。

 

(くっ…流石ガイアスね…。堂々と入れば多少動揺を見せると思っていたのに、まさかここまで予測していたというの…!?こ、これが常在戦場…!まだまだ貴方がいる高みは遠いのね)

 

 真面目な話を自分から振ったとは言えど、バレない様に合鍵を作ったというのに何も反応を示さないガイアスにアレクシアは驚愕。それと共に常在戦場の教えを己の師は忠実に守っているのだとアレクシアはガイアスへ向ける尊敬の念を増やすことになる。

 

(――――!

 でもこれってそこまで嫌がられていないってことよね?つまりそういうことでいいのかしら)

 

 ふとアレクシアは思いつく。

 王女として生きてきた彼女であるが、そういった(・・・・・)知識も含めて多くを密かに学んでいる。

 普通は自分のプライベート空間に予定もなく入られれば、人は不快感を示すものだ。

 だが彼はそんな顔色一つも見せずにアレクシアへお茶を出してくれる紳士的な対応。まるで語らずとも理解し合える程に密接な関係を構築した存在―――つまり私達はすでに夫婦なのではないか、と。(なお勘違い)

 

「…なんだか機嫌が良さそうだな」

「ふふっ、わかっちゃう?わかっちゃうかー」

「??(そんなにお茶が口に合ったのかな…?)」

 

 ニコニコと微笑みかけてくるアレクシアにガイアスは出したお茶を気に入ってくれたのだと思うことにした。

 彼視点だと突然渡してもいない合鍵で自室に入ってきた後、お茶を飲んでこちらを見ながらすごくにっこにこなのである。正直普通に怖いのではないだろうか。

 

(まぁアレクシアが喜んでいるのなら良いか…)

 

 だが笑みを浮かべる王女様はとても良い。

 まだガンには効かないがそのうち効くようになる(ストレス緩和効果)

 つまりこの状態のアレクシアはそのままにしておいて、余計な言葉を発さない。これがこの状況を安全に済ませる男の気配りなのである。

 

 そういえばこの前、王都でまたやらかそうとしていた教団員をしょっぴいたことをクラウス国王へ報告しに行ったとき、妙に優しくされた気がする…。

 

 

 ◇

 

 

『報告感謝する。ガイアス君、君には苦労を掛ける』

 

 下水道を利用して悪事を起こそうとしていたディアボロス教団を討伐し終え、報告しに向かった時の事だ。彼らが集まる執務室へお邪魔したときにクラウス国王陛下と対面で話す機会があった。

 

『ありがとうございますクラウス国王陛下。放置すれば勝手に増える厄介事を事前に無くしているだけですよ。お礼を伝えるならかなり正確な情報を共有してくれる『シャドウガーデン』の者達に伝えてあげてください』

『勿論だ。『シャドウガーデン(あの者達)』には非常に助かっている。事が済めば相応の礼をさせてもらうつもりだ』

 

 自分はあくまで下手人を潰しただけ。

 ゴーレムの情報もあるものの、細かい教団の動きを把握しているのは『シャドウガーデン』の働きが非常に大きかった。

 他国にまですでに彼らは情報網を広げており、工作活動や潜入捜査も世界的に実行しているとあって、この世界で最も情報戦争を知り尽くしている組織と言っても過言ではない。

 それもクラウス国王は理解しているのか、ガイアスの言に全面的に同意。彼女達が望むものは可能な限り応じたいとの意を示してくれたのだ。

 だまして悪いがをしないのはとてもありがたい。なおそんな事したら滅ぼされるだけである。

 

『ありがとうございます。では私はここで』

『あぁ。…ちなみにだが娘達は君の手解きを受けて成長していると聞くが、相違ないかな?』

『はい。アイリス王女とアレクシア王女。彼女達は私の弟子です』

『なるほど…』

 

 ガイアスの解に顎に手を当てるクラウス陛下。

 少し考えた後、こう伝えてきたのである。

 

『……私が言えることではないが、色々あるだろうけど強く生きてくれ(君の未来に幸在らん事を)

『…?はい、ありがとうございます』

 

 そう伝えてきたクラウスの瞳は労いの気持ちが深く宿っていた。

 

 

 ◇

 

 

 あれはおそらく20にも満たない学生が国の為に裏で活動を続けている事に対して思う所があるが故の発言なのだろう。

 自分の娘達だけでなく、ただの一端の学生に対してそんな気配りを出来るとは、クラウス国王陛下はとても素晴らしい大人だと再認識した。

 

「時間としてはそろそろか」

「えぇ。待ち合わせの場所も間違ってないわ」

 

 なんだかんだで良い時間。

 ローズ王女とアイリス王女が帰ってくるのでやってきました王都駅。

 新聞の情報もあってメディアや国民達が待ちわびているため、彼女達の姿が見えれば駅内も騒がしくなってすぐにわかるだろう。

 すこしファンサービスを行った後に帰宅ならぬ帰城する予定なので、こちらにやってくる手筈は護衛の騎士団達にお任せしている。あとは手早く帰るだけなのだ。

 

「流石に具現化の件は騒がれるだろうな」

「それは当然でしょう。可視化だけでも実力者として箔がつくのに、具現化だなんてメディア(彼ら)にとってみれば前代未聞でしょうから。

 ちなみにガイアス。私もブシン祭では使うつもりよ」

「そりゃそうなるだろうな。公式戦では初めての邂逅、悔いの残らない様に全力をぶつけてやれ」

 

 その手早くが実際は難しいのだが、そこはプロに任せる。

 メディアからすれば一つでも多く情報を得て一面を飾りたいのだろうが、そこは王国の公式発表のほうが混乱させずに済むだろう。

 魔力の霧散する特性を無視する存在はかなりの異質。注目度もそりゃ高いものになる。

 アレクシアが剣術大会にて使用していたのも具現化技術の一端であったりするのだが、それとは比べ物にならないものをブシン祭では使うことになる。対するアイリス王女も乗ってくるのは明白なため、更に燃料を投下する事になるだろう。

 

 二人の存在はディアボロス教団やいざこざを起こしてくる国家に対する牽制にも繋がってくるために、情報公開する時期はすでに決めているようであった。

 

「お待たせしました。アレクシア王女、ガイアス殿」

 

「アレクシアさん!ガイアスさん!」

「二人とも待たせてしまいましたね」

 

 駅が騒がしくなってしばらく。

 ファンサービスを終えてメディアから離れたアイリス王女とローズ王女は『紅の騎士団』団員の誘導の元、ガイアス達の元へやってきた。

 流石に眼前に広がる追及の意につかれたのだろう。普段気丈に振る舞うアイリスにも疲れが見える。ローズもアイリスの姿を見てお疲れ様ですと労うほどであった。

 

「『女神の試練』お疲れ様でした姉さま。王都にも号外として情報が伝わっておりました」

「ありがとうアレクシア。彼女も優秀な剣士でした。次戦う時は全力で挑みたいものです」

 

(本心からそう思える程の強さか…英雄オリヴィエ、一度会ってみたかったな)

 

 馬車に乗り込めばそこはもう安全圏。

 動かしている者は白であり、アイリスが集めた人材の為問題ない。

 王族が乗る馬車ということもあって内装は一般のよりも広めに作られており、4人入っても空間に余裕が出るぐらいである。

 そんな馬車内にて公共の場では離せない裏事情などを共有しつつ、城へと向かう一同は試合の感想や今後の事などを話していた。

 

「…ガイアス、一つお願いがあります。貴方が使用するゴーレム、それをこの剣を核にして作成できないでしょうか?」

「この剣を?」

 

 そう言われて差し出されたのは市販どころか王国支給のものとは異なる絢爛な装飾が施された剣。

 まさに勇者が使用していそうなご立派な一振りである。

 

 リンドブルムに向かう時には当然持っていなかったのだから、向こうの教団関係で拝借してきた結構大事な物なのだろう。だが『シャドウガーデン』側もアイリスが持ち帰っていることを把握しているだろうからこちらで活用しても特に言われることはないだろう。

 そう考えたガイアスはすぐに了承した。

 

 と言ってもガイアスが作るゴーレムは専用の工房が必要というわけではない。

 彼が幼い頃から研究と改良を重ねて生み出したゴーレム専用スライムと動力部になる魔力電池を組み込めば大まかな骨組みは完了する。

 ガイアスは常に数多くのスライムと魔力電池を持ち運んでいた。

 これは思い至ったときに練り消しを作る感覚でコネコネするためのものであり、今回の様なことがあってもすぐに対応できるようにするためでもあった。

 そのため必要物資を取り出して魔力電池をスライムを、アイリスから差し出された剣へペタペタと練り着けてコーティングしていく。

 改良を加えればちょっとした収納としても扱えるのは本当に便利な生き物である。

 

 故に馬車の中でも簡単に出来る作業の為、即座に根本の作成が完了。あとは肉付けを完了させるだけ。そう思っていた。

 ここで異常事態が生じる。

 骨組みとして大まかに形作られたスライムが独りでに動き出し、頭を下げたのである。

 

 

「私の願いを聞き入れてくれて、ありがとう」

 

「意志を持っているのですか!?」

「えっ!?ど、どういうことガイアス!?」

 

「………どゆこと?」

 

 ローズとアレクシアは慌ててガイアスを見るがガイアスも呆然とした反応だ。

 これはガイアスの手を離れて独自に行動していることに他ならない。

 特にガイアスは自身のゴーレム制御権が己の手から完全に離れている事に驚愕して少しの間思考が停まる。

 だがそこは切り替え。悪い状況ではないと即座に判断し、アイリスへ情報提供を促した。

 

「先日の件にて赤い扉から見たこともない施設へ移動したことは話しましたが、その中央にてこの剣が刺さっていたのです」

「うん。それで?」

「これ見よがしに台座に刺さっていたので、引っこ抜いてみました」

「お、おぅ」

「そうすると、剣から声が聞こえてきたのです。楽しかった。そしてまた戦いたい、と」

「あーなるほど。完全に理解した」

 

 ガイアスはアイリスが台座に刺さっていた剣をなぜ抜いたのかは問わなかった。

 これ見よがしに刺さっているなら、抜けるかどうか試してみたくなる。その気持ちが良くわかるからだ。

 そしてその剣に宿った思念こそアイリスが『女神の試練』にて戦った古代の戦士なのだろう。つまるところ三英雄の一人 オリヴィエだ。

 

 古代の技術は知らないが、魔人を封印したときになんやかんやで意識が剣に宿ったとかそういうことなのだろう。

 彼女の口から聞いてはいないが、流れは分かるのだ。

 

「つまり、貴女は三英雄の一人 オリヴィエで相違ないですか?」

「えぇ、私はオリヴィエ。意識だけの存在になっていたけど、貴方なら如何にか出来るかもしれないとアイリスから聞いていた。だからありがとう。これで私はアイリスとの約束を果たすことが出来る」

 

 スライムの身体で何も着色もしていない為に全身が黒いままであるが、明確な意志を語る彼女は間違いなく生きていると言ってもよい存在だ。

 こんな結果を生み出すとは予測していなかったものの、これもまた魔力のお陰ということで割り切ることにした。

 

「それではあとは肉付けだ。折角なら貴女が望む形に姿を整えることにしようか。時間があればアイリスたちにも同行してもらっていいかな?色々調整で聞きたいこともあるから」

「相変わらず切り替えが早いわね…。ま、勿論構わないわ」

「この件は私が頼んだこと。当然協力させてもらいます」

「わ、私も手伝います!」

 

「みんな優しい。何度も言わせてもらうけど、ありがとう」

 

 ちょっと口下手なのだろう。

 だが誠意はしっかり伝わった。

 

 長年封じられていたのならば、折角の機会を最大限生かしてほしいと思うのは間違っていない。故にガイアスは協力を集った。

 

 相手は金髪エルフことオリヴィエ。

 金髪エルフは至高なのだ。こちらも全力を尽くさねば無作法というもの…。

 彼女の意志を最大限に生かしつつ、完璧で究極のゴーレム作成を始めるのだ!!

 

 

 お楽しみは、これからだ!!

 

 

 







・ガイアス・クエスト
 王女に自室の合鍵を勝手に作られていた男。
 まぁ見知った人物だし、悪用もしないと思うからスルー。
 これにより更に深い行動をされるようになることはまだ知らない。

・アレクシア・ミドガル
 異性の部屋の合鍵を勝手に作っていた王女様。
 それでも動じないガイアスを更に慕うようになる。
 ローズやガンマ経由で『シャドウガーデン』から情報を集めることが多い。
 最近“七陰”の研究者と接触した。

・アイリス・ミドガル
 無事に監査も終わった第一王女。
 眼前に出てきた扉の先は聖域内。結局刺さってた剣が抜けたし、聖域はぶっ壊されるしでそのまま剣を持って帰ってきた。
 彼女視点だと事前の怪しすぎる行動を取ってきたネルソンが全身赤黒タイツを着て、合流していたシャドウにボコボコにされた後、光になった。
 ここで漸く『シャドウガーデン』という存在を知ることになる。

「シャドウはつまり、正体も所属も不明の…実力者ってコト!?」


・オリヴィエ
 剣に封印されていた三英雄の一人。
 女神の試練にて出会ったアイリスの事を気に入っており、剣を抜いたこともあって念話にてコンタクトを取る。
 ガイアスのゴーレムの指揮権を取れたのは、彼がスライムらを剣に直接くっ付けたことで直にスライム制御を行えるようになったためである。
 後々完璧で究極なオリヴィエが出来上がり、武神は混乱し、アルファは甘やかされる。

 

【興味本位】挿絵があったら見るのか

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  • 見ない
  • ちくわ大明神
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